トランブレイ・マルシーヴ シャブリ 2022
TREMBLAY MARCHIVE CHABLISテイスティングコメント
蔵直®ストーリー
偉大な母から引き継いだ新世代NO.1のシャブリの実力派
ブルゴーニュ最北に位置し、冷涼な気候を持つシャブリ地区は、1億5千万年の昔、海の底であったことから牡蠣の化石を含むミネラル豊富なキンメリジャンという土壌を持ち、キリリとした酸味で、世界的に人気な白ワインの1つとなっています。そんな中、シャブリは葡萄の栽培から瓶詰まで行うドメーヌと、共同組合の葡萄で量産するシャブリとに分かれています。
このマルシーブは、その両方の良いところ取りをしている「シャブリ」です。
マルシーブ家は、シャブリ地区では特級畑やその近くに畑を持つドメーヌを1970年代に立ち上げました。
ヴィノスやまざきは、まだ日本でマルシーブ家のシャブリが輸入されていない頃、マルシーブ家がたちあげたドメーヌのシャブリをいち早く日本に輸入をして、ソムリエや業界での人気の話題となりました。
その後、価格もあがり業務用のインポーターさんが扱うようになり、ヴィノスは「シャブリ」という産地ブランドがなくても美味しい白ワインにフォーカスし、シャブリ不在の時期もありました。
が、マルシーブ家の次世代の息子リシャールにオーナーが変わってから、また運命的な出会いをすることになります。
息子のリシャールは、「新時代NO.1の天才醸造家」と、現地で評価される醸造家。自然栽培に舵を切りながらも、「果実味たっぷりで、飲みやすい。」を、軸にワイン造りを行っています。
さらに、自社のシャブリ地区の畑だけでなく、シャブリ地区から少しだけ外れた契約農家の葡萄も使い、コストパフォーマンスのよい「ブルゴーニュシャルドネ」も造っています。
伝統的なファミリーでありながら、若手が新たな挑戦をする。そんな家風はヴィノスやまざきとも共通するところかもしれません。
トレンブレ マルシーブとは、家業でもあるマルシーブ家をたたえた名前。家族の想いと誇りをラベルに記載しました。