テレビや新聞では、もうボジョレーヌーヴォーの第一便が到着というニュースの中、
ヴィノスやまざきのヌーヴォーはまだ瓶詰めもしていません。
収穫を確認に渡仏し、
蔵元が納得するまで醸造を待ち、
最後に味をみなければ、瓶詰めもOKをださない。
それも全てはお客様に本気で美味しいボジョレー・ヌーボーお届けしたいから!
今年の、最終の味のチェックを任されたのは、私、寺田。
「ブルゴーニュで醸造の修業をしたり、長年買い付けに同行したので、寺田君に任せる!」
え?そんな大任を!
シャテルスで、まず味をみて、タンク別のヌーヴォーを最後にアッサンブラージュ。
しかし、念のために買付隊長にも、日本にもタンクサンプルを送り、同時に参加してもらったのです。
今年は、しっかりした酸がのっていて、ボジョレーというよりは、もはやブルゴーニュ。
しかし、よい年だからこそなのか、タンク毎の違いが少なく、アッサンブラージュは困難を極めました。
しかし、一番美味しい?果実味たっぷりの9番を思いきって70%使い、
他のタンクのものを15%ずつアッサンブラージュしたら、
いや、もう、ブルゴーニュの高級ワイン並みの味に!?
9番のタンクは、今年のタンクの中でも特に果実味がしっかりとしていました。
飲んだ瞬間、もうこのままでもいいのでは?と思うほど。
苦労して出来当たったワインは、まるで、ブルゴーニュワイン。
何種かをブレンド(アッサンブラージュ)することで、こんなにも、奥深くなるなんて。
そして、なんと、買付隊長のアッサンブラージュも、同じ!
まさか!と思わずにっこりでした。
今回もまた3000キロの運転となりましたが、シャテルスに来てよかった。
皆さん、本格ブルゴーニュのような、ボジョレー・ヌーボー待っていて下さい。
ご予約はこちらから!
https://www.v-yamazaki.com/nouveau2023/beaujolais.html#chatelus
さて、試飲した、樽熟成前のギヨさんのサンプルの味わいは…?
続報をお待ちください!