こだわりの蔵直®輸入ワインを毎月お届けする「蔵直ワイン定期便」の後期コースがスタートいたしました。
また、ボジョレー・ヌーヴォー2026の解禁まで約1か月となり、いよいよ本格的なワインシーズンの到来です。
蔵直®ワインならではの魅力を存分にお楽しみいただきながら、新たなお気に入りの一本との出会いを見つけていただければ幸いです。
10月の「銘醸赤ワインコース」には、まだ店頭でお披露目していないソノマ・ヴァレー産のピノ・ノワールをご紹介します。
■アナトミー NO.3 ピノ・ノワール ソノマ・ヴァレー 2020
アナトミーとの出会いは、ヴィノスやまざきと長年のパートナーであるウォーターストーン・ワイナリーのブレント氏の一言から始まりました。
「ナパ・ヴァレーで知る人ぞ知る話題のワインがあるから、ぜひ一度訪問してほしい。」
そうして訪れた先で出会ったのが、「アナトミー」を手掛けるフィリップ・ラングナー氏でした。

*昨年、現地を訪問しました!あまりにも多い種類で驚きました。
フィリップ氏は、ナパ・ヴァレーのプレミアムワインブランド「ヘスペリアン」のオーナー兼ワインメーカーです。実は彼の姉がフランス・ボルドーの名門ロスチャイルド家に嫁いでおり、その縁から若くしてボルドーの名門シャトーの世界に触れる機会を得ました。
その経験が、現在の「ナパで造りながらもボルドースタイルを追求する」という彼のワイン造りの原点となっています。

彼は世界最高峰のワイン造りの現場で卓越した品質基準を学び、世界的醸造コンサルタントとして知られるミシェル・ロラン氏をはじめ、多くの著名な醸造家たちと共に仕事を経験してきました。その環境の中で、ワイン造りの本質ともいえる哲学を身につけていったそうです。
その後はブドウ栽培家としての実践的な経験を積み、ナパ・ヴァレーのラザフォード地区にあるサリヴァン・ヴィンヤーズで8年間にわたり栽培責任者兼ワインメーカーとして活躍しました。
「アナトミー(Anatomy)」とは「解剖学」を意味します。

ワインの世界では、味わいや構造を表現する際に「脚」「骨格」「背骨」といった解剖学的な表現が使われることがあり、そこからこの名前が付けられました。
今回ご紹介する「No.3」は、ソノマ・ヴァレー産ピノ・ノワールを100%使用し、9カ月間の樽熟成を経て造られています。ピュアな果実味と、ほどよい熟成感が魅力の1本です。
アナトミーは、親しみやすさとエレガンス、そして個性を兼ね備えたワインを通じて、カリフォルニアのテロワールの本質を表現するフィリップ・ラングナー氏のプロジェクトです。
このピノ・ノワールは、カリフォルニアを代表する銘醸地のひとつであるソノマ・ヴァレーの特徴を見事に映し出しています。
少量ごとに丁寧に発酵を行い、果実本来の純粋さを大切にしながら熟成されたこのワインは、レッドチェリーやラズベリー、バラの花びらを思わせる華やかな香りに加え、ほのかな土や湿った森を思わせる複雑なニュアンスが感じられます。
口に含むと、シルキーな舌触りと柔らかなタンニン、伸びやかな酸味が広がり、ほのかなスパイスの風味を伴う長い余韻を楽しむことができます。
表現力豊かでバランスに優れたこのワインは、食事にも合わせやすく、気取らないカリフォルニアのエレガンスを楽しみたい方におすすめのピノ・ノワールです
買付隊 福井
