「Wines of Place」…買付隊が見つけた、その土地らしさを純粋に表現するワインとは!?

カリフォルニアを訪れた買付隊は、もう一軒素晴らしいワイナリーと出会うことができました。

その名は「マーティン・レイ」と言います!

ソノマ・カウンティの中でも特に銘醸地として知られる、ロシアン・リヴァー・ヴァレーに拠点を構える蔵元。

話を聞くと、名前を明かすことはできませんが、世界的な著名人が集まるレストランのプライベートワインを25年に渡り作っているということがわかりました!

食事との相性も良い、素晴らしいワインを日本のお客様に紹介したい!と、交渉の末、直輸入が叶いました。

二つの歴史

マーティン・レイは、サンタクルーズ山脈の中心地サラトガで、1943年から1972年にかけて、単一品種の地域特色あるワイン造りに情熱を注いだ先駆者でした。

著名なポール・マッソンの指導を受け、ブルゴーニュの手法を取り入れたワイン造りを行い、カリフォルニアで最も歴史あるワイナリーの一つであるマウント・エデンを築き上げた偉人の一人です。

約20年後、現オーナーのコートニー・ベンハム氏は、サンノゼの倉庫でマーティン・レイの熟成されたワイン1500ケースを偶然発見。

テロワールを重視したワイン造りへの情熱を認識した彼は、レイ氏の歴史的意義と哲学に深く共感したそうです。

ブランドを購入し、1990年以来、マーティン・レイのワイン造りを実践。
2003年にはロシアン・リヴァー・ヴァレーに拠点を構え、「土地の個性を反映するワイン」という理念に忠実に、それぞれの優れた産地とぶどう畑の物語を余すことなく伝えています。


「Wines of Place」を体現するワイン造り

個々のワインを通して、その土地の個性を探求するレイ氏のフィロソフィーを体現している、現マーティン・レイ。

各地域で栽培農家との関係を育み、栽培と醸造において人為的な介入を最小限に抑えた、自然のプロセスを尊重して造られ、テロワールを反映した、美しさ、深み、そして個性豊かなワインを生み出しています。

ワインメーカーは、レイミー・パターソン氏が務めます。
有名な醸造学科を擁するUCデイヴィス卒業後、オーストラリアでワインメーカーとしての経験を積み、カリフォルニアに帰国後もマム・ナパ、リッジ・ヴィンヤーズ、リットン・スプリングス、ジョーダン・ヴィンヤーズ等のそうそうたる生産者でその実力を発揮してきました。

そんなマーティン・レイからは2つの新商品が到着しています!



■マーティン・レイ シャルドネ ソノマ・コースト 2024

ロシアン・リヴァー・ヴァレーをはじめとするソノマ・コーストの複数のヴィンヤードのぶどうを使用します。

完熟のピークで個別に収穫され、一部は天然酵母で発酵を行い、複雑な味わいを実現するために一部は新樽のフレンチオークの木樽で9カ月樽熟成を行います。

ほんのりと木樽の風味が感じられますが、支配的ではなくバランスのよい印象。
洋梨、柑橘類の香りが感じられます。
全体を通して活き活きとした酸味があり、すっきりとしたキレのあるフィニッシュが食欲をそそります。


■マーティン・レイ ピノ・ノワール  ソノマ・コースト 2023

6つのヴィンヤードのぶどうを使用した、ソノマ・カウンティ特徴を表現した自信のピノ・ノワール。
ちなみに、そのうちの5か所は銘醸地として名高いロシアン・リヴァー・ヴァレー産ですが、1か所のみ、こちらも銘醸地として知られるソノマ・カーネロスの畑のぶどうを使用するとのこと。
ソノマの涼しくも穏やかな気候は、ピノ・ノワールに向いており、彼らの理想とするワインが仕上がります。
30%の新樽フレンチオークに移し、12ヶ月間熟成を行います。

チェリータルトの香りに、熟したザクロとブラックベリーのニュアンスが重なります。
鮮やかでフレッシュな赤い果実の風味が全体に広がり、スパイスと海塩のニュアンスがほのかに漂います。
ほどよい酸味とシルキーなタンニン(渋み)が感じられる一本です。


現地を訪れた買付隊も、飲んだ瞬間にその美味しさに一目ぼれした、珠玉のシャルドネ&ピノ・ノワール。
第一便の残りも少なくなってきておりますが、ぜひこの機会にお試しいただければ幸いです。

 

この記事を書いた人

買付隊 保坂 清仁

買付隊 保坂 清仁

秋田県出身。JSAソムリエ、ドイツワイン上級ケナーの資格保有。
大学卒業後新卒採用で入社。大手ワイン企業を蹴って入社したことから、最初は図に乗っていたかも・・・と反省。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。 座右の銘は「謙虚 感謝」。 東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。

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