本日より、ヴィノスやまざき全店、オンラインショップにて、「ワインで元気に猛暑を乗り切る!」夏の元気ワイン宣言フェアを開催します。!
そこで、注目度No.1の新着ワイン「メリタージュ・リザーヴ NO.30 ナパ・ヴァレーをご紹介!
ヴィノスやまざきで人気ベスト5に入る程に育てていただいた、ストーンヘッジのメリタージュワイン。
そんな中でも、なかなか譲って頂けない数字シリーズのワインが久々に入荷いたしました。
今回の数字は#30。
ヴィノスやまざきの蔵直ワイン30周年を記念して造った、渾身の一本をご紹介します。
メリタージュワイン数字シリーズ誕生秘話
メリタージュワインはナパヴァレーの葡萄を使って造って頂いている人気ワインですが、ナパヴァレーよりさらに上のランクの葡萄(サブアペラシオン)を使っていただくこともあります。
ナパの中でも、特別な地域の葡萄は数万円、数十万円するカルトワインに使われることが多く、なかなか使って頂けない地区の葡萄です。
ストーンヘッジのオーナーであるシャヒンさんとは20年以上のパートナー。
ある時、メリタージュ用にブレンドする樽を試飲していた時に、とてつもなく美味しい、カルトワインか?と、思える樽に出会いました。
「これを、樽で譲っていただけないですか?」
とお願いしたところ、
「これは、サブアペラシオンの葡萄だけで造り樽熟成も通常のナパワイン以上に熟成している特別なワインです。特別な顧客(高級レストラン)等に販売する、本当に高いワインなんです。ごめんなさい。」
と、最初は断られました。
「ヴィノスのお客様に飲んで頂きたいのです。何とかお願いします。」
と何度もお願いして、何樽かの「サブアペラシオン メリタージュ」の樽を譲って頂きました。
何とネーミングにしようかと考えていると、
「ユウコ レゼルブ??」
などと、シャヒンさんが提案して下さったのですが、
「私は、いえ、ここに書いてある樽のナンバーそれを、そのままラベルにさせて下さい。」
と、お願いしました。
そして、本来は数万円、数十万クラスとなるような、特別な地区の葡萄で作られたメリタージュの数字シリーズが誕生したのです。
蔵直(R)30周年を記念した「メリタージュ リザーヴ #30」
が、今回の#30は樽に書いてあったわけではありません。ヴィノスやまざきの蔵直ワイン30周年を記念して造って頂いた、プレミアムの上をいく、特別な数字シリーズなのです。
ラザフォード、オークノール、オークヴィル、といった超超高級ワインとなる地区の葡萄、それも2021年はかなりの低収穫で、身の引き締まった小粒の素晴らしい葡萄となりました。
- カベルネソーヴィニヨン41%
- マルベック30%
- シラー10%
- カベルネフラン8%
- メルロー7%
- プチベルド4%
でブレンド。
そして樽熟成はなんと2年にも及び、畑の葡萄にはこだわるけれど、大きなテイスティングルームやブランドにはこだわらないストーンヘッジのワインメーカーの自信の1本となりました。
1976年にパリテイスティングで、ナパワインがフランスのボルドー格付けに勝ち、1993年に、カリフォルニアワインマスターコンテストで初代の優勝をさせて頂き、カリフォルニアとの取り組みを始め、そして、ヴィノスと想いを共にするパートナーと出会い、30周年を迎え造って頂いたこのメリタージュ#30は、私のワイン人生の集大成とも言える一本かもしれません。
ストーンヘッジ メリタージュ リザーヴ No.30 ナパ・ヴァレー 2021|ヴィノスやまざき|ワイン通販 (v-yamazaki.co.jp)
ヴィノスの若手バイヤーが今月末、カリフォルニアに渡ります。ストーンヘッジの次のワインメーカーたちと、これからもさらに素晴らしいワインをお客様のために造り上げていこうと一歩を踏み出します。
#30は、そんなヴィノスやまざきの歴史に残る一本です。
お楽しみ頂ければ幸いです。
初代カリフォルニアワインマスター
種本祐子