鮮やかに咲き誇る紫陽花が雨に濡れ、いっそう美しさを増す季節となりました。
2026年もまもなく前半が締めくくりを迎えます。
今月のマスターコースは、現地買付で出会って一目ぼれした、ボルドーのエッセンスを併せ持つナパ・ヴァレーの蔵元。卓越した凝縮感を見せるワインを初買い付けです。
※入荷の関係で、6月予定商品と9月予定商品を入れ替えてのお届けとなります。

ヘスペリアン カベルネ・ソーヴィニヨン PAWA 2019
※蔵元から飲み頃に差し掛かったバックヴィンテージをお分けいただけましたので、定期便カタログ表記から年号が変更となりました。
ストーリー
蔵直Ⓡナパワインを代表するウォーターストーン・ワイナリーのブレント氏は当店の長年のパートナーです。
彼は、自身のワインを日本に紹介するだけでなく、お客様のためになるのであれば、たとえ自分のワイン以外でも紹介してくれます。

そんな彼が新たに紹介してくれたワイナリーがこの「ヘスペリアン」です。
ぶどう栽培家であり、ワインメーカーであるフィリップ・ラングナー氏は、2001年にラザフォードのサリヴァン・ヴィンヤードでワインメーカー兼ぶどう栽培者としてナパ・ヴァレーで働き始めました。
元々はカリフォルニア大学デイヴィス校で農業を学び、フランス、ボルドーで修業を積んでおり、彼の造るワインはボルドーワインの方向性を持ちつつ造られます。
様々なワイナリーでコンサルタントを務めた実力派です。
そして、2004年に熟成に値する自身のワインを造るため、この「ヘスペリアン」という蔵元を立ち上げました。

現地を訪問した買付隊が何本物ワインを試飲し、選び抜いた一本をお届けさせていただきます!

「Pawa(パワ)」とは、ワッポ族(ナパ・ヴァレー周辺に居住していた先住民族)の言葉で「ひとつ(One)」を意味します。
複数のロットをブレンドして生まれる一本のワインであり、リリース直後から楽しめるよう、フレッシュさと純粋さ、そして親しみやすさを重視して造られています。
使用するぶどうは収穫期の中盤に収穫されたものを中心に選抜し、果実味豊かなスタイルに仕上げています。
ブレンド構成は以下の通りです。
キトコ・ヴィンヤード「ノース・フェイス」:16.7%
キトコ・ヴィンヤード「フィンガー」:25.0%
イーグルズ・ネスト・ヴィンヤード:58.3%
キトコ・ヴィンヤードは彼らの自社畑。
キトコ・ヴィンヤードは、コンゴのリンガラ語で「美しい」を意味する言葉にちなんで名付けられました。
ナパ・ヴァレーのアトラス・ピーク高地に位置する14.2エーカーの畑で、2000年と2003年にカベルネ・ソーヴィニヨンが植樹されています。
土壌は非常に岩が多く痩せており、乾燥した環境が特徴です。北に位置する銘醸地プリチャード・ヒルにも似た条件を持ち、大きな岩石が点在しています。
また、サン・パブロ湾に近いため継続的に風が吹き込みます。この風と高地特有の暑さ、そして痩せた土壌の影響により、ぶどうは小粒で房の緩い状態となり、毎年成熟時期が遅くなる傾向があります。

生産量は年間約300ケースの限定生産となります。
蔵元曰く、飲み頃は2022年~2028年と、今まさにピークを迎え始めています!
商品詳細
ヘスペリアン カベルネ・ソーヴィニヨン PAWA 2019

味わい:アトラス・ピークの冷涼な高地が育む凝縮感と、ナパ・ヴァレーらしい豊かな果実味を兼ね備えたカベルネ・ソーヴィニヨンです。
カシスや赤系ベリー、イチゴジャムの豊かなアロマに、ハーブやレッドリコリス(甘草)のニュアンスが重なります。味わいはフルボディで、柔らかくベルベットのようなタンニンが特徴。口当たりはなめらかで洗練されており、凝縮した渋みと果実味、ほのかなスパイス感を美しく支えています。エレガントでありながら存在感があり、余韻が長く続きます。
蔵元:ヘスペリアン・ワインズ
産地:カリフォルニア ナパ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
最後に、次回マスターコース9月のお引き渡しは、9月15日(火)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、次回の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!
