6月、夏本番を迎える前、梅雨入りとなりました。
ジメジメと感じる季節ですが、アジサイの素晴らしい季節ともいえます。
四季を感じなら、美味しいお酒をお楽しみいただければ幸いです。
今月の「地酒倶楽部 蔵」は、北の大地:北海道「上川大雪酒造」地元:北海道の水、米を活かし、地の味に負けない酒造りから生まれた「純米吟醸」とさっぱりとした脂の京鴨の生ハムをご用意いたしました。
どちらの味わいも引き立てるマリアージュをお楽しみください。
[北海道]上川大雪 純米吟醸
[おつまみ]京鴨生ハム
ストーリー
「食の王国」北海道
北海道の大きさは東京 ⇔大阪間を超え、千葉県から徳島県に届くほど。
日本の五分の一の面積に十以上の空港があり、食文化も様々です。
北海道の屋根・大雪山連峰の麓のまち「上川町」
NHK朝ドラ『なつぞら』の舞台・食の宝庫「十勝」
五稜郭がある文化・歴史の発祥地「函館」
三つの酒蔵は京都・静岡・長野と同じ距離に匹敵し「緑丘蔵」「碧雲蔵」「五稜乃蔵」と名付けました。全量 北海道産の酒造好適米100%ですが広大な北海道の空気と水の違いを感じる地酒、「食の王国」だけに許された酒造りに挑んでいます。
日本酒を活用した地方創生ビジネスのイノベーションを目指して。
全国的に日本酒の酒造会社、酒蔵は年々減り続けています。
2016年、日本酒の製造を休止していた三重県の酒造会社を、冬はマイナス20℃にもなる大雪山系の麓、豊富な天然水と広大な農地、そして年間約200万人が訪れる「層雲峡温泉」を有する北海道上川郡上川町に移転し、上川大雪酒造株式会社を設立しました。
2020年に十勝、2021年に函館と、酒蔵の無かった土地に酒蔵をつくり、地元に愛される地酒と共に、地域の活性化に寄与できるよう邁進しています。
これからも、その土地のこだわった素材で、世界に通用する日本酒(地酒)を醸し、『6次産業化地方創生ビジネス』のイノベーションを目指しています。
北海道産にこだわった酒造り。
日本酒は現在、特定の地域で作られた優良なブランドの酒造好適米を、遠隔地から購入して製造するのが主流です。
上川大雪酒造は、北海道産の酒造好適米と地元で採取される良質な天然水を原料に、地元産にこだわった日本酒を造ることで、北海道の地域ブランドを全国へ、メイドインジャパンを世界へ発信しています。
コンセプトは「普通に造る」こと。
目指すのは「飲まさる酒」。
上川大雪酒造は大きな仕込タンクは使いません。
手造りの伝統的な手法で一本一本のもろみを丁寧に仕込む、小仕込み・高品質の酒造りを行います。
極端なものではなく、普通に美味しいお酒。
より多くの人が喜んでくれる酒造りを目指しています。
※「飲まさる」とは北海道弁で「ついつい飲んでしまう」の意。
原料以上のものは造れない。
ここには最高の原料がある。
日本酒造りの原料は、水と米。
仕込み水は、万年雪を冠する大雪山系の湧水を源流とする、酒造りには理想的な約7℃の天然水。
酒米は信頼で結ばれた顔のわかる生産者のつくる、北海道産の酒造好適米「彗星」、「吟風」、「きたしずく」の3種を使用。
蔵を信頼してくれている生産者と、上川町の美味しい天然水に敬意をはらい、その土地で愛され根付いていく地酒を造っています。
五角形を有する家紋は、大雪山の「大」の文字、美しい雪、アイヌ文様をデザインモチーフに、日本酒の五味、甘・酸・辛・苦・渋を表現しています。
これから五十年、百年と美味い酒を醸し、地域で愛され受け継がれていく酒蔵のシンボルマークです。
商品詳細
日本酒:【上川大雪 純米吟醸】
瑞々しくやわらかな口あたりと仄かながら存在感のある吟醸香。
米のうまみをしっかり引き出しながら後口のキレの良さが際立つ純米吟醸酒です。
現代風の華やかさを十分に持ち合わせながらも、手の内にある昭和の吟醸酒を少し意識して、米の旨味をしっかりと引き出す造りで醸しています。
香りと味わいが心地よく響き合い、いろいろな食事と一緒に気軽に楽しめる、上川大雪ならではの”味のある吟醸酒”。
産地:北海道
蔵元:上川大雪酒造
原材料名:北海道産米
精米歩合:50%
アルコール分:16度
おつまみ:【京鴨生ハム】
京都で大切に育てられた京鴨から造られる生ハムは、さっぱりとした脂身が特徴で風味豊かに仕上げられています。
そのままでも美味しくお召し上がりいただけますが、あさつきや水菜、お豆腐と合わせてもよろしいかと思います。
お召し上がりいただく前に一度常温に戻すと脂身がとけ、ほんのりとした甘みをお楽しみいただけます。