昨日のスタッフダイアリーで、CIAL横浜オープン記念に合わせたお得なワインセットの一部をご紹介いたしました。
今回、その中のひとつに、スタッフも驚くようなスペシャルワインが入っていますので、このスタッフダイアリーをご覧の方だけ…一足先にご案内させていただきます!
「シャトー・ムーラン・オーラロック」はフランス・ボルドー地区でワイン造りを行う小さな蔵元。
ボルドーといえばフランス屈指のワイン銘醸地で、左岸にあるメドック地区の“5大シャトー”と呼ばれるワインは、ヴィンテージ(年号)によって5万円~数十万円にのぼります。
そんなボルドー地方の右岸、フロンサックという小さな村で、彼らは代々ワイン造りを行っています。
オーナーのエルヴェさんは、真摯にぶどう栽培に取り組み、品質の高いワインを造ることで周りの生産者からも一目置かれ、過去にはフロンサック村の村長を務めたことがあります。
そんなエルヴェさんのモットーは、「良いワインは良いぶどうから。」
毎日欠かさずぶどうの手入れを行っているため、その手はぶどうの色素で紫色に染まってしまっています。
実際、私もそのぶどう畑を見た時、感動を覚えました!
丁寧に手入れされたぶどう、美しい緑色で生き生きとした葉っぱ…隣のぶどう畑との違いは一目瞭然でした。
また、ワイン造りに妥協することがなく、少しでも心配なことがあると醸造所に寝泊まりしてしまうことから、「ワインクレイジー」と呼ばれたりもするそうです。
現在は息子のトーマさんが当主を引き継いでおり、今は親子二人三脚でぶどう栽培から瓶詰めまで一貫して行い、こだわりのワインを造っています。
そんなエルヴェさんが造るワイン「シャトー・ムーラン・オーラロック」は、ブラックベリー、チョコレートのニュアンスと柔らかい果実味が特徴で、ボルドーワインながらも穏やかな口当たりと滑らかさが自慢の1本です。
数々の大会やワイン評価誌で、有名ワインを凌ぐほどの高評価を得ており、先日も最新ヴィンテージ2019年が世界的ワイン評論家ジェームズ・サックリング氏から93-94点という高得点を獲得!
しかしながら、過去にはそういった評価雑誌などの掲載を断ったこともあるそうです。
「ワイン造りは儲かろうと思ってやっているわけじゃない。高得点が出ても、本当にこのワインを好きで飲んでくれている人の手に届かなければ、造っている意味がないからね。」
そう私たちに言いながらも、その手は休むことなくぶどうの樹の手入れを行っていました。
「CIAL横浜オープン記念ワインセット」は、まさに“職人”が造る蔵直ワインもお楽しみいただけます。
ぜひヴィノスのワインで楽しい週末をお過ごしください!