暑さが一段と強まる季節となりました。今年は昨年に引き続き酷暑が予想されるとのことですので、熱中症には十分気をつけてお過ごしいただければと存じます。
ヴィノスやまざきでは、この時期おすすめの「夏ヌーヴォー2025」の販売が開始します。
今年は、例年と比べると温暖で乾燥していており、降雨量が少なかったため収穫量は落ちましたが、ぶどうはしっかり完熟し、果実味がギュッと凝縮された、香り豊かなぶどうを収穫することができました!
フレッシュで飲みやすく、夏にぴったりな味わいをぜひご堪能ください。
今月のこだわり赤ワインコースは、フランスの銘醸地ボルドー地方のサンテミリオンから特級ワインをお届けいたします!
トゥル・ドゥ・ビニョ サンテミリオン グラン・クリュ 2019
ストーリー
フランスでネゴシアンをしているアルバート・ボジェ氏がサンテミリオンの土地を気に入り、自らのシャトーを購入しました。ワインをこよなく愛する彼は、今までの濃さだけを求めるワインではなく、その土地の個性を表現できる、そしてバランスの良い、消費者が素直に楽しめるワインを目指しています。
このワインはシャトーが保有するある特別な区画「トゥル・ドゥ・ビニョ」(そのままワイン名になっています)のぶどうを使って造られています。粘土質の土壌で造られる、メルロ主体でカベルネ・フランをアクセント的にブレンドしています。
実は、この2019年がこのキュヴェのファースト・ヴィンテージです。この区画の特徴を表現するのに数年間、試行錯誤を重ね、やっと自信をもってお届けできると判断して、念願のリリースとなりました。適度な濃縮感のあるぶどうなので、新樽を使って約1年間熟成しているそうです。
トータルでの熟成は5年以上経っているので、メルロの豊かな果実味を感じながらも、滑らかなタンニンによる、スムースな口当たりが印象的です。
彼らのワインはフランス国内のレストランで評判が高いそうです。それはつまり、食事と合わせて楽しむワインとしてソムリエから人気があるということです。ワイン自体が主張をするのではなく、料理を引き立てながら、お互いに高め合うという生産者のエスプリを感じます。
メルロ主体のワインということで、個人的には和食にも相性がいいと考えています。まずは一口ワインを飲んでみて、どんな料理に合うのか考えてみる、そんな時間も楽しく思えるワインだと思います。
蔵元:シャトー・ミラン
産地:フランス サンテミリオン
品種:メルロ90%、カベルネ・フラン10%
ペアリング:ラムチョップ、ハンバーグステーキ(デミグラスソース)、照り焼きチキン、
最後に、次回8月のお引き渡しは、8月15日(金)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!