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クラシックを聴きながら熟成!?シャンパーニュに負けない当店人気No.1カバ
スペインの北東部のペネデス地区で有名なスパークリングワインと言えば「カバ」。 フランスのシャンパーニュと同様、ボトルの中で泡を発生させて熟成させる製法「瓶内二次発酵」を用います。世界の名だたるグラン・メゾンがシャンパーニュを生み出していますが、やはり高い。どんなに安いものでも3,000円以下というものは滅多にありません。
一方で、カバは同じ「瓶内二次発酵」で造られるにも関わらず、美味しくて手ごろな価格で飲めると知り、美味しいカバを探し回りました。しかし、スペインのカバは大手4社がほとんどのシェアを占めていると言われています。もちろん、手造りで造っている小さなカバの蔵元もありますが、やはり価格が高い・・・。
ヴィノスやまざきでは長年大手の造るカバも扱っています。それはそれで人気なのですが、シャンパーニュに負けないのか・・・というと、それは難しい。そんなことを悩んでいた10年位前に、一人のスペインの青年から電話があり、当社の事務所を訪ねてきました。
話を聞くと、彼は「モンマルサル」という名前の小さなカバの蔵元の営業マンでした。サンチョさんという元音楽家のオーナーが家族経営でワインを造っているとのこと。バックパッカーでスペインからもってきたカバをどうしても飲んでほしい!と、飲んでその味に驚きました。
シャンパーニュに負けない・・・。そして価格も当店取り扱いカバより少しだけ高いだけで、1,000円台前半で販売できる。これが、ヴィノスのお客様の求めていたカバだ!
早速、ペネデスの蔵元を訪ねてみると、カバを熟成しているカーヴにはクラシック音楽がかかっていました。サンチョさんが、ワインも人と同じように良い音楽を聞かせて熟成させたいと、音楽を流しているそうなのです。「私たちは、伝統を尊重しながらも、ワインに良いことはどんどん取り入れていきたいと思っている」彼らはまさにその言葉を実践していました。
彼らは小さな蔵元ですが、ほとんどを自社のぶどうで造るというこだわり。現地を訪ねた人だけに出して頂ける、「アウレウム」というこの蔵のトップクラスのカバを飲んだ時には、何万円もするシャンパーニュを飲んだ時のような感動だったのです。
なぜ、ヴィノスやまざきに営業マンが来たのか?理由を聞いたところ、日本の市場を調査した際、直接輸入してお客様に販売する・・・しかもブランドではなく味でワインを選ぶヴィノスやまざきしか考えられなかったとのこと。偶然ではなく、造り手の情熱とヴィノスやまざきの普段の活動が、出会わせてくれた運命の蔵元なのだと実感したのです。
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創業1913年。お客様の求めるものを、自らの足で農家に仕入れに行き、お届けします。
産地やブランドにとらわれず、 本当に美味しいワインを、手頃な価格で。
蔵元とは、親戚のようなお付き合い。 すべての方に、ワインのある豊かな生活を。
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