日本酒の日に、ヴィノスの歴史が詰まった一本が誕生しました

10月1日は「日本酒の日」。
本日はヴィノスの日本酒アンバサダーである私から、皆さまにどうしてもお伝えしたい一本があり、ブログに書かせていただくことにしました。

その前に・・・

「ワイン専門店なのに日本酒?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれないので、当店の日本酒への取り組みを、改めて少しお話しさせていただきます。

ヴィノスやまざきには日本酒の取り扱い店舗が多くありますが、創業の経緯を知らないと「ワインショップが、日本酒にも手を出した」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、実はヴィノスやまざきの原点は日本酒。
静岡の小さな酒屋としてスタートし、地元・静岡の地酒を自らの足で探して、お客様へお届けしてきました。その根底にあったのは、「お客様が本当に求めるものを提供したい」という想いです。

そして同じ想いで始めたのが、産地やブランドにこだわらず、足で探した「蔵直Rワイン」なのです。

磯自慢」「初亀」「開運」など、豊かな自然と名水に恵まれた静岡には、全国の日本酒ファンを魅了してやまない数々の銘酒があります。

そして「静岡の旨い酒を全国のお客様に知ってもらいたい」という先代の想いを受け継いだ会長、社長、スタッフも何度も蔵元のもとへと足を運び、蔵元たちと共に、オリジナルの日本酒も開発してきました。

たとえば、2008年の洞爺湖サミットや、2016年の伊勢志摩サミットでも各国の首脳に振る舞われるなど、今や日本を代表する蔵元となった「磯自慢」と共同で開発した「駿光の雫」。
「磯自慢の日本酒が、日常的に気軽に楽しめたら・・・」というお客様の声から生まれました。

また、静岡県内で最古の蔵元であり、地元静岡のお米と水にこだわって仕込む、吟醸王国・静岡を代表する老舗蔵元「初亀」と共に造り上げた「粋囲」。
老舗ながらも常に新しいことにも柔軟に挑戦する「初亀」は、全国に静岡地酒の魅力を知ってほしいという思いをヴィノスと共有し、地元静岡の酒米・誉富士を使った粋な日本酒を造ってくれました。

このように、数々のオリジナルの日本酒を生み出してきましたが、これも全て、蔵元との長年の関係があってこそ出来たことです。お客様の声に耳を傾け、それを蔵元に届け、お客様が求める商品を提供することが、私たち酒屋の使命だという思いで取り組んできました。

そして今日、静岡の銘蔵元と共に開発した、新たな当店オリジナルの日本酒が登場します。
それが・・・

巽酒(たつみざけ)山田錦吟醸

数々の静岡地酒を世に送り出し、日本酒の名伯楽と呼ばれたヴィノスやまざきの先代・山崎巽に敬意を表し、その名を冠した特別な酒を造りたい・・・そんな想いから、この「巽酒」は誕生しました。

(右)ヴィノスやまざきの先代・山崎巽

酒米の王様「山田錦」を使い、吟醸王国と呼ばれる静岡県で静岡型吟醸を極めた松尾杜氏が、その技術を駆使して造り上げた1本です。

このお酒を造る「國香酒造」は、静岡県袋井市にある小さな蔵元。
静岡酒らしい華やかさを持ちながら、キレのある力強い味わいの酒を造りだしています。

蔵の7代目にあたる松尾晃一氏は、自らが杜氏(とうじ=日本酒の醸造において、酒蔵の最高責任者)を務めています。さらに、実は松尾氏は、静岡地酒が全国に知られるまでに発展するのに大きく貢献した「静岡酵母」の生みの親・河村傳兵衛氏の一番弟子なのです。

そんな松尾氏は、フレッシュ&フルーティな香りで、雑味の無いきれいな日本酒を造るのに欠かせない「静岡酵母」で醸す静岡型吟醸の伝統を、頑なに守り続けてきました。

実際に松尾氏にお話を伺うと、静岡型吟醸への熱い情熱と、酒造りに関して一切の妥協が無いことを改めて感じます。仕込み期間は不眠不休でほとんどの工程をたった一人でこなし、まさに身を削る努力で酒を造り上げます。小さな蔵の中で、ただひたすらに酒と対峙し続けているのです。

この「巽酒」は、松尾杜氏が目指す「口に含むと芳醇な香りが広がり、爽やかな酸味のある味の、飲み飽きしない綺麗な酒」・・・まさしくそれを体現したこだわりの一本です。

和食を中心に、幅広いお食事とも至高のマリアージュを奏でてくれます。
食の秋に、ぜひ旬の食材と合わせてお楽しみください。


コレド室町店 店長 矢尾

ボジョレーではない、もう一つの隠れたヌーヴォーの物語

いよいよ11月の第3木曜日に解禁する「ボジョレー・ヌーヴォー」の予約が始まります。
ヴィノスやまざきも、毎年人気のボジョレー・ヌーヴォーを仕入れることに決定いたしました。

ヌーヴォーは、薄くてすっきりした味わいのもの・・・そのため、コスパが悪いから飲まないという人や、取り扱わないというインポーター(輸入会社)もあります。

しかしながら、ヴィノスやまざきは、この時期多くの人が楽しむ新酒(ヌーヴォー)だからこそ、これをきっかけにワインを好きになってほしい・・・と、信じられない濃さの美味しいヌーヴォーを、現地の農家から買い付けています。

さて、そんなヌーヴォーの中でも、今年のヴィノスやまざきでは、1,380円(事前ご予約で1,280円)という驚きの価格のヌーヴォーを販売いたします。

ラグラーヴ・ヌーヴォー赤2020
ラグラーヴ・ヌーヴォー白2020


こちらは、ボジョレー地方ではなく、フランス南部のラングドック地方の新酒(ヌーヴォー)。
ボジョレーの解禁は11月第3木曜日なのですが、ぶどうの完熟が早い南のラングドック地方では、なんとヌーヴォーの解禁は10月!
船で運ぶことができるため、手頃な価格で極上のヌーヴォーが楽しめるのです。

26年前、ラングドック地方のワインを初めて輸入してから、ラングドックにも新酒があることを知りました。そして、当時取引していたワイナリーに新酒を造ってもらい、ラベルの商品名が「プリムール(新酒という意味)」だったので、「ヌーヴォー」に変えてもらいました。

こうして誕生した「ラングドック・ヌーヴォー」。
おそらく、ラングドック・ヌーヴォーを大きく世に出したのは、日本では当店が初かもしれません。

しかしその後、増産や価格高騰によって、輸入を中止してしまいました。
そんな時・・・その蔵元のオーナーの甥だったオロスケットさんが、
「だったら、私に造らせてほしい。」
と、申し出てくれたのです。

彼のおじさんが造っていたワイン以上の味は当然のこと、ボジョレー・ヌーヴォーにも負けず、ワインとして本当に美味しくなければ仕入れない・・・と、毎年仕入れる前に現地に行き、「良いけれど素晴らしいとは言えない。もっと濃く、もっとなめらかに・・・」とリクエストを続けました。

オロスケットさんはきっと、うるさい人だと思ったことでしょう。でも、お客様の代弁者として、納得のいくワインが出来るまで、造り手に厳しい要望を出すのは当然のこと・・・

それでも、オロスケットさんは、そんなうるさい注文に毎年応えてくれて、今では「本当にこれがヌーヴォーなの・・・!?」と思うほど、素晴らしいヌーヴォーを造ってくれるようになりました。


今年、ラングドック地方では、ぶどうの収穫量が大幅に少なくなった生産者もあり、ヌーヴォー価格は高騰しています。
でも、こんな大変な時だからこそ、本気でお客様に安くて美味しいヌーヴォーを楽しんでほしい・・・と、今年は他のラングドック・ヌーヴォーはお休みして、オロスケットさんのヌーヴォーだけに絞ることで、物流コストを下げ、過去最安値を実現することができました。

今年は天候的にも難しく、さらに新型コロナの影響で、大手生産者は収穫の人材確保も苦労したようです。そんな中でも、オロスケットさんは、白ぶどうは8月20日にまたいつものように真夜中の3時に収穫し、8月27日には完熟した黒ぶどうを収穫。

(写真)今年の発酵前のジュースの色合い

そしてまさに今日、「素晴らしいヌーヴォーが出来た。日本のお客様に向けて、今日出荷するよ!」と、オロスケットさんから連絡がありました。
ヌーヴォーコンテストで最高賞を受賞した実績もあり、地元でも大変な人気となっています。

こんなうるさい私のわがままを、本気で叶えてくれて・・・オロスケットさん、本当にありがとう!
絶対に今年もケースで買います。

そして今年はなんと、ボジョレーの解禁日より早く、11月14日(土)に一足早くお届けできそうです。

長年の苦労と友情に乾杯!


買付隊長 種本

【小田原店】おかげさまで17周年!愛され続ける静岡地酒と南仏ワイン

こんにちは!
ヴィノスやまざき小田原店、店長の山地です。



ヴィノスやまざき小田原店は、JR鴨宮駅よりバスで約10分、小田原駅より約26分の商業施設、ダイナシティWEST1階にございます。ダイナシティは収容台数4000台の大きな駐車場がありますので、お車でのご来店が便利なお店です。

そんな小田原店は、今年10月にオープン17周年を迎えます。
2003年のオープン以来、周囲の再開発などで環境が大きく変わることもあった中、多くのお客様に支えられ、ご愛顧を頂き、この時を迎えることができました。

これも、地元密着で箱根や藤沢など神奈川西部の他、御殿場や熱海、伊豆方面からも多くのお客様にお越しいただき、支えて頂いたおかげと嬉しく感じております。心より御礼申し上げます。

ヴィノスやまざきがまだ静岡1店舗だった頃、NHKの番組『食彩浪漫』にて「静岡地酒と南仏ワイン」というタイトルで紹介されたことがありました。

二代目の先代・山崎巽が「静岡にも旨い酒があることを知ってほしい」と蔵元と二人三脚で取り組み全国に広めてきた静岡地酒。そして三代目の現社長・種本が「本当に美味しいワインを手頃な価格で届けたい」と開拓した直輸入ワインの原点、南仏ラングドックのワイン。
一見全く違うものにも見えますが、その心は同じで、「お客様が求めているものを提供する」こと。

小田原店もそんなヴィノスのDNAを受け継ぎ、これからも沢山のお客様に「来て良かった」と思って頂けるよう、お客様に寄り添ったワインや日本酒を提供する地域密着ワインショップとして、スタッフ一同邁進して参ります。

今後とも、ヴィノスやまざき小田原店をどうぞよろしくお願い致します。

そして本日は、そんな小田原店で特に人気の「静岡地酒と南仏ワイン」をご紹介させていただきます。

小田原店では、一昨年より日本酒の取り扱いがスタート。
当初はヴィノスが取り扱う静岡の名酒が、小田原城下の舌の肥えた地元の方々に気に入って頂けるか不安もありましたが・・・
発売後なんと、地元・静岡のお店以上に小田原店で売れている静岡地酒が「初亀 純米吟醸 粋囲」です。

端正でキレの良い辛口であり、香りも良く上品なコクのある味わいは、相模湾の新鮮な魚介とも相性抜群!ご自宅用にも、お使い物にもと、多くのお客様よりご好評を頂いております。

ご自宅用としてふだんから楽しんで頂いているお客様より、
初亀はとにかく飲み易くて、香りも良いから家族と一緒に飲むとすぐに空いてしまう。白身や青魚の刺身とも良く合ったよ。
と、嬉しいお言葉もいただきました。

この「初亀 純米吟醸 粋囲」は、ヴィノスやまざき創業の地である静岡県の日本酒を、全国の方に楽しんで頂きたいという思いから、静岡の銘蔵元「初亀」と共に共同開発しました。
時には製造の現場にヴィノスのスタッフも立ち合い、仕込みが行われております。

こうして生まれた「粋囲」は、色々な方が様々なシーンで楽しめる粋な酒であってほしいという思いから、名付けられました。その思い叶って、小田原でも多くのお客様にお楽しみ頂いております。

そしてもちろんワインも、お客様一人一人のお好みに合わせてご紹介しております。
先日ご来店されたお客様より「以前購入した二人の女性がラベルに描かれた赤ワインが美味しかったので、もう一回飲みたくて探しているのだけど・・・」とお問い合わせをいただきました。

そのワインが・・・小田原店で大好評頂いている南仏の赤ワイン「ダーム・ド・ペノティエ赤

先ほどのこのワインを探しにいらっしゃったお客様からは、
普段は白ワインしか飲まないのだけど、頂きもので飲んでみたら渋くなくてとても飲み易くて。自分にも飲める赤ワインがあったんだ・・・と思って、もう一度飲みたくなったから探しに来ました。」
と、嬉しいお言葉をいただきました。

この「ダーム・ド・ペノティエ赤」は、南フランスの古豪の蔵元シャトー・ド・ペノティエのマダムと、ヴィノスやまざきの三代目・種本が、共に造り上げたオリジナルワイン。
多くのお客様のお声を蔵元と共に受け止め、ぶどう畑からこだわって造り上げたこのワインは、重厚感がありながらも、渋味は優しく、果実と樽の風味が豊かな充実感ある美味しさに仕上がっております。

私自身も、ペノティエの畑に訪問したことがあり、職人の手による丁寧な手入れの行き届いた美しいぶどう畑に感動した記憶があります。

本日お客様のお声と共にご紹介させて頂いた静岡地酒「初亀 純米吟醸 粋囲」と、南仏ワイン「ダーム・ド・ペノティエ赤」は、どちらもヴィノスのオリジナル商品。

それも全て、店舗で多くのお客様から声をいただいたからこそ開発でき、生まれてきました。
お客様から頂く、時に優しく、時に厳しいお言葉が、ヴィノスやまざきのヒット商品を生み出す原動力となっています。

これからもお客様に寄り添い、耳を傾けるお店であり続けます。
これからも当店をどうぞよろしくお願いいたします。


小田原店 店長 山地

お客様の支えで9周年!新静岡セノバ店で、世代を超えて愛されるワイン

こんにちは。
ヴィノスやまざき新静岡セノバ店、店長の石井です。

新静岡セノバ店は、10月に9周年を迎えます。これもひとえに、オープンからこれまでご来店くださいましたお客様のおかげです。心より感謝申し上げます。

私が店長になってから約1年半が経ちますが、静岡の温かいお客様に支えていただいたお陰で、今があると感じております。これからもお客様により喜んでいただけるように、精一杯頑張って参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

新静岡セノバ店は、ヴィノスやまざきの原点である静岡の地で、ターミナル駅に直結していて色々なお客様が集まる商業施設・新静岡セノバの中にあるお店。このため、長年静岡本店をご利用いただいているお客様から、若い世代のお客様まで、幅広い世代のお客様がいらっしゃいます。

本日は、そんな新静岡セノバ店で人気のワインを2本、ご紹介させていただきます。

まず、世代を問わずオープン当初から愛されてきたワイン・・・
それが「シャトー・ムーラン・オーラロック」です。

このワインを造るエルヴェさん一家と当店は、まるで家族のような関係。
私たちも現地に何度も足を運び、またエルヴェさん自身も日本を何度も訪れ、強い絆を築いてきました。

現地でも高い評価を得ていることはもちろん、エルヴェさんがこだわりにこだわり抜いて造り上げた味わいには、静岡でも多くのファンがこのワインの虜になっています。
そして、現在では、息子のトーマさんが引き継ぎ、お父さんのエルヴェさんと共に、ぶどう栽培とワイン造りを行っています。

シャトー・ムーラン・オーラロック」は、只今新静岡セノバ店のオープン年と同じ2011年ヴィンテージをご用意しております。ボルドーらしい力強い果実味ともに、繊細な酸味と程よい渋みが絶妙なバランスで、9年の熟成を経て、少しずつ味わいにまろやかさも感じられるようになりました。



そしてもう一本、「シャトー・ムーラン・オーラロック」に代表されるロングセラーワインにも負けず、最近、新静岡セノバ店で大ヒットしているワインがあります。

先日、ある常連のお客様からも「この赤ワインが本当に美味しくて、最近リピートして買っています」という嬉しいお声を頂いたワイン・・・
それが、「ネルソン・メルロ2018」です!

私自身も昨年の夏に、お客様の声を生産者に届ける代表としてカリフォルニア買付に同行し、その際にこのワインを造る「ネルソン・ファミリー」を訪問しました。

彼らはぶどう農家として、ナパ・ヴァレーなどの有名ワイナリーにぶどうを供給して生計を立てています。そして、自分たちのぶどうで自分たちのワインも造っています。
現地では、まさに畑の中で、蔵元と共にテイスティングしてディスカッションを重ねました。

そしてこのワインは、ネルソン家のぶどう畑を守ってきたお父さんのグレッグさん、そして次世代を担う息子のクリスさんと交渉し、原料であるぶどうから予約して仕込んでもらった、日本のお客様のための特別な1本・・・

ワインを口に含んだ瞬間に、ぶどうのナチュラルな味わいが強く感じられ、しっかりとした旨味を味わうことができます。初めて飲んだ時には、思わず自然と「美味しい」と声に出てしまいました・・・

長年愛され続けてきたロングセラーワイン「シャトー・ムーラン・オーラロック2011」と、新静岡セノバ店で今人気が高まっている今年のヒットワイン「ネルソン・メルロ2018」。
こちらもこの秋にぜひ楽しんでいただきたい、ぶどうの旨みが詰まった赤ワインです。

皆様のご来店を、心よりお待ちいたしております。

新静岡セノバ店 店長 石井

【食いしん坊Cookブログ】ワインに合わせるバスク風チーズケーキ編

ワインとお料理の相性を「マリアージュ(フランス語で結婚の意味)」と言いますが、ワインとお料理と一緒に合わせることで、お互いの良さをいっそう引き出し、別々で口にするよりもさらに美味しく楽しめます。
そんな「マリアージュ」をご自宅で気軽にお楽しみいただければと、毎週日曜ワインに合う簡単おつまみレジピ【食いしん坊Cookブログ】をご紹介しています。

さて、ワインに合わせて楽しめるのは、お料理だけではありません。
この秋、ぜひワインと一緒に楽しんでいただきたいのが、スイーツです!

本日のCookブログでは、近年ケーキ屋やカフェでも多く見かけ、専門店まで登場している話題のスイーツ「バスクチーズケーキ」のレシピをご紹介いたします。

インパクト抜群の真っ黒な焦げ目と、とろーり濃厚な生地がたまりません。
ワインによく合うよう、今回はブルーチーズを加えてアレンジしました!

ブルーチーズの風味豊かな、濃厚なバスク風チーズケーキに合わせてお楽しみいただくなら、ぶどうの凝縮感にあふれたまろやかな赤ワインがぴったり。おすすめの赤ワインをご紹介いたします!


第一位 アングロ・イノチェンティ・カベルネ・ソーヴィニヨン

バスクチーズケーキと言えば、実はバスク地方にルーツを持つこのワインを忘れてはいけません!

ぶどう農家だったアングロさんとイノチェンティさんが、アルゼンチンの地に移住してきて、自分たちのワインを造りたいと始めたワイナリーが「アングロ・イノチェンティ」。
実はアングロ家は、もともとバスク地方でぶどう栽培を行う農家だったのです。

美味しいワインがあると聞けば、地球の裏側まで足を運ぶのがヴィノスの買付隊。
アングロ・イノチェンティ」も、現地アルゼンチンまで足を運び、その造りを確かめてきました。

標高1000mを超えるアンデス山脈のふもとに広がる畑では、強い日差しと昼夜の寒暖差によって、ギュッと凝縮されたぶどうが育ちます。もともとぶどう農家だった彼らは、ぶどうの質に定評があり、そのぶどうの85%を大手ワイナリーに卸しているほど。そんな彼らが、自社の特に優れたぶどうから造るのが、こちらの一本なのです。

色合いも濃く、ギュッとつまった果実の旨みが堪能できるこのワインは、バスクチーズケーキの濃厚さとブルーチーズの風味にベストマッチです。


第二位 ドゥエ・アルビエ・キアンティ・クラシコ・リゼルヴァ

今月入荷したばかりの新着ワインですが、早くも店頭で人気を集めているのが、こちらの一本!
熟したベリーの風味に、程よい渋み、スモーキーな樽の香りが、香ばしさもあるバスクチーズケーキの旨みとハーモニーを奏でます。

このワインを手がけるのは、世界TOP100ワイナリーにも選ばれ、ヴィノスやまざきでも近年大ヒットしているウルグアイの「ガルソン」や、大手エアラインにも搭載された実力派南米ワイン「ビニャルバ」など、世界各国の銘醸地を知り尽くし、数々のヒットワインを送り出してきた、アレハンドロ・ブルゲローニ氏です。(ブルゲローニ氏について詳しくはこちらから>>)

イタリア、トスカーナ州を代表する銘酒がキアンティですが、こちらのワインを造る「ドゥエ・アルビエ」は、この地でなんと1000年の歴史をもつ老舗蔵元。ブルゲローニ氏が買い受けてから、近年では有機栽培のぶどうからワイン造りを行っていて、ナチュラルなぶどうの旨みが詰まったワインはますますの注目を集めています。


番外編 バサ・ローレ・チャコリ・ロゼ

バスクチーズケーキには、やっぱりバスク地方のワインを合わせたい・・・
そんな方には、こちらのバスク地方のロゼワインはいかがでしょうか。

食に合わせるワインを求めて、美食の地バスク地方に「チャコリ」という地酒があると聞き、現地を探し回って出会った蔵元が「バサ・ローレ」でした。

チャコリでもっとも古い蔵元の一つで、ぶどう栽培から瓶詰までを自ら行い、なんと注文をもらってから瓶詰めするほどの小規模生産。そのほとんどは地元で消費されてしまい、これまであまり輸出されることはありませんでした。

この「バサ・ローレ・チャコリ・ロゼ」は、イチゴを思わせるフレッシュでフルーティな風味で、キリっとした酸があるため、濃厚なチーズケーキとのバランスが絶妙で、いつまでも食べ進んでしまいそうです・・・


この秋、ぜひスイーツとワインのマリアージュをお楽しみください!

商品部 ソムリエ 梁

【たまプラーザ店】お客様の支えで10周年!

こんにちは。
たまプラーザテラス店、店長の澤田です。

たまプラーザテラス店は、来月10月7日(水)にオープン10周年を迎えます。
これもひとえに、いつも支えてくださっている皆様のお陰です。

私がたまプラーザテラス店の店長に就任し、約4年半。
ここまでやってくることができたのは、お客様から掛けていただいた励ましのお言葉や、時には厳しくも温かいご指導によるものです。
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!

地域密着型の店舗として、ワインを通してお客様の生活をより豊かにするお手伝いが出来るよう、スタッフ一同邁進してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

9月から10月にかけ、ヴィノスやまざきの多くの店舗がアニバーサリーを迎えます。
日頃の感謝の気持ちを込めまして、アニバーサリーセットをご用意しております。

しかしながら、たまプラーザ店ではとことん美味しい特別なワインを楽しんでほしい・・・と思い、アニバーサリーセットだけでなく、たまプラーザ店限定入荷のワインをご用意することに決めました!

それが・・・「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ・ナパ・ヴァレー2010」!

なんと、たまプラーザ店ができた年の2010年ヴィンテージのワイン!当店と15年来のパートナーであるカリフォルニアの当店人気蔵元「ウォーターストーン」から、プライベート用に少量だけ熟成させていた秘蔵在庫を、特別に分けていただきました。

とにかく濃厚で香り高く、完熟プラムやビターチョコレートのような味わい・・・10年の熟成を経てまろやかになりながらも、いまだに力強い果実味を感じる、大変深みのある赤ワインです。

カリフォルニア州ナパ・ヴァレーの中でも、「オーパス・ワン」で有名なオークヴィル地区をはじめ、ラザフォード地区など有名ワイナリーもこぞって買い付ける銘醸畑の、丁寧に手摘みで収穫した完熟ぶどうを使用しています。
さらに、新樽のフレンチオークで25カ月もの間熟成させた、こだわり抜いた1本です。

カリフォルニアのナパ・ヴァレーは、「オーパス・ワン」や「ハーラン・エステート」に代表されるような数万円~数十万円もする高価なワインも存在する、今や世界屈指の高級ワイン産地です。

この地でワイン造りを行うウォーターストーンは、「本物の美味しいナパ・ヴァレー産ワインを、手頃な価格でお届けしたい」という想いのもと、ぶどう農家との長年の関係から、ナパ・ヴァレーの中でも優れた畑のぶどうを手に入れることができ、素晴らしいワインを造り続けてくれています。

彼らのワインは、世界的にも高く評価をされています。ナパ・ヴァレーの有名ワイナリーがひしめく「プレミア・ナパヴァレー・オークション」にも出品し高値で落札されたり、現地評価誌では数十万円クラスのワインをも凌ぐ高得点を獲得しています。

そんな彼らが造る渾身のトップワインが、この「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ」。

ヴィノスやまざきの買付隊も、これまで何度も現地に足を運び、ディスカッションを重ねてきました。
そして、オーナーのブレントさん自身も、何度も来日し、直接お客様の声に耳を傾け、ワイン造りに活かしてきました。
そんな、まるで古い友人のような、長い信頼関係を築いてきたからこそ、今回特別に希少な10年熟成のワインを分けていただくことができたのです。

2010年ヴィンテージは限定数のみのご案内となりますので、お早めにご利用いただけたら幸いです。

また、全国のヴィノスやまざきの店舗とWEBSHOPでは、「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ」の最新ヴィンテージ2015年をご用意しております。こちらも、圧倒的な果実の濃さと、力強い樽の香りを楽しめる一本で、コクのある赤ワイン好きにはたまらない一本です。

本格ワインが美味しい秋に、ぜひゆっくりとお楽しみくださいませ。

たまプラーザ店 澤田

おかげさまで19周年!今だから話せる、渋谷店オープンの舞台裏

こんにちは。
ヴィノスやまざき西武渋谷店、店長の近光です。



当店は、渋谷のスクランブル交差点の目の前、西武百貨店A館地下2階に位置する、ヴィノスやまざきの「東京第1号店」です。テイスティングバーが店内中央に併設されており、オープンから今もなお、多くのお客様にご好評いただいております。

北は札幌や仙台、西は神戸まで、今でこそ25店舗のお店を全国に構えていますが、2001年に西武渋谷店がオープンした当時は、静岡本店と西武渋谷店の2店舗しかありませんでした。
オープン当時のことを、社長の種本にたずねると・・・



1994年に、静岡の小さな酒屋が「お客様が本当に求めるのは、産地ブランドのワインではなく無名でも、美味しいワイン・・・」と、清水の舞台を飛び降りるつもりで始めたワインの直輸入。
小さな静岡の酒屋に、たくさんのお問い合わせが殺到し、東京圏の多くのお客様からご注文をいただくことになり・・・そんなお客様から「是非、東京にお店を出してほしい。」という信じられないご要望を頂き、お客様のお一人が渋谷西武と交渉をしてくださり、突然、渋谷西武百貨店にお店を出すことになりました。

オープンの2001年は、9.11など、世界が混沌とする中、9月29日のオープン。
しかも渋谷西武の地下二階・・・決して立地は良いとはいえないのでは?多くの方にご心配いただく中、9月29日の朝10時、渋谷西武の前からセンター街にむけて、行列が出来、オープンと同時に、支えてくださっていたお客様がお店に殺到いたしました。

ここは、単にワインを売る店ではなく、お客様が試飲したり楽しめるお店にしよう。」
そんな想いで、店内にはバーカウンターを設置。
ワインショップの中にワインバー、というのは、当時は考えられない店作りでした。

そんな西武渋谷店も、今月末でなんと19周年を迎えます!
沢山のお客様と出会い、たくさんの思い出のあるお店・・・

私も入社してから今年で10年目となりますが、私よりも「ヴィノス歴」の長いオープン当初からのお客様、そして日々新しくご来店いただくお客様に支えられ、本日に至ります。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございます。

本日は、渋谷店の19年の歴史を象徴するワインをご紹介させていただきます。
それが、「プリウレ・サン・ジャン・ド・ベビアン赤」。

静岡1店舗のみだった頃から販売していたワインなのですが、東京のお客様に中にはこのベビアンを飲んで、その美味しさに衝撃を受けた方がたくさんいらっしゃいます。

ベビアンファンのお客様の中には、「東京の渋谷にヴィノスやまざきが出来るなら、ぜひ協力したい!」と、渋谷西武に出店する際に、色々と力を貸してくださった方もいます。そしてその方は、今でも当店の心強い応援団の一人です。

このように、熱狂的なファンの方をはじめ、渋谷店と共に長年愛されてきた「プリウレ・サン・ジャン・ド・ベビアン」。そんなベビアンとの出会いは、渋谷店のオープンよりもさらにさかのぼります・・・

1994年にまだ日本では無名だった南仏・ラングドック地方のワインの直輸入を開始し、その後も多くのラングドックワインを日本に紹介したことで、「ヴィノスで輸入しないか?」とオファーが来たのが、この「ベビアン」でした。

ベビアン」と言えば、ラングドックで最も歴史がある蔵元の一つであり、「ラングドックの3大グランヴァン」の一つにも数えられるほどの名門。

こんなフランスを代表する話題のワイナリーが、ヴィノスにオファーしてくれたのも、この渋谷店あってのことだと、後になって聞きました。
お客様に試飲してもらいながら、しっかりと蔵元のコンセプトを語り売っていく・・・そんな店で販売してほしいからこそ、オファーをしたとのこと。

実際に訪問してみると、シャトー・ヌフ・デュ・パプなどフランス屈指の高級ワイン産地の有名ワイナリーの苗木を譲り受けて植えた畑で、自然派農法を実践。そして、収穫量はなんと25hl/haという信じられないほどの低収穫量で、凝縮したワイン・・・

このような素晴らしいワインを輸入することが出来、継続できたのも、渋谷店あってのことだと思います。

この「ベビアン」をはじめ、伝統的なワイン産地ボルドーで次々と革新的な技術を取り入れ、格付シャトーに匹敵する好評価を獲得してきたボルドーの革命児「レイニャック」、そして蔵直シャンパーニュの代表格「モンマルト」など・・・
当時のヴィノスが代理店になるのが難しいワインも、このお店があったからこそ、輸入させていただけたのです。

トレンド発信の中心である「渋谷」という街で、渋谷店のお客様にご支持いただき、そこから全国にも人気が広まっていく・・・こうして、数々の大ヒットワインが誕生してきました。

渋谷店オープン19年をコンセプトに、そんなワインたちで「渋谷店限定セット」を組ませていただきました。

そして、どうぞお気楽に渋谷西武のワインバーにお立ち寄りください。
とっておきのワインだけでなく、カフェ感覚で、ノンアルコールドリンクもご用意しております。
ここで、また新しい出会いがあるかもしれない・・・そんなことを思うと、楽しみで一杯です。
ご来店お待ちしております。

そして今後とも西武渋谷店を、どうぞ宜しくお願いいたします。


西武渋谷店 店長 近光

元醸造士・寺田ソムリエの愛飲するシャルドネはこれだ!

日本ソムリエ協会が毎年行っている、ワイン資格の登竜門「ソムリエ」と「ワインエキスパート」。
まもなく10月に行われる二次試験では、銘柄を隠して試飲し、ぶどう品種や産地を推理する「ブラインド・テイスティング」形式で行われます。
試験を間近に控えたヴィノススタッフも、今まさに勉強中です!

「ワインエキスパート」の二次試験を受ける予定の新入社員より、先日こんな声がありました。

「白ワイン用のぶどう品種で、まず覚えないといけないのがシャルドネだと思うのですが、産地や造り方によって味わいが大きく違うので、一番難しく感じます・・・」

たしかに・・・
色々なシャルドネの白ワインを召し上がるうちに、「同じ品種なのに、こんなに違うの!?」と思った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

シャルドネは、他の白ぶどう品種に比べて、あまりクセが強くないのが特徴。
白ワインのぶどう品種の中でも、特に高い人気を誇り、世界中で栽培されているのですが、産地や気候によってその味わいは大きく左右されます。

たとえば「シャブリ」に代表される冷涼なフランスのブルゴーニュ地方では、キリっと引き締まった酸味を感じる上品な味わいに。一方で温暖なカリフォルニアなどでは、トロピカルフルーツのようなたっぷりの果実味にあふれ、ボリューム感のある味わいになるのです。

私自身も、フランスのブルゴーニュ地方で醸造をしていたため、ブルゴーニュのシャルドネを飲む機会が多かったのですが、帰国後ヴィノスやまざきに入社してから飲んだカリフォルニアのシャルドネの圧倒的なボリューム感に、「これは・・・果実の凝縮感がすごい!」と衝撃を受けた経験があります。

そこで本日は、今月特に人気を集めているシャルドネの中から、私のイチオシを3本ご紹介させていただきます。


第三位 ドメーヌ・ジボー ヴィジョン・オール シャルドネ

以前こちらのブログでもご紹介させていただいた、こちらのシャルドネ。(詳しくはこちらから>>)
社内勉強会で、世界各国のシャルドネをブラインド・テイスティングした際に、世界のシャルドネの有名産地のワインを抑えて第一位に選ばれたのが、こちらの一本です。
ブログでご紹介して以来、「気になってしまって、手に取りました!」という声を多くいただくなど、話題となりました。

実は、こちらのワインを造る「ドメーヌ・ジボー」は、フランス・ロワール地方の、ソーヴィニョン・ブランというぶどう品種のスペシャリスト。本当に美味しいソーヴィニヨン・ブランを求めて、フランス中を探し回り、ようやく出会った蔵元で、彼らのソーヴィニヨン・ブランは、果実味たっぷりで大ヒットしました。

そんな彼らが、少量のみ造るシャルドネも、収穫時期をじっくり待った完熟ぶどうから造られ、「オール(=黄金)」の名の通りの輝く黄色に、白桃のようなたっぷりの果実味にあふれた一本です。
樽熟成をしていないにも関わらず、厚みのある味わいに仕上がっていて、丁寧な畑仕事が生んだこの味わいには脱帽です。


第二位 マホニー ギャヴィン・ヴィンヤード シャルドネ

トロピカルな果実の厚みと、樽の香りに、長い余韻・・・飲み応えがある味わいで、涼しくなってきた秋の季節にぴったりのこの一本は、私がその美味しさに衝撃を受けた、カリフォルニアの造り手「マホニー・ヴィンヤーズ」のシャルドネです。(私とマホニーの出会いはこちらから>>)

「マホニー」は、カリフォルニア屈指の高級ワイン産地ナパ・ヴァレーの中でも冷涼で、シャルドネの栽培に最適なカーネロス地区にあります。
カーネロス地区のパイオニア的な存在で、黒ぶどうのピノ・ノワールをもっとも得意としていますが、実はもっともよい区画でシャルドネも少量だけ栽培していて、そのぶどうから造られるのが、こちらのシャルドネなのです。


第一位 プティプロ・シャルドネ樽熟成

ヴィノスのシャルドネといえば、この一本は絶対に外せません。
当店の直輸入第一号白ワインであり、輸入開始以来25年以上、多くのお客様にご支持いただいてきました。

南フランス・ラングドック地方のワインなのですが、初めて飲んだときは、その完成度の高さに、ブルゴーニュのワインかと思ったほどです。
たっぷりの果実味に、樽の香りが口いっぱいにフワっと広がり、余韻も長い・・・
この味わいが1000円台で手に入るのは、本当になかなかないと思います。

それもそのはず。
実はもともとフランスのブルゴーニュ地方でワイン造りをしていた前当主のピケさんが、「手頃で、ブルゴーニュクラスの美味しいワインを造りたい・・・」とフランス中を巡り、たどり着いたラングドック地方のミネルヴォワ村で造り始めたのが、こちらのワインなのです。

現在では、娘のアニックさんが引き継ぎ、丁寧にぶどう栽培からワイン造りを行っています。

いかがでしたでしょうか?
少し涼しくなってきたこの季節には、本日ご紹介した飲み応えあるシャルドネのような、厚みのあるワインが飲みたくなります。
奥深いシャルドネの世界を、ぜひお楽しみください。

ソムリエ 寺田

【プロフィール紹介】
フランスの国立醸造学校を卒業後、ブルゴーニュ地方の超有名ドメーヌでワインの醸造経験を積む。帰国後は、生産者の想いをお客様に届け、日本でもワインをもっと気軽に楽しんで欲しいと、ヴィノスやまざきに入社。豊富な知識を活かし、買付から社員教育まで、幅広い業務を担当中。ピノ・ノワールの試飲力は、ブルゴーニュのプロからも高い評価をされている。

健康に気遣う方にも!この秋飲みたい、ロングセラー自然派赤ワイン

季節の変わり目で、健康が気になるこの時期。
ヴィノスやまざきの各店舗とWEBショップでは「美味しいワインと食で、元気と健康をお届けしたい!」と、「秋の健康応援フェア」を開催中です!

ポリフェノールが豊富で健康に良いといわれる赤ワインの中でも、体に優しい自然派ワインや、

「健康のために赤ワインが飲みたいけど、アルコールに強くない・・・」「赤ワインの渋みが苦手・・・」という方にぴったりの、低アルコール(6%)&甘口の赤ワイン「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」、

そして、あまりの人気で店頭にあまり並ばない絶品オリーブオイル詳しくはこちら>>や、純米大吟醸の酒粕から造る「蔵のあまざけ」詳しくはこちら>>など、ご家族みんなで楽しめる「食」もご用意しています。

その中でも、この秋の季節にぴったりの赤ワインで、当店で20年以上多くのお客様に愛されてきたロングセラーが「シャトー・レ・グラーヴ赤樽熟成」。

このワインが造られるフランス・ボルドー地方をはじめ、多くの国でワインの価格が年々高騰する中で、直輸入をはじめて以来、変わらない価格と品質でワインを届け続けてくれています。

熟したベリーの旨みがたっぷり感じられて、なめらかな渋みと、樽熟成によるバニラやトーストした香りが口の中に広がります。

バランスが抜群で、王道の赤ワインらしい飲み応えもある味わいに、レストランなどワインのプロの方からもご支持をいただいているワインです。

シャトー・レ・グラーヴ」のポヴィフさん一家との出会いは、フランスのグルメ雑誌『ゴーミヨ』にて、彼らのワインが400種を超えるボルドーワインの中から第2位に選ばれたという記事を見て、さっそく訪問したのがきっかけでした。

実際に訪れると、立派なシャトーを構える多くのボルドーのワイナリーとは異なり、本当に驚くほど小さなぶどう農家でした。
お父さんのジャン=ピエールさんと、息子のジュリアンさんを中心に、ポヴィフさん一家がぶどう栽培に全力を注いでいます。

天候が悪い年には徹底的にぶどうの選定作業を行って、完熟したぶどうだけでワインを造るため、年によっては収穫量が例年の3分の1程度になってしまうこともあるそう・・・
それでも「ワインは農産物。そんな時もあるさ。」と、妥協することはありません。

ぶどうの品質に徹底的にこだわるポヴィフさんは、今年フランス農水省が認める「HVE認証」の最高ランクにあたるレベル3を取得。これが実は取得が非常に難しく、ぶどう栽培から瓶詰めまで、環境に優しい自然な造りをしている生産者のみが認定を受けることができます。

そして今後はさらにステップアップし、有機栽培に変えていく予定なのだそうで、さらに進化を続けています。

そんなポヴィフさん一家から、今年の収穫の様子が届きました。今年は、日照に恵まれて収穫が例年よりも早く、9月3日頃から収穫をスタートして、非常に良い出来とのこと!

大変な状況の中でも、ポヴィフさん一家はいつも通りぶどう栽培にしっかりと向き合い、無事収穫を迎えることができました。

そんなポヴィフさんの看板ワイン「シャトー・レ・グラーヴ・赤樽熟成」は、自然派ワインとあまざけ、そしてオリーブオイルと一緒に「秋の健康応援セット」でもお楽しみいただけます。
ぶどう栽培にしっかりと向き合うからこそ生まれる、旨みにあふれた味わいを、この秋ぜひお楽しみください!

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

「コロ」誕生の裏側

本格赤ワインが美味しい秋にじっくりとお楽しみいただきたい、とっておきの一本があります。
それが「コロ by Vinos&DNA」。

先日、ある常連のお客様から「このワイン、この間飲んでからすっかり気に入ってしまって」と、うれしい声をいただきました。

そのお客様は、もともとフランスのボルドー地方のワインが特にお好きで、フランスワインばかりを飲まれていたそう。カリフォルニアのワインは「果実味が強くて、甘く感じる」というイメージがあって敬遠していたそうなのですが、店頭ですすめられてこのワインを飲んだところ、カリフォルニアワインのイメージがガラリと変わったのだと教えてくれました。

熟したベリーを思わせる豊かな果実味に、心地よい樽の香り。
ジンファンデル種を主体に、古木のぶどうも一部使用し、収穫量を抑えることで生まれる果実の凝縮感。

カリフォルニアのジンファンデルは、煮詰めたジャムのような甘みを強く感じるワインも多いのですが、この「コロ」は、完熟ぶどうのギュッと詰まった旨みだけでなく、ほどよい酸味と複雑味もある。


最近では「ヴィノスのナパワインが手頃で美味しい」と言っていただくことが多いのですが、このワインは、カリフォルニアの中でもナパ・ヴァレーではなく、メンドシーノという地区のワイン。

ナパ・ヴァレーに比べてまだ知名度が高くないので、その良さをもっと知っていただきたいけど、なかなか難しい・・・そう感じていたところ、お客様から先ほどのうれしい声をいただき、どうしてもご紹介したいと本日のブログで書かせていただくことにしました。

このワインが生まれるメンドシーノ地区は、ナパ・ヴァレーより北部にあるワインの産地。
海に近く涼しい気候で知られるメンドシーノは、豊かな自然に囲まれ、景色が美しいだけではなく、ぶどう栽培の最先端を行く地域でもあります。

全米でも有機認証を受けたぶどう畑の面積が最も広く、オーガニックやサステイナブル(持続可能な)農法で、質の高いぶどうを造っています。多くのぶどう農家が、ナパ・ヴァレーの有名ワイナリーにぶどうを提供しているのですが、自分たちのぶどうから質の高いワインも造っています。

当店が30年前に初めて輸入したカリフォルニアワインは、実は、当時まだ無名だったメンドシーノのワインでした。

そのワインは、オーナーの世代交代などで輸入できなくなってしまい、その後輸入をはじめたナパ・ヴァレーのワインが大ヒット。

しかし、当初輸入していたメンドシーノの赤ワインは、他の産地にはない、しっかりした果実味とスパイシーさがありながらもナチュラルな味わいで、「あのメンドシーノのワインをもう一度飲みたい」という多くのお客様のお声をいただいてきました。

そんな声にお応えしたく、買付隊はメンドシーノに・・・
そこで数十年ぶりに再会したのが、醸造家のデニスさんでした。

デニスさんとは、当店がメンドシーノのワインを初めて輸入した時からの長いお付き合い。
メンドシーノで長年に渡りワイン醸造家として活躍し、メンドシーノの多くのぶどう農家とネットワークを持っています。

デニスさんは、ぶどうをナパ・ヴァレーなど有名産地に卸すだけでなく、自分たちのワインを造り、その質をもっと多くの人に知ってもらえたら・・・その思いで、醸造指導も行うなど、地域の他のワイナリーもリードしてきた、メンドシーノのパイオニア的存在です。

そんなメンドシーノの農家たちが「自分たちのぶどうからワインを造ろう」という動きの中で生まれたのが、「コロ(CORO)」というワイン。

ジンファンデル種を主体に、後は自由に他の品種をブレンドし、そのワイナリーのトップクラスのワインを「コロ」と名付けることができるのですが、審議会による厳しい審査があり、5人の審査員全員が認定しなければ「コロ」とは名乗れません。こうした試飲による厳しい審査があるワインは、全米でも他に類を見ません。

そして、買付隊長・種本とデニスさんが「いつか自分たちのコロを造りたい」とお互いに語っていた夢が、ついに実現したのが「コロ by Vinos&DNA」。

メンドシーノの中でも、さらに山奥の秘境の畑で、デニスさん自身が育てたジンファンデルを使用し、味わいのディスカッションを重ねて造り上げた、世界でもただ一本の特別な「コロ」です。

現在ご案内している「畑直送ワイン6本セット」では、本日ご紹介した「コロ by Vinos&DNA」だけでなく、他のメンドシーノのワインをはじめ、畑から買い付けたぶどう栽培農家のワインがお楽しみいただけます。

隠れた銘ワインの宝庫メンドシーノのワインを、ぜひお楽しみください。

ソムリエ 本島

秋の4連休、人気の商品はこれだ!

いよいよ4連休も後半に突入しました!
本日は、ただいまヴィノスやまざき各店で人気の商品をご紹介させていただきたいと思います。

ぜひ連休の締めくくりにお楽しみいただきたい商品がそろっております!

第一位は、グリス・セラーズ シラー

涼しくなってきたこの週末に楽しむのは、やはり赤ワインが人気でした。
果実の旨味と、するすると一本飲んでしまいそうな飲みやすさは、この季節におススメの一本です。

昨年の現地買付時に自然派産地として知られる「メンドシーノ」の蔵元のワイナリーで買い付けた一本です。
実は、現地で試飲をした際には数多くのワイナリーを訪れてきた買付隊メンバーも「8千円級の味わい・・・」と驚愕した一本です。
交渉に交渉を重ね、通常ではあり得ない特別価格で買い付けることで千円台での販売を可能にした一本です。

その味わいは、エレガントでありながら、とにかく濃い!
過去に多くのファンを持ちながらも蔵元がワイン造りをやめてしまったために店頭から消えてしまった、カリフォルニア第一号蔵元の人気ワイン「パライソ・シラー」を彷彿とさせます。


第二位は、グラン・パラウ・カバ・レセルバ

当店一番人気のスパークリングワイン「パラウ」の熟成タイプが初入荷しました。
シャンパーニュと同じ瓶内熟成で造られる、きめ細かな泡が特徴のスペイン産バリュースパークリングのカバ「パラウ」ですが、こちらは更にシャンパーニュに匹敵する24~30カ月の長期熟成を施します。

通常のパラウにも使われるカバのぶどう3品種に加えて、シャンパーニュでも中心品種として使われる「シャルドネ」種をブレンドすることでより深みのある味わいを感じられます!
涼しくなったこの時期にぴったりの、味わい深いスパークリングワインです。


第三位は、「蔵のあまざけ」です!

ヴィノスやまざき各店では「秋の健康応援フェア」を開催中ですが、実はワイン以外にもエクストラヴァージン・オリーヴオイルや、こちらのあまざけもご紹介させていただいております。

実は当店の扱いこちらの「蔵のあまざけ」は、静岡の名蔵元の純米大吟醸の酒粕を特別に分けていただき造り上げています。
「飲む点滴」と言われるあまざけですが、酒粕のあまざけは米麹から造るあまざけと違い、低カロリーです。
更にさまざまな効果も期待できるということで、ご自宅用にはもちろん、プレゼントにもお選びいただいております。

あまざけの詳細はこちらから→https://www.v-yamazaki.co.jp/shop/c/c03/

そんなあまざけが、ただいま開催中の「秋の健康応援フェア」では、全種20%OFFでお買い求めいただけます。
おまとめ買いもおすすめのこの機会を、お見逃しなくご利用いただければ幸いです。

連休最終日もヴィノスやまざき各店、またはお電話(0120-740-790)、WEBSHOPでも皆様のご来店をお待ち申し上げております!

ソムリエ 保坂

【食いしん坊Cookブログ】健康に気遣う方にも!赤ワインに合わせる、生ハムとりんごのミルフィーユ

4連休はいかがお過ごしですか?

ヴィノスやまざきの各店舗では、皆さまに健康と元気をお届けしたい!と「秋の健康応援フェア」を開催中です。(詳細はこちらから>>
ポリフェノールたっぷりの赤ワインや、体に良いとされる甘酒、チーズやオリーブオイルなど・・・
ぜひご家族みんなでお楽しみいただけたらと思います!

明日9月21日(月)は「敬老の日」ですが、大切なご家族には、いつまでも元気でいてほしいですよね。
そこで!
本日の【食いしん坊Cookブログ】では、生ハムとリンゴとチーズを使った「赤ワインのための、生ハムとりんごのミルフィーユ」のレシピをご紹介いたします。

実は美味しいだけでなく、栄養満点で健康に気遣う方にもぴったりの1品!
5分で出来る簡単なレシピですので、ぜひお試しください。

本日のレシピ動画に登場した「あっぷるとんの生ハム」と赤ワイン「ローラン・ギヨ赤」は、毎月おまかせでお届けする「蔵直ワイン定期便」の中でも、ワインと相性ぴったりのおつまみをセットでご案内する「ENJOYコース」で、実際に会員様にお楽しみいただいた組み合わせです。

秋田県のブランド豚『あっぷるとん』は、名前の通りリンゴを餌として育った豚で、生産頭数が少ないため、地元でも購入が難しく「幻の豚」とも言われるほど・・・
そんな『あっぷるとん』を使用し、自然の力でゆっくりと熟成した生ハムは、さらに入手困難な一品です。

あっぷるとんは、一般的な豚肉に比べて約1.5倍のビタミンB1を含み、疲労回復・アンチエイジングの効果が期待できるそうです。

そして今回は、その他の食材も「健康」を意識して選びました!

チーズは、少量でもカルシウムなどの栄養が豊富美容や美肌に必要な栄養成分も多く含んでいるので、日頃からチーズを食べる習慣をつけることで、様々な効果が期待できます。
リンゴには、ビタミンC、ポリフェノールが豊富。
そしてオリーブオイルには、血中の悪玉コレステロールを減少させ、中性脂肪の蓄積を抑える働きがあります。良質なオリーブオイルは、太りにくい体をつくり、老廃物をデトックスする効果もあるといわれています。

まさに健康に気遣う方にぴったりなレシピですが、ポリフェノールたっぷりで体にいいと言われる赤ワインと一緒に楽しむことを忘れてはいけません!

合わせたワインは、「ローラン・ギヨ赤」。

このワインを造るローラン・ギヨさんは、当店で人気No.1のボジョレー・ヌーヴォーを毎年届けてくれる匠の醸造家。お客様から「ボジョレー・ヌーヴォーは薄くて美味しくない・・・」というご意見を頂き、本当に美味しいボジョレーワインを造る生産者を探しまわって、ようやく出会ったのが、若き農業青年だったギヨさんでした。

ボジョレー地区の中でも、力強いワインで有名なモルゴン村に「グランクラ(グラン・クリュ=特級)」の畑を持ち、何と最高樹齢100年という古木のぶどうも使い、骨格がしっかりしたワインを造っていたのです。

そんなギヨさんは、ボジョレーの「革命児」的な存在。
「希少な古木のぶどうをヌーヴォーに使ってしまうなんて、普通ならありえない。」
そう言いながらも、何年もお願いし、やっと造ってもらったワインは、ヌーヴォーとは思えないほど、濃くて渋みがしっかりとした赤ワイン・・・!

それから毎年現地に行き、一緒にディスカッションして、「濃くてもいいから、さらに果実味を豊富にしてほしい」と、完熟したぶどうだけでヌーヴォーを造るように依頼してきました。その結果、「モルゴン村の中でも収穫が一番遅いのではないか・・・」と本人も言うほど、完熟したぶどうから造る果実味たっぷりのヌーヴォーは、毎年人気No.1になったのです。

ギヨさんは、最近では「美味しくて、安いワインが欲しい!」と言えば、南フランスの新天地で新たな畑を切り開き、ワインを造ってくれるまでになりました。
こうして生まれたワインが、「ローラン・ギヨ赤」。
手頃なのに飲み応えのある味わいで、昨年の発売後、あっという間に店頭で人気に・・・!

たっぷりとした完熟ぶどうの旨みにあふれた味わいは、本日ご紹介したレシピの生ハムとチーズの塩気にも絶妙にマッチします。

そんな職人ギヨさんが造る「本樽熟ボジョレー・ヌーヴォー」のご予約は、9月22日(火)までとなっております!(ギヨさんからのメッセージはこちらから>>

一樽一樽手作業で樽に詰め、お召し上がりの直前まで熟成する特注品のボジョレー・ヌーヴォーは、旨みが一味も二味も違います。ぜひこちらのご予約もお待ちしております!

ソムリエ 岩谷

【速報】ウルグアイからホットなニュースが届きました!

本日から4連休という方も多いのではないでしょうか。
お出かけされる方、ご自宅でゆっくりされる方、思い思いにお過ごしのことと思います。

気候もようやく爽やかになってきて、コクのある赤ワインが美味しい季節になってきましたね!
お客様からも「しっかり飲み応えのある赤ワインを探しています」というお問い合わせをいただくことが増えてきました。

そんな中、店頭では今、こちらの赤ワインが人気を集めています!

ガルソン・タナ・レセルバ

最初は「本当に売れるのか・・・?」と誰もが半信半疑だった、ワイン産地としてはあまりなじみがない南米ウルグアイの赤ワイン。
しかし、果実の凝縮感あふれる圧倒的なパワフルさと、バランスの良さも抜群のその味わいに、今ではリピーターの方も多くいらっしゃるほどの人気ワインに!

お客様からも、店頭やSNSで
「想像を超える濃さ・・・!」
「これまで味わったワインの中で、最高レベルにコクがある」

という声を多数いただいていて、ガツンと飲み応えのある赤ワイン好きにはたまらない一本です。

ヴィノスやまざきでは、世界中どこであっても足を運び、ワイン造りを確かめています。
地球の裏側ウルグアイのガルソンまでも、飛行機で20時間以上かけて飛び、その美味しさが一切の妥協を許さない、徹底したぶどうの管理から生まれることを確かめてきました。(詳しい買付秘話はこちらから>>

そんなガルソンからちょうど昨日、うれしいニュースが飛び込んできました!

多くのワインのプロも参考にする、世界的なワイン専門誌『Wine & Spirits(ワイン&スピリッツ)』にて、2020年の世界TOP100ワイナリーに選出されたのです。

「クリュッグ」などの世界的に有名なシャンパーニュ・メゾンや、ブルゴーニュの有名ドメーヌ、ナパ・ヴァレーの高級ワインなども名を連ねる中、この世界TOP100ワイナリーにウルグアイのワイナリーが選ばれるのは初めての快挙!

ガルソンは、まさに「ウルグアイでも世界トップレベルのワインが造れる」ことを証明してきた蔵元。
実は過去にも、『Wine Spectator(ワイン・スペクテイター)』誌で世界TOP100ワインに選ばれたり、『Wine Enthusiast(ワイン・エンスージアスト)』誌でもニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたりと、その躍進は留まるところを知りません・・・。

スティーブン・スパリア氏(有名なパリ・テイスティングを主催)や、マスター・オブ・ワインのティム・アトキン氏など、著名なワイン・ジャーナリストも次々とガルソンへ取材に訪れるなど、世界中からますます注目を浴びています。

そんなガルソンの「タナ・レセルバ」は、彼らの看板ワイン。 現在ご案内している「秋に楽しむコクあり赤ワイン6本セット」でもお楽しみいただけます。

今WEBSHOPでは、こちらのセットが大ヒット中なのですが、その理由はただ価格が手頃なだけではないのです・・・!

■20年以上のロングセラー蔵元が造るこだわりの樽熟赤ワイン(詳しくはこちら>>
■南仏のシャトー・ド・ペノティエのマダムと共に、ボルドー格付け一級シャトーの元醸造長の指導のもと造ったオリジナル赤ワイン(詳しくはこちら>>
■小さな家族経営農家が造る王道のボルドーワイン、など・・・

ぶどうの旨みがたっぷり詰まった、飲み応えある赤ワインが勢ぞろいしています。

連休は、コク深い赤ワインをゆっくり飲みたいな・・・そんな時に、召し上がっていただきたいワインばかりです。
ぜひご利用ください!

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

ナパ・ヴァレーの常識を覆したワイン

「ヴィノスのナパ・ヴァレーワインが一番美味しい・・・」

昨日、お客様でもあり友人でもあるワイン好きの方とランチをした時に、そんなお言葉を頂きました。
しかし、そう言って頂けるようになるまでは、決して簡単なことではありませんでした。
思えば、ナパ・ヴァレ―のワインに取り組み始めたきっかけは、1993年にカリフォルニア・ワインマスター・コンテストで優勝し、カリフォルニアのワイナリーをまわって勉強した時に、その品質の素晴らしさに驚いたことです。

訪問してから時が経ち、今やナパ・ヴァレー産ワインの実力は世界的にも知られることになり、「オーパス・ワン」をはじめとして、「ハーラン・エステート」や「イングルヌック」、「スクリーミング・イーグル」、「スタッグス・リープ」など・・・世界的に人気が高まっていきました。

世界トップクラスの高級ワイン産地であるナパ・ヴァレーには、現地でもなかなか手に入らない「カルトワイン」と呼ばれるものもあり、メーリングリスト(顧客リスト)に名前を登録して、順番がまわってくると売ってもらえる・・・しかも、何十万円もするような高級ワインなのですが・・・そんなワインが、ワイン通に人気です。

こうした高級ワインではなく、本気で美味しいワインを、毎日楽しめるような手頃な価格でご提供したい。そんな想いで、ナパ・ヴァレーのワイナリーの買付に何度も行きました。

しかし、どうしても高い・・・

何度も現地に足を運ぶうちに、
「有名ワインは、まずどこの畑のぶどうを使っているか。そして、誰が造っているかが大事。」
そう学び、ぶどうの調達から始めようと、数万円もする有名ワイナリーもこぞって手に入れたがる「アトラス・ピーク地区」のぶどうをまずは手に入れました。

そのぶどうを使って、カリフォルニアで多くの高級ワインの醸造に携わってきた匠ドン・ベイカー氏に造ってもらった「メリタージュ・ナパ・ヴァレー」は、「え??本当に2980円なの・・・?0をひとつ間違えていない?」と試飲したお客様に言われるほど、大ヒットワインとなりました。

そして、なんと、「メリタージュ」シリーズの白ワインも造っていただけることに。
こちらは、今人気の白ぶどう品種ソーヴィニヨン・ブランを使い、たっぷりと樽で熟成した、もう、それは贅沢な味わいなのです。

そして今日、「今、WEBで何が売れているの?」と、担当の本島ソムリエに聞いたところ、「圧倒的に、こちらです。リピーターの方が本当に多いのです。」と言ったのが、こちらのセット。

蔵元と共に造り上げたオリジナルワイン5本セット

うんうん。
アメリカ大使館からの「米国農産物ホール・オブ・フェーム(殿堂)」受賞を記念して造ってもらった「トロフィーワイン」(詳しくはこちらから>>)に、この「メリタージュ」の赤と白。

そして、フランスのシャトー・ド・ペノティエで、ボルドー格付け一級のシャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長の指導のもと、マダムと共に造ったワインまで入っていて、この価格ですから・・・。
本当にお買い得なセットだと思います。
もちろん単品でも売れに売れているのですが、まだお試しでない方は、是非こちらのセットをお試しください。

買付隊長 種本
シニアソムリエ
初代カリフォルニア・ワインマスター
米大使館より米国農産物HALL OF FAME(殿堂)受賞

「敬老の日」は、「幻のオリーブオイル」で健康を贈りませんか!?

年長の方を敬い、感謝の気持ちを伝える「敬老の日」。
ヴィノスやまざきでも「健康と絆を贈る」をテーマに、「敬老の日」におすすめのワインやノンアルコールをご紹介しております。(詳細はこちらから>>

健康にいいといえば、忘れてはならないのが、オリーブオイル。

実はヴィノスやまざきでは、ワインに匹敵するロングセラーの人気オリーブオイルがあります。
そのオリーブオイルが、「ペトラリア・エクストラヴァージン・オリーブオイル」。

オリーブオイルが苦手だった買付隊長・種本が、「こんな美味しいオリーブオイル、味わったことない・・・」と度肝を抜かれたのが、この「ペトラリア」でした。

その味わいは、濃厚なのにサラサラ。
色合いは鮮やかなグリーンで、みずみずしくフレッシュな風味にあふれています。
お料理に使ってももちろん美味しいのですが、そのまま生でパンなどにつけて味わっていただくのがおすすめです!

もともとは、10年以上前に、当店の直輸入チリワイン第一号蔵元テラ・マターに買付に行ったときに、お土産として持って帰ってきたのがきっかけでした。
最初は「チリでオリーブオイル・・・?」と思っていたところ、あまりの美味しさに驚き、テラ・マターに何度もお願いして、特別に分けてもらったのです。

店頭に少しだけ並べてみたところ、あっという間に完売・・・!
それ以来、口コミであまりの人気に品切れが相次ぎ、今や直輸入ワインを上回るかも!?と思うほどの人気商品へと成長しました。

それもそのはず。実は、本場イタリアで行われたオリーブオイルの世界コンクール『ソルドーロ』にて、3度のトロフィー(最高賞)を獲得。

イタリア系の高級品種である「ラシーモ」種を100%使用。職人たちが全て手作業で収穫しています。

そんなこだわりが詰まった「ペトラリア」は、もともと生産量が少ないのですが、世界各国から問い合わせが絶えないそう。日本国内でも、全国のレストランのシェフからお問い合わせをいただき、某航空会社のビジネスクラス機内食の食材としてもサービスされたほどの人気で、最近では生産が追い付かなくなってしまうことも・・・

このため、一年を通しては店頭に並ばず、入荷してもすぐに無くなってしまい、まさに「幻のオリーブオイル」といっても過言ではありません・・・

そんな「ペトラリア」が、只今店頭に入荷しております!

こちらの「ペトラリア」と一緒に、ボルドーのこだわりの職人が造る濃厚赤ワイン(詳しくはこちらから>>)、フランスを代表する白ワインのシャブリ、そして限定入荷したオーストラリアの手造りブルーチーズを、「農家のワイン&チーズセット」としてご案内しております。

「敬老の日」のギフトにももちろん、これまで頑張ってきた自分へのご褒美に、ご自宅用にもおすすめです。ぜひご利用くださいませ。

また今週末の4連休は、人生の先輩にエールを送りたい!という思いで、店舗でも特別企画を開催いたします!

期間:9月19日(土)~22日(火・祝)

その1 「蔵のあまざけ」20%OFFキャンペーン!
健康に良いとされる甘酒。地元・静岡の蔵元の純米大吟醸の酒粕を使用した「蔵のあまざけ(全5種)」を期間中特別に、全品20%OFFでお買い求めいただけます!

その2 テイスティングバー「健康応援フェア!」
カフェタイム(17:00まで)限定メニュー!
お飲み物1杯(赤ワイン・白ワイン・ノンアルコールのいずれか)+チーズ+ミニトーストのセットを、ワンコイン(500円)でお楽しみいただけます!
※対象店舗:有楽町店、渋谷店、新静岡セノバ店、京都店
※ワインは30cc

皆さまのご来店をお待ちしております。

有楽町店 ソムリエ 岩谷

シラーのお手本のような一本!?匠の醸造家とぶどう農家の絆が生んだワイン

もう間もなく、10月に行われるソムリエ試験の二次試験では、銘柄を伏せて試飲する「ブラインド・テイスティング形式」でワインを試飲して、ぶどう品種や国・産地を推理します。

ヴィノスやまざきでは、一部店舗でテイスティングバー(※)を再開していますが、この季節柄「試験対策のテイスティングはできますか?」というご要望をいただくことが増えてきました。
※テイスティングバーは、有楽町店、渋谷店、新静岡セノバ店、京都店の4店舗で営業しています。

テイスティングバーでは、現在、試験対策用のメニューもご用意しております。
もちろん、どなたでもご注文可能です!
試験を受ける方だけでなく、ワインの資格に興味がある方、ワインが好きでチャンレジしてみたい!という方は、ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。色合い、香り、味わい・・・五感を研ぎ澄ませて、ぜひ試飲にチャレンジしてみてくださいね!

ぶどう品種別に試飲する際に、抑えておきたい有名なぶどう品種がいくつかあるのですが、本日はその一つ「シラー」をご紹介します。
(以前ご紹介した「カベルネ・ソーヴィニヨン編」はこちらから>>

シラーは、もともとはフランス南部のローヌ地方が原産の、赤ワイン用ぶどう品種。
現在は世界各国へと広まり、有名産地の一つオーストラリアでは「シラーズ」という呼び名で親しまれています。

そんなシラーの個性は、なんといっても力強さ!
色も濃くて、完熟したベリーのような果実の風味に、黒コショウのようなスパイシーな香りが特徴です。

そんな濃厚さが魅力のシラーですが、昨年買付隊がカリフォルニアを訪れた際に「これは美味しい・・・!」と輸入を即決し、大ヒットとなった一本があります。

それが・・・

グリス・セラーズ・シラー

熟したブルーベリーのような香りに、樽熟成によるコーヒーやカラメルの甘い香り、シラー種らしいペッパーのニュアンス・・・芳醇で、程よい飲み応えで、一本すぐに飲み終わってしまいます。
適度な酸味と柔らかな渋みもバランス良く、様々なお料理と一緒にお楽しみいただけます。

この「グリス・セラーズ・シラー」は、当店のオリジナルワイン「トゥルーヴァイン」シリーズなども造る、DNAヴィンヤーズのデニス氏が手がけるワイン。
デニス氏は、カリフォルニア州の中でも有機栽培が盛んなメンドシーノ地区で、40年以上ワインを造っており、大手ワイナリーにぶどう農家を紹介したり、地元のワイナリーのワイン醸造のコンサルタントも行っています。

昨年夏、デニスさんのワイナリーを訪れた時のことです。
「まずは飲んでくれ。」
そう言ってこのワインを出してくれたデニスさんの目には、自信が満ちあふれていました。

早速試飲をしてみると・・・
完熟シラーの旨みがたっぷり詰まった味わいに、買付総長こと数々のワイン産地を回ってきた会長・種本も「7000~8000円くらいでは・・・?」と思わずつぶやいたほど。

しかも、なんと日本では、2000円を切る価格でお客様に提供できるとのこと・・・!
本当にそのコストパフォーマンスには驚きを隠せませんでした。

実際にテイスティングしたお客様からも、
「濃厚な味わいで、思わず美味しいと呟いてしまいました!」
「値段を聞いて、驚きました…」
と嬉しいお言葉をちょうだいするほどです!

実は、通常であれば、メンドシーノ地区のシラーをこの価格で販売することは非常に難しいのです。
しかしながら、この土地を知り尽くしているデニス氏が、ぶどう農家との長年の強い絆を持っているからこそ実現することが出来たワインです。

「長期の契約をぶどう栽培農家と結ぶことで、通常の市場価格よりもはるかにお得にぶどうを入手しているんだ」と、デニス氏がこっそり教えてくれました。
ぶどう農家も、安定して収入を得ることが出来て、信頼関係があるからこそ可能なのだそうです。

デニスさんとぶどう農家の絆が生んだ「グリス・セラーズ・シラー」は、只今、ぶどう農家が造るワインを詰め合わせた「畑直送ワインセット」でもお楽しみいただけます。

他にも、メンドシーノ最高峰のジンファンデル種の赤ワイン「コロ」、ぶどう農家が自分たちのぶどうで造るメルロ種の赤ワイン「ネルソン・メルロ」、カリフォルニア屈指の銘醸畑から届いた「DNAヴィンヤーズ・ピノ・ノワール」など・・・様々なぶどう品種のワインが一気に飲み比べできるセットとなっています。

ご自宅でゆっくり、ぶどう品種別のワインを飲み比べてみたい・・・そんな方にもおすすめです。
秋らしくなってきたこの季節、ぜひぶどう農家たちのワインをお楽しみください。


新静岡セノバ店 ソムリエ 石井

ただ甘いだけじゃないんです!マスカットの魅力とは?

9月15日は「マスカットの日」。
日本では生食のイメージが強いマスカットですが、世界のワイン産地では、マスカットから数々のワインが造られています。

マスカットのワインと言えば、そのほとんどが甘口のもの。華やかな香りと、マスカットをそのまま頬張ったかのようなジューシーな甘さが魅力です。
ワインをふだんあまり飲まない方にも飲みやすいのはもちろん、辛口ワイン派の方でもたまに無性に飲みたくなってしまうのが、マスカットのワインです。

単純な味わいと思われがちなマスカットですが、実はこうした甘口ワインこそ、果実味と酸味のバランスが非常に重要!甘ったるいだけでなく、最後まで美味しく楽しめるワインには、適度な酸味が必要です。そしてそのためには、ぶどうの管理と、完熟のタイミングを見極めて収穫することが欠かせません。

そこで!
本日のブログでは、当店でワイン初心者からワイン好きまで幅広い方に人気の、こだわりのマスカットのワインをご紹介いたします。

【第1位】これぞ王道マスカット!「マンフレディ・アスティ・スプマンテ

マスカットのワインといえば、イタリアの「アスティ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
イタリアではマスカットは「モスカート」と呼ばれ広く栽培されていますが、中でもアスティは、伝統的に北イタリアのピエモンテ州で造られてきた、モスカートのスパークリングワインです。

完熟マスカットの風味をストレートに感じますが、適度な酸味と、シュワシュワとした泡立ちで、しつこさを感じさせない上品な甘さが特徴。このバランスの良さが、20年来のロングセラーの理由です。

このワインの造り手「マンフレディ」は、ピエモンテ州の中でも丘陵地帯の「ランゲ」という地域でワイン造りを行う、家族経営の生産者。創業当初は、造ったワインを大八車で量り売りしながら、いくつも丘を越えてお客様のもとをまわっていたという、行商からはじまった当店に似たルーツを持つ蔵元です。

アスティは大量生産のものも多いのですが、長年お客様の声に耳を傾けてきたマンフレディだからこそ、お客様に寄り添った美味しいワインが造れる・・・そう思わせてくれる一本です。

【第2位】ニューワールドも負けていません!「リッチランド・モスカート

ご自宅用だけでなく、ちょっとしたお手土産にも大人気の一本がこちら!
可愛らしいボトルデザインに、ひねるだけのスクリューキャップで簡単に開けやすく、スパークリングワインより少しガス圧が弱めの微発泡タイプです。

こちらのワインを造るのは、当店で人気のオーストラリアの蔵元カラブリア・ファミリー
本格派のコクあり赤ワインから、モスカートの甘口ワインまで、幅広い種類のワインを手頃な価格で提供してくれる、多くのお客様を魅了してきた蔵元です。

「甘さがあまり強すぎない方が好き」という方には、ちょっと珍しいモスカートとシャルドネをブレンドして、当店とカラブリア・ファミリーが共同で開発したオリジナル白ワイン「ソレイユ・プレステージ・ホワイト」もございます。
こちらは「ソレイユ赤白セット」のみでのご案内となりますが、ご自宅用のストックや、ワインの渋みが苦手だけど健康のために飲みたい・・・という方へのプレゼントにもおすすめです。

【第3位】変化球!?でも、これが美味しいんです。「ネルソン・オレンジ・マスカット

最後にご紹介するのは、これまでの2本とはまた違う、少し変わった「オレンジ・マスカット」という品種から造られる甘口ワインです。

その名の通り、マスカットらしいジューシーさに加えて、ほのかにオレンジの花のような香りも感じる、華やかな香りと優しい甘さが楽しめるワインです。

「オレンジ・マスカット?初めて聞いた」という方もいらっしゃるかもしれません。
それもそのはず。
かつてはカリフォルニアで広く栽培されていましたが、多くのぶどう農家がより高値で取引される品種に植え替えてしまい、今ではほとんど見かけなくなってしまった「幻の品種」なのです。

このワインを造るネルソン・ファミリーとの出会いは、まさにこの「オレンジ・マスカット」種がきっかけでした。

カリフォルニアの中でも有機栽培がさかんなメンドシーノ地区を訪れた時のこと。偶然にも地元の広報誌で「オレンジ・マスカットを造っています」という情報を見つけ、「これは!?」と思って訪ねることにしたのです。

ぶどう農家である彼らは、「植え替えるお金がなかったのもあるけど・・・大手のワイナリーにぶどうを販売するのではなく、自分たちのぶどうから自分たちのワインを造りたいんだ」と語っていました。
そんな彼らと交渉し、日本のお客様のために特別に瓶詰してもらえることになったのが、こちらの「ネルソン・オレンジ・マスカット(375ml)」です。

気になる一本はありましたか?
簡単そうで意外と奥深いマスカットの世界を、ぜひお楽しみいただけたらと思います!

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

【Vinosお店便り~沼津店~】驚きの声多数!?秋のはじまりに飲みたい、長期熟成スパークリング

皆様こんにちは。
ヴィノスやまざき沼津店、店長の荻田です。

当店は、静岡県の沼津駅南口から徒歩1分のところにあるショッピングセンター「イーラde」の中にあります。地元の方に支えられ、今年で12年目を迎えることができました。

ヴィノスやまざきの店舗としては珍しく、スーパー「しずてつストア」の中にあり、お仕事帰りのお客様や地元のお客様を中心にご利用いただいております。
「スーパーに夕飯のおかずやおつまみを買いにきたお客様が、気軽に楽しめるワインを。」そんな日々の生活に寄り添うワインをご提案できるよう、食とワインのマリアージュが大好きなスタッフたちでご案内しております!

また、小さなテイスティングバーがあり、お買い物をしながらこちらでテイスティングし、今日の一本!をお決めになる方も多く、様々なシチュエーションでご利用いただいております。
※テイスティングバーは、現在休業中となっております。

そんな沼津店で、9月に発売されたばかりにも関わらず、早くも話題を呼んでいるワインがあります。

それが・・・「カバ グラン・パラウ ブリュット レセルバ 2014」!

「カバ」は、シャンパーニュと同じボトルの中で泡を発生させて熟成させる方法「瓶内二次発酵」で造られる、スペイン産のスパークリングワインです。

当店のスパークリングワイン部門で人気No.1の造り手モンマルサルが造るカバ「パラウ」シリーズは、手に取りやすい価格で、沼津店でも「いつ飲んでも飽きなくて、毎日飲みたいよね」と、定期的にケース購入される方が多い人気商品です。

そんな「パラウ」シリーズの中でも、ワンランク上の一本が「グラン・パラウ ブリュット レセルバ 2014」。

沼津店のお客様からも、「カバと聞かなければ、シャンパーニュと間違えてしまうかも・・・この値段はびっくり!」と、早くも話題を呼んでおります。
この声を、全国の皆様にもお伝えしたい・・・!と思い、本日のブログで書かせていただくことにしました。

「カバ」は、大手生産者がほとんどのシェアを占めていると言われています。
大量生産ではなく、本当に美味しいカバを日本のお客様にお届けしたい。しかし、手造りで造っている小さな蔵元もあるが、どうしても価格が高い・・・
そう悩んでいた時に出会ったのが、「モンマルサル」という蔵元でした。
出会いのきっかけはこちらから>>

飲んでみると、その味わいにビックリ・・・!
これだ!と、買付隊は早速スペインに飛びました。

そこで目にしたのは、きれいに手入れされている自社ぶどう畑。
そして、ぶどう畑の下には、天然洞窟のワインの貯蔵庫(カーヴ)が広がっていました。この洞窟は、気温・湿度ともに年間を通して安定しており、ワインの熟成に適しているのだそうです。

「カバ」は農家からぶどうを購入して造られることも多く、モンマルサルのように自社ぶどうにこだわる生産者は、実はあまり多くはありません。

また、一般的にチャレッロ、マカベオ、パレリャーダといったスペインの地場品種だけで造られますが、モンマルサルはシャルドネなどの国際品種をブレンドすることで、香り高くコクのある味わいのカバを造り出しています。
それだけではなく、近年では有機栽培にも取り組み、オーガニックのカバも造っているのです。

そんなモンマルサルが造るカバの中でも、ワンランク上の「グラン・パラウ ブリュット レセルバ 2014」は、通常の「パラウ」シリーズ以上にこだわり抜いて造られた一本です。
たとえば・・・

シャンパーニュ顔負けの長期熟成
通常のカバの熟成期間より長い24~30カ月もの長期間じっくりと瓶内で熟成することで、繊細な泡が溶け込み、芳醇な香りを生み出しています。

手頃な早飲みワインが中心の「カバ」では、ここまで長期熟成することはあまり多くありません。しかも、これほどの長期熟成したスパークリングワインが、3000円以下で楽しめるなんて・・・シャンパーニュやヨーロッパの他の産地でしたら、なかなか考えられません・・・!

単一年のぶどうのみを使用
通常多くのカバは、複数年のぶどうをブレンドすることで、安定した味わいと生産量を保っています。
そんな中、この「グラン・パラウ」は、単一年のぶどうのみで造られています。
ぶどうの品質にこだわりと自信があるからこそ、なし得る一本なのです・・・!

そんなこだわりのスパークリングワインは、フレッシュでフルーティーな味わいだけでなく、何といっても余韻が長く、じっくりと飲んでいただきたい一本です。
どんなお食事にも合う万能な一本で、食後にはみずみずしい梨など季節のフルーツとご一緒にマリアージュしていただくと、さらにお楽しみいただけます!

ご自身へのちょっとしたご褒美に・・・日々の食卓を彩ってくれるこちらのスパークリングワインで、ご自宅用でごゆっくりと夏の疲れを癒し、お楽しみいただければと思います。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

沼津店 店長 荻田

【食いしん坊Cookブログ】食べ出したら止まらない!?ワイン好きのためのチーズ&バジリコクッキー

朝晩の涼しさから、少しずつ秋らしさを感じるようになってきましたね。
食欲の秋には「ワイン×チーズ」の王道の組み合わせが食べたくなりますが、チーズがそのまま食べるだけだとなかなか全部食べきれない・・・そんな声を頂戴することもあります。

そこで!
本日のCookブログでは、チーズを使ったアレンジレシピをお届けいたします。
ご紹介するのは、ワインに合う簡単オシャレな「ボーフォール・エテとバジリコのクッキー」のレシピ。
一見難しそうに見えて、実は混ぜて切って焼くだけ♪
大人から子どもまで一度食べはじめると止まらない、やみつきになってしまう味わいです・・・!

今回使ったチーズは、当店直輸入の「ボーフォール・エテ」。
ボーフォールは、フランスの中でも、スイスとの国境に近いアルプスの山岳地帯サヴォワ地方で造られる、「チーズのプリンス」とも呼ばれるハードチーズです。

フランス語で「夏」を意味する「エテ」。
ボーフォールの中でも、この「エテ」を名乗ることができるのは、6~10月にかけて放牧された牛の希少なミルクを使ったものだけです。

一年の半分が雪に閉ざされるサヴォワ地方では、牛たちは短い夏の間だけ放牧され、緑の牧草や花を食べて過ごすため、この時期のミルクは栄養価も豊富で、濃厚・・・
ナッツのような香りや深いコクと旨みは、そんな夏のミルクから生まれる「エテ」ならではの味わいなのです。

そんな「ボーフォール・エテ」に合うワインは、同じくナッツのような風味を感じる、樽熟成したシャルドネの白ワインがぴったり!
お料理×ワインのマリアージュのヒントはこちらから>>

そして、リッチで濃厚な樽熟成のシャルドネの白ワインといえば・・・
店頭で根強い人気を誇るロングセラーワインが、こちらの一本です!

アルタム・シャルドネ

完熟トロピカルフルーツの風味に、はちみつやバニラのニュアンス、しっかりと感じる樽の香り。
目隠しして飲んだら、まるでブルゴーニュの白ワイン!?と思わせてくれるような、ゴージャスでリッチな味わいです。
本日ご紹介したチーズクッキーと一緒に合わせると、ワインの樽の香りに、チーズとバターの風味が絶妙にマッチして、たまりません・・・!

通常、これくらいボリューム感のあるシャルドネの白ワインを、フランスのブルゴーニュ地方やカリフォルニアのナパ・ヴァレーなどの有名産地で探すと、一本5000円は下りません。
手頃な価格で、こうした有名産地のワインにも負けない味わいのワインを見つけられたら・・・
その思いで、世界各国を探してたどり着いたのが、チリのぶどう農家が造るこの「アルタム・シャルドネ」でした。

このワインを造る蔵元「テラ・マター」は、当店の直輸入第一号チリワインの蔵元。
まだチリワインが日本で今ほど知られていなかった15年以上前に出会い、パワフルな味わいながら、手頃な価格に驚いて、チリワインの直輸入に踏み切るきっかけとなった蔵元です。

買付隊が飛行機で20時間以上かけ、現地を訪問してさらに驚いたのは、彼らのワイン造りへのこだわり。

大量生産のワイナリーも多いチリではめずらしく、100%自社畑のぶどうを使用。
しかも、ワンランク上のシリーズである「アルタム」は、銘醸地区の中でもさらに単一区画のぶどうを使用した、通常ではありえないほどのこだわりをもって生み出されるワインだったのです・・・!

少し涼しくなってきて、濃い目のコクがあるワインが恋しくなってきたこの季節にぴったりの一本です。

来週の連休はご自宅でのんびり・・・という方は、ぜひチーズクッキーづくりと、こちらの「アルタム・シャルドネ」をあわせてお楽しみくださいね!

商品部 ソムリエ 梁

【速報!】ギヨさんから畑の様子が届きました!

毎年11月第3木曜日に解禁される「ボジョレー・ヌーヴォー」。
フランス東部、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫したぶどうから造られる新酒です。

今年の解禁日は11月19日(木)。
解禁まで、あと2カ月ほどになりました!

いつもとは状況が違う年でも、変わらない美味しさを届けたい。
その想いで、例年以上に蔵元と密に情報交換を行っております。

そしてつい先日、当店で毎年人気No.1のヌーヴォーを造るギヨさんから、最新情報が届きました!
気になる2020年のぶどうの出来はどうなのか・・・!?

ギヨさんいわく、ぶどうの状態は・・・
春に若干雨が降ることで畑に水分がいきわたり、一方で夏は乾燥していたので、健康でよく熟したぶどうが育ちました。収穫は9月3日から始めましたが、果汁もぶどうも非常に凝縮しています。 非常に濃い色合いで、香りがギュッとつまったワインに仕上がりそうです!

そして、2020年ヴィンテージを一言で言うと・・・
「30年来の素晴らしい出来」とのこと!

ギヨさんが太鼓判を押す今年のぶどうの出来が、今から楽しみですね!

ヴィノスやまざきでは、「本当に美味しいヌーヴォーしかお届けしない」という想いで、毎年取り組んでいます。このため、ぶどうの生育時期の8月末~9月上旬、そして10月中旬の最終の味わいの確認には、必ず現地に足を運んで、納得がいくボジョレー・ヌーヴォーだけを仕入れてきました。

例年であれば、現地でぶどうの生育を確認し、ぶどうの味わいをチェックしている時期ですが、今年は私たちもなかなか現地に赴くこともできません。
今、お客様と生産者のために、私たちができることは何か・・・「新しいライフスタイル」ならぬ、「新しいワインの伝え方」を模索する日々です。

今年は、ボジョレーワイン委員会が例年よりも一週間早い10月5日からの出荷を認めたこともあり、8月下旬からすでに収穫を始めているワイナリーも。

しかし、ギヨさんは、最も日当たりの良い畑でも9月3日から収穫をスタート。
本当にぶどうが完熟して、そのポテンシャルを最大限発揮できるようになってから丁寧に収穫することで、ギヨさんのヌーヴォーならではの、しっかりとして奥深い味わいを実現しているのです。

※昨年のヌーヴォーの最終チェック時の色合い。ヌーヴォーとは思えない濃さ!

現在ご予約受付中の「本樽熟ボジョレー・ヌーヴォー」も、そんなギヨさんの新酒だからこそ実現できたワイン。なぜなら、ヌーヴォーといえば軽くて薄い味わいのものも多く、ぶどう本来の味わいがしっかりとしていなければ、樽の風味に負けてしまうからです。
ワンランク上の「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」を木樽に直接詰めていただき、飲む直前まで木樽の中で熟成される味わいは、唯一無二と言っても過言ではないかもしれません・・・

フランスもまだまだ大変な状況ですが、本当に美味しいヌーヴォーを日本のお客様にお届けするために頑張るギヨさんを、彼のヌーヴォーを飲んで一緒に応援していただければ幸いです!

本樽熟ボジョレー・ヌーヴォー」のご予約受付は、9月22日(火)まで
完全受注生産・数量限定のため、ぜひお早めに!

商品部 保坂