夏の猛暑も徐々に終わりを迎え、秋を感じる季節となってきました。
フランスでは収穫が始まり、いよいよ本格ワインシーズンが始まろうとしています。9月下旬からは、ヴィノスやまざき買付隊も現地を訪問する予定です。素敵なワインとの出会いがありお客様にご紹介できるのか、今から待ち遠しいです。
また、これからボジョレー・ヌーヴォーのご予約がスタートし、年末に向けて新着ワインなど続々入荷する予定となっておりますので、是非ご期待ください。
今月のこだわり白&スパークリングワインコース
ガルソン シングルヴィンヤード アルバリーニョ 2023
世界のワイン評論家が注目しているウルグアイ初の世界TOP100ワインに選出されたガルソン。
オーナーのアレハンドロ・ブルゲローニ氏は、南米を代表する経済人で、ワインをこよなく愛しています。
その彼が自ら開拓したのが、ウルグアイのガルソン地区。この土地こそが、世界の銘醸地を知り尽くした彼が見つけた「ワイン造りに最適な土壌」だと言います。「ウルグアイで本当に世界クラスのワインが出来るのか?」という周囲の声を押し切ってまで、この土地の可能性を信じて始めたガルソン。
2019年に世界のワイナリーで初めてLEED Certificate (グリーンビルディング認証)を取得し、風力・ソーラーシステムでワイナリーを運営するなど自然環境に配慮したワイン造りを行っております。
でも、ガルソンをはじめたきっかけは?
南米のウルグアイでこれから注目される話題のワインがあると聞きました。
最初は「ウルグアイのワインは、本当に受け入れられるのか?」と、誰もが半信半疑でした。
そこで、最初は試しに少量だけ輸入し、当店の試飲イベント『蔵の祭典』でお披露目をしました。
ブースにお客様が来てくださるだろうか?そんな不安をよそに、ボデガ・ガルソンのブースは長蛇の列に!
最近では「あのウルグアイのワイン、美味しかったよ!また買いに来たけどまだありますか?」という声も多数いただくほど。
今では大人気ワインとなり、コンテナ単位で輸入できるようになったのです。
今回は、先日Wine Spectator誌において世界TOP100ワインに選出されたアルバリーニョのワンランク上のシングル・ヴィンヤードをご紹介いたします。
限られた単一区画のアルバリーニョを全て手摘みで収穫し、たまご型のセメントタンクに8カ月熟成して、洗練されたフレッシュな果実味と柑橘系とフローラルなトロピカルフルーツを感じさせる味わいが特徴です。
ペアリングには、個人的にはアジアン料理がおすすめ。
ちょっぴりスパイシーな料理でも爽やかな酸味とミネラル感のある果実味が優しく包み込んでバランスの良いハーモニーを奏でます。
是非、お楽しみください。
買付隊 福井