厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。すっきりと爽やかな白ワインやスパークリングワインもいいですが、こういった時期だからこそコクあり赤ワインとお肉でスタミナをつけるのも大事ですよね。
ヴィノスやまざきではいよいよ、史上初となる、ウルグアイの新酒「ガルソン・ヌーヴォー」が入荷いたしました!ソーヴィニヨン・ブラン種を使用した、爽やかな味わいながら、白ぶどうの果実味をしっかりと生かした出来栄えとなっておりますので、ぜひよく冷やしてお召し上がりいただければと存じます。
8月のこだわり白&スパークリングコースでは、地中海最大の島で自然豊かなシチリア島の有機生産者の造る、濃密な果実味が楽しめるコクあり白ワインをお届けします!
ストーリー
トーラとの出会いは蔵直(R)イタリアワインの生産者からの「シチリア島に良いワインを造る生産者がいるんだ」の紹介でした。
シチリア島の北西部に位置する州都パレルモからさらに西に進んだ、カステラマーレ湾が見渡せる丘陵地帯の曲がりくねった道を登り続けた先に、トーラの畑が広がっていました。
トーラは、ジローラモさんが1992年に設立した比較的新しいワイナリーです。父親から受け継いだ、土地を大切にしたぶどう栽培を第一とし、有機栽培に取り組むと共に、最新設備や生産管理などでCO2の削減を行うなど、環境に配慮したワイン造りを実践しています。
現地を訪問して驚いたのは、海に近い立地ながら標高約400メートルという非常に高い場所に畑が広がっていることでした。地中海性気候が強いシチリア島は、太陽の放射が強くなりますが、この環境のおかげで、夏の強風が新鮮な海風を運んでくることで、昼夜の寒暖差と病害対策の効果が生まれシチリアの中でも特に恵まれたテロワールの一つとなっていました。
そんなトーラが造るワインは、ソムリエをはじめとしたイタリアワインの権威が集まるイタリアワインテイスター機構「ONAV(Organizzazione Nazionale Assaggiatori di Vino)」にて、「シチリアNo.1ネロ・ダヴォラ」に選出され、厳格評価誌「ガンベロ・ロッソ」でも最高評価の3グラスを獲得するなど、シチリアでも特に評価される蔵元に成長しています。
現在は、息子のフランチェスコさんも加わり、シチリアの個性を表現したワインを目指して、品質重視のワイン造りが行われています。
自然でエネルギッシュな味わいのワインは、ソムリエなどワインのプロからも高い評価をいただき、近年では国内コンクールで最高賞のトロフィーを獲得したり、有名な外資系ホテルにもオンリストするなど、ますます注目を集めています。
そんなトーラからビデオメッセージが届いておりますので、ぜひご覧ください!
商品詳細
蔵元の最高峰がこのグランドゥーカです。果実の濃縮感を表現するため、ぶどうの収量をギリギリまで抑えました。フレッシュさや豊かな香りが失われない様、収穫したぶどうは低温で管理されタンクで発酵、熟成はフレンチオークで6カ月、瓶内で6カ月行われます。非常に濃密な果実味に溢れ、アプリコットや杉のニュアンスが感じられます。濃厚なだけでなく、綺麗な酸味やミネラル感が全体のバランスを整え、柔らかい口当たりと長い余韻がお楽しみいただけます。
蔵元:トーラ
産地:イタリア シチリア州
品種:シャルドネ