ヴィノスやまざきの中で、入荷するとあっと言う間に売れてしまう大人気ワインが「匿名ワイン」。
長年のカリフォルニアのワイナリーとのパイプで産まれた、ナパヴァレーを中心とした数万円クラスの「超高級ワイン」を造るワイナリーのワインを樽で買い付け、さらに現地のパートナー醸造家に「仕上げ」「熟成」を依頼して特注で造って頂いたワインです。
どのワイナリーのものなのか、絶対に公表しないことを契約しているので、「超有名ワイン」クラスのワイン、いや、それ以上のワインが、特別価格で楽しめると人気になりました。
最初に発売した「D」から始まり、全ての匿名ワインが完売してしまうという、業界の常識を覆したワインなのです。
しかし、これは「超高級ワイナリー」が、樽でワインを譲ってくれる時に限られますので、入荷しない時は何年も入荷しないという、いわば「幻」のワイン。
カリフォルニアワインをいち早く日本で取り組み貢献したことで、アメリカ大使館から「Hall of Fame(名誉の殿堂)」を授賞し、３０年間カリフォルニアの葡萄農家を回ってきたヴィノスやまざきだからできたワインかもしれません。
ワインの名前を明かすことはできませんが、ワインの特徴や味わいをラベルにデザインしていただいています。
このワインは一体、はて？と考えながら飲むのも楽しいひと時。
最近では「匿名ワイン」なら間違いがない、と購入される方も多くなりました。
そんな匿名ワイン、久々に数種類を買い付けることが出来たということで、現地に行ってまいりました。
いや、どれも素晴らしい！
しかし、数種類現地で試飲をして、サンプルを小瓶に詰めて日本に持ち帰り、大変厳しいワインの専門家メンバーがさらに試飲を重ね、ついにワインが到着するのです。
お話を頂いてから１年。やっと到着することになりました。
今回のイメージは、
「クラシカルで王道、骨格がしっかりとしているが、線の太すぎない紳士的なワイン。オークヴィル地区の果実味と深み、スタッグス・リープ・ディストリクトの渋みと骨格、2つの特徴を素晴らしいバランスで併せ持つ。」
です。ラベルにも表現してもらいました。
匿名ワインM カベルネソーヴィニヨン ナパヴァレー2022 | ヴィノスやまざき | ワイン通販
ナパ・ヴァレーの中でも最高峰の地区であるオークヴィル（そうです、あのオーパスワンも位置しています）と、スタッグス・リ―プ・ディストリクト（カルトワインを多く輩出している地です）、その中でも、数十万円のワインに使用するワッポヒル・ヴィンヤードの葡萄を使っているとのこと。
９３％カベルネソーヴィニヨン、７％がプチヴェルドの構成となっており、１８か月フレンチオークとアメリカンオークで熟成されています。
試飲した瞬間に押し寄せる大きな果実味と、しっかりときいた樽による滑らかさ、これは、もしや・・・過去の匿名ワインの中でも相当の大物なのでは！？と、思ってしまいました。
もともと、どこのワイナリーのワインかは、買付け隊長のみぞ知る秘密。
私達は熟成し瓶詰してくれたストーンヘッジ・ワイナリーの名前しか知らされない謎に包まれたワインなのです。
ストーンヘッジ・ワイナリーの醸造士からは、
「クラシックスタイルのナパ・ヴァレーワインのレガシー！」
とのこと。
せっかくですので、現地の醸造家からのテイスティングコメントをそのまま転記します。
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The M Napa Valley Cabernet Sauvignosn2022 offers layers of ripe fruit and subtle wood notes in the nose lead to beguiling flavors of sweet black cherries,blackberries, and cassis, with hints of smoky oak. With beautifully balanced acidity and soft tannins that complement the luscious, ripe fruit, the M Cabernet Sauvignon will lease you wanting more. Pairs well with braised beef short rib and duck with port sauce.
M ナパ バレー カベルネ ソーヴィニヨン 2022 は、熟した果実の層と繊細な木の香りが香り、甘いブラック チェリー、ブラックベリー、カシスの魅惑的なフレーバーにスモーキーなオークの香りをもたらします。
美しくバランスのとれた酸味と柔らかなタンニンが甘美で熟した果実を引き立て、M カベルネ ソーヴィニヨンはもっと飲みたいと思わせるでしょう。
ポートソースを添えた牛カルビや鴨の煮込みとよく合います。
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もう美味しすぎて、濃くて、高級感溢れて、こんな価格で販売していいのだろうか？という感想。完全にノックアウトされました。
自分の担当しているレストランのソムリエ達にフライングして、今すぐ全部売りたくなってしまいましたが、新しい匿名ワインお待ちの方にご予約順にお分けしてまいります。（くわしくはこちら）
到着次第、社内に身分を隠して働いている某有名ワインスクールの講師や、店長たちや、フランスで醸造士をしていた社員たちや、店舗で試飲されたお客様（多分お披露目の試飲会します）のコメントを、掲載していく予定です。
この匿名ワインをご案内できるようになるまで、本当に創業者や先輩、そして紹介して下さった現地のワイナリーの皆様の多大なる努力があったかと思います。
その想いが生んだ奇跡の「匿名ワインM」。
２０２５年の初めに是非お楽しみください。
次期買い付け隊長を目指す
福井謙一郎
