【蔵直🄬ワイン定期便】10月地酒倶楽部・蔵コース

10月「晩秋」になり、冬も近くなってきました。日本酒の蔵元も続々と酒造りをはじめ、新酒の便りが待ち遠しく感じます。この時期は、「ひやおろし」の楽しめる時期でもありますので、お見かけの際は是非お試しください。

 

 今月の「地酒倶楽部 蔵」は、静岡/志太泉酒造の季節限定酒。柔らかく旨味の乗った純米酒とたけのこと山椒の実を独自の製法でじっくりと炊き込んだおつまみと共にお楽しみください。

 

 

 

[静岡]志太泉 純米酒 八反 日巫女ラベル 720ml

[おつまみ]たけのこ山椒110g

 

 

ストーリー

 

【志太泉酒造】

 

志太泉は、明治15年に初代「望月久作」が創業しました。「望月家」は藤枝の地主であった「杉村家」の分家として、余剰米を有効に利用する役割を担っていたようです。お酒の名前は地元の古くからの地名である「志太」にある「泉」のようなお酒という意味と「志」し(こころざし)「太」く(ふとく)「泉」(いずみ)のように湧き立つ酒を造りたいという願いを込めて「志太泉」と命名したと伝えれています。

 戦前は清酒「志太泉」「三五の月」「ラジヲ正宗」「歓喜」を発表するとともに山梨県にワイナリーを所有し「ミクニワイン」という名前で発売していました。しかし第二次世界大戦の戦局悪化に伴い、米不足のため酒造りは一時休業しました。

 

戦後、昭和29年、酒造業を再開しました。はやくから吟醸造りに取り組み、昭和35年には、吟醸酒「白鷲」として発売を開始しました。昭和43年、当時日本酒の世界で最も権威のある「東京農業大学品評会」で金賞を受賞しました。昭和50年代より静岡県の吟醸造りの方法論を模索し、その隆盛とともに、「全国新酒鑑評会」で昭和59年より3回連続の金賞を受賞しました。平成21酒造年度より、能登杜氏「西原光志」を迎え伝統的な酒造りを継承しつつ創意工夫を加えモダンな酒質を追求しています。

 

志太泉の仕込み水

志太泉にとっての最大の財産は、仕込み水です。蔵元は、米は完全でないにせよ選ぶことが出来ます。例えば静岡蔵元である志太泉も兵庫県産の山田錦を買うことは出来ます。しかし、水を買うことは現実的に難しいです。

 志太泉の初代「望月久作」が、この場所を蔵に選んだのは、素晴らしい水が湧く土地であったからです。藤枝市の蓮華寺池公園で開催される「手揉み茶保存会」のお茶会では必ず志太泉の仕込み水を使用します。静岡県名産のお茶を引き立てる水でもあるからです。また、お茶会においては和らぎ水として非常に人気のある水でもあります。

 現在でも、瀬戸川の上流の山間地という事が幸いして、周囲の自然環境は保全されております。環境破壊の進む中、蔵元の中でも、水に苦労する蔵が増えてきました。しかし、志太泉は恵まれた自然環境の中、おいしい井戸水(=仕込み水)が使える蔵です。現在も仕込み水は濾過の必要はありません。仕込み水は硬度3.4の軟水(中軟水)です。もろみ日数を十分にとり穏やかに発酵させる事により志太泉のやわらかな酒質のベースとなります。

 

 志太泉は、地元である志太地区の蔵であること、静岡県の蔵であることに強いこだわりを持っています。酒質を静岡の風土と食に合うように設計し、爽やかな吟醸香と、飲みやすさの中に深い旨みやかすかな苦み、渋みが融合した酒質を志向し、余韻もキレを重視しています。

 

商品詳細

日本酒:【志太泉 純米 八反 日巫女ラベル 720ml

 

「八反35号」は「雄町」や「愛山」のような強い個性があるわけではありません。しかし、「八反35号」のお酒をはじめて飲んで以来、この米で「志太泉」として唯一無二のお酒が造れるという確信がありました。

当初のスペックは純米吟醸でした。しかし発想を転換して精米歩合65%の純米規格で造ってみました。「八反35号」のやわらかさにミネラル感が重なります。吟醸香もあり米由来の香りもあります。なにより飲んでポジティブなっていきます。「八反35号・日巫女」は型にとらわれない自由なお酒です。


産地:静岡県

蔵元:志太泉酒造
原材料名:八反35
精米歩合:65%
日本酒度:+6.5

 

おつまみ:【たけのこ山椒110g】

長い歴史の中、京都は食文化を豊かに育んできました。京つけものもりではその大切な京都の食文化を、世代を越えて受け継いでいけるよう京都の食文化をPRしています。

「美味しい野菜からしか、美味しいつけものは作れない」その想いは、半世紀以上の「もり」の京つけものの歴史、野菜作りの歴史でもあります。

よい野菜による、よい京つけものを、皆様のもとへ。

そんな願いを胸に、京都・亀岡の自社農場で、失敗と成功を重ねながら野菜を育てています。

その取り組みは。青味大根や山科なすなど絶滅が危惧されていた京野菜の復興へとつながり、今では「もり」を代表する京つけものへと発展しています。

「もり」の歴史が詰まった畑の土は、「もり」の宝であり、これからも未来へと続いていく、終わりのない物語。

「もり」が情熱を込めて漬けあげた京つけものをぜひご賞味ください。

 

今回のおつまみは「たけのこ山椒」

たけのこと山椒の実を独自の製法でじっくりと炊き込みました。

試食スタッフ大絶賛の爽やかな香りと味わいの深さをご堪能ください!

 

新着読み物

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ白白ワインコース
C:プレステージ白白ワインコース

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ白白ワインコース

朝夕はだいぶ涼しくなり、長かった夏も終わり、本格的に秋を感じる季節となりました。涼しくなると、ワインが飲...

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ赤赤ワインコース
C:プレステージ赤赤ワインコース

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ赤赤ワインコース

朝夕はだいぶ涼しくなり、長かった夏も終わり、本格的に秋を感じる季節となりました。涼しくなると、ワインが飲...

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ赤白ワインコース
C:プレステージ赤白ワインコース

【蔵直Ⓡワイン定期便】10月プレステージ赤白ワインコース

朝夕はだいぶ涼しくなり、長かった夏も終わり、本格的に秋を感じる季節となりました。涼しくなると、ワインが飲...