皆様こんにちは!
ヴィノスやまざき有楽町店店長の芳賀です。
先日7月17日(金)より、有楽町店、西武渋谷店、新静岡セノバ店、京都店で長らく休業しておりましたテイスティングバーの営業を再開いたしました。
長い間、開業について多くのお問い合わせをいただいておりました。
今回お越しいただいたお客様が楽しまれる様子を見て、私たちスタッフも大変嬉しく思っております。
また、営業再開にあたりまして新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、席数や一部提供メニューの制限、検温や消毒等を実施しております。
現在、テイスティングバーをご利用のお客様については2,000円(税抜)以上のワインのお持込については、抜栓料をサービスとして、店頭価格でワインをお楽しみいただけます。
その中で「この時期、このワインをゆっくり飲んで楽しむのが好きなんです!」と人気のワインがあります。
それがこちらの「ガルソン・アルバリーニョ・レセルバ」
抜栓したては、この時期にぴったりの心地よくフルーティーな酸味があり、桃や柑橘系を思わせるフレッシュな味わいですが、時間が経ち温度が上がるとグっとコクが増して、また違う一面を見せてくれるワインです。
「ゆっくり楽しみたい」というお客様がいらっしゃるのも頷けます!
このワインを手掛けるのは南米の産地「ウルグアイ」の蔵元「ボテガ・ガルソン」。
日本ではあまり見かけないワイン産地ではありますが、この「ボテガ・ガルソン」は専門誌での高評価を数多く獲得し、著名なワインジャーナリストが次々と訪問するなど、近年注目を浴びている蔵元です。
最初は「ウルグアイのワインが、日本で売れるのだろうか?」と、私も含め多くのスタッフが半信半疑でした。
実際に試飲をしてみると、確かに美味しいしクオリティもとても高い。彼らの十八番のぶどう品種である”タナ”を使った濃厚でコクのある赤ワインは、牛肉消費量世界一の国で楽しまれるのにふさわしい、肉料理にぴったりな味わいです。
しかし、ワインの産地としては日本では全くの無名…さらに、調べてみると、ヨーロッパや南アフリカよりもさらに遠く、ウルグアイから日本に到着するまで、船便で2カ月以上もかかることが分かりました。
そこで、最初は試しに少量だけ輸入し、当店の試飲イベント『蔵の祭典』でお披露目を行いました。
「無名産地のブースにお客様が来てくださるだろうか?」そんなスタッフの不安をよそに、ボデガ・ガルソンのブースは長蛇の列に!
最近では「あのウルグアイのワイン、美味しかったよ!また買いに来たけどありますか?」というお声もいただくほど。
おかげさまで大人気ワインとして、コンテナ単位で輸入できるようになったため、1年を通じてご案内できるようになりました!
買付隊が現地を訪ねその美味しさの秘密に迫ったところ、そこで目にしたのは畑を1000以上の区画に細かく分けて、徹底的に丁寧にぶどう栽培を行う様子でした。
なぜそこまでするのか?と聞くと「畑に起伏が多くて地形が複雑だから、たとえ隣の区画でも、日当たり一つ全然違ってしまうんだ。とにかく、良いぶどうを造ろうとした結果だよ。」との答えが。
だからこそ、様々な品種をベストな状態で収穫しこんな素晴らしいワインができるのだと確信したのです。
そして、最近更にうれしいニュースが飛び込んで参りました!
世界最大級のワインコンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(IWC)を主催するウィリアム・リード社が主催する、ワイン観光に取り組む世界最高のワイナリーを選ぶ「ワールズ・ベスト・ヴィンヤード・アワーズ 2020」(World's Best Vineyard Awards 2020)において、ガルソンが見事第2位に選ばれたのです!▼
https://www.worldsbestvineyards.com/2/
今後もますます目が離せないガルソンのワインは、各店テイスティングバーでも。
そしてもちろんご自宅でもお楽しみいただけます!
ぜひ今年の夏の1本に、こちらのワインをお召し上がりくださいませ!
有楽町店 芳賀