毎年11月第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」。
フランス東部、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫したぶどうから造られる新酒です。
今年の解禁日は11月19日(木)。
解禁まで、あと2カ月ほどになりました!
いつもとは状況が違う年でも、変わらない美味しさを届けたい。
その想いで、例年以上に蔵元と密に情報交換を行っております。
そしてつい先日、当店で毎年人気No.1のヌーヴォーを造るギヨさんから、最新情報が届きました!
気になる2020年のぶどうの出来はどうなのか・・・!?
ギヨさんいわく、ぶどうの状態は・・・
春に若干雨が降ることで畑に水分がいきわたり、一方で夏は乾燥していたので、健康でよく熟したぶどうが育ちました。収穫は9月3日から始めましたが、果汁もぶどうも非常に凝縮しています。 非常に濃い色合いで、香りがギュッとつまったワインに仕上がりそうです!
そして、2020年ヴィンテージを一言で言うと・・・
「30年来の素晴らしい出来」とのこと!
ギヨさんが太鼓判を押す今年のぶどうの出来が、今から楽しみですね!
ヴィノスやまざきでは、「本当に美味しいヌーヴォーしかお届けしない」という想いで、毎年取り組んでいます。このため、ぶどうの生育時期の8月末~9月上旬、そして10月中旬の最終の味わいの確認には、必ず現地に足を運んで、納得がいくボジョレー・ヌーヴォーだけを仕入れてきました。
例年であれば、現地でぶどうの生育を確認し、ぶどうの味わいをチェックしている時期ですが、今年は私たちもなかなか現地に赴くこともできません。
今、お客様と生産者のために、私たちができることは何か・・・「新しいライフスタイル」ならぬ、「新しいワインの伝え方」を模索する日々です。
今年は、ボジョレーワイン委員会が例年よりも一週間早い10月5日からの出荷を認めたこともあり、8月下旬からすでに収穫を始めているワイナリーも。
しかし、ギヨさんは、最も日当たりの良い畑でも9月3日から収穫をスタート。
本当にぶどうが完熟して、そのポテンシャルを最大限発揮できるようになってから丁寧に収穫することで、ギヨさんのヌーヴォーならではの、しっかりとして奥深い味わいを実現しているのです。
※昨年のヌーヴォーの最終チェック時の色合い。ヌーヴォーとは思えない濃さ!
現在ご予約受付中の「本樽熟ボジョレー・ヌーヴォー」も、そんなギヨさんの新酒だからこそ実現できたワイン。なぜなら、ヌーヴォーといえば軽くて薄い味わいのものも多く、ぶどう本来の味わいがしっかりとしていなければ、樽の風味に負けてしまうからです。
ワンランク上の「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」を木樽に直接詰めていただき、飲む直前まで木樽の中で熟成される味わいは、唯一無二と言っても過言ではないかもしれません・・・
フランスもまだまだ大変な状況ですが、本当に美味しいヌーヴォーを日本のお客様にお届けするために頑張るギヨさんを、彼のヌーヴォーを飲んで一緒に応援していただければ幸いです!
「本樽熟ボジョレー・ヌーヴォー」のご予約受付は、9月22日(火)まで。
完全受注生産・数量限定のため、ぜひお早めに!
商品部 保坂