暑さが一段と強まる季節となりました。今年は昨年に引き続き酷暑が予想されるとのことですので、熱中症には十分気をつけてお過ごしいただければと存じます。
ヴィノスやまざきでは、この時期おすすめの「夏ヌーヴォー2025」の販売が開始します。
今年は、例年と比べると温暖で乾燥していており、降雨量が少なかったため収穫量は落ちましたが、ぶどうはしっかり完熟し、果実味がギュッと凝縮された、香り豊かなぶどうを収穫することができました!
フレッシュで飲みやすく、夏にぴったりな味わいをぜひご堪能ください。
7月のワインENJOYコースは、爽やかな味わいの白ワインとチーズのマリアージュ!今話題の微発泡白ワインと、ミルク感たっぷり、さいて食べるタイプのチーズの組み合わせをお届けします!

【白ワイン】アルカス ヴィーニョ・ヴェルデ
【おつまみ】那須の森チーズ工房 フィラータスティック
ストーリー
今月のワインを造るのは、当店のポルトガルワインの第一号蔵元の一つ、キンタ・ダス・アルカスです。
アルカスは、ポルトガル北部のフレッシュなワインで有名なヴィーニョ・ヴェルデ地区、そしてポルトガル南部のアレンテージョ地区に自社畑を所有している家族経営の蔵元。
畑の管理からワイン造り、そして瓶詰めまで自社で一貫して行っています。
ヴィノスやまざきとの出会いは、2019年。
ポルトガルに美味しいワインを造る蔵元がある、と聞いて、世界遺産に登録されたドウロ渓谷の脇、そして細くて険しい道を抜けて、辿り着いたのがアルカスでした。

一部のワインではヴィーガン認証やビオ認定を取得するなど、自然に配慮したワイン造りを行うアルカス。

そんな自然に寄り添うワイン造りから、品種が持つポテンシャルを最大限引き出し、凝縮されたぶどう本来の旨味がバランスのよいワインを造りだしているのです!
今月の白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデはこの地方を代表するワインです。
ヴィーニョ・ヴェルデを、ポルトガル語をそのまま訳すと「緑のワイン」。
アルコ―ル度数も10%以下と低く、微発泡で軽やか、爽やかに飲めるワインとして人気です。
現地を訪問してみると、ヴィーニョ・ヴェルデ=緑 のイメージ通り、自然がたっぷりで緑が本当に豊富!
葉っぱに降り注ぐ太陽の光がまぶしく、畑のぶどうの樹もすくすくと成長しています。

彼らのフレッシュでフルーティな味わいの秘密を探ってみると…その理由は畑にありました。
同じ地区の生産者の畑の多くは花崗岩質の土壌なのに対して、アルカスの畑は「シスト」と呼ばれる、岩を多く含む土壌。
昼の間に日光を浴びて温まった岩が、冷え込む夜間に熱を放出することでぶどうに最適な温度変化をもたらすそうです。
なので、比較的涼しいこの地域でも、とても完熟したぶどうを収穫することができるんですね!
もともとぶどう農家としてスタートしたアルカスは、今でもポルトガルを代表する有名生産者にぶどうを卸しています。
そんな中、品質の良い一部のぶどうのみを使って、自分たちのワインを造っています。
こだわりの造りなのに、手ごろな価格を実現しているという、常識はずれな蔵元なのです。
商品詳細
白:アルカス ヴィーニョ・ヴェルデ

味わい:キラキラとしたきれいな黄色のワインの中に、微発砲の気泡が立ち上ります。
レモンやライムの柑橘系のフレッシュな香りが心地よい、果実味と酸味のバランスのよいワインです。
蔵元:アルカス
産地:ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ
品種:ロウレイロ 50%、アリント40%、トラジャドゥーヤ 10%
合わせるおつまみはこちら!
那須の森チーズ工房 フィラータスティック

原材料:生乳 食塩
内容量:85g
最後に、8月のお引き渡しは、8月15日(金)の開始を予定しております。(配送のお客様は15日以降の最短土曜日~)
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!