「本当に美味しいワインは、価格や産地だけで決まる…」
そんな常識を覆した、ある1本のワインの物語があります。
それは、ヴィノスやまざきの蔵直®ワイン 「アルタム・メルロ」。

ある人気テレビ番組で、“本物を見極める”ブラインドテイスティング企画が放送されました。
登場したのは、世界最高峰のワインとして名高い、フランス・ボルドー「シャトー・ル・パン」(当時約30万円)。
その圧倒的な存在に対し——
なんと、上回る評価を獲得したのが
ヴィノスやまざきが直輸入するチリワイン「アルタム・メルロ」だったのです。
放送直後、「あのワインは何だ?」と問い合わせが殺到。
アルタムは一躍ベストセラーに。
この出来事は、
“安いけれどそこそこ美味しい” と見られがちだったチリワインのイメージを一変させ、
「価格や産地ではなく、本当に美味しいワインを選ぶ」
という、新しい価値観を広めるきっかけとなりました。
■ すべては、一口の驚きから

テラ・マターとの出会いは2004年。
買付総長・種本均が初めて南米を訪れた時のこと。
「本当に美味しく、手頃なワインならこれを」
そう差し出された1本を口にした瞬間——
「ここまで凝縮感があり、この品質でこの価格なのか。」
その驚きが、すべての始まりでした。
当時、日本ではチリワインといえば1,000円以下が主流。
しかしヴィノスやまざきはあえて、2,000円〜5,000円クラスの“プレミアムチリワイン”に挑戦したのです。
その選択はやがて、多くのお客様の支持を集めていきました。
■ 8年ぶりの再訪で見えたもの

そして今回、約8年ぶりにテラ・マターを訪問。
オーナーのアルフレッドさんが笑顔で迎えてくれた瞬間、長年の信頼関係を改めて実感しました。
訪れたのは、アルタムが育つ イスラ・デ・マイポ。
ちょうど収穫の真っ最中で、職人たちが一房一房を丁寧に手摘みしていました。
アルフレッドさんは、ぶどうを割りながら語ります。
「糖度だけでは決めません。
毎日味わい、種の色や皮の熟し方まで見て、収穫のタイミングを決めます。」
数字では測れない、“感覚”と“経験”。
その言葉ひとつひとつに、職人としての誇りがにじんでいました。

その言葉からは、数字だけでは測れない職人の経験と情熱が伝わってきました。
■ 区画ごとに造る、徹底したこだわり
アルタムは、大量生産のワインではありません。
畑はブロックごとに細かく分けられ、それぞれを個別に醸造。
その年最高の品質になるよう必要に応じて他区画を補うことはありますが、主役となる区画は毎年厳格に守られています。
例えば、現在の代表区画は、
・シャルドネ Block71
・メルロ Block74
・カベルネ・ソーヴィニヨン Block16
です。
さらに——
- 白は新樽で約10か月
- 赤は約16か月という長期熟成
一切妥協のない造りが、
“アルタム=高貴”の名にふさわしい品質を生み出しているんですね。

■ 世界レベルへ進化し続けるチーム
現在の醸造責任者は、女性醸造家パウラ氏。
ボルドー五大シャトーのひとつ、シャトー・オー・ブリオンで経験を積んだ実力派です。
さらに国際経験豊富なカロリーナ氏も加わり、世界基準のチームが形成されています。ボルドー五大シャトーのひとつ、シャトー・オー・ブリオンで経験を積み、その後チリ名門ワイナリーで10年間醸造責任者を務めた実力派です。

だからこそアルタムは、世界の名門ワインと肩を並べる品質へと進化し続けているんですね。
■アルタムだけじゃない!
そんな彼らが誇るワインは、アルタムだけではありません。
「UNUSUAL(アンユージュアル)」は、その名の通り"普通じゃない"一本。
チリで最初に植えられたとも言われる希少なジンファンデルをブレンドし、一本一本にボトリングナンバーが入る限定生産です。

ワイナリー併設している人気レストランで「サーロイン・ステーキ」とのペアリングをしましたが、凝縮した果実味と肉厚でジューシーな旨味を感じる味わいで最高でした!
■最上区画のぶどうだけを使用した特別キュヴェも

さらにアイコンワイン「マター」は、60年以上にわたり畑を守り続けた人々の想いが詰まった、まさに"母なる大地"を象徴する一本です。
たったの100ケースしか製造されないこのワインは、マイポヴァレーの最上区画「イスラ・デ・マイポ」のぶどうを使用。新樽発酵、熟成を行った、力強く濃厚なワインです。
チリという産地の、途方もない可能性の大きさを感じさせてくれる奇跡のワインをお召し上がりください。
■本場イタリアのコンクールで入賞するほどの美味しさ

テラ・マターのオリーブオイルも大人気。
手摘みで収穫したラシーモというチリの気候に合った最高級品種をおしみなく使用し、低温で抽出されているため、フレッシュさとフルーティーさを感じる味わいに仕上がっています。
スタッフも一家に一本あるオリーブオイル、テラ・マタークオリティをぜひお試しください!
■ ワインは、「人」がつくる
今回の訪問で改めて感じたことがあります。
オーナーのアルフレッドさん、醸造家のパウラさん、カロリーナさん、そして畑や醸造所で働くスタッフの皆さん…誰もが誇りを持ち、ひとつのチームとしてワインを造っていること。

誰もが温かく、誇りを持ち、一つのチームとしてワインを造っていました。
だからこそ、ヴィノスやまざきはテラ・マターを20年以上信頼し、お客様へ届け続けているのです。
「ワインは、人。」
その言葉を改めて実感した旅となりました。
最後に、伝説のエピソードになった30万円のル・パンに挑むワインとしてアルタム・メルロを選んだのは、買付総長・種本均でした。
「ル・パンに挑むなら、アルタム・メルロしかない。」
現地を訪問し、生産者と向き合い、本当に美味しいワインだけを届けてきたからこその確信だったのではないかと思いました。
それは、今なおヴィノスやまざきの"伝説のエピソード蔵直®ワイン"として語り継がれています。
価格ではなく、味わいで人を感動させる。
そんなテラ・マターを、ぜひ皆さまにも味わっていただけたら幸いです。
買付隊 福井


