赤ワインが苦手だった私を変えた一本

大変お待たせいたしました!
人気のため一時品切れとなっていた赤ワイン「マホニー カーネロス ピノ・ノワール 2020」が、店頭に到着しました。

実は入社当時、私は赤ワインが苦手でした。
しかし入社してから半年後、そのイメージを一気に変えるワインに出会います。

それが、この「マホニー カーネロス ピノ・ノワール 2020でした。


もともと甘党の私は、辛口のワインが苦手で、ドイツワインのような甘口が好きでした。
しばらくして辛口の白ワインも飲むようになりましたが、どうも赤ワインは苦手。

特に、苦手だったのが「ピノ・ノワール」というぶどう品種の赤ワイン。
リーズナブルなものは、味が薄くて、酸味が強い・・・奮発して少し高いものを飲んでみても、やはり味の薄さと酸味が気になって、美味しいと感じられませんでした。

転機は、当時勤務していたお店の店長の一言。
夕食のローストビーフに合わせるワインを探していたところ、「マホニー」をこう紹介されたことでした。

「ピノ・ノワールが良いよ。苦手と言っていたけど、これは違うから飲んでみて。」

帰宅後、半信半疑でコルクを抜き、グラスに注いだ瞬間でした。
華やかな赤い果実の香りが、心地良く私を包み込んでくれたのです。

マホニー カーネロス ピノ・ノワール 2020

ローストビーフを口に頬張り、期待を胸に、いざ口にすると・・・

「えっ・・・美味しい!」と思わず口に出ました。

果実のしっかりとした味わい。
心地よい酸味が舌を包み込み、刺激し、楽しませる。
余韻も長く、ゆったりとした時間が流れました。

おつまみのローストビーフはあっという間に無くなり、追加を買いに出かけたほど。

このマホニー カーネロス ピノ・ノワール 2020は、私が初めて赤ワインを「美味しい」と思った、忘れられない一本になったのです。

実は、蔵元のオーナーであるフランシス・マホニーさんは、地元カリフォルニアの名門大学と共同でピノ・ノワールの研究を行うなど、「カリフォルニアのピノ・ノワールの権威」として知られるぶどう農家。

1本数万円するようなワインを造る有名ワイナリーも、そのぶどうを買い求めるほどです。

今年からラベルが新しくなりましたが、変わらない美味しさを届けてくれました。
ピノ・ノワールがお好きな方はもちろん、苦手という方も、是非お試しくださいませ。

佐々木

【プロフィール紹介】
2016年入社。甘口のドイツワインがきっかけでワインの世界へ。ヴィノスやまざき渋谷店で白ワイン「ジボー・ソーヴィニヨン・ブラン」に出会い、辛口でも果実味たっぷりの美味しさに驚き、入社を決意。ルミネ北千住店、ルミネ立川店で店長を経験し、現在は目黒事務所勤務。自称ヴィノス1の甘党。甘口ワインのことならお任せください。(もちろん辛口も!)

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