ブルゴーニュワインのプロが唸った、ロングセラー白

私たちスタッフが「これは絶対に飲んで欲しい…!」とオススメする白ワインが、先月末に再入荷を果たしました!キャンペーンなどをしなくてもリピートでご購入いただくお客様が多く、入荷してもすぐに売り切れる、26年間白ワインの部で圧倒的人気No,1の白ワインです。

それがこちらのドメーヌ・プティプロ・シャルドネ樽熟成



その人気の秘密はシンプルに、価格と味わいにあります。

26年前、業界でもかなり早い時期にソムリエ資格を取得し、ワインスクールの仲間たちとブライングテイスティングばかりしていた、買付隊長の種本。
彼らが「とても美味しい!」と思った白ワインは、フランス・ブルゴーニュ地方の有名ワイン産地、ムルソーやモンラッシェなどの名前が付くワインばかりでした。・・・つまりシャルドネ品種を使い、木樽で熟成させた、ワインマニア垂涎のワインたちです。

しかし当然ながら、それらのワインの価格は決して安くありません!当時でも5000円で手に入ることはなかなかありませんでした。
そんな時に、フランス大使館の試飲会の数あるワインの中で、まだ日本では“無名産地”ともいえるほど、あまり人気が無かったラングドック地方のブースで運命の出会いがありました。

それが「ドメーヌ・デュ・プティプロ」という蔵元。別名「ドメーヌ・グール・ガゾー」と呼ばれます。

このワインに感動した種本は、すぐさまスペイン国境付近にあるフランス・ラングドック地方のミネルヴォワ村を訪れました。
私たちを迎えてくれたのは、創業者のピケさん。



もともとはブルゴーニュ地方でワインを造っていたのですが、より安い土地で“ブルゴーニュ品質”のワインを造るため、フランス各地を巡り、この土地を探し当て移住してきたそうです。

しかし当時のラングドック地方のぶどうは大量生産のものが多く、地元の品種でワイン造りをしている周りの生産者たちが、ピケさんのワイン造りに危機感を感じ、「いくら植えてもぶどうの樹を引っこ抜かれてしまってね・・・」と、昔話として笑顔で話してくれました。

そんな苦難を乗り越えたピケさんにとって、シャルドネ品種は特に思い入れが深く、今ではこの土地にこの品種をもたらしたパイオニアとも称されています。

先ほどご紹介した当店のワイン「ドメーヌ・プティプロ・シャルドネ樽熟成」には、彼らが持つ単一畑「プティプロ」のぶどうを使ってもらっています。



敬意を込めて、店頭で販売する際は「ドメーヌ・デュ・プティプロ」という名前を使わせていただくことになったのです。

実は今から15年前にヴィノスやまざきに入社した寺田は、もともとブルゴーニュの某有名ドメーヌ(蔵)で醸造の修行をしていました。現在も、ブルゴーニュワインのオークションなどの買付けは必ず寺田がその厳しい舌でチェックし、品質の高いワインを仕入れることができています。

入社当初には「え?本当にその価格で美味しいのですか?」と「ドメーヌ・プティプロ・シャルドネ樽熟成」の味わいに半信半疑だった寺田に、本日、改めて試飲した本音の感想を聞いてみました!

「んー…!これは美味しい…」と思わず唸る寺田ソムリエ…!

「白桃のような果実の凝縮感と、樽熟成によるナッツやバニラの香り。飲み終わりに酸味もしっかりとあり、ぶどうの品質の高さを感じます。甘さが残らないのも食事との相性がとてもいいと思います。」
続けて「1000円台の白ワインとして、ブルゴーニュ産のシャルドネがお好きな方でも、ぜひお試しいただきたいです!」とのコメント。

ブルゴーニュワインのプロもおすすめの白ワイン。
まだお召し上がりいただいたことがない方も、ぜひお試しくださいませ!


新着読み物

2024年クライマックス!「運命のワインフェア」<白ワイン編>
いまイチオシのワインたち

2024年クライマックス!「運命のワインフェア」<白ワイン編>

1年の終わりや始まりの時、そんな時には「運命的な」ワインに是非出会っていただきたい…そんな想いで、ヴィノ...

2024年クライマックス!「運命のワインフェア」<赤ワイン編>
いまイチオシのワインたち

2024年クライマックス!「運命のワインフェア」<赤ワイン編>

 クリスマスソングが聞こえるようになると、来年はどんな年になるのだろうか、と、ドキドキわくわくしてきます...

ヴィノスやまざき誕生祭 誕生秘話⑧京都店
蔵直ワイン物語

ヴィノスやまざき誕生祭 誕生秘話⑧京都店

2010年、京都の中心ともいえる四条烏丸の交差点にNTTが商業ビルを建てることになりました。その名も「ラ...