新年おめでとうございます。
2026年が、皆様にとって穏やかで幸せに満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もヴィノスやまざきは、世界各地の造り手の想いが詰まった蔵直®ワインの奥深い魅力や楽しさをお伝えしてまいります。変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
今月のスウィートワインコースは、有機ワインの蔵元で人気のフォルスターさんが手掛ける爽やかな果実の甘さを感じて上品な酸味とのバランスの良いフルーティワインをご紹介します。
【フォルスター リースリング アウスレーゼ 2018】

【ストーリー】
昨年、約7年ぶりにワイングート・フォルスターを訪問しました。
新たに設えられたテイスティングルームは、ウッドテイストが心地よい落ち着いた空間。

扉を開けると、以前と変わらない穏やかな笑顔でフォルスターさんが迎えてくれました。
フォルスターは、1994年からドイツ・ナーエ地区で続く家族経営の蔵元。
単なるオーガニックという言葉にとどまらず、自然と共生する姿勢を実直に貫いています。
ブドウ畑にはブドウだけでなく、カモミールなどのハーブや野菜、さまざまな植物が共に育っています。
彼らにとってエコロジーとは固定概念ではなく、
「常に新しい知見を取り入れながら、健全な生態系に貢献し続けること」。
その哲学が、畑にも、ワインにも、静かに息づいています。

完熟したブドウは非常に丁寧に扱われ、清澄剤は一切不使用。
ヴィーガンの方にも安心して楽しんでもらえるよう、厳格なECOVINのガイドラインに基づいてワイン造りが行われています。
フォルスターの自社畑が広がるナーエ地方は、豊かな森林、清らかな水、そして驚くほど多様な土壌に恵まれた土地。

なだらかな丘陵と切り立った崖が織りなす文化的景観の中で、「ここで暮らし、ここで働くことを心から愛している」とフォルスターさんが語ってくれました。

現地でテイスティングして、思わず言葉を失いました。
上質で澄んだ酸味と、洗練された果実の甘さ。
決して甘さだけが前に出ることはなく、凛とした緊張感がワイン全体を支えています。
フォルスターさんの穏やかで誠実な人柄をそのまま映したかのような、
どこかホッとするスウィートワイン。
ぜひ、ゆったりとした時間の中で味わっていただきたい一本です。
【商品紹介】
商品名:フォルスター リースリング アウスレーゼ カロリーン 2018
品種:リースリング
産地:ドイツ/ナーエ地区 リュンメルスハイム
認証:ヴィーガン
グラスに注ぐと、まず立ち上がるのは蜂蜜、熟した白桃、アプリコットを思わせる濃厚で華やかなアロマ。
ひと口含めば、とろりとした甘みが舌を包み込みながらも、リースリングならではの美しく張りのある酸が全体を引き締め、驚くほど軽やかな余韻を感じます。
このワインは、完熟したブドウのみを選別して造られるアウスレーゼ、
その中でも特に甘口スタイルのエーデルズュース。残糖は非常に高いものの、酸とのバランスが秀逸で、「甘いのに、もう一口飲みたくなる」完成度が高いです。

2018年は成熟度に恵まれた優良ヴィンテージ。
果実の凝縮感がありながらもフレッシュさを失わず、デザートワインとして非常に完成度の高い仕上がりです。
食後にゆっくりと楽しむのはもちろん、
ブルーチーズ、フルーツタルト、アプリコットを使ったデザートとの相性は抜群。
8〜10℃くらいにしっかり冷やすことで、甘みと酸の美しいコントラストがより際立ちます。
お楽しみください。
買付隊 福井
