「えっ、このワインは一体何!?」
この週末、ヴィノスやまざきのお店で、お客様からお問い合わせが集中したワインがあります。
それが、「メモリアルワイン メリタージュ アレキサンダー・ヴァレー」。
5月22日(土)に発売されたばかりですが、「昨日飲んで美味しかったから、追加で買いに来ました」というお客様もいらっしゃったほど!多くのお客様にお楽しみいただき、ありがとうございます。
「手頃なのにこんなに濃いなんて、一体どうして?」
「このラベルは一体何?」
そんな多くのお問い合わせをいただきましたので、果たして一体どんなワインなのか?本日のブログで解き明かしたいと思います。
10年以上、当店の赤ワイン部門で人気No.1の大ヒットワイン「ストーンヘッジ メリタージュ ナパ・ヴァレー」は、畑から指定し、ブレンドを行い、蔵元と共に造り上げたワイン。
この「メモリアルワイン」は、その「メリタージュ」の弟ワインとも言える1本です。
ラベルに描かれているのは、4月に移転のため閉店となった、静岡本店。
新たなステージへ踏み出すヴィノスやまざきに、特別なワインを・・・と畑から指定し、オーダーメイドで造っていただきました。
プロジェクトがスタートしたのは、約1年前。
お客様が求める味わいは?
ラベルはどうしよう?
ディスカッションと試飲を重ね、探すうちたどり着いたのは、カリフォルニア、ソノマ郡の小地区アレクサンダー・ヴァレーでした。冷涼なソノマ郡の中では比較的温暖で、赤ワインが有名な銘醸地です。
アレクサンダー・ヴァレーの代表ワインといえば、シルヴァー・オークという造り手がおります。
彼らのアレクサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、1万円を超えるほどの高級ワイン。
そんなワインも生まれる銘醸産地の中でもさらに、有名生産者も使用するダグラス・モンソン・ヴィンヤードのぶどうを分けていただきました。
出来上がったサンプルを試飲した店長たちが「これだ!」と満場一致で納得して、完成したワイン。
力強いカベルネ・ソーヴィニヨン種を主体に、まろやかな味わいのメルロ種をわずかにブレンドしました。さらに6カ月樽で熟成することで、ベリーの鮮烈な味わいに、程よいタンニン(渋味)と、飲み応えを感じる骨格のあるワインに仕上がりました。
入荷したばかりですが、お店でもWEBショップでも、勢いが止まりません・・・!
限定数のみの入荷となりますので、ぜひお早めにお手に取っていただければ幸いです。
店舗部 近光
【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。JSAソムリエ。 学生時代にバーテンダーのアルバイトを通じてワインに興味を持ち、入社。有楽町店、中目黒店、神戸店店長、品川店店長、渋谷店店長を経て、現在はエリアマネージャーとして若手店長の指導にもあたる。もともとフランスワイン好きだったが、ヴィノスのカリフォルニアワインに触れ、現地にも訪問したことでカリフォルニアの美味しさに開眼。フランスワイン好きの方が多い渋谷店で、カリフォルニアワインの魅力を広める。