鮮やかに咲き誇る紫陽花が雨に濡れ、いっそう美しさを増す季節となりました。
2026年もまもなく前半が締めくくりを迎えます。
さて、今月のうま得赤白ワインコースは、北イタリア・ヴェネト州から地場品種で造る、芳醇な味わいの赤ワインと、現地のレストランでもオンリストする蔵元の果実味を楽しめる一本をセットでお届けします。
赤:カ・ボッタ アントン・ロッソ
赤:コルテ バルドリーノ
ストーリー①
今月は、店頭では隠れた人気ワインとして、多くのお客様からご支持をいただいているイタリアワインの造り手「カボッタ」をご紹介します。
この蔵元は、イタリア北部ヴェネト州の造り手。
この地区の有名ワインが陰干ししたぶどうを使用した高級ワイン「アマローネ」を中心に、ユニークで味わい深いワインを造り出します。

カボッタは、オーナーが元々は家具の輸出販売を行うかたわら、ワイン好きが高じて趣味でワイン造りを始めた蔵元です。
元々趣味としてスタートしたためか、珍しい品種や、通常では考えられないような様々な品種の栽培やブレンドを行い、数々の個性的なワインを造り出しています。
また、いくつかのワインでは、陰干ししたぶどうを用いるアマローネスタイルでワインを造るというこだわりを持ちます。
ヴェローナの街を見下ろす標高500mの丘にぶどう畑は圧巻です。
斜面に植えられたぶどうは、全て手摘みで収穫した後、丘の上のワイナリーに運ばれます。
さらにぶどうの旨味を最大限に引き出すために、自らが開発したタンクを使用します。※なんと特許も取得とのこと!
この最新の技術のこだわりで、唯一無二のワインが生まれます。
その濃厚で力強くも、エレガンスを感じる味わいにファンが急増中の蔵元です。
今回お届けする「アントン」は、イタリア北部、ガルダ湖地方産の伝統ある地ワイン。
彼らが拠点とするヴェネト州と、お隣のロンバルディア州の境界に位置する、ガルダ湖(別名ベナーコ湖)というイタリアで最も大きい湖の近郊で造られるワインがこの「ベナコ ブレシアーノ」です。
手摘みで収穫したぶどうを、フレンチオークの木樽で熟成して、仕上げられました。
ストーリー②
もう一つのワインは、コスパで人気の北イタリアワイン。
ベルナルド家は1968年よりイタリア・ヴェネト州でワイン造りをスタートしました。
元々ぶどう栽培農家だった彼らは、ぶどうの旨味を存分に引き出したワイン造りが特徴の家族経営の蔵元。
彼らの造るワインは、多くのレストランでもオンリストされ、地元でとても愛されています。
コスパのあるイタリアワインを探して出会ったのがベルナルドです。
店頭でもその飲みやすい味わいで、ご自宅用にも非常に定評をいただいております。
この赤ワインは、飲み口の柔らかなバルドリーノ地区から。
日本でも人気の高い、アマローネなどを造る生産地ヴァルポリチェッラ地区のすぐお隣に位置します。
バルドリーノはガルダ湖畔の町バルドリーノにちなんで名付けられ、1968年に原産地統制呼称(DOC)に指定された歴史あるワインです。
品種は同じなのですが、香り高いヴァルポリチェッラに比べ、一般的になめらかなロンディネッラ種の比率が高いためより果実味が豊富で柔らかな味わいとなります。
そのため、様々なお料理と合わせることができ、地元イタリアでも人気の高いワインです。
今回は、そんなバルドリーノ地区らしい品種を使用した、柔らかで果実味豊富な一本をご用意いたしました。
商品詳細
赤:カ・ボッタ アントン・ロッソ
味わい:濃い深紅の色合い。コクのある豊かな味わい、ベルベットのような滑らかな舌触り、柔らかくシルキーな渋味、長く魅惑的な余韻が楽しめます。香りは、熟したブラックベリー、ブルーベリー、ジューシーなプラム、チェリーを思わせます。
蔵元:カ・ボッタ
産地:イタリア ロンバルディア州
品種:マルツェミーノ、バルベーラ、サンジョヴェーゼ
ペアリング:赤身肉のローストビーフ、グリルしたお野菜
赤:コルテ バルドリーノ

味わい:薄紫がかった赤。イチゴとラズベリーのニュアンスを感じさせるフルーティな香り。まろやかで、典型的な赤い果実の風味があり、飲みやすい味わいです。
蔵元:ベルナルド
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーノ・ヴェロネーゼ、ロンディネッラ
ペアリング:パスタ、リゾット、ラビオリなどによく合います。キノコの組み合わせも興味深い。
最後に、来月7月のお引き渡しは、7月15日(水)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、次回の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!
