【共通挨拶文差し込み】
今月のこだわり白ワインコースは、約30年以上前から日本のお客様にご案内差し上げている、修道士が造る白ワインをご案内します。有機栽培のぶどうから誕生する、ピュアな果実味をぜひ、お楽しみいただければと思います。
【 白ワイン】修道士の白 キュヴェ・サンピエール2023年
ストーリー
映画祭で有名なフランス・プロヴァンス地方のカンヌからフェリーで約20分。
地中海に浮かぶ小さな島サントノラ島には、西暦410年から存在する「アベイ・ド・レランス」という修道院があります。
「労働を神に捧げる」という信念のもと、修道士たちは一日に7回のお祈りの時間、教会関係者や各国の要人のおもてなし、そしてワイン造りを行っています。
修道士以外立ち入りの門を過ぎると、有機栽培で育てたぶどう畑が広がります。
ちなみにサントノラ島は歩いて1時間程度で1周できてしまう小さな島で、森林の中に大きな修道院があり、小さな教会が点在し、隙間を縫って数か所にぶどう畑があります。
青々と茂ったぶどうは一房一房手摘みで収穫します。
さらに、傷んだものや未熟なぶどうの粒はその場で全て取り除き、完熟した健康なぶどうの粒だけが醸造施設に運ばれ、タンクに入れる直前に再度2人がかりで選果作業が行われます。
本当にとても丁寧な作業であり、こうしてできるのが、まさに『神に捧げるワイン』なのです。
これらのワイン、もともとは非売品で島を出るのはカンヌ映画祭の晩餐会や宗教関係者への献上など、この修道院の紋章を市のシンボルとするカンヌの特別な方にしかお譲りしないものでした。
しかし、日本とカンヌの国際交流をきっかけに、このワインが初めて島を出て日本に来ることになったのです。
初めて、このワインが島を出て日本に来る...その時の買付けの様子はカンヌタイムズの一面記事に取り上げられたほどです。
通常は立ち入りできない修道院や醸造施設の中にも入れていただき、彼らの真摯なワイン造りを見ることができ、ぜひにと日本への輸入を決めたのです。
また、日本で最も読まれているワイン雑誌『ワイン王国2024年1月号』にて、知る人ぞ知る、神に捧げられる神聖な修道士のワイン「アベイ・ド・レランス」をご紹介いただきました。
人気連載のひとつ、生産者とインポーターのパートナーシップを紹介する人気の連載「ロングパートナー」のコーナーで、10年以上に渡り一つのインポーターとお付き合いをしているワインの生産者をそのいきさつを含めて取り上げる記事です。
お付き合いがスタートしてから約30年になりますが、これからもずっとこの素晴らしいワインを日本の皆さまにご紹介していきます!
商品詳細
【白ワイン】修道士の白 キュヴェ・サンピエール2023年
樹齢60~80年の古木のクレレット他、シャルドネとロール(ヴェルメンティーノ)を各3分の1ブレンドし、ステンレスタンクと1年使用樽で約10カ月熟成させました。2023年は暑さと乾燥が際立った年で、ぶどうの持つ果実味を楽しめる1本に仕上がっています。
味わい:力強くフレッシュな柑橘系との香りに、少し洋梨や蜂蜜のような甘い風味や軽めのハーブの風味が加わります。バランスが良く、
蔵元:アベイ・ド・レランス
産地:プロヴァンス地方 IGPメディテラネ
品種:クレレット34%、シャルドネ33%、ロール(ヴェルメンティーノ)33%
ペアリング:魚介類のカルパッチョやマリネ、春野菜のオープンハーブ焼き、ボンゴレ・ビアンコ等、前菜からお魚料理まで幅広くお楽しみください。
最後に、次回6月のお引き渡しは、6月15日(日)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!