只今、ヴィノスやまざきの原点である南フランス蔵直🄬ワイン大収穫祭ワインフェア開催しています。
先日、ヴィノスやまざきのフランスワイン買付隊の鶴見を中心に現地を訪問し、各地で猛暑のニュースがある中でも、農家でもあるパートナー蔵元は、例年よりの早い収穫で良質なぶどうが出来ていましたと一報が入りました。

今回のワインフェアで特に注目していただきたい新着ワインを紹介!
ピクプス ソーヴィニヨン・ブランとマルベック

一目見たら印象に残るアートラベルが特徴的ですが、味わいは本格的。
出合いは、2025年に蔵直アルゼンチンの人気ワインとして知られている「ビニャルバ」のオーナー、エルヴェ氏から、フランスのカオ―ルにワイナリーを所有しているから一度訪問してほしい依頼があったのがきっかけです。

フランスの南西地区に位置している「カオ―ル」は、南フランスからボルドーに向かう途中にあり、あまり知られていないのですが、土壌、気候、栽培されるぶどう品種はそれぞれ異なり、個性的で多彩なワインが造られています。
特に、マルベック主体で造られるワインは「黒ワイン」と呼ばれて色合いが濃くてしっかりした味わいで注目されています。;

買付隊が南フランスから起伏の激しい山道をはしること約2時間、きれいなぶどう畑に佇む建物がみえてきたのがプリウレ・ド・セナックでした。

1990年代、アルゼンチンでマルベックの可能性を世界へ示したエルヴェ氏が、「マルベックの故郷・フランスを再発見したい」という想いからカオールを訪れ、出会ったのが、森に囲まれた高原に静かに佇む古い修道院、プリウレ・ド・セナック。
石灰質の台地に鉄分豊富な粘土が重なるこの土地は、マルベックのポテンシャルを最大限に引き出す特別なテロワールです。

エルヴェは、この地を「フランス最高峰のマルベックが生まれる場所」として、ワイン造りをすること決心したと伺いました。
認証は取得していませんが、自然な栽培方法を実践し異なるテロワールの個性を生かして女性醸造家のセリーヌ・ミシュレさんがワイン造りをしています。現地で試飲を行いましたが即決したほど品質の高い味わいでした。

ワイン専門誌でも高い評価を獲得し、名実共にカオ―ルワインの実力派として注目されています。
さらに気になるアートラベルの由来について伺ったところ、フランスの著名な画家で「ポスター芸術の革命家」とも称されるトゥールーズ=ロートレック(コンテ・トロザム地域の出身)にインスピレーションを受けて描かれたものだそうです。

ラベルには、フランス人が大切にする Art de Vivre(アール・ド・ヴィーヴル=暮らしの芸術) の精神が表現されています。
日常の何気ないひとときを大切にし、家族や友人と食事を囲みながら自然体でワインを楽しむ様子が描かれていています。
話を伺いながら、街角のカフェやテラスで肩ひじ張らずにワインを楽しむ光景は、まさにフランスらしい文化そのものだと感じ、ギフトでプレゼントしてもいいな!と感じました。
ワインは特別な日のためだけにあるものではなく、日々の暮らしを豊かに彩る存在。
その価値観が、このラベルには美しく表現されているように思いました。
味わいについては、特に赤のピクプス・マルベックは、現地を訪問した際、色合いも深みがあり、果実味溢れ凝縮感のある味わいに驚きした!

ぶどうの香りをしっかり引き出すために、低い温度でゆっくり発酵させてストレートな果実の味わいがよりはっきりと感じられます。
カシスやブラックベリーのような黒い果実の香りがふわっと広がり、ほんのりハーブのニュアンスも。口当たりはなめらかで、渋みはとてもやわらかく、余韻も心地よく続きます。
ブルーチーズ、グリルしたチキン、少しスパイスの効いたアジア料理などと合わせると、さらに楽しめます。気軽に食事と合わせられる親しみやすい一本です。
白のピクプス・ソーヴィニョン・ブランは、買付隊が満場一致で美味しい!と納得した味わいでした。

ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかな香りをしっかり引き出すために発酵はゆっくり3週間かけて行われ、その後2ヶ月半ほど澱(おり)と一緒に寝かせることで、香りに広がりが出て、口当たりもなめらかになります。
レモンやグレープフルーツのような柑橘の香りが広がり、ほんのりミントのような爽やかさも感じられます。
口に含むと、アプリコットや白桃のような優しい果実の味わいが広がり、グレープフルーツのすっきりとした余韻が残ります。
ローストしたキノコ類、シーフードなど、さっぱりとした料理ととてもよく合う、飲みやすくて親しみやすい味わいです。
まさに、秋の味覚とあわせてもおすすめです。
現地で試飲したワインでもう1本、衝撃的な味わいに感動したワインがありました。
以前、蔵直🄬ワイン定期便でご紹介し、お客様からも美味しい!と評価をいただいたカオールワインのトップクラスの品質を誇る赤

蔵元のトップワインは、ワイン専門誌『Wine Enthusiast』で94点のBEST BUYに選出され、さらには、インターナショナルワインチャレンジ2024のカオールワインでトロフィーを獲得するなど、名実共にカオールワインの実力派として注目されています。
しっかりとした骨格を感じながらも、やわらかい酸味と豊かな果実味がバランスよく溶け込んでいます。
渋みもありますが、料理と合わせることで旨味がぐっと増す味わいです。
鴨のローストやステーキやローストビーフとの相性は抜群です。

芸術的なラベルだけではない。味わいは実力派。マルベックNo.1に輝いたカオールワインと、個性あふれるピクプスの味わいをぜひご堪能ください。
是非、お楽しみください。
買付隊 福井
