東京港醸造 純米吟醸 原酒 生もと･速醸 ALL東京 2024 720ml

一般的な酒蔵は、醸造設備や貯蔵庫などあり敷地が大きいイメージですが、実は港区に存在するのです。そこは、現在テレビや雑誌で話題になっている東京港醸造。 2011年、東京都港区の都心での酒蔵を開業しました。敷地22坪、鉄筋コンクリート４階建てビル内で徹底した温度管理をして、酒造りをしています。2016年から清酒製造免許を取得、清酒製造販売を開始し、都心で醸す唯一の酒蔵として少量ながら新鮮で高品質、しかも新しいチャレンジした酒造りをしています。 今回、醸造責任者の寺澤さんとのご縁で、「東京にこだわり、食事とあわせて美味しい味わいのお酒ができないか？」と意見交換を重ねて、水・米・酵母は全て東京産を使用し、ヴィノスやまざきのためだけに特別仕込みしていただいたお酒が誕生しました！

生もと速醸とは！？今まで聞いたことがなく、初めて聞いたときは理解できなかったのですが、独自の手法で乳酸菌を自家培養し、「生もと」と「速醸」の中間で時間を掛けながら酒母造りを行っている東京港醸造の新たな醸造方法です。

さらには、ALL東京は、水・米（東京産）・酵母に至るまで全て東京産。 使用したyedo酵母は協会1号酵母よりも古く、明治31年に分離された日本古来の清酒酵母です。

寺澤さんから、お酒が仕上がったのでテイスティングしてほしいといわれ、蔵元を訪問し味わったのですが、

「透き通ったクリアな色調、派手さはないが爽やかでシャープな酸、口に含むとほんのりマスカット風味の優しい味わいで、さらっと飲みやすく食中酒としてぴったりで美味しい！」

と驚きました。

今まで取り組んだことがない業界初！？と言われ、正直商品化するまで不安でしたが、小さいながらも徹底した品質管理を行い、寺澤さんの情熱も加わり、常識を変えるお酒が誕生しました。