雨の中で咲く紫陽花がとても美しい季節になってまいりました。気が付けば早いもので、年の折り返しとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ヴィノスやまざきでは、熱い季節にぴったりの、毎年ご好評をいただいております「夏ヌーヴォー2025」のご予約を開始いたしました。
2025年は例年と比べると温暖で乾燥していた年でした。雨量が少なかったため収穫量は落ちましたが、ぶどうはしっかり完熟し、果実味がギュッと濃縮された、香り豊かなぶどうを収穫することができました!フレッシュで飲みやすく、夏にぴったりな味わいをぜひご堪能ください。
今月のワインはイタリアの地元から愛される蔵元の2種類のスパークリングワインをご用意しました。 イタリアを代表する赤の甘口スパークリングとマスカットの香りが心地良い白の甘口スパークリングです。ぜひ、良く冷やしてお楽しみくださいませ。
ストーリー
地元でながく愛されている蔵元「マンフレディ」は、創業100年を超える老舗の生産者です。
高級ワイン産地としても知られるピエモンテ州のランゲのエリアでワイン造りをしています。
蔵元は1918年に険しい丘陵地に建てられ、世界大戦最中でもワイン造りを続け、地元の人々に支えられてきました。
出会った当時、この蔵元はお爺ちゃんが大八車でワインの量り売りを始めたのが創業ということで、先々代が大八車で行商を始めたヴィノスやまざきとは親戚のようなシンパシーを感じたと買付隊長も言っていました。
ワインを飲むお客様のために造られたワインは、やはり美味しかったのです。


細かな泡がきれいに立ち上がり、マスカット特有の甘い香りが押し寄せます。蜂蜜やぶどう本来の甘さを思い起こさせる果実味に、おだやかな酸味があり、最後にほのかな苦味を感じます。フルーツなどと合わせてお楽しみください。
蔵元:マンフレディ
産地:イタリア ピエモンテ州
品種:モスカート・ビアンコ
ペアリング:フルーツトマトのカプレーゼ
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ストーリー
低アルコールで甘口の赤ワインで大人気商品となった「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ®」は、アルコール、特に赤ワインが苦手な母のために、南フランスで造ってもらったオリジナルワイン。
同様に、同じタイプの物でスパークリングワインも出来ないものか・・・と思い、色々な生産者を当たってみましたが、思った通りのワインに出会えませんでした。
ふと、「赤のスパークリングワインが得意な産地はなかっただろうか・・・そうだ。ランブルスコを造るエミリア・ロマーニャに行ってみよう。」と、思いつきました。
ランブルスコとは、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州で造られる微発泡ワイン。赤のタイプが特に有名です。様々なランブルスコの生産者を巡った末、ついに出会ったのが蔵元「カンティーナ・ディ・ソルバーラ」。
カンティーナとはイタリア語で「蔵元」という意味。
彼らは、微発泡の赤ワインを造る、この道100年の赤微発泡の老舗だったのです。
今回のワインは、多くのお客様に楽しんでいただけるよう、特別にアルコールを低くして、試行錯誤の上で生まれたワインです。
赤泡:【ソルバーラ ランブルスコ・ディ・モデナ アマービレ】

しゅわしゅわと食欲を誘う泡立つ音に、華やかでジューシーな赤果実の香りが広がります。口に含むと優しい発泡の刺激と、甘いストロベリーやフレッシュブルーベリーの風味が広がります。程よい甘みとフレッシュな果実味のバランスが良い一本です。
蔵元:カンティーナ・ディ・ソルバーラ
産地:イタリア エミリア・ロマーニャ州
品種:ランブルスコ
ペアリング:フレッシュストロベリーを添えたレアチーズケーキ
最後に、来月のお引き渡しは、7月15日(火)の開始を予定しております。 (配送のお客様は15日以降の最短土曜日~)入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!