暑さが一段と強まる季節となりました。今年は昨年に引き続き酷暑が予想されるとのことですので、熱中症には十分気をつけてお過ごしいただければと存じます。
ヴィノスやまざきではそんな暑さを吹き飛ばす、夏の新酒が南半球から到着する季節となり、本格的な夏の到来を感じております。
夏のギフトや帰省時のお手土産にもおすすめの商品も続々入荷しておりますので、ぜひお店やWEBショップをのぞいていただければ幸いです。
今月は蔵直Ⓡフランスワイン第一号蔵元の一人、グールガゾーの設立50周年を記念して限定生産された特別な1本をご用意しました。快適な空間で軽めに冷やしてお楽しみください。
赤:シャトー・ド・グールガゾー サンカントネール2021
ストーリー
南フランスは「当時」無名産地で、美味しいワインに出会い、借金をしてまで直輸入、その品質の高さに「1万円以上のボルドーの高級ワインのようだ」と、新聞のコラムにまで書いて頂き、30年来のヒット商品になった赤ワイン、シャトー・レゾリュー。
実は、その時に一緒に輸入し、レゾリューに負けない人気のワインを造っているのが、今回ご紹介する「シャトー・ド・グールガゾー」です。
グールガゾーは、元々ブルゴーニュ地方出身のピケさんが、ブルゴーニュに負けないシャルドネ(白ぶどう)に適した土壌を探し、南フランス・ラングドックでワインを造るために創業した蔵元。
そのシャルドネのコストパフォーマンスと品質の高さに、今でもシャルドネならグールガゾーと呼ばれることも多いのです。
実は、彼らが造る赤ワインもまたシャトー・レゾリューに負けない伝説の人気ワインなのです。
約30年前、フランス大使館で試飲したシャルドネに惹かれて、ミネルヴォワの山奥のグールガゾーにたどり着き畑に行くと、きちんと手入れされ、完熟したぶどうが収穫の時を迎えていました。
初訪問は1994年の8月末、そこで見つけた、素晴らしいシャルドネ、シラー、グルナッシュ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどぶどう畑。
いつも、現当主のアニックさんがぶどう畑をくまなく案内してくれます。
当店が30年も蔵直🄬ワインを続けることができたのは、どんどん品質をあげてくれるグールガゾーのような蔵元のおかげなのです。
商品詳細
【赤ワイン】シャトー・ド・グールガゾー サンカントネール2021
そんなグールガゾーが蔵元設立50周年を記念して造ったのが、このワインです。
2023年8月末に現地訪問した際、アニックさんに直接お話を伺ってみると、販売を目的にしているのではなく、特別なお客様やご友人ご家族のために造ったんだろうということがひしひしと伝わってきました。
分けてもらえるのだろうか・・・
内心そう思いつつ、飲んでみると5人の買付隊全員がその美味しさに感動!
その場でアニックさんに直談判し、なんとか分けていただいたワインが、約1年近く待って、やっと入荷いたしました!無事に今月ご紹介できて、心から嬉しく思います。
味わい:プルーンやカシスの濃縮した果物、スパイスやハーブの香り、柔らかい渋み、それ以上に感じる力強い果実味を感じます。
蔵元:シャトー・ド・グールガゾー
産地:フランス ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール
品種:グルナッシュ・ノワール80%、シラー20%
ペアリング:豚肉の角煮、焼き鳥のたれ、クスクス、キーマカレー、ブルーチーズなどを一緒に、軽く冷やしてお楽しみください。
最後に、次回8月のお引き渡しは、8月15日(木)の開始を予定しております。入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!