5月、季節は「初夏」を迎えこれから本格的な夏に向け気温も上昇していく季節となります。各日本酒蔵元もこの時期から、「夏酒」と呼ばれる夏に楽しむ日本酒を出荷してくる時期でもあります。四季に合わせた日本酒も是非お楽しみください。
今月の「地酒倶楽部 蔵」は、初亀が醸す「特別純米酒」。吟醸を思わせる香りと軽やかな口当たりが特徴。根菜の旨味を感じる「酒かすごぼう」は相性◎です。
[静岡]初亀 特別純米酒720ml
[京都]酒かすごぼう
ストーリー
【初亀醸造】

静岡最古の酒蔵
寛永13年(1636年)屋号を「足名屋」とし、初代当主・橋本九郎右衛門が駿府城からほど近い場所(現在の静岡市葵区中町)で酒造業をはじめました。
明治9年(1876年)には藤枝市岡部町の造り酒屋を買収し第2醸造所として操業を開始。後に岡部町の蔵に一本化されて現在に至ります。現存する中では静岡県で最古、全国でも31番目に古い歴史を持つ酒蔵です。銘柄である『初亀』は「初日のように光り輝き、亀のように末永く栄える」事を願い命名されました。
初亀醸造は全国的にも早くから「吟醸づくり」に着手した蔵のひとつで、昭和42年(1967年)には主要な3つの鑑評会においていずれも第1位を獲得したことを記念し「大吟醸 愛」の市販を開始。続く昭和52年(1977年)には「日本で最も高価な日本酒」として当時の小売価格1万円の「秘蔵大吟醸 亀」の発売に踏み切り、「大吟醸の初亀」として全国にその名を馳せ、高級日本酒の市場創出に貢献しました。

静岡の食文化との調和
蔵を構える静岡県は日本のほぼ中央に位置し、南側には太平洋に面した約500kmの海外線を有し、北側には3,000m級の山々が連なります。
中でも標高3,776mの富士山と水深が2,500mの駿河湾は共に日本一を誇り、この豊かな自然の恩恵を受けて育まれた多彩な海と里の食材が静岡の食文化を発展させました。
こうした背景から、初亀醸造は「静岡のヒト・食文化との調和」を第一に考え、丁寧な手仕事と感謝の心で酒を醸しています。
甘さと酸味は控えめで、爽やかで品のある香りをまとい、口当たりは軽やかで酒米由来の程よい旨味が口の中で広がります。
初亀が理想とする「静岡型」のクラシックな日本酒の世界観を、ぜひ四季折々の御料理と共にご堪能下さい。

厳選した酒米と清冽な水
原料米には静岡県のオリジナル酒造好適米「誉富士」と兵庫県特A地区東条産の「山田錦」を主に使用。
いずれも比較的気温の低い時期に登熟期を迎える「晩稲」品種であり、大粒で高精白に耐え、醪によく溶け、熟成に適した初亀醸造にとって理想的な酒米です。
また、蔵内の地下約50mの井戸から汲み上げられる南アルプスの伏流水は、水質が良いのはもちろんのこと水量も非常に潤沢で、洗米と浸漬、酒の仕込み、割水、用具の洗浄に至るまで全ての醸造工程で使用されます。
日本酒の成分の約8割を占める水は、蔵の酒質や個性を決定づける重要な要素の一つです。
この適度なミネラルを含む清冽な水なくして初亀が理想とする旨酒を表現することは出来ません。
商品詳細
日本酒:【初亀 特別純酒】

「初亀らしさ」を最も端的にご理解いただけるお酒と蔵元は考えています。スッキリした上品な口当たりに、心地よい酸と旨味が特徴です。合わせるお料理や温度帯を選ばない、万能な日本酒です。
産地:静岡県
蔵元:初亀醸造
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:静岡県産令和誉富士79%
精米歩合:麹米55%・掛米60%
アルコール分:15%
おつまみ:【酒かすごぼう】

細めの若ごぼうの心地よい歯応えと、さっぱりした酒かすの香りが相性抜群です。
滋味あふれる味わいをご堪能ください。
アレルゲン:小麦・大豆・ゼラチン・豚肉
