蔵の祭典2024を終えて

桜の開花が、始まり、先週開催された「蔵の祭典」の思い出に浸りながら、ロゼワインを楽しんでいます。

ヴィノスやまざきは、今年創業111年、そしてワイン直輸入を始めて30周年となります。

ワインの勉強を初め、シニアソムリエの資格を取り、ワインコンテストで優勝しても、なかなかワインは売れず、お客様からの「本当に美味しいワインを手頃な価格で提供してほしい。」との声で、フランスの無名産地に出向き、ワインの輸入を始めてから、

ワインは産地やブランドではなく、造る人なんだ!

ということに、気づき、真面目にワイン造りを行っている造り手たちと、お客様を引き合わせたい・・という気持ちで、蔵の祭典を始めました。

2020年はコロナ禍で中止となり、何と6年ぶりに、蔵の祭典が開催されました。今回は、東京、静岡だけでなく、札幌から神戸まで、各地を生産者達が廻り、総勢1000人以上のお客様と生産者交流されました。

生産者のブースで、色々な国のワインを飲み比べるお客様

久しぶりの再会に、生産者とハグしたり、涙をうかべて話していらっしゃるお客様

と造り手の方々。

そんな光景を目にして、感動で胸が一杯でした。

24年前始めた時は、フランス人の生産者とアメリカ人の生産者が口をきかない、

と、まだぎくしゃくしていましたが、生産者もお客様も一緒になって、We are the worldを歌った時、この祭典を行ってきて、本当に良かったと、涙が出てきました。

お忙しい中、ご来場下さったお客様

地球の裏側からも、日本の国内からも、ご参加下さった生産者の皆様

そして仕事の合間に、手作りで準備してくれた、ヴィノスやまざきのスタッフの皆様

ご来場できなくても、応援して下さった皆様、

本当に本当に有難うございました。

ヴィノスやまざきを作って、そして蔵の祭典を続けてくることが出来て、本当に感謝です。

当日は、すぐにボトルが空になってしまうワインやお酒も多く、またチーズなども大人気でした。

改めて、蔵の祭典で人気だったワインやお酒をブログご紹介させていただきますね。

まだ、余韻の抜けない私達ですので、店頭では(WEBでも)蔵の祭典でご紹介させていただいたワイン、特別価格やポイントアップで、ご紹介させて頂いております。

是非、お店でも、蔵の祭典に負けない、ヴィノスやまざきのパッションを感じて下さい。

本当にありがとうございました。

蔵の祭典 発起人

種本祐子

この記事を書いた人

買付隊長 種本 祐子

買付隊長 種本 祐子

静岡県生まれ。1987年、実家である山崎酒店に入社。先代から受け継いだ「店はお客様のためにある」の思いで、フランスの無名産地より安くて美味しいワインの直輸入を決意。生産者の元を自分たちの足で訪問・交渉し、お届けする「蔵直便」のワインビジネスを始める。現在は取締役社長として、直輸入型ワインショップ「ヴィノスやまざき」を全国に展開する。日本ソムリエ協会認定シニアワインアドバイザーの資格を保有。

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