【蔵直🄬ワイン定期便】3月銘醸赤ワインコース

今期も蔵直Ⓡワイン定期便をご利用いただき誠にありがとうございます。

2024年度の最終月がやってまいりました。

皆様、今期の定期便はいかがでしたでしょうか？世界各国から直輸入した蔵直🄬ワインをご紹介させていただき、個性溢れる味わいで少しでもワインの魅力を感じていただけましたら幸いです。

来期も自信をもっておすすめできる実力派ワインをセレクトしましたのでぜひご継続いただければと存じます。今月の銘醸赤ワインコースは、チリワインのイメージを変えるパワフルな果実味で力強い味わいが特徴ですが、ほんのり熟成感も楽しめる上質な味わいの秘密のワインをご紹介します。

■　ヴァッレ・セクレト　プロフンド　2018

蔵元：ヴァッレ・セクレト

産地：チリ・カチャポアルヴァレー

品種：カベルネ・ソーヴィニヨン30％ 　カベルネ・フラン22％

　　　カルメネール18％　プティ・ヴェルドー18％　マルベック12％

ペアリング： ビーフシチュー・すき焼き・ステーキ、デミグラスハンバーグ

今から20年以上前。今でこそ、日本に輸入されるワインの国別輸入量で5年連続第1位になるなど、コストパフォーマンスの高さで人気となったチリワインですが、当時の日本は「ワインといえばフランス」という時代。まだまだ知名度は低く、店頭で手に取る人はほとんどいませんでした。

蔵直🄬南米ワインの開拓者、種本相談役が初めて現地を訪問した時は、チリワインの品質はこれからだけどポテンシャルも高く楽しみと当時の様子を伺いました。

そんな中、「まだ知られていないチリで最も注目の秘密のワイナリーがあるから一度訪問してほしい」と紹介されたのが、ヴァッレセクレトとの出会いです。

ヴァッレ・セクレト（秘密の畑）は、大量生産の大規模なワイナリーが多いチリではめずらしい、自社畑のぶどうから高品質なワイン造りを行う、新鋭のブティックワイナリー。

秘密の畑の名前の通り、自社畑があるカチャポアル・ヴァレーは、アンデス山脈の麓に位置し、冷涼な風と昼夜の寒暖差なんと15度！も違い、ぶどう栽培に最適な土地です。

現地を訪問した際に、壮大な景色に圧倒されました。

2007年にワイナリーとしてスタートし、徹底して収量を抑えて濃厚なワインを造っていますが、このプロフンドは、アンデス山脈の麓に広がるカチャポワル・ヴァレーのぶどうを厳選して造り上げた同蔵が誇る最高峰ワイン。

フレンチオークの新樽で24カ月熟成を施し、長期熟成によるきめ細かいタンニン、完熟したベリー系の果実にバニラやシナモンの上質な風味とカカオのほろ苦いニュアンスが複雑に混じり合い、余韻の長い味わいとなっています。

ワイン専門家からも「Top 100 Wines 2021 James Suckling」「Tim Atkin　95点」などチリのプレミアムワインを代表し非常に高い評価を獲得しています。

チリワインの常識を覆す秘蔵の銘醸赤ワインをお楽しみください。