




ヴァイスブルグンダー トロッケン
JAKOB SCHNEIDER WEISSBURGUNDER TROCKENポイント5倍
テイスティングコメント
おすすめポイント
Point
土壌が多彩なナーエ地方の歴史ある蔵元
Point
急斜面の畑を活かしたぶどう造り
Point
和食とも相性のよい透明感ある味わい
蔵直®ストーリー
ドイツでようやく出会えた「本当に納得できるワイン」
ドイツを訪れた買付隊は、銘醸地モーゼルやラインガウを中心に、数百種類ものドイツワインをテイスティングしました。しかし正直なところ、「美味しい」と心から思え、なおかつ価格にも納得できるワインには、なかなか出会えなかったと言います。
そんな時、買付隊は現地のワインジャーナリストに尋ねました。
「今、本当に注目すべきドイツワインの産地や蔵元はどこですか?」
返ってきた答えは意外なものでした。
「ナーエ地方はどうですか?」
モーゼルとラインガウの間にある、知る人ぞ知る産地が「ナーエ」です。

ナーエ地方は、ドイツを代表する2大銘醸地モーゼルとラインガウの中間に位置しています。この地域の最大の特徴は、ドイツで最も土壌が多彩だということ。
火山性岩、スレート、石灰岩、砂岩、ロームなどがモザイク状に混在し、畑ごとにまったく異なる個性を持つワインが生まれます。
「なるほど、だから今注目されているのか」
そう思いながら、ナーエの白ワインをテイスティングしてみると
美味しい。
青リンゴや洋ナシを思わせる爽やかな果実味。
そこに寄り添う、ミネラル感を伴ったシャープな酸。
派手さはないのに、芯があり、飲み進めるほどに魅力が増していきます。
この時出会ったのが、ヤコブ・シュナイダーのワインでした。

「ぜひワイナリーを訪問させてほしい」そうお願いし、急遽訪れることになったのが、ナーエ地方ニーダーハウゼン村。
笑顔で迎えてくれたのが、当主ヤコブ・シュナイダーさんと、奥様のローラさんでした。
ヤコブ・シュナイダーの歴史は1575年に遡ります。約450年以上続く、ナーエ地方でも最も歴史ある家族経営ワイナリーの一つです。1901年以降は、急斜面の畑で高品質ワインを造ることに注力。現在は3世代にわたり、家族でワイン造りに取り組んでいます。

このワイナリーを語る上で欠かせないのが、畑の存在です。ナーエ川に近接した南向きの急斜面。日照と冷涼さが理想的に共存する、まさに特別な区画です。
排水性に優れた土壌と、川からの反射光により、ぶどうはゆっくり成熟しながらも、しっかりとした果実味を蓄えます。

ただし、その代償は大きく、あまりにも急な斜面のため、機械は使えません。そのため、作業はすべて手作業。実際に畑では、ロープを身体につなぎながら作業をしていました。
その結果、収量は自然と抑えられ、果実は凝縮感と明確なミネラル感を備えるのです。
土壌は50以上の岩層から成り、主に火山起源。そこに粘板岩や河川堆積物も混ざり合います。さらに、気候、ぶどうの樹齢、その年のヴィンテージの特徴。それらすべてを考慮しながら、最終的なワインの形を決めるのがヤコブさん。この哲学が、国内外で高く評価される理由です。

実際、ドイツで最も権威あるワイン専門誌「Vinum」TOP100 WEINE 2022 に選出。さらに、上位10本のみが選ばれるTOP10 “Very Special Stuff” にも名を連ねています。
今やヤコブ・シュナイダーは、ナーエを代表する注目の蔵元です。
ユーザーレビュー
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新鋭蔵元のフレッシュ&フルーティーなフランケンワイン!