先日、ヴィノスやまざきの買付隊はフランスを訪問してきました。
現地のワイナリーでは収穫を終え、新たなヴィンテージの仕込みが始まる一年で最も活気に満ちた季節を迎えています。
そんなワインシーズンの高揚感を皆さまにもお届けしたいと思い、旬の食材が並び始める9月に合わせて、秋の味覚に寄り添うワインをご用意しました。
今月のうま得白白ワインコースでお届けするのは、アルゼンチンの新着ワイン「ミニマリスタ ピノ・グリージョ」と、蔵直Ⓡアルゼンチンの人気蔵元が手掛ける「ビニャルバ トロンテス」です。
まずは、新着ワインの「ミニマリスタ ピノ・グリージョ」。

このワインを手掛けるのは、アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガ・アルジェント。

ワイン名の「ミニマリスタ」には、“シンプルに、自然に、ブドウ本来の美味しさを楽しんでほしい”という想いが込められています。
サステナブル農法で育てたブドウを使用し、余計な手を加えすぎることなく果実の魅力を引き出した、今の時代らしいアルゼンチンワインです。

100%ピノ・グリージョで造られたこのワインは、メンドーサとサン・フアンの複数の産地から厳選したブドウを使用。
フレッシュな酸と華やかな香りを生かすため、低温でゆっくり発酵させています。
グラスからは白い花やトロピカルフルーツを思わせる香りが広がり、アプリコットや白桃のような果実のニュアンスに、ほのかにカモミールを思わせる優しい印象も感じられます。
口当たりは軽やかでみずみずしく、果実のふくらみを感じながらも後味は爽やか。
魚介料理はもちろん、サラダや前菜、旬の野菜を使った料理との相性も抜群です。秋の味覚なら、きのこのマリネやハーブを使ったお料理と合わせてお楽しみください。
そして、もう一本が「ビニャルバ トロンテス」

「南米のナパ・ヴァレー」とも称されるアルゼンチン・メンドーサ州で活躍する蔵元ビニャルバ。
醸造長のファンさんは、アンデス山脈麓の特別なテロワールを融合させたワイン造りを実践しています。

ぶどうが育つのは、銘醸地ヴァッレ・デ・ウコの標高1,500mにも及ぶ高地もあるエリア。
冬には雪が積もるほど冷涼で、昼夜の寒暖差が大きいため、ぶどうはゆっくり成熟しながら豊かな香りと美しい酸を蓄えます。

畑の土壌は砂質を主体とし、その下には石灰質を含む石質土壌が広がります。
収穫は手摘みで実施。
果実の繊細な風味を残すため低温浸漬を行った後、コンクリート製のエッグタンクで時間をかけてゆっくり発酵させます。その後ステンレスタンクで熟成しながら定期的にバトナージュを行うことで、豊かな旨みと滑らかな口当たりを引き出しています。

淡い黄色に緑がかった輝きを持つ外観。
洋梨や白い花を思わせる華やかな香りに、フレッシュな果実味とエレガントな酸が調和しています。樽の風味に頼らず、ぶどう本来の美しさを丁寧に表現した一本です。
魚介料理やシーフード全般はもちろん、カプレーゼやクリームソースを使った料理とも好相性。秋にはきのこのリゾットや白身魚のソテーなどともぜひ合わせてみてください。
果実味豊かで爽やかな「ミニマリスタ ピノ・グリージョ」と、高標高の畑が生み出す上質な酸と華やかな香りが魅力の「ビニャルバ トロンテス」。

同じアルゼンチンの白ワインでありながら異なる個性を持つ2本を通じて、アルゼンチンワインの奥深い魅力をぜひお楽しみください。
買付隊 福井
