ボジョレー・ヌーヴォー2025年

よくあるご質問

ボジョレヌーボーに関するよくあるご質問を掲載しております。

ボジョレー・ヌーヴォーについて

ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に採れたぶどうを使用して造られる赤ワインのことです。

もともとはブルゴーニュ地方の秋の収穫を祝う祭りで捧げられていたのが始まりと言われています。その年の収穫を祝う=収穫したぶどうを使用したワインを捧げる、という意味で造られたワインが「ボジョレー・ヌーヴォー」になりました。

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月の第三木曜日午前0時です。元々解禁日を設けたのは、市場に早くヌーヴォーを出した蔵元に需要が集中する「早いもの勝ち」から生じる品質低下を防ぐためでした。

ちなみに2025年の解禁日は11月20日(木)です。

元々キャッチコピーは、現地のボジョレーワイン委員会による評価のもと、フランス食品振興会が発表したものが原型になっています。
「良い言葉しか並べていない」と思われがちですが、現地の評価をもとに和訳して作られるので、決して「出来が悪いことを隠している」というわけでではないのです。

ボジョレー・ヌーヴォーには種類が2つあります。
1つ目は、ボジョレー地区のぶどうを使用していて、オーソドックスかつベーシックなものとなっています。一番広く流通している「ボジョレー・ヌーヴォー」と書かれているものが、これに該当します。
2つ目は、北部の38の村のぶどうを使って造られるのが、ワンランク上の「ボジョレー・ヴィラージュ」になります。ボジョレー地区の中でも特に良いワインを生み出す特別な10カ村が存在し、そのエリアの中でも特別な区画の畑で造るヌーヴォーは別格です。

造り方について

「ガメイ」という黒ぶどう品種を使用しています。
ガメイを使ったワインは飲み口が軽快でフレッシュさを楽しめるので、収穫のお祝い酒として様々な人々に愛されています。

ボジョレー・ヌーヴォーはフランス ボジョレー地区で造られます。「ボジョレー地区」は、フランスの真ん中よりやや右寄り、縦に長く伸びるブルゴーニュ地方の南端に位置します。

「ボジョレー」はフランス語で「Beaujeu=美しい高台」という意味に由来しており、秋には葉が黄色く色づき美しい景観を楽しむことができます。

「マセラシオン・カルボニック」という醸造法で造られています。この醸造法は、ぶどうを粉砕せずほぼ収穫したままの状態で房ごと密閉タンクに詰めて発酵する醸造法です。
こうすることで通常の醸造法より比較的香りや色合いが早く果実から抽出されて、かつ渋味のないフルーティな味わいのワインに仕上げることができます。

お楽しみ方について

「マセラシオン・カルボニック」という特殊な醸造法とガメイの特徴も相まって、ボジョレー・ヌーヴォーは他のワインにはないフレッシュ感と、スミレや木苺のような華やかで豊かな香りが楽しめます。
通常の赤ワインに比べて渋味が少ないので、普段ワインを飲まない方や渋味が苦手な方にもおすすめです。

ボジョレー・ヌーヴォーは果実味が豊かでフレッシュな味わいが特徴なので、洋食、和食かぎらず様々な料理と合わせて楽しむことができます。

  • チーズやトマトソースを使ったパスタ
  • 肉じゃがやタレを使った焼き鳥など、あまじょっぱい和食
  • ステーキのようなしっかりとしたお肉

またボジョレー・ヌーヴォーに合わせるチーズは、モッツアレラチーズやリコッタなどフレッシュな味わいのものや、カマンベールやブリーなどクセのないまろやかな味わいのものがおすすめです。

フルーティな味わいを活かして少しだけキリッと冷やして白ワインのように飲む「冷やしヌーヴォー」がおすすめです。
ボトルごと氷と水を入れたワインクーラーなどの容器に入れて10分くらい浸したり、冷蔵庫ではなく野菜室に入れておくと、口あたりがさっぱりしつつ香りも感じられ、丁度良い温度で楽しめます。

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