最近、家飲みがすっかり定着してきましたね。
ワインを買おうとした際に、「種類がたくさんありすぎて、どれを選んだらいいか分からない…」とワイン選びに困った経験、ありませんか?今週のダイアリーでは、誰でも「家飲みの達人」になれる、ワイン選びをグッと簡単に、そしてより楽しくするヒントをお届けいたします。
ワインを選ぶ時、まず知っておくと便利なのが、ワインの味わいを決める大きな要素「ぶどう品種」。
本日は、数あるぶどう品種の中から、白ワインのぶどう品種「シャルドネ」をご紹介いたします。
【特徴その1】世界中で愛される人気者
ワインを普段あまり飲まなくても「名前は聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
「白ワインの女王」とも言われ、白ワインを代表するぶどう品種として知られます。
フランスのブルゴーニュ地方が原産ですが、現在では世界中で栽培されている人気品種です。
【特徴その2】振れ幅の大きさは、まるで俳優さながら?
他の品種に比べ、ぶどう自体には個性的な風味が無いと言われるシャルドネ。産地の気候や、それぞれの生産者の造り方によって、さまざまな味わいのワインになるため、産地や生産者の個性が色濃く反映されています。気軽なデイリーワインから高級ワインまで、幅広いワインが造られています。
【特徴その3】キリっとvsふくよか、産地から好みを見つける
世界中で栽培されているからこそ、産地による違いが楽しめます。
たとえば、ヨーロッパの涼しい産地だと、酸味がキリっとした、レモンやライムのような柑橘系の香りと味わいに。カリフォルニアやオーストラリア、南米など暖かい産地では、酸味が穏やかで、トロピカルフルーツのような果実味がたっぷりのふくよかなワインになります。
知れば知るほど奥が深いぶどう品種、シャルドネ。
豊かな果実味が魅力のカリフォルニアのシャルドネで、おすすめの一本が入荷しております。
ストーンヘッジ・シャルドネ・リザーヴ
真っ先に感じるのは、完熟フルーツのようなたっぷりの果実味!その後、バニラやバターのようなリッチな香りが広がります。濃厚で飲み応え十分なので、お魚だけでなく、鶏肉のグリルなどお肉料理と一緒でも美味しいです。
カリフォルニアで一番有名な高級ワイン産地ナパ・ヴァレーでは、多くの有名ワイナリーが、観光客向けの豪華なテイスティングルームを構えています。今から20年以上前、ここナパ・ヴァレーの街角の小さなテイスティングルームで、驚くほど手頃で美味しいワインを提供していた「ストーンヘッジ・ワイナリー」に出会いました。
彼らは、テイスティングルームに費用をかける代わりに、ぶどう農家との強いパイプを活かして銘醸畑のぶどうを買い付け、コストパフォーマンスの高いワインを造っています。昨年の夏に現地を訪問し、銘醸地区のシャルドネを使ったこの白ワインを買い付けました。
本日より、こちらのワインが入った「家飲みの達人セット」をご用意しております!
ぜひ家飲みにご利用ください。
本島