日中はまだ残暑が厳しいですが、朝夕は少しずつ過ごしやすくなってきました。食の秋、ワインの秋の訪れを楽しみに待ちたいですね。
今月のスウィートワインコースは当店蔵直🄬スペインワインの人気蔵元「モンマルサル」が造る甘口のスパークリングワインと「エスタカーダ」が造るデザートワインをご紹介いたします。
白スパークリング:パラウ セミセコ
ストーリー
スペインの北東部のペネデス地区で有名なスパークリングワインと言えば「カバ」。
フランスのシャンパーニュと同様、ボトルの中で泡を発生させて熟成させる製法「瓶内二次発酵」を用います。世界の名だたるグラン・メゾンがシャンパーニュを生み出していますが、やはり高いですよね。今では5,000円以下で上質なシャンパーニュを探すのはとても困難では!?
一方で、カバは同じ「瓶内二次発酵」で造られるにも関わらず、美味しくて手ごろな価格で飲めると知り、美味しいカバを探し回りました。
しかし、スペインのカバは大手4社がほとんどのシェアを占めていると言われています。もちろん、手造りで造っている小さなカバの蔵元もありますが、やはり価格が高い・・・。

話を聞くと、彼は「モンマルサル」という名前の小さなカバの蔵元の営業マンでした。サンチョさんという元音楽家のオーナーがワインを造っているとのこと。
バックパッカーでスペインからもってきたカバをどうしても飲んでほしい!と、飲んでその味に驚きました。
シャンパーニュに負けない・・・。そして価格も当店取り扱いカバより少しだけ高いだけで、手ごろな価格で販売できる。これが、ヴィノスのお客様の求めていたカバだ!
早速、ペネデスの蔵元を訪ねました。「私たちは、伝統を尊重しながらも、ワインに良いことはどんどん取り入れていきたいと思っている」彼らはまさにその言葉を実践していました。
彼らは小さな蔵元ですが、自社のぶどう畑も所有。
なぜ、ヴィノスやまざきに営業マンが来たのか?理由を聞いたところ、日本の市場を調査した際、直接輸入してお客様に販売する・・・しかもブランドではなく味でワインを選ぶヴィノスやまざきしか考えられなかったとのこと。偶然ではなく、造り手の情熱とヴィノスやまざきの普段の活動が、出会わせてくれた運命の蔵元なのだと実感したのです。
商品説明
「パラウ」シリーズは特別ラベルで仕込んでくれた当店だけのオリジナルのスパークリングワインです。まだ暑さの残るこの季節には、優しい甘味とキレのある酸味がとても心地よいです。そのまま食前酒としてはもちろんのこと、フレッシュなジュースを加えてカクテル風に、あるいはフルーツタルトと合わせてみてはいかがでしょうか。
蔵元:モンマルサル
産地:スペイン カタルーニャ州 ペネデス DOカバ
品種:マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ
白:セクア ドゥルセ500ml
ストーリー
スペインの首都マドリードの南に位置するワイン産地「ラ・マンチャ」は、スペイン最大のワイン産地であり、大手の生産者が広大な畑から比較的リーズナブルな価格帯で、大量のワインを造っています。
エスタカーダは、このラ・マンチャの地で、自社畑で育てたぶどうから質の高いワインを造ろうと2001年に創業しました。
デビューから数年で、スペインでもトップを争う評価を世界各国で獲得していましたが、その蔵元を真っ先に発見し、輸入することに成功したのがヴィノスやまざき。
話を聞くと、ワイナリーまで日本からわざわざ足を運んできたのも、当店だけだったそうです。
彼らが所有している標高850メートルの高台に位置する畑は、ぶどうにとって最適の場所。 昼夜で大きな寒暖差が生じ、ぶどうの成熟がゆっくりと進むため、豊かな果実味と酸味のバランスが抜群で、華やかな香りのワインが生まれます。
彼らのワインは、そのコストパフォーマンスの高さから、ヴィノスやまざきの店舗だけでなく、レストランのソムリエといったプロフェッショナルからも評価が高く、 料理の味わいを引き立てるワインとして人気です。
商品説明
遅摘みのシャルドネを使用し、元々は現地テイスティングルームを訪れたお客様のためにだけ造っていた限定デザートワインです。当店買付隊が現地で飲んだ瞬間、あまりの旨さに感動し、その場でオーナーと粘り強く交渉した結果、何とか譲ってもらえた1本です。食後にデザートワインとして、お好きなデザートやブルーチーズと一緒にお楽しみください。
蔵元:フィンカ・ラ・エスタカーダ
産地:スペイン ラ・マンチャ地方
品種:シャルドネ
最後に、10月お引き渡しは、10月15日(水)の開始を予定しております。(配送のお客様は15日以降の最短土曜日~)
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!