蔵直🄬ワイン30年の物語 ②

誰も知らなかった裏話・・実の伝説ワインは・・

南フランスは「当時」無名産地で、美味しいワインに出会い、借金をしてまで直輸入、その品質の高さに「1万円以上のボルドーの高級ワインのようだ」と、新聞のコラムにまで書いて頂き、30年来のヒット商品になった赤ワインが、シャトー・レゾリュー!

実は、その時輸入したワインで、レゾリューに負けない人気の赤ワインがあったのです。

それが、ドメーヌ・グールガゾーのカベルネソーヴィニヨン。

グールガゾーは、元々ブルゴーニュ地方出身のピケさんが、ブルゴーニュに負けない

シャルドネ(白ブドウ)に適した土壌を探し、南フランス・ラングドックでワインを造るために創業した蔵元。

そのシャルドネ(白)のコストパフォーマンスと品質の高さに、今でも「シャルドネならグールガゾー」と

言われることが多いのですが、

実は、赤ワインのカベルネソーヴィニヨンも、シャルドネや、またシャトーレゾリューに負けない

伝説の人気ワインなのです。

30年前、フランス大使館で試飲したシャルドネに惹かれて、ミネルボア村の山奥の

グールガゾーにたどり着き畑に行くと、標高の高い斜面に植えられた葡萄は、きちんと手入れされ、完熟した葡萄が収穫の時を迎えていました。

(初訪問は、1994年の8月末)葡萄畑を守る十字架とあわせて感動で胸が一杯になりました。

そして、そこで見つけた、素晴らしいカベルネソーヴィニヨンの葡萄。

実は、このミネルボア村は、素晴らしい黒葡萄の産地でもあったのです。

出来上がったカベルネソーヴィニヨンを飲んだ時に、余りの美味しさと安さに、

「絶対売れる!!」と自信を持ちました。

初めてワインが到着し、試飲会を行い、あっという間に、グールガゾーのカベルネソーヴィニヨンは売れていきました。

特に、飲食店様等からの注文が多く、常に在庫を切らしている状態が続くので、店頭売り切れのことが多く、取材を受けたこともなかったのです。

また、数年前に訪問した時に、さらに樹齢も古くなり品質もあがっているカベルネソーヴィニヨンに、本当に驚きました。

さらに濃厚になっていて、奥行もあり、これは樽で熟成させるべきなのではと考え

「是非、このカベルネを樽で熟成して下さい。」と、思わず、お願いしてしまいました。

小さな家族経営の蔵元で、樽は高いし、このままでも良く売れるから・・と、樽熟成をせず販売していましたが

「ヴィノスやまざきの為にだけ、樽熟成しましょう。長年のお付き合いですから。」ということで実現した、フランスでも販売されていない

幻の、

グールガゾー・カベルネソーヴィニヨン・樽熟成 は、伝説のカベルネソーヴィニヨンのさらに、その上をいくこだわりの赤ワインなのです。

他にも、グールガゾーは、ほんの少しだけ、ローヌ(フランス・コート デュローヌというところ)の高級白ワインにも負けない、「ラ・ヴィーニュ ド ・ モン・ペール」という、とてつもない濃縮感のある白ワインを造っていたり・・

*現在の当主:アニックさん

ヴィノスやまざきが30年も蔵直🄬ワインを続けることができたのは、どんどん品質を

あげてくれるグールガゾーのような蔵元のおかげなのです。

フランスワインの高騰が続く中、何とか、今の価格で頑張っています。蔵元もヴィノスも・・もしかすると、この価格でお買い上げいただけるのは、これが最後のチャンスかもしれません。

是非、この機会に、グールガゾーの、こだわりのワインをお楽しみ下さい。

ヴィノスやまざき 3代目

買付隊長 種本 祐子

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