時が経つのも早いもので、もう11月も半ばを迎えました。
まもなく2025年の新酒、ボジョレー・ヌーヴォーも解禁となり、来月にはクリスマスと、ワインの季節が到来しました!
ヴィノスやまざきでは、これからの本格的なワインの季節、現地から生産者を招いてのイベントも盛りだくさんです!ワインを造ってくれている生産者から直接その美味しさの秘密を聞ける機会ですので、ぜひ一度ご参加いただけますと幸いです。
https://www.v-yamazaki.co.jp/collections/event
今月の銘醸赤ワインコースは、イタリアの銘醸ワイン、アマローネは陰干しぶどうを使用した濃厚な味わい!芳醇な香りと、フルボティの力強い味わいがたまらない一本。

赤:ジアローラ アマローネ・デッラ ヴァルポリチェッラ 2019
ストーリー
この蔵元との出会いは、安くて美味しいワインを造るイタリアの生産者がいる、と聞きつけご紹介いただいた蔵元が「ベルナルド」です。
彼らの代表的なワインで、買い付けのきっかけとなった「シャルドネ フリッツァンテ」は微発泡のシュワシュワ感と果実味で店頭でも密かな人気となっています。
そんなベルナルドが紹介してくれたのが、この「ジアローラ」という蔵元です。
すべての偉大なワインは偉大な土地から生まれます。サンテ・ジアローラが20 世紀にアメリカを旅した後、イタリアに戻って農場を始めた土地もその 1 つです。

ジアローラ家は100年もの間、ぶどう畑で土地を耕作し、伝統、物語、価値観を世代から世代へと伝えてきました。
前世紀の始め、モレーン丘陵のなだらかな斜面でぶどう畑を始めました。
熟練の手腕とたゆまぬ献身的な努力、家族は肩を並べて働き、父から息子へとぶどうへの情熱が受け継がれました。
1968 年、ウンベルト・ジアローラが引き継ぎ、自ら栽培したぶどうでワイン造りを行う試みを開始。これにより、家族の伝統の象徴であるジアローラのワインが誕生しました。

現在、ウンベルトの息子であるミケーレとヴァレリアーノが父と同じ情熱と献身をもってワイナリーを率い、伝統と革新の融合を追求しています。
畑はヴェローナ県パラッツォーロ・ディ・ソーナに位置し、丘陵地帯に広がり、穏やかで温暖な気候が特徴で、晴れた日にはガルダ湖のきらめく水面を垣間見ることができます。

これらの土地の歴史は、氷河期の最後の時期にまで遡ります。氷河が後退し、岩や瓦礫が砕かれて、ぶどうの栽培とワインの生産に最適なきめの細かい粘土を形成しました。

「環境の尊重と自然への愛」は彼らの理念であり、常に伝統を尊重しながら革新を実行することで時代の変化に対応します。
土壌とぶどうの樹を常に注意深く観察し、バランスの取れた果実に必要なものがすべて揃っていることを確認します。

最初期、ウンベルトさんは、自宅の地下室にあるいくつかのタンクとバリックで少量のワインを保管していました。
最初の顧客は近隣の住民でしたが、噂が噂を呼び、彼らのワインを海外で紹介する方も多数いました。
現在、新設されたワイナリーでは、ワインの醸造と熟成のために考え抜かれた状態で行うことができます。
今回お届けするのは、イタリアの高級ワインとして名高い、アマローネ。
収穫後自然にぶどうを乾燥させる伝統的製法で、ぶどうの重量が35%から40%減少するまで110日間かけて行います。
優しくプレスした果汁を果皮付きで「カペッロ・ソメルソ」と呼ばれる伝統的醸造法を用います。
その後、木樽で36ヶ月間ゆっくりと発酵・熟成。
瓶内で約6ヶ月熟成して仕上げられます。
商品詳細
ジアローラ アマローネ・デッラ ヴァルポリチェッラ 2019

味わい:このワインは濃い赤紫色の色合いをしており、豊かで奥深い味わい。香りは複雑で、チェリー、ブラックチェリー、プラム、リコリスの魅惑的な香りが加わり、ココアを思わせる後味です。口に含むと、最初に赤いベリー系のフルーツの豊かな風味が感じられ、調和のとれたなめらかな味わいが楽しめます。
蔵元:ジアローラ
産地:イタリア ヴェネト州
品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ、コルヴィオーネ、ロンディネッラ 主体
ペアリング:赤身の肉、ジビエ、スパイシーなチーズと合わせてゆっくりとお楽しみ下さい。
最後に、次回12月のお引き渡しは、12月15日(月)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!
