メリタージュ リザーヴ ナパ・ヴァレー No.810 2016
MERITAGE RESERVE NAPA VALLEY No.810 2016テイスティングコメント
お客様からの「メリタージュのさらにワンランク上のワインはないの?」というお声に、またしても蔵元と協議と試飲を重ねて出来上がったのが、メリタージュを超えるメリタージュ、「メリタージュリザーヴ」でした。ブレンドした後のワインがいくつか納得したものが出来上がった際に、甲乙つけがたく、それぞれのブレンドのロットナンバーをワイン名としたことから、数字シリーズとよばれることもあります。
今回のワインは、なんと、ナパ・ヴァレーでも最高峰の小地区として知られるラザフォード地区(数万円のワインも多く造られます)のぶどうを50%近くも使用した、非常に豪華な造り!30か月にも渡る長期樽熟成による、濃厚で力強い味わいをお楽しみくださいませ。
蔵直®ストーリー
ナパ・ヴァレーの常識をくつがえした造り手!
1993年、「カリフォルニア・ワイン・マスター・コンテスト」で優勝したことで、多くのカリフォルニアの有名ワイナリーから招待を受け、見学・研修させて頂きました。ちょうど、フランス高級ワインとの国際的試飲対決で圧勝したナパ・ヴァレーのワインが、世界的に有名になり始めた時でした。
大きなテイスティングルーム、華やかな建物・・・多くのナパ・ヴァレーのワイナリーは、建物や設備の荘厳さでブランディングを図った結果、成功を収めました。今や、ナパ・ヴァレーは観光地としても有名になりました。
そんな時、街はずれの小さな商店とも思えるところにテイスティングルームを構え、信じられないようなコスパでワインを造っているストーンヘッジ・ワイナリーと出会いました。彼らは、ナパ・ヴァレーにある大手ワイナリーと異なり、大手ワイナリーにぶどうを供給している品質の高いぶどう農家と契約し、小さな醸造所でこだわりのワインを造っていました。
それからしばらくして、ストーンヘッジのオーナーが、遠いカリフォルニアからわざわざ訪ねてきました。
その理由は、「ブランドがなくても美味しいワインなら売れるインポーターは、ヴィノスやまざきしかない。」と、現地で評判を聞き訪ねてきたとのこと。
「とにかくお客様の声を優先する」というストーンヘッジは、多くのナパ・ヴァレーのワイナリーが年々価格を上げても踏みとどまり、今ではヴィノスやまざきのお客様のためにぶどうを買い付け、オリジナルワインを造ってくれるようにもなりました。
「3000円でとびきりおいしいナパ・ヴァレーのワインが欲しい」という難しい依頼も、彼らは実現してくれました。それが、当店人気NO.1の赤ワイン「メリタージュ」シリーズです。なんと、ラザフォードやアトラスピーク、スプリング・マウンテンなど、ナパ・ヴァレーの中でも高級ワインで知られる特別な地域のぶどうを使用してくれています。さらに、その中でも完熟したぶどうを選び、驚くほどコストパフォーマンスの良いワインを造ってくれています。これも、長年ストーンヘッジがぶどう農家との強いコネクションを築いてきたからこそ。まさに、今までの常識をくつがえす、当店のパートナー的ワイナリーです。