ヴィノスやまざきの名物でもある「蔵の祭典」が、ついに6年ぶりに開催することが決定いたしました。
「待っていたよ。」「楽しみにしていたよ。」と、すでに続々とお申込みをいただき、嬉しい思いでいっぱいです。
蔵の祭典がスタートしたのは2000年
この年に、世界的なワインの展示会VINEXPOが日本で開催され、話題になりました。
が、世界にたくさんあるワインの展示会は、ほとんどがインポーターや、小売りやレストランの仕入れ担当しか入場できません。
いわゆるB to B。
でも、世界中から集まった生産者のワインを、ワイン好きな一般消費者の方が楽しめたら、どんなに喜んで頂けるだろうか、
また、お客様の声を生産者がダイレクトに聞くことができたら、美味しいワインを造るのに参考になるのに・・B to C のワインイベントを世界中の生産者を集めてやりたい!!そんなワインパーティがあったら・・いや、無い・・
それなら、自分達で開催しよう!
と、輸入しているワインの蔵元や、先代からの日本酒の蔵元に声をかけ、第一回「蔵の祭典」を開催したのです。
しかし、ワインをたくさん試飲するのなら、プロ向けの試飲会と変わらない、そこで、仲間のパン屋さんにパンのブースで出店して頂き、チーズのプロにチーズのブースを出店して頂き、ホテルのシェフにお願いしてワインにあう料理を造っていただき・・でも、何かが足りない。
そんな時に、当時の劇団四季の主宰者であられた安部寧先生にお声がけ頂き、「美女と野獣」のミュージカルを観劇させて頂きました。
お客様をおもてなしする「Be our guest」のシーンでは、涙と感激で一杯でした。
そうだ、小売業は、ものを売るだけではないんだ。
ミュージカルのように、お客様が楽しんで頂ける空間を造りたい・・そんな想いで、
「蔵の祭典」では、ミュージカルを楽しむように、スタッフや蔵元、そしてお客様が一体となれるエンターテイメントも取り入れました。
自分がいつも飲んでいる造り手と、ワイン造りのことを語り合い、造り手はお客様の感想を真摯に受け止め、蔵の祭典に参加した蔵元のワインは、ぐんぐん品質をあげていきました。
そして、今年は蔵元直輸入30周年の年。
2020年はコロナで中止になってしまったので、なんと6年ぶりの開催です。
スタートの時は、数軒の蔵元だけで始めた「蔵の祭典」
今回の30周年記念では、何と24軒のワインの蔵元が、フランスはもとより、南米ウルグアイや南アフリカ、そして日本を代表するワイナリーも参加します。
さらに、今では入手困難な、磯自慢を始めとする日本酒の蔵元が約10軒、今回は今話題のプレミアム日本酒とし有名のSAKE HUNDREDまで・・
100種類を超える、ワインと日本酒、を、造り手と共に、お楽しみ頂けます。
そして、
30周年記念ということで、
出品されるワインは、それぞれの蔵元のトップクラスのワインや、店頭にも並んでいない入手困難な秘蔵ワインまで、過去最高のワインで、おもてなし!
2年に一度とお約束した「蔵の祭典」も、6年ぶりとなってしまったように、次の開催は、全くの未定。
そして、実行委員長の私、種本も、さすがに次回はもう実行委員長は無理だな、これが
最後になるかもしれない、そんな想いで、過去最高の蔵の祭典を開催するつもりでおります。
この会費は、本当に安くて、ワイン代すべて合わせても足がでてしまいます・・・
が、蔵元もヴィノスやまざきも、
「とにかく、お客様に喜んで頂きたい。」そんな想いで頑張ります。
是非、是非、是非、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。
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蔵の祭典 実行委員長
種本祐子