本日、一部地域を除く全国的な緊急事態宣言の解除を受けまして
ヴィノスやまざき仙台パルコ店が再オープンいたしました。

4月18日からの約1カ月間と非常に長い休業期間の中、
励ましのお言葉や、WEB、お電話にてご注文をいただきました。
仙台店スタッフ一同心から感謝いたします。ありがとうございました。
動画でご紹介したワインはこちら「シャトー・レ・グラーヴ白」です。

グレープフルーツの様な果実感と、すっきりとしたキレのあるお味は
暑くなってきたこの頃の気候にピッタリです!
「レ・グラーヴ」はフランス・ボルドー地方で長年、家族経営でワイン造りを行っている蔵元です。
ヴィノスやまざきとは20年以上もお付き合いがあり、
そのワインの品質、コスパの良さには古くからのお客様よりお墨付をいただくほどです。
実際、その味わいの良さには現地フランスの有名グルメ雑誌「ゴ・エ・ミヨ」の
ワイン特集でも、2位/450本中 に輝くなど、プロの方からの評判も負けておりません。
以前買付で現地を訪れた際に、そのワイン造りに感銘を受けたので、ご紹介させていただきます。

レ・グラーヴのぶどう畑はボルドーの「ブライ」地区にあり、先日のブログでご紹介した「メドック」地区とは川を挟んで対岸にあります。

今でこそボルドーの中でも有名産地として挙げられることのある「ブライ地区」ですが、
彼らが始めたころ生産量は少なく、あまり注目されるような産地ではありませんでした。
しかしながらそんな場所で「レ・グラーヴ」は、強い思いで4世代にも渡りワイン造りを行ってきました。
それは常に愚直にぶどう栽培に全力を注ぎ、
天候が悪い年には徹底的に選果作業を行って、完熟したぶどうだけでワインを造ること。
なので収量が例年の1/3程度になってしまうこともよくあるそうです。

「ワインは農産物。そんな時もあるさ。毎年続くと本当に困るけど...
ヴィノスとは20年以上のお付き合いだから、お客様の期待に応えるために、これからも全力で頑張るよ!」
と笑顔で語っていた蔵元の姿がとても印象に残っています。
そしてその想いは、お父様『ジャン=ピエール』から息子『ジュリアン』へと確実に伝わっています。

これからも変わらぬ味と品質で、日本のお客様にお届けしたい!とジュリアンも語ってくれました。

わたしたちも、今の厳しい状況下ではありますが
ただひたすらにお客様の為に愚直に、そして支持して下さる方々を幸せにできるような
そんな仕事をずっと続けていきたいと思っています。
仙台店もこの先5年、10年とお客様に愛されるようなお店でいるために
これからも頑張ってまいりますので、応援よろしくお願い致します!