ボジョレー・ヌーヴォーが嫌いだったお客様が、ご来店された理由とは・・・

こんにちは。
神戸阪急店の坂東です。

2012年に神戸店のオープン時にオープニングスタッフとして入社した私は、働くうちにヴィノスのワインがどんどん好きになっていき、8年間お客様に蔵直ワインの魅力をお伝えしてきました。

本日、お客様からとても嬉しい言葉をいただき、どうしてもお伝えしたくて、こちらのブログでご紹介させていただくことにしました。

ボジョレー・ヌーヴォーのチラシを握りしめてご来店された、女性のお客様。

昨年、ギヨさんのボジョレーの騎士 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーを飲んで、すごく美味しいと思った。 他にも私に合うヌーヴォーはありますか?と、ご予約にご来店くださいました。

お話をお伺いしていると、実は、ボジョレー・ヌーヴォーは大嫌いだった。
でも去年、友人がこのボジョレー・ヌーヴォーなら絶対、大丈夫!美味しいから飲んでみて!と、プレゼントしてくれたそうです。

そして、おそるおそる飲んでみたところ・・・
なにこれ、とっても美味しい!本当にボジョレー・ヌーヴォー!?
と、ギヨさんの「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」を飲んで感激してくださり、今年はご予約に来てくださったのです。

ヴィノスのボジョレー・ヌーヴォーが、ワインが、お客様に感動と彩りを与えられたんだ・・・と心から嬉しくなり、お客様と私の住まいが近かったこともあり、お話がとても弾みました。

ヴィノスのワインは、本当にすごい・・・
ワインが苦手な方も、これまであまり赤ワインを飲まれなかった方も、ヴィノスのワインをどこかで飲んで、美味しい!と思って、探しに来てくださることがあります。

感動を与えるワインが、ヴィノスのワインであること。
ヴィノスやまざきで働いていて、本当に嬉しいと思える瞬間です。

お客様と日々接することができ、ワインの感想を頂けることが、本当に幸せです。
ヴィノスファミリーの一員になることができて、本当に嬉しく思います。
これからもお客様に感動を届けられるように、精進してまいります。

ヌーヴォー解禁が待ち遠しい 坂東

P.S. ギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーは、ちょうど本日、ヴィノスの倉庫に無事到着しました。
お客様に安心してお楽しみいただけるよう、お届け前の最終チェックを行っています。

ご予約価格でのご案内は11月15日(日)まで。
ご予約を心からお待ちしております。

大切な人に贈りたくなる、本と日本酒

只今、全国の書店で「ギフトブック・キャンペーン~大切なあの人に本を贈ろう~」が行われています。

欧米では一般的な「本を贈る」という文化を日本でも広めようと、俳優の石坂浩二さんや、作詞家の秋元康さんなど、各業界で読書家の著名人34名が「贈りたい本」を3冊ずつ、全102冊を紹介しています。

一体ヴィノスと何の関係があるのか?というと・・・
この「贈りたい本」のセレクターに、当店社長・種本が選出されたのです。

種本が選ぶ「大切な人に贈りたい本」は、こちらの3冊。
ぜひ、お手に取ってみてください。

中でも『獺祭の挑戦』は、当店と特別なご縁を感じる一冊です。

日本酒の人気銘柄「獺祭」は、海外でも人気で、華やかなイメージを持ちがち。
しかし実は、本当に美味しい酒を求めて努力を重ね、造り上げられてきたということが、この本で紹介されています。

そして、その歩みの中で、今の「獺祭」が生まれるきっかけとなったのが、当店でも長年取り扱ってきた静岡の銘酒「開運」「磯自慢」の醸造指導を行った、河村傳兵衛先生だったのです。

河村先生は、静岡酵母を開発するなど「吟醸王国・静岡」の立役者といわれ、静岡地酒を語るにあたっては外すことができません。

このようなご縁もあり、当店では「獺祭」を特約店として取り扱いしております。

現在販売しているのは、看板商品である「獺祭 純米大吟醸 二割三分」「獺祭 純米大吟醸45」

その魅力は、何といってもそのフルーティで芳醇な香りと、透明感のある味わい。
御猪口も良いですが、ぜひワイングラスで召し上がっていただくと、まるで白ワインのような華やかな香りが楽しめます。

「獺祭」の酒造りの大きな特徴は、杜氏がいないこと。
杜氏という熟練の職人の勘に頼るのではなく、お米や発酵の状態を全てデータで管理して、理想の味わいを実現しています。

10月には実際に訪問させていただき、仕込みの様子も見せていただきました。

「獺祭」は、常にフレッシュなお酒を提供できるよう、少量ずつを、一年を通じて何度も仕込んでいます。

この少量の仕込みを、なんと年3000回も繰り返すことで、試行錯誤を重ね、ノウハウを蓄積し、次の酒造りに活かしていく・・・この圧倒的な試行錯誤の積み重ねこそが、「獺祭」の美味しさを支えているのだそうです。

「お客様の求める美味しい酒を提供したい」という思いは、当店も同じ。

この思いを胸に、当店の先代・山崎巽は、まだ地酒という言葉もなかった時代に小さな酒蔵をまわり、数々の静岡地酒を世に送り出してきました。

山崎酒店には、先代のもとに、当時まだ駆け出しだった河村先生をはじめ、静岡の蔵元たちが集まって、全国の地酒を試飲しながら熱く語り合っていたそうです。

そして、その河村先生と先代の教えを大切に守り続けてきた蔵元が、静岡県袋井にある「國香」です。

杜氏の松尾氏は、河村先生の一番弟子で、酒造りに関して一切の妥協を許しません。
仕込み期間は不眠不休でほとんどの工程をたった一人でこなし、まさに身を削る努力で酒を造り上げます。

その松尾杜氏が醸してくれた、先代の名を冠した特別なお酒「巽酒」・・・

「静岡地酒を全国の人に知ってもらいたい」という思いを共有し、先代からの長年のご縁があったからこそ、造っていただくことができました。

酒米の王様「山田錦」を使い、河村先生から受け継いだ技術を駆使して、松尾杜氏が追求してきた「口に含むと芳醇な香りが広がり、フレッシュで雑味のない、飲み飽きしない酒」をまさに表した吟醸酒です。

気軽に家族や友人と会えていた日常が、大きく変わった今年。
会えないからこそ、繋がりをよりいっそう強く感じたという人も多いのではないでしょうか。

「獺祭」「巽酒」も、人と人との繋がりが生んだ酒。
そして、当店で取り扱いしている日本酒もワインも、長年かけて足を運び、蔵元たちと関係を築いてきました。
まさにお酒は、人と人を繋ぐものです。

11月下旬からは、獺祭が今年リリースした新商品「新生獺祭 純米大吟醸45」「巽酒」の特別なギフトセットも発売予定です。詳しくは、HPと店頭にてご案内いたしますので、お見逃しなく!

ご自身で飲むのももちろん、大切な人を思い浮かべながら贈り物に選ぶのもおすすめです。
ぜひご利用ください。

通販マーケマーケティンググループ 本島

静岡産ヌーヴォーという奇跡 ~赴任当初は静岡になじめなかったソムリエの独り言~

静岡産ワインなんて、聞いても鼻にもかけなかった・・・

私は山梨生まれ。
幼い頃から山梨の国産ワインに囲まれて育ち、ワインに興味を持って、大学では「ワイン法」を専攻。

ヴィノスやまざきに就職し、なぜか新静岡セノバ店に配属になった。

ワインのマーケットなら東京でしょ・・・と、赴任当初はちょっと馴染めなかった静岡。
でも、魚も酒も美味しいし、静岡のお客様はブランドではなく味でワインを選ぶということも知って、大変勉強になりました。

そんな中、今年ヴィノスやまざきが、静岡産のヌーヴォーをやると言う・・・

え、山梨じゃないの?地元をよいしょしているの?何でも静岡産って付ければいいと思っていない?あ、CSRというやつね。はい、分かりました・・・

内心そんな複雑な気持ちで、鶴見ソムリエについて、御殿場高原に出来たぶどう畑に行ってみると・・・

え?ここは静岡?
御殿場の山奥に突然現れたぶどう畑は、まるでヨーロッパの銘醸シャトーの畑のよう・・・

醸造所にあるというヌーヴォーは、まだ樽の中に入っている。

山梨でも、新酒を樽で熟成するというのは、あまり聞いたことがありません。
なぜなら、新酒は薄くて、樽熟成に耐えられないのです。

しかしなんと、有名シャトーも使用するような、現地フランスでもトップクラスのフレンチオーク樽で熟成しているというではないか・・・

おそるおそる試飲をすると、

旨い・・・

もう山梨とかフランスとか、そんなことはどうでもいい。
フレッシュで果実味たっぷりで、そこに新樽の旨味がきれいに調和している・・・

このぶどう園で獲れたぶどうから造るワインは、今年初めてのリリース。
畑を造り、醸造所を造ったのは、なんと80代のカリスマ経営者。

地元・静岡で食肉の会社を起業し、今では全国的な企業となりました。
今は経営は人に譲り、いつも新しいことに挑戦する彼が、数年前から取り組み始めたのが、ワイン造り。

弊社社長の種本が以前からの知り合いで、お互いの起業家魂で意気投合。
「ワインが出来たらヴィノスに一番に声をかけてください・・・」と種本がお願いして、今回初めてヌーヴォーが出来たのです。

また、山梨の有名ワイナリーのお嬢さんがワイン造りを始める時にも、色々な支援をしたらしい。
なので、今回の醸造指導も、山梨トップクラスの醸造チームがお手伝いしているとか、していないとか・・・

そんな、山梨と静岡を結んだワイン。
ワインは産地ではないと証明してくれたワイン。

これを売るのは自分しかいない・・・と、思いました。

自分が静岡に赴任したのは3年前。
この畑にぶどうが植えられたのも3年前・・・

もしかすると、このワインのために、自分は静岡に配属になったのでは・・・と思いました。

2樽しかないので、すべて静岡の店舗で販売したいところですが、全国のお客様にも初の「静岡産ヌーヴォー」をお披露目したく、わずかですが各店舗やWEBショップでもお申込みが出来ます。

お申込みはこちら>>

ぜひ、歴史をかえるかもしれない「静岡産ヌーヴォー」をお楽しみください。

新静岡セノバ店 店長 石井

【プロフィール紹介】 山梨県出身。大学時代に出会ったワインの美味しさに感動し、ヴィノスやまざきに入社。そごう横浜店での勤務を経て、新静岡セノバ店店長として勤務。昨年カリフォルニア買付研修を経験。山梨ワインとカリフォルニアワインへの愛は誰にも負けません。

あのイタリアの注目ワインが、訳あって、今回限りの特別価格です・・・

ヴィノスやまざきの店頭で、今、ある蔵元のワインに人気が集まっています。

同じ地域のワインは通常数万円クラスのものが多い中で、彼らのワインはその数分の一の価格で手に入るという、実はとてもコストパフォーマンスの高いワインを造る蔵元。

ですが、ナパ・ヴァレーやボルドーほどの有名産地ではないので、ふだんはそこまで目立たない・・・そんな知る人ぞ知るワインを手に取る方が、今急増しています。

そのワインとは・・・

イタリア、トスカーナ州の蔵元「マルケサート」のワインです。

ワイナリーがあるのは、トスカーナ州の中でも数々のスーパーワインを生み出してきた、ボルゲリ村。

イタリア屈指の高級ワインの一つ「サシカイア」を造るサングイードぶどう園から土地を譲り受け、ぶどう栽培を始めました。

道ひとつ挟んで、すぐ隣がサングイードぶどう園という、ボルゲリ村の中でも恵まれた立地です。

現オーナーのマウリッツィオ氏は、数々の高級ワインを造るアンティノリ家で10年に渡ってぶどう栽培とワイン造りに携わり、醸造の責任者も務めた実力派。

彼らの旗艦ワイン「タラブーソ」は、過去に数万円の高級ワイン以上の評価を獲得したこともあります。

しかしながら、ブランディングや広告にも力を入れてきた有名ワイナリーとは異なり、「マルケサート」は地元のお客様に販売するために少量のみを造っている、本当に小さな家族経営の蔵元。

宣伝よりも、ひたすらぶどう栽培とワイン造りに注力しているため、有名ワイナリーにも負けない質のワインを、数分の一の価格で届けてくれるのです。

そんな彼らから、今年の夏前に届いた一通のメール。

その頃、新型コロナが特に深刻だったのがイタリアでしたが、
「レストラン向けに予約されていた商品が、キャンセルになって困っている」と・・・

How are you? We're fine and finally we are operational. I am writing to introduce you our new offer, created because of the Covid-19, which created problems in world sales. In particular we need to empty the cellar before the next harvest of September 2020. (…) The period is difficult and we are delighted to have partners with whom we can support each other. Cordiali saluti, Alessandro Fuselli / Terre del Marchesato
(いかがお過ごしですか?私たちは元気で、ようやく営業は再開できることになりました。実は、新型コロナの影響で世界的に販売が非常に厳しい状況にあり、新しいご提案をしたくてご連絡しました。9月の収穫時までには、セラーを空けなければなりません。(…)難しい時ですが、こうして助け合えるパートナーがいることを、うれしく思います。アレッサンドロ・フゼッリ/テッレ・デル・マルケサート)

▲マウリツィオ氏の息子、アレッサンドロ氏


当店では先月から、世界の生産者を応援する「We are the Worldワインフェア」を開催してきましたが、そのきっかけとなったのは、実はマルケサートのこの声でした。
「彼らのために、何かできないか」と考え、彼らが抱えていた在庫を引き受けることにしたのです。

そこで、譲っていただいたのが、地元のレストランで人気の「エミリオ・プリモ イネディート」

もともと現地のレストラン用に造られたこのワインは、メルロ種とシラー種の果実味がしっかりした味わいで、過去に少量だけ輸入したところ、店頭でも人気となりました。

その後、しばらく輸入していませんでしたが、今回久々に店頭に並んだところ、
「あ、このワイン!以前飲んだことがあって、美味しかったので覚えています!」
というお客様もいらっしゃったほど。

そして、彼らの看板白ワイン「エミリオ・プリモ白」

現地のワインショップでは、高級ワインに並んで販売されていたほどの人気ワインで、こちらも地元のレストランで楽しまれています。

この2つのワインは、彼らが抱えていて困っている・・・と話していた在庫を買い取ることで、通常2,980円のところ、今回限りの特別価格1,980円(税別)でお届けできることになりました。

そして、彼らが極わずかのみ樽で発酵して仕込む、芳醇な白ワイン「パペオ・ヴェルメンティーノ」

もともと生産量が少ない希少なワインにもかかわらず、このワインも特別価格で譲っていただくことができ、5,000円のところを3,980円(税別)でお届けしています。

今月の「We are the Worldワインフェア」第二弾では、「マルケサート」の他にも、イタリアとスペインの長年のパートナー蔵元たちのワインをご用意しています。
ワインを飲んで彼らを元気にしたい・・・!と「イタリア&スペイン応援5本セット」もご用意しました。

ぜひこの機会に、手に取っていただければ幸いです。

ソムリエ 本島

日本にもあった!「極濃厚ボジョレー・ヌーヴォー」ご予約はお急ぎください!

例年お客様にご好評いただいている、ギヨさんのボジョレー・ヌーヴォー

その中でも、最高樹齢117年の古いぶどう樹を栽培している特級畑「グランクラ」のぶどう100%で造る「グランクラ・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2020」は完売間近です!

その他のボジョレー・ヌーヴォーも、続々とご予約を頂戴しております。
本当に、ありがとうございます。

お店によっては、すでに予約完売のヌーヴォーも出ていますので、お急ぎください!

今年の出来に関しては、何度かブログで紹介させていただきましたが(詳しくはこちらから>>)、改めてギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーを飲んだ時の感激をどうしても伝えさせていただきたく、本日この場を借りてご紹介します。

***

私が今までボジョレー・ヌーヴォーを飲んで感動したのは、人生で二回
一回目は現地フランスで、そして二回目がこのギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーです。

大学卒業後、フランス語の研鑽を積むため、一時期ボルドーに住んでいました。
カベルネ・ソーヴィニヨン種やメルロ種などを使った、濃厚で渋味のあるボルドーワインをよく飲んでいたので、ボジョレー・ヌーヴォーのようなライトなタイプのワインは飲んでいませんでした。

ある時、「たまには飲んでみようか」と思い、現地フランスで有名な、とあるワインショップへ。
ちょうどボジョレー・ヌーヴォーの時期だったので、店員さんにオススメを聞いて買ってみると、とてつもなく濃厚で、まるでピノ・ノワールのような深みのある味わい!

こんなボジョレー・ヌーヴォーが、日本にもあればいいのに」と思い、帰国後いろんなボジョレー・ヌーヴォーを飲んでみましたが、なかなかピンとこず・・・
本場フランスじゃないと見つけるのは無理なのかな・・・と思っていました。

それから数年後。
去年のちょうど11月にヴィノスやまざきに入社し、まず与えられたミッションがボジョレー・ヌーヴォーの販売でした。

「ボジョレー・ヌーヴォーは、あまり好みじゃないからなぁ」と思いながら、ギヨさんのワインを試飲してビックリ・・・!

「・・・濃厚!!

自分が探し求めていたあの濃厚ボジョレー・ヌーヴォーが、ヴィノスにあるんだ!」と驚きを隠せず、すぐに自分も購入しました。

そして、店頭で試飲のご案内をしていると、私と同じように「ボジョレー・ヌーヴォーって薄いし軽いし、好きじゃないしなぁ」とおっしゃるお客様がいらっしゃいました。
「とにかく飲んでみてください。絶対に美味しいですから!」とオススメしたところ・・・

え、すごく濃いね!お食事にも合いそう」との感想が!
店頭で販売しているトリュフサラミと一緒にぜひ!とご試食を渡すと、「すごく合う、美味しい」と、ご購入くださいました。

***

そんなギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーですが、今年は、去年を超える濃厚さです。

特に、今年の夏は暑く乾燥していたため、早熟な年で、太陽をたっぷり浴びて育ったぶどうは凝縮し、旨味がぎゅっと詰まった味わいになっています。

今年は例外的に、収穫解禁日が8月20日と早かったにも関わらず、ギヨさんはぶどうが完熟する9月までじっくりと待ってくれました。

新型コロナウイルスという未曾有の事態に陥ったため、現地訪問が叶いませんでしたが、リモートでギヨさんと密に情報交換し、「ボジョレー・ヌーヴォー」のタンクサンプルを送ってもらうことに。

開栓したときに、ぶわっと果実の香りが広がり、色もやはり濃い!
そして口にしてビックリ。

これ、ヴィラージュじゃないの?詰め間違えた?」と、あまりの濃厚さとしっかりとしたタンニン(渋味)に、スタッフ一同動揺しました。

あまりの美味しさに、「ボジョレー・ヌーヴォーに使われているぶどうの樹齢は、どのくらいですか?」と聞いてみました。 なぜならば、樹齢の高いぶどう樹は地中に深く根を張っていることが多いので、土中にあるミネラルや栄養分をより多く吸い取り、複雑な味わいのワインに仕上がるためです。

ギヨさんからの答えは、なんと全て平均樹齢40年以上で、グランクラについては117年

ギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーは、ワンランク上のヴィラージュではない通常の「ボジョレー・ヌーヴォー」ですら、もはやヴィエイユ・ヴィーニュ(フランス語で「古いぶどう」)のワインと言ってもいいのでは・・・

長年ワイン業界に携わってきましたが、ボジョレー・ヌーヴォーにここまでやる生産者がいるなんて・・・と、ギヨさんの職人魂に衝撃を受けました。

ギヨさんのボジョレー・ヌーヴォーは先週末にギヨさんの元を離れ、日本へ向かっています。
30年来の出来とギヨさん自身も太鼓判を押す今年のボジョレー・ヌーヴォーが待ちきれません!

そんなボジョレー・ヌーヴォーは、11月8日(日)までにご予約いただくと、解禁日のお届けに間に合います。

ご予約価格(発送及び店舗お引き渡し)のご案内は、11月15日(日)まで。
しかし、完売間近のヌーヴォーも出てきているため、ご予約はぜひお早めに・・・!

また、「例年店舗でギヨさんと共に開催していたカウントダウンは中止なの?」とお客様からご質問をいただきましたが・・・今年はリモートで開催します!

ボジョレー・ヌーヴォーをご購入のお客様のみ、参加することができますので、ぜひ匠と一緒にこの味わいを乾杯しましょう!

ボジョレー・ヌーヴォー解禁まで早くもあと約2週間にせまりましたが、ぜひ皆様にもこの感動を共有できたらと思います。

毎年楽しみにしてくださるお客様はもちろんのこと、「ボジョレー・ヌーヴォーは苦手だなぁ」と思っている方にも、ぜひ飲んでいただきたい味わいです。
どうぞお楽しみに!

ソムリエ 内藤

~簡単な自己紹介~
大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。
帰国後、別のワイン企業に就職。ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在、通販・マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。
推しワインは「プティ・プロ・シャルドネ樽熟成」と「ボーモン・ホープ・マルゲリート」。しょっちゅう飲むのは「ウエストエンド・ブラック・シラーズ」。

元醸造士が選ぶ「栄光の3日間」に楽しみたい、手頃で美味しいブルゴーニュワイン

本日は、ヴィノス1のブルゴーニュワイン好き・寺田から、蔵直ブルゴーニュワインの魅力をお伝えしたいと思います。

ブルゴーニュは、ボルドーと並ぶフランス2大銘醸地の一つ。
「コート・ドール(=黄金の丘)」と呼ばれる美しい丘陵地帯に、数万~数百万円もするような世界トップクラスのワインを生み出す、銘醸畑が広がっています。

赤ワインは「ピノ・ノワール」、白ワインは「シャルドネ」と、単一のぶどう品種で造られる優美で繊細なワインは、世界中の人を惹き付けてやみません。
私もブルゴーニュワインに魅せられるあまり、ブルゴーニュでワインの醸造に携わっていたほど・・・

そのブルゴーニュの中心地が、ボーヌ。
中心地といっても、人口約2万人の小さな街ですが、この街が1年で一番の賑わいを見せるのが「Les Trois Glorieuse(栄光の3日間)」です。

「栄光の3日間」は、11月の第3土・日・月に行われる、ブルゴーニュ最大のワインのお祭り。
その中でも最高に盛り上がるのが、日曜日に行われる「オスピス・ド・ボーヌ」というワインのオークションです。

ヴィノスやまざきも、出来の良い年に現地まで出向き、全種類を試飲してからオークションに参加しています。 (実は近年では、電話やネットでもオークションに参加可能なため、自分たちでは試飲せずに競り落とす業者も・・・)

ヴィノスやまざきの「オスピス・ド・ボーヌ」はこちらから>>

世界中からバイヤーが参加して競り落とす「オスピス・ド・ボーヌ」のワインは、もちろんどれも素晴らしいのですが、これは特別な時に楽しむ、特別なワイン・・・

自宅で飲むならやっぱり、美味しいブルゴーニュワインを手頃に楽しみたい
そんな方にぜひおすすめしたいのが、こちらの蔵直ブルゴーニュワインです。

赤ワインなら・・・
ブッフェ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2019

このワインを造るブッフェ家とのお付き合いは、もう20年以上になるでしょうか。
当店でもっともロングセラーの、ブルゴーニュの蔵元です。

村の中心にある教会のすぐ裏にあるということからも、蔵の歴史が長いことが推測できます。
(というのも、昔は集落に人が集まる時は、まず教会が作られ、そしてその近くから発展していくという傾向がありました。)

このため、所有する畑も村の中でも条件の良い畑を所有しており、もっともカジュアルなこちらのワインでも、ワンランク上のプルミエ・クリュ(一級)に近い畑のぶどうを使用しており、品質の高さには毎年感心します。

さらに、長いお付き合いということもあるのですが・・・
いつも驚かされるのが、2,280円税別というその価格。ブルゴーニュワインは世界的に価格が年々高騰する中で、変わらない手頃さで提供し続けてくれています。

ただし、手作業で丁寧に造られる彼らのワインは、非常に生産量が少ないのが難点・・・
一年を通してご案内できないため、店頭で見かけたら、すぐにでも手に取っていただくことをおすすめします。

白ワインなら・・・
パスカル・ボンノム ヴィレクレッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ2018

このワインを造るパスカル・ボンノムは、ブルゴーニュ南部「マコン地区」の造り手。
シャルドネを使った白ワインが有名な産地です。

彼らはその地区の中でも、特に良質なぶどうが収穫出来ると1998年に格上げされた小地区の「ヴィレ・クレッセ」村にあります。 ワインに厳しい規律のあるフランスでは、このように新しいアペラシオン(ワイン産地名)の格上げは容易ではありません・・・

その格上げに一役かった地域の英雄的存在が、パスカルの父「アンドレ・ボンノム」でした。
パスカル氏は、そんな父に負けず、強いこだわりを持ってワイン造りを行っています。

同地区では、9割以上の生産者が機械でぶどうの収穫を行っているといわれる中、パスカル氏は全て手摘みで収穫しています。

彼らの畑は、地区の中でも標高が高いことに加え、立っているのが怖いほどの急斜面・・・
手摘みでの収穫の苦労は、想像に難くありません。

さらに、醸造所でも選果を行い、良いぶどうのみを使用するというこだわりよう。
徹底してぶどうのチェックを行い、傷んでいるぶどうや未熟なぶどうは使用しないそうです。

そんな彼が造るワインの中でも、樹齢約60年の古木のぶどうだけを使用したワインが、「パスカル・ボンノム ヴィレ・クレッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ」。

果実味のボリューム感と、キレのあるミネラル感、そして芳醇な香りがとても印象的で、上品なワイン・・・

これは、ぶどうの樹齢が高いことにより、樹の根が地中深くまで入り込み、様々な地層からの栄養素を取り込むことができるので、複雑味と凝縮感を感じるワインができるのです。

そしてさらに、一部樽熟成を行うことで、酸味の角が取れ、まろやかで奥深い味わいに仕上げています。

今年の「栄光の3日間」は、ぜひ蔵直ブルゴーニュワインをお楽しみください。

ソムリエ 寺田

【プロフィール紹介】
フランスの国立醸造学校を卒業後、ブルゴーニュ地方のドメーヌでワインの醸造経験を積む。 帰国後は、生産者の想いをお客様に届け、日本でもワインをもっと気軽に楽しんで欲しいと、ヴィノスやまざきに入社。 豊富な知識を活かし、買付業務から社員教育まで、幅広い業務を担当する。

 

あの甘口&低アルコールの人気ワイン「ソレイユ」が、国産で登場・・・!?

昨日に続き、本日はヴィノスのもう一つの国産ヌーヴォー国産ソレイユ・ヌーヴォー2020をご紹介させていただきます。



甘口&低アルコール(6%)で、アルコールが苦手でも美味しく飲めると全国のお客様からご好評いただいている赤ワイン「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」は、 南フランスのワイナリーにお願いし、特別に造っていただいている当店のオリジナルワインです。

そして例年11月には、その年に収穫したぶどうから、季節限定の「ソレイユ・ヌーヴォー」をお届けしてきました。 しかし、今年は新型コロナの影響もあり、いつも通りヌーヴォーを造ることが難しいとの連絡が入ったのです・・・

このピンチに、社内では「今年は、ソレイユ・ヌーヴォーはあきらめようか」という声も出たのですが、 毎年楽しみにしてくださっているお客様のことを思うと、どうしてもあきらめきれず・・・

「フランスが無理なら、国産で造れないかな?」
こう思い立って、ヴィノス初の国産ソレイユ・ヌーヴォーへの挑戦がスタートしました。


■国産ソレイユ・ヌーヴォーへの挑戦・・・!

まずは、国内の様々なワイナリーにお願いしてサンプルを取り寄せましたが、なかなか店長たちが納得できるワインがありませんでした。

そんな時、長野にある「信濃ワイン」が美味しい甘口ワインを造っていると聞き、さっそく連絡したところ、 「お客様が求めるものなら、よろこんで、やってみます。」というお返事をいただきました。

さっそくサンプルを飲んだところ、これは美味しい!ぜひこれでやりたい!と、店長たちから次々と賛同の声があがったのです。

その後も何度も話し合いを行い、ついに2020年のソレイユ・ヌーヴォーが完成したとの連絡が・・・!
さっそく、長野県・塩尻にある信濃ワインを訪ねました。

オーナー兼醸造責任者の塩原さんが、「自信をもってお届けできるワインができました!」と、笑顔で私たちを迎えてくれました。

信濃ワインは、塩原さんで4代目の老舗ワイナリー。
ワイナリーの地下にはカーヴがあり、クラシック音楽を流しながらワインを熟成させているそうで、私たちが見学した際も、心地よい音楽の中ワインが熟成されていました。
クラシック音楽の波長がワインをより美味しく、まろやかにしてくれるそうです。

今回「国産ソレイユ・ヌーヴォー」に使用したのは、コンコードというぶどう品種。
食用でも美味しく、華やかなぶどう由来の香りと、たっぷりとした甘みが楽しめます。

実際に使用したコンコードの畑も見学させていただきました。
除草剤などは使わない自然な栽培方法をとっており、すべて手作業で収穫を行っています。

2020年は7~8月まで雨が続きましたが、お盆以降は晴天が続き、糖度と酸度のバランスが取れたぶどうが出来たとのことです。

試飲の前に、「ソレイユ・ヌーヴォー」に使ったコンコードのぶどうを試食させていただきました。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロと比べると粒が大きく、果汁も多いので、とても甘く、口に含むとジュワっと果実の旨みが染み出します。

「こんなに美味しいなんて!」と、このぶどうから「ソレイユ・ヌーヴォー」が造られているかと思うと、期待が膨らみました。

■ヴィノス初の「国産ソレイユ・ヌーヴォー」その味わいは・・・!?

そして、いよいよ「ソレイユ・ヌーヴォー」のテイスティング。

色はとても濃く、しっかりとした紫色。まだろ過をしていない状態だったので濁りがありましたが、瓶詰め前にろ過を行い、鮮やかな赤紫に変わるそうです。

香りはとてもフレッシュ・・・!
ぶどうの香りがグラス一杯にふくらみます。

飲んでみると、新鮮なぶどう果汁をそのまま飲んでいるかのような、あふれるジューシー感と旨み・・・!
甘みはしっかりあるのに、余韻はべたつかない、自信をもっておすすめできるソレイユ・ヌーヴォーに仕上がっていました。

ナチュラルなぶどうの旨みを感じたため、塩原さんに醸造方法を詳しく伺うと、なんと酸化防止剤が無添加とのこと!

最近では、店頭で「酸化防止剤が無添加のワイン、ありますか?」という問い合わせもいただくようになりましたが、 信濃ワインでは、まだ消費者からの需要がそれほど高くない頃から、無添加のワインを造っていたとのこと。まさに「無添加ワインの先駆け」といっても過言ではありません。

また、ぶどうの発酵中は2時間おきに状態をチェックし、寝ないで醸造を行うこだわりよう・・・
数値だけではない、長年の経験から培われた知識と感覚で醸造を行うので、目が離せないとおっしゃっていました。

ヴィノスやまざきと信濃ワインのこだわりが詰まった国産ソレイユ・ヌーヴォー2020は、間もなく11月14日(土)から発売となります!
ご予約はこちらから>>

ぜひ楽しみにお待ちください。

国産ヌーヴォーチーム ソムリエ 田川

ヴィノスやまざきが造る、国産のヌーヴォーって!?

本日11月3日(火)は、国産ヌーヴォー(新酒)の解禁日

今年とれたてのぶどうから造るヌーヴォーといえば、フランス・ボジョレー産の「ボジョレー・ヌーヴォー」が有名ですが、実は日本国内でも国産ぶどうからヌーヴォーが造られていて、その人気は年々高まっています。

当店では「本当に美味しいヌーヴォーしか販売しない」と決め、25年以上に渡って本気でヌーヴォーに取り組んできました。ですので、ヴィノスのヌーヴォーといえば・・・

ヌーヴォーとは思えない濃さで人気のボジョレー・ヌーヴォーや、

果実味たっぷりの南仏ヌーヴォーのイメージが強く、「ヴィノスさんが国産ヌーヴォー・・・?」と思われる方も多いかもしれません。

これまで国産ヌーヴォーは、あまり大きく取り扱ってこなかったのですが、それは本当に納得できるものになかなか出会うことができなかったから・・・

しかし、お客様からの「美味しい国産ヌーヴォーはないの?」という声から、いつかは造りたい・・・と思っていたオリジナルの国産ヌーヴォーを、今年はじめて造ることになったのです。

造るからには、本気で美味しいものを・・・と、買付隊長やスタッフ自らがワイナリーまで足を運び、協議を重ね、実は半年以上かけて密かに準備を進めてきました。

こうして、今年お届けする国産ヌーヴォーは2種類。

地元・静岡のぶどうから造る、本格派の「静岡シャルドネ・ヌーヴォー2020」
そして、長野産のぶどうを使った、甘口&低アルコールの「国産ソレイユ・ヌーヴォー2020」です。

本日はその中から、「静岡シャルドネ・ヌーヴォー2020」誕生の裏側をご紹介いたします。

今年「静岡シャルドネ・ヌーヴォー2020」を一緒に造るのは、地元・静岡にある御殿場高原ワイン。
2016年の新生ワイナリーですが、実はワイナリーの立ち上げ前からお付き合いがあり、設備やワイン造りについての相談を受けたこともありました。

彼らの畑は、御殿場の中でも開けた高台に広がっていて、日当たりと風通しが良く、ぶどう栽培に適した場所。斜面に沿ってぶどうが植えられています。

お客様からの「美味しい国産ヌーヴォーが飲みたい」という声に応えたいと、良いぶどうがないか探していたところ、御殿場高原ワインから「今年とても良いぶどうが実りそうなので、見に来ませんか?」という情報が・・・!

早速訪問すると、青々とした畑に、完熟したシャルドネが実っていました。

「このぶどうから、国産のヌーヴォーを造ろう」と決め、収穫時期には地元・静岡の店舗メンバーを中心に、彼らの自社畑のぶどう収穫にも参加しました。

国産ヌーヴォーは通常、フレッシュ感を大切にし、樽熟成をせずに仕上げることがほとんどですが、収穫したシャルドネは完熟度が高く、「ヴィノスのお客様の期待をさらに上回る、飲み応えあるヌーヴォーを造ろう」と、あえて樽熟成をすることに。

しかもその樽は、フレンチオーク樽の樽材としてもっとも質が高いといわれ、高級フランスワインにも使用されるトロンセ産のフレンチオーク樽・・・
現地から取り寄せ、出荷の直前までじっくりと熟成するという、国産ヌーヴォーの常識を覆すヌーヴォーを造ることになったのです。

おそらく国産ヌーヴォーで、ここまでこだわった造りをしているところは、他にはないかもしれません・・・

国産ヌーヴォーの解禁日は11月3日(火)。
しかし、ヴィノスやまざきの国産ヌーヴォーは、11月14日(土)に発売予定です。
なぜなら、ぶどうの完熟を待ってから収穫し、今はまだじっくりと熟成しているところだから・・・

「国産ヌーヴォーなんて・・・」という方にこそ、召し上がっていただきたいヌーヴォーです。
ご予約受付は、今週末11月8日(日)まで
ぜひご予約をお待ちしております。

ご予約はこちらから>>

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

京都店10周年!感謝の気持ちを込めて、特別なワインをお届けします。

京都の紅葉は、まもなく盛りです。
今年は例年より静かな京都でしたが、最近ではまたGO TOトラベルで、たくさんの方々が京都を楽しんでくださっています。



このたび11月11日に、京都店はオープン10周年を迎える運びとなりました。

静岡を発祥の地とするヴィノスやまざきは、東京・神奈川にも店舗ができ、10年前に四条烏丸の交差点に新しい商業施設「ラクエ四条烏丸」ができる際に、ビルのオーナーの方より「ぜひ京都に出店してください」というお誘いを受けました。

実は当初、「京都はよそ者が商売をできるところではない」と、業界の重鎮の方にも反対をされました。
有名ワイン専門店まで撤退したこともある、そんな厳しいところだと・・・

しかしながら、静岡でワインの直輸入を始めた際に、お取り寄せのお電話を一番たくさんいただいたのが、関西のお客様でした。
ブランドではなく、品質で選ぶのが関西流・・・関西からのご注文が多いということを、当時のDIME誌の記事『ワイン流通革命』に取り上げていただいたこともあります。

こうして周囲の反対を押し切って、お客様を信じ、出店を決意したのです。

そして迎えた、オープンの日。
手伝ってくれたのは、イタリア・トスカーナの蔵元「マルケサート」でした。

店頭では、試飲販売をオーナーのマウリツィオ氏自らが手伝ってくれました。
(実は京都は、トスカーナの州都フィレンツェの姉妹都市なのです!)

当店のイタリアワインでNo.1の人気を誇るのが、この「マルケサート」です。

数々のスーパーワインを生み出してきたトスカーナ州のボルゲリ村で、イタリア最高峰ワインの一つ「サシカイア」を造るサングイードぶどう園から土地を譲り受け、ぶどう栽培を始めました。

オーナーのマウリッツィオ氏は、数々の高級ワインを造るアンティノリ家で10年に渡ってぶどう栽培とワイン造りに関わり、醸造の責任者も務めた実力派。

しかしながら、ブランディングや広告にも力を入れる有名ワイナリーとは異なり、「マルケサート」は地域のお客様に販売するために少量のみを造っている、家族経営の蔵元。

有名ワイナリーにも負けない質のワインを、数分の一の価格で届けてくれるのです。

京都店のオープンを助けてくれた「マルケサート」ですが、実は彼らは今「レストラン向けに予約されていた商品が、キャンセルになって困っている」と・・・

「彼らのワインを、少しでも多くの方に手に取っていただくことで、助けになりたい・・・」と、今月のヴィノスやまざきでは「マルケサート」のワインを特別価格でご案内しております。

もともとはレストラン向けに造っていて、メルロ種×シラー種の果実味がしっかりした味わいで、店頭でも人気となった赤ワイン「イネディート」は、通常2,980円を1,980円(税別)で。

現地のワインショップでは、名だたる高級ワインと並べて陳列されるほどの、果実味あふれる白ワイン「エミリオ・プリモ白」も、通常2,980円を1,980円(税別)で。

どちらも今回限りの特別価格で、ご案内しております。
彼らの思いが詰まったワインを、ぜひ手に取っていただければ幸いです。

今年の4~5月には店舗を休業し、観光客も減り、一時は京都から撤退することも考えました。
しかしそんな時、温かく支えてくださったのが、京都店のお客様でした。
心から、御礼申し上げます。

そして、もともとはお客様で「どうしても京都店で働きたい」と一緒に働きはじめた京都店のスタッフたちも、大変な中ここまで頑張ってくれました。

本当に多くの方に支えられ、無事10周年を迎えられることになりました。
本当に、ありがとうございます。

感謝の気持ちをこめまして、京都店がオープンした10年前の特別なオールドヴィンテージワイン「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン2010」を、この日のために特別に輸入いたしました。

お祝いのパーティーも開催しますので、ぜひいらしてください。
ご予約はこちらから>>
またはお電話(京都店TEL:075-253-0808)にて

ご参加できない方は、リモートでも京都店のイベントにご参加いただけるよう、オンラインのイベントも企画してまいります。

ぜひ秋の京都を楽しみにお越しいただき、一緒にお祝いしていただければ幸いです。

京都店立ち上げ店長 ソムリエ 深澤亮

【プロフィール紹介】
静岡大学大学院卒業。大学時代はヴィノスやまざきの本店近くでバーテンダーのアルバイトを。それがきっかけとなり、ヴィノスやまざきに入社。難しいと言われた京都店の立ち上げに手を挙げて、今ではまるで京都人!?社内一のデジタル通で、京都からデジタルで全国のお客様とつながりたい!が目標。

【食いしん坊Cookブログ】チーズやパテのお供に!ワイン屋さんの秋レシピ

今日から11月。
赤ワインが美味しい季節になりましたね。

本日は、赤ワイン好きの方はもちろん、「赤ワインが苦手・・・」という方にもぜひお試しいただきたい「イチジクの赤ワインコンポート」のレシピと、それにぴったりのおすすめワインをご紹介いたします!

チーズやパテに添えて一緒にいただくと、イチジクの濃厚な甘さが塩気とあわさって、何ともいえない幸せな美味しさに。

あわせるチーズは、クリームチーズも食べやすくて美味しいですが、「ロックフォール」など塩気の強いブルーチーズや、「コンテ」など熟成した旨みたっぷりのハードチーズも絶品です!

材料は、干しイチジクと、当店オリジナルの甘口&低アルコール(6%)赤ワイン「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」の2つだけ。簡単レシピですので、ぜひお試しください。

【材料】
干しイチジク 100g
ソレイユ・キュヴェ・ユーコ 200ml

【作り方】
1.イチジクを2mm角に刻む
2.鍋に刻んだイチジクと「ソレイユ」を入れ、中火にかける
3.沸騰したら弱火にし、水分がなくなってトロっとするまで煮詰める
4.煮沸した瓶に移して、粗熱がとれたら完成!

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ぜひ合わせていただきたいのが、当店の原点である、南フランス・ラングドック地方のワイン!
おすすめを2本ご紹介させていただきます。


■おすすめワイン(1) ソレイユ・キュヴェ・ユーコ

一本目はもちろん、今回のレシピに使った「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」!

甘口&低アルコール(6%)の赤ワインで、ふだんはワインを飲まないというお客様からも、
「飲みやすい!」
「私でもするする飲める!」
「美味しい!」

とうれしい声を多くいただいている、当店を代表するワインです。

「ソレイユ」が誕生したきっかけは、買付隊長・種本の母のこの一言がきっかけでした。

「ワインのすそ野を広げたいなら、通に好まれるワインだけではなく、アルコールに弱い女性でも飲める、低アルコールで甘口の赤で、ポリフェノールたっぷりの美味しいワインを探しておいで。」

当時、病院の先生から「健康のためにポリフェノールを摂りなさい」と言われていた母のリクエストとあって、フランス中で探し求めたそうです。しかし、そんなワインがあるはずもなく・・・

「甘口で低アルコールの赤ワインなんて・・・」となかなか取り合ってもらえない中で、やっとの思いでそのワインを実現してくれる蔵元に出会ったのが、南フランスのラングドック地方でした。
こうしてオリジナルで造った「ソレイユ」は、全国のお客様からご注文をいただく大ヒットワインです。


■おすすめワイン(2) ダーム・ド・ペノティエ赤2016

辛口の赤ワインを合わせるなら、熟したイチジクのような、果実の凝縮感と複雑味あふれる「ダーム・ド・ペノティエ赤2016」がぴったり!

「より多くの方に手に取っていただきたい」と今回はじめて、これまでにない特別価格の1,980円(税別)でお届けできることになりました・・・!

このワインが生まれるのは、フランスの中でも地中海沿岸に広がる、南部のラングドック地方。気候が温暖なので、ぶどうが完熟して、ギュッと凝縮した果実味たっぷりのワインが生まれます。

そのラングドック地方で400年以上続く、貴族の家系の蔵元が「シャトー・ド・ペノティエ」
かつては「安酒の大量生産の地域」といわれていたラングドックですが、彼らは以前から質を重視したワイン造りに取り組み、力強く複雑な味わいのワインを生み出してきました。

地域のワインの質の向上に貢献したとして、ラングドックワイン協会の会長としても地域をけん引する造り手です。

そんな「ペノティエ」とは、20年以上のパートナー。
当主のマダムと共に「本当に美味しくて手頃なオリジナルワインを造りたいね」と話していました。

そんな折、当店の試飲イベント『蔵の祭典』がきっかけで、ボルドー格付け一級のシャトー・ムートン・ロートシルトの醸造長も務めた世界的な醸造家、パトリック・レオン氏と出会います。

彼の指導のもと、当店の買付隊長・種本とペノティエのマダムが一緒にブレンドを行い造り上げたのが、2人のマダムを意味する「ダーム・ド・ペノティエ」です。
(詳しい買付ストーリーはこちらから>>

ペノティエでは現在も、パトリック・レオン氏の醸造技術を受け継いだ醸造チームが、ワイン造りを行っています。最新ヴィンテージの「ダーム・ド・ペノティエ赤2016」は、彼らが所有する畑の中でも、特に良い区画の完熟ぶどうを使用し、14カ月樽熟成。よりパワフルで濃厚な味わいに仕上がりました。


■南フランス・ヌーヴォーも、まもなく解禁!

昨日のブログでもご紹介しましたが、ヴィノスやまざきの直輸入第一号ワインは、ラングドック地方のワイン。

直輸入を始めた当初は、まだ日本で知る人がほとんどいなかった中で、その美味しさと手頃さに輸入を決意し、「レゾリュー」「プティ・プロ」「ラ・グラーヴ」「ペノティエ」など・・・長年愛され続ける数々の大ヒットワインを見つけ出してきました。

そんなラングドックワインのイノベーターである当店が、25年以上取り組んできた「南フランス・ヌーヴォー(新酒)」が、まもなく11月14日(土)に解禁します!

ラングドック・ヌーヴォーの最新情報・ご予約はこちらから>>

本日ご紹介したレシピと一緒に、絶品マリアージュをぜひお楽しみください!

ソムリエ 本島

大変お待たせしました!入荷しては完売を繰り返す、幻のワイン・・・

本日は、南フランスワインの伝道師・鶴見から皆さまにお伝えしたい、とっておきの一本がございます。

私が待ちに待った南仏ワイン・・・
シャトー・レゾリュー 青ラベル2017」が、本日やっと再入荷いたしました!

全国にファンの方がいる、こちらのワイン。
入荷するたびに、瞬く間に完売してしまうので、まさに「幻」のようなワインです。

前回入荷時も「自宅用に買いたいけど、お客様が優先」と思い、しばらく買わずに待っていたところ、すぐに売れてしまって結局手に入れることができず・・・

店頭やWEBショップでも「入荷待ち」となっていることが多いので、もしかしたらまだご存知ではないお客様も多いのでは・・・と思い、本日改めてブログでご紹介させていただくことにしました。

■「シャトー・レゾリュー 青ラベル」の魅力とは?

私が、このワインにここまで惹き付けられる理由・・・
それは何といっても、その味わいです。

南フランスの赤ワインらしく、完熟したぶどうの旨みがギュギュっと凝縮し、熟したベリーや、南仏のハーブ、エキゾチックなスパイスなど、様々な香りがグラス全体に広がります。

口に含むと、圧倒的なボリューム感に打ちのめされ、長期間樽熟成しているため、渋みは丸みを帯び、心地よい余韻が長く続きます。

何度飲んでも思わずす、すごすぎる・・・!と口に出してしまうくらい、力強いワインです。

そして驚くのは、その価格。

もともと「シャトー・レゾリュー」のワインの直輸入をはじめたきっかけは、1000円台でカジュアルに楽しめる「赤ラベル」。

直輸入を始めた当初、ボルドー地方の有名ワインを愛飲していた著名な作家の先生が、静岡本店で「赤ラベル」を購入され、飲んだところ・・・
目から鱗が落ちました。一口飲んで、一万円はするな・・・と思った。」と、大絶賛してくださったのです。
(詳しい買付ストーリーはこちらから>>

それ以来この品質で、この価格!?と25年以上の大ヒットとなった「赤ラベル」ですが、本日ご紹介する「青ラベル」は、さらに濃厚な味わいの、蔵元が造るトップワインです。

それでも価格は、2,980円(税別)・・・
なおかつ今回は「より多くの方に手に取ってほしい」と、蔵元と交渉の末、特別価格の2,700円(税別)でご用意できることになりました。

ボルドーやナパ・ヴァレーのようなパワフルな赤ワインがお好きな方にも、ぜひお試しいただきたい一本です。

■その味わいを生む秘密は?

濃厚な味わいになるのは、ぶどうがしっかりと凝縮しているからこそ。
私もこれまで何度も現地を訪問してきましたが、毎回実感するのが、彼らのぶどうの質の高さです。

シラーやグルナッシュなど地元のぶどう品種を使用していますが、樹齢は40~50年の古木が中心で、中には樹齢100年近い超古木のぶどうまでもが、惜しげもなく使われています。

古木になると、ぶどうの根は地中深く入り込み、さまざまなミネラルや養分を吸い上げるため、ワインに複雑で深みのある味わいを与えます。 そして収穫量は減りますが、小粒で凝縮したぶどうが出来ます。

この「青ラベル」は、まさにこの古木の恩恵を一身に受けたワインなのです。

■「青ラベル」に詰まったヴィノスのこだわり

当店は本当に手頃で美味しいワインをお届けしたいと、どんなに専門誌や専門家の評価が高くても、どんなに有名なワインでも、自分たちが納得したものでなければ輸入はしません。

だからこそ、南フランス・ラングドック地方の「コルビエール」という、輸入開始当時は無名だった産地のワインであっても、現地を訪問して見つけ出したのが、この「シャトー・レゾリュー」なのです。

買付隊長・種本いわく、日本では知っている人は誰一人としていませんでしたが、銀行で借り入れをしてまで輸入を決断できたのは、たくさんのお客様の顔が浮かんだから。

そしてその思いは、25年前も今も変わりません。

これからも当店らしく、たくさんのお客様の声をもとに、世界中からあっと驚くような美味しくて手頃なワインを探してまいります。

本日は、そんな蔵元の中から、改めて蔵直フランスワインの原点である「シャトー・レゾリュー」をご紹介しました。

現在、フランスでは、新型コロナの感染が再び深刻になってきました。
そんな中で今、私たちができることは、ワインを通じて応援していくこと。

だからこそ、大好きな南仏ワインを飲むことで生産者を元気にできれば・・・との思いから「南フランス応援セット」をご用意させていただきました。

明るい未来を信じて・・・彼らのワインを一緒に楽しみましょう!

ソムリエ 鶴見

【プロフィール紹介】
フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。 場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。 片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。 2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、渋谷店店長を経験した後、数多くの店舗運営に携わり、現在に至る。

現地でも流通しないあの希少ワインも特別価格で手に入る、奇跡の定期便・・・

今年も「あのワイン」が、日本に向かっています。
過去にはカンヌ映画祭の晩餐会で提供され、ローマ法王も口にしたという、現地フランスでも一般には流通しないと言われるワイン・・・

カンヌ沖に浮かぶ離島の修道院で生まれる、修道士のワインです。

地中海に浮かぶサントノラ島で1600年以上続く修道院「アベイ・ド・レランス」では、労働を神に捧げるという信仰と修行のため、ぶどうの栽培からワイン造りまでを、修道士たちが手作業で行っています。

彼らが造る最上級のワインが、「サン・サロニウス ピノ・ノワール」。

ピノ・ノワール種のワインは通常、色合いも比較的淡く、エレガントな味わいが多いのですが・・・このワインはそれを裏切る、ピノ・ノワールとは思えない果実の凝縮感にあふれています。

この味わいが生まれるのは、商業目的のワイン造りではないからこそ。
自然農法で育てたぶどうを丁寧に手摘みし、プレス(圧搾)せずに自然と流れ出た果汁(=フリーランジュース)を使用しています。

かつて実際にカンヌ映画祭の晩餐会に出されたワインであり、本当に特別な場面で提供されてきた一本・・・
その特別なワインを、この秋からの「蔵直(R)ワイン定期便」の「マスター・オブ・ワインコース」で、ご用意できることになりました。

生産量が非常に少ない希少なワインで、これまでは一本28,800円(税別)で、少量だけ店頭販売していました。

しかし、定期便のお客様に本当に喜んでいただくにはどうしたら良いかを、考えに考えた時に・・・
「このワインを、マスター・オブ・ワインコース(月19,000円税別)でお届けできないか」と、夏前から協議を重ねて、何とか特別に譲っていただき、12月の当コースに間に合わせることができました。

修道士のワインとの出会いは、今から約25年前。

ヴィノスやまざきの本店がある静岡市とカンヌ市が姉妹都市提携を結んだ縁で、彼らの存在を知り、1995年に初めて彼らのもとを訪れ、日本への直輸入を開始しました。
それ以来、現在でも一年に一度、年末の特別な時期に少量のみ分けていただいています。

修道士たちは、自給自足で生活する中で、島の農作物を全て有機栽培で育てているのですが、その一つがぶどう。古くからお祈りなど儀式のために、自分たちが育てたぶどうからひっそりとワインが造られていました。今では、修道院を訪れる特別なお客様にも振る舞われています。

ヴィノスやまざきでは、これまで何度も現地に足を運び、ぶどうの収穫に参加させていただいたことも。

こうして約25年に渡るパートナーとして、日本のお客様にお伝えし続けてきた「修道士のワイン」は、今年も「ピノ・ノワール」の他に4種類、譲っていただきました。

地場品種クレレットを中心に使用したピュアな果実味あふれる白ワインサンピエール
シャルドネを贅沢に樽熟成した芳醇な白ワインサンセザール
完熟したシラー種を使った力強くスパイシーな赤ワインサントノラ
そして、古木のシラーを使った凝縮感と複雑味あふれる赤ワインサンソヴール

今年もまもなく、11月下旬に日本に到着する予定です。

最後に、ここだけの話・・・
今年は特別に、こちらの4本をセットで、ご予約のみの特別価格でご案内しております。

ご予約はこちらから>>

特別なシーンに、ぜひお楽しみください。

ソムリエ 本島

 

今月話題のあのワイン!人気のあまり欠品してしまい、申し訳ございません・・・

10月上旬からご案内しておりましたワインフェア【秋の大収穫祭も、明日10月30日(金)までとなりました。

今月のフェアでは、生産者のとっておきの一本を本当に特別な価格でご紹介させていただいたり、【We are the Worldワインフェア第一弾】として世界の生産者を応援する企画を開催いたしました。

その中でも、断トツの人気だったのが・・・
カリフォルニアきっての高級産地ナパ・ヴァレーの「ウォーターストーン・ワイナリー」のワイン!
(詳しい買付ストーリーはこちらから>>

彼らのトップワイン「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2015」は、その味わいから、一度召し上ってリピートでご利用される方も多く、余裕をもってご用意していたはずの在庫が、あっという間になくなってしまいました。

正直、ここまでの人気になるとは予想できず・・・本当に申し訳ございません。
そして、本当にありがとうございます。

ウォーターストーンのオーナー、ブレントさんに急いで連絡し、12月下旬には、現地で確保した最終在庫が到着する見込みとなりました!
明日までは、現在ご案内している特別価格(通常12,800円のところ6,800円税別)で事前ご予約をお承りいたしますので、6本セット(1本あたり6,580円税別)でのご予約がおすすめです。

また「カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2015」の完売に伴い、「カリフォルニアワイナリー応援5本セット」は、別のワインと入れ替えて、ご案内させていただくことになりました。

悩みに悩んで、代わりにご用意したのが・・・
希少なナパ・ヴァレーの12年熟成バックヴィンテージ「ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン2008」!

ナパ・ヴァレーのワインは、熟したベリーのような豊かな果実味が特徴。長年熟成しなくても美味しくお召し上がりいただけるので、その多くが若いうちに販売され、「熟成したナパワインを飲む機会はあまりない」という方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、骨格がしっかりとしていて良質なナパワインは、熟成すると複雑味を増し、新たな美味しさを楽しめるのです・・・!

そんな希少なバックヴィンテージを、20年来のパートナーだからこそ、特別今回にオーナーのブレントさんから譲っていただくことができました。

このバックヴィンテージが入ったセットですが、本当に数が少ないために、ご案内できるのは残りわずか・・・ぜひお見逃しなくご利用くださいませ。

そして最後に、ここで緊急ニュースが・・・!

ご好評につき・・・
ウォーターストーンの「メルロ」と「シャルドネ」は、特別価格(それぞれ通常5000円のところ3,580円税別)でのご案内を継続することが決定しました!

年内いっぱいは、現在の特別価格でご購入いただけます。
「もう一度買おうか迷っていた!」というお客様も、これからの季節に、ぜひもう一度お楽しみいただけたらと思います。

本当に様々な苦労を重ねて実現した、今回の特別価格・・・
もっと多くの方に「ウォーターストーン」の魅力を知っていただき、多くの方におすすめいただければ幸いです!

ソムリエ 保坂

おつまみだって本気です!

30年以上多くのお客様にご利用いただいてきた「蔵直ワイン定期便」。
実はワインのコースだけでなく、ワインをより一層楽しむための、チーズやおつまみのコースもご用意しています。

それが「チーズLoverコース」と「ペアリングコース」。

通常なかなか手に入らないめずらしいチーズや、このコースのために造った他では買えない当店オリジナルおつまみなどを、会員様だけの特別価格でお楽しみいただけます。

定期便のワインのコースと一緒にご利用いただいている方も多く、
ワイン屋さんならではの、ワインにぴったり合うおつまみが楽しめる
他でなかなか手に入らない、めずらしいチーズがあってうれしい
定期便のおつまみと一緒に、おうち飲みするのが毎月楽しみ

と、うれしい声もいただいています。

店頭でお客様にご案内をしていると「おつまみは別のお店で買うので」という方もいらっしゃるのですが、そう言わず、ぜひお試しいただきたいのです。なぜなら・・・

ヴィノスやまざきは、チーズやおつまみ選びも本気だから!

数多くの候補の中から、実食を重ね、

時には生産者の元にも足を運び、

ワインに合う、本当に美味しいチーズやおつまみを選んでいます。

たとえば、3月の「チーズLoverコース」に登場する、那須高原の「チーズ工房 那須の森」が造る「森のチーズ」。
今もっとも注目されている国産チーズの一つで、なかなか手に入らない、本当に希少なチーズです。

こだわりの本格チーズといえば、フランスやイタリアなどヨーロッパのイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、最近注目を集めているのが、国産のナチュラルチーズ(※)。 中でも、豊かな自然に恵まれ、酪農が盛んな那須高原では、ヨーロッパ顔負けのチーズが多く生み出されています。

(※ナチュラルチーズ:乳を固めて発酵熟成させたチーズで、自然のままに乳酸菌も生きているチーズのこと。 加熱によって乳酸菌が死滅しているプロセスチーズと異なり、ナチュラルチーズは時間が経つと熟成が進んでいきます。)

その那須高原で、日本ではめずらしい欧州系のブラウンスイス種のミルクを使い、一つ一つ手作業でチーズを造る生産者が「チーズ工房 那須の森」です。
もともと彼らのチーズは、生産量が非常に少ないのですが・・・つい先日、日経新聞の日曜版『NIKKEI The STYLE』でも紹介され、これまで以上に入手困難となっています。

中でも「チーズ工房 那須の森」が造る「森のチーズ」は、昨年イタリアで開催された「ワールド・チーズ・アワード2019」で日本最高位を獲得。 世界中から出品された3800以上のチーズのうちベスト16に輝き、ゴールドメダルも獲得した逸品です。

そんな「森のチーズ」を、ヴィノスやまざきでは半年以上前にミルクから予約し、特別に「チーズLoverコース」の会員様限定で、ご用意できることになりました。

これも全て、ワインをより一層美味しく楽しんでいただきたいからこそ。
ワイン屋さんだからこそお届けできるこだわりのおつまみを、ぜひワインと一緒にお楽しみいただけますと幸いです。

蔵直ワイン定期便のお申込みはこちらから>>
完売間近のコースもあるため、お急ぎください!


ヴィノスやまざきのチーズアンバサダーこと ソムリエ 岩谷

【Vinosお店だより~パルコヤ上野店~】お客様の支えで3周年!

こんにちは。
パルコヤ上野店、店長の李です。

ヴィノスやまざきパルコヤ上野店は、まもなく来月11月2日にオープン3周年を迎えます。

私が店長になってから約1年。
本当に色々なことがありました・・・

特に今年の春は、新型コロナの影響で多くの店舗が休業を余儀なくされる中、上野店は地元の方をはじめ多くのお客様に支えられ、 大変な時期を乗り越えることができました。
本当に、ありがとうございます。


上野店は、御徒町駅と上野広小路駅からそれぞれ徒歩1分のところにある商業施設「パルコヤ上野」の1階にあります。 近くにはアメ横や美術館、動物園など、多くの観光スポットがあり、観光客の方もいらっしゃいますが、お客様の多くは地域に古くからお住まいの方です。

質の良いものを見極めて買われる方が多く、新しいものには厳しい目を持った方も多い中で、 徐々に受け入れていただくことができ、ここまで続けてくることができました。

オープンから3年のまだまだ若いお店ですが、これからも「行ってよかった」と思っていただける地域密着型の店舗でいられるよう、頑張ってまいります。
引き続き上野店を、どうぞよろしくお願い致します。

そんな上野店で圧倒的な人気を誇るのが、ヴィノスの看板ワインである、こちらの一本です。

当店赤ワイン部門、不動の売上No.1!
ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー


現在ヴィノスやまざきの各店舗では、ナパ・ヴァレーの「ウォーターストーン」のワインが大ブームとなっていますが、 上野店ではそれにも負けず、同じナパ・ヴァレー産のこちらのワインが人気です。

今月は、飲み比べに「ウォーターストーン・メルロ」と「メリタージュ・ナパ・ヴァレー」を両方買われる方も多く、 一度お召し上がりいただいたお客様のリピートが本当に多いワインです。

ご自宅用はもちろん、ふだんから召し上がっていただいているお客様が「このワインなら間違いないから」と、 ギフトとしても多くご利用いただいています。

そんな「メリタージュ・ナパ・ヴァレー」は、涼しくなってきたこの季節にぴったりの、飲みごたえある味わい。 渋みや樽の風味も感じるしっかりとした味わいですが、熟したベリーのような凝縮感にあふれていて、果実の甘みさえ感じるほどです。

ワイン好きの方ももちろん、これまであまりワインを飲まなかったのに、このワインを飲んで虜になってしまいました!という方もいらっしゃいました。

このワインが造られるカリフォルニアのナパ・ヴァレーは、数万~数十万円もする高級ワインが生まれる、世界トップクラスの高級ワイン産地。

こうした高級ワインではなく、本気で美味しいワインを、毎日楽しめるような手頃な価格でご提供したいという思いで、 3,000円以下の手頃で美味しいナパワインを探し回りました。
しかし、そんなワインを造っているワイナリーは、そう簡単には見つからず・・・

そこで、ナパ・ヴァレーの買付に何度も足を運び、畑からぶどうを買い付けるところから蔵元とともに行って造り上げたのが、 この「ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー」なのです。
(詳しい買付ストーリーはこちらから>>

ぜひ一度、お手に取っていただけたらと思います。
皆さまのご来店をお待ちしております。

パルコヤ上野店 店長 李

ギヨさんのヌーヴォーは、今・・・!?

今年もいよいよ、ボジョレー・ヌーヴォーの初荷が日本に到着したとのニュースが出ていましたね!

今年のボジョレー・ヌーヴォーは、航空便の大幅な減便による物流の遅れを考慮し、例年よりも2週間早い出荷が認められました。一番早い生産者では、現地からの出荷が許可された10月5日(月)に、すでに出荷したところもあるとのことです。

それから、すでに3週間。
ヴィノスやまざきのボジョレー・ヌーヴォーを造る匠ギヨさんはというと・・・

「出荷に向けて、これから瓶詰めするところだよ」とのこと。

ギヨさん・・・
ヌーヴォー、解禁日に間に合いますよね・・・!?

毎年ギリギリまでぶどうの完熟を待って造るギヨさんのボジョレー・ヌーヴォー
私も昨年まで輸入を担当していたため、ギヨさんにはいつも本当にヒヤヒヤとしていました。

でも、送ってもらったタンクサンプルを試飲すると・・・
そんな不安も、一気に吹き飛ぶほどの味わいだったのです!

果たして、どんな味わいだったのかというと・・・

▼「ボジョレーの騎士」ボジョレー・ヌーヴォー2020試飲


▼「ボジョレーの騎士」ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2020試飲

ヴィノスやまざきでは、毎年現地を訪問して、ボジョレー・ヌーヴォーの味わいを確かめています。
しかし今年は現地を訪問することは出来ないため、特別に瓶詰め前のタンクサンプルを送ってもらい、試飲を行うことにしました。

まずは、通常のボジョレー・ヌーヴォー。
イチゴのような、熟した果実の旨みがたっぷりで、「もしかして、ヴィラージュ・ヌーヴォーと間違えて送ってきたのでは?」と思ったほどの濃さでした。

さらにワンランク上のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、「えっ、これ本当にヌーヴォー!?」と疑ったほど香りがとても華やかで、グラスをまわすと、ワインがグラスの内側にしっかり残るほどの凝縮感。完熟ぶどうを頬張ったかのようなジューシーさの中に、しっかりとしたタンニンと複雑味、樽の香りを感じます。

入社して10年。
これまでで一番美味しいのでは・・・!?と思うほどの味わいに、本当に驚きました。

これだけのワインができるのは、しっかりと完熟を待ったからこそ。
今年ギヨさんには「解禁に間に合わなくても、例年通りしっかりと完熟したぶどうから、本当に美味しいヌーヴォー造ってほしい」と伝えていました。
この味わいが出来たなら、たとえ解禁日に間に合わなくても後悔はない・・・そう思えてしまうほどの味わいでした。

もちろん、ギヨさんが全力を尽くして造ったボジョレー・ヌーヴォーを、皆さまのお手元に解禁に間に合うようにお届けできるよう、ここから先はヴィノスやまざきの輸入チームが全力を尽くします!
ぜひ楽しみにお待ちください。

ご予約はこちらから>>

ソムリエ 本島

【食いしん坊Cookブログ】ワインと楽しむ、おうちハロウィン!

気が付けば10月も最終週。10月末といえば「ハロウィン」ですね!

例年はハロウィンイベントにお出かけされる方も、今年はご自宅で「おうちハロウィン」という方が多いのではないでしょうか。

そこで本日の【Cookブログ】では、おうちハロウィンにぴったりのレシピをご紹介いたします!
カボチャとチーズを使った、大人から子どもまで楽しめる簡単スイーツです。

ハロウィンの定番食材カボチャは、チーズとの相性がぴったり。
お子様が喜ぶモッツァレラなど伸びるチーズもいいですが、カボチャの甘味を引き立てるブルーチーズの塩味との組み合わせや、旨みたっぷりのハードタイプの熟成コンテなど、色々なタイプのチーズと楽しめます。

カボチャとチーズと片栗粉だけあれば作れる簡単レシピですが、今回は隠し味にみりんを使用しました。美味しく仕上げるために、みりん風調味料ではなく、ぜひ本みりんをご用意くださいね。

チーズを入れることで、ワインが進むこと間違いなしのレシピです!

中に入れたチーズによって、色々なタイプのワインと楽しめますが、中でも、まるでハチミツを溶かしたような濃厚な甘さのデザートワインがぴったりでした!

デザートワインと呼ばれる極甘口ワインの中でも、「貴腐ワイン」は別格です。

 
▼貴腐ワインとは?
極めて糖度の高い「貴腐ぶどう」から造られる極甘口ワインのこと。ボトリティス・シネレア菌(貴腐菌)がぶどうに付着すると、ぶどうの水分が蒸発して糖分やフレーバーが凝縮し、干しぶどう状になります。こうして出来た「貴腐ぶどう」から造られる「貴腐ワイン」は、濃厚な甘さと凝縮した味わいが楽しめます。

様々な産地で造られていますが、特にフランスのボルドー地方では、格付けもされている「ソーテルヌ」と呼ばれる数万円クラスの高級貴腐ワインが存在しています。
そしてコース料理の最後に、少しだけデザートやチーズと一緒に楽しむのが、至福のひと時の過ごし方。

まるでソーテルヌのような気品のある甘味で、ソーテルヌに負けず劣らない味わいなのに、2000円台で手に入る「コストパフォーマンスが抜群!」と人気のワインが3ブリッジズ貴腐ワインです。

こちらの貴腐ワインを造るのは、オーストラリアで3世代に渡って家族経営でワイン造りを行うカラブリア家。

オーナーのビル・カラブリア氏は、ワイン専門誌では注目の生産者として表紙を飾ったり、ワイン造りの功績が認められて国から女王叙勲賞を受賞するなど、地元のリーダー的存在です。

現在は息子のアンドリューとマイケルの兄弟が中心となってワイナリーを支えていて、大規模な生産者が多いこの地域で、質を大切にしたワイン造りを行っています。

そんな彼らが造るこの3ブリッジズ貴腐ワインは、アジア最大級のワインコンクール『ジャパン・ワイン・チャレンジ』において、デザートワイン部門で最高賞のトロフィーを、過去二回も受賞した実力派。

1,700種類以上ものワインが世界各国からエントリーされ、世界トップクラスの審査員たちによって厳正に審査されます。

以前行った当店のお客様によるファン投票でも、堂々の第一位を獲得するなど、多くのお客様からご支持をいただいているワインです。

芳醇な甘味を感じ、パイナップルやマーマレードのような香りに、ピーチや柑橘類の豊かな果実味がたっぷり。フレンチオークで10カ月熟成しているので、単に甘いだけでなく複雑味もあり、適度な酸味がバランスよいので、気品すら感じます。

しっかりとした甘さを感じるこのワインに、本日のチーズ入りカボチャレシピを合わせると、甘じょっぱさがたまらない、やみつきの組み合わせ・・・!

今年のハロウィンは、ぜひ美味しいワインとおつまみで「おうちハロウィン」をお楽しみください!

ソムリエ 岩谷

今月の人気ワインはこれだ!?

10月も残すところ、あと約一週間となりました。
本日は、今月ヴィノスやまざきの店頭とWEBSHOPで人気のワインTOP3をご紹介いたします!


店頭在庫残りわずか・・・!数万円のナパワインを超えるコクとボディ!?
第一位 ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ2015


ヴィノスやまざき全店で、ナパ・ヴァレーの「ウォーターストーン」人気が続いています。
中でも、残り本数が少なくなっているのが「ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ2015」!

数々の高級ワインを生み出すナパ・ヴァレーの中でも、とりわけ有名な銘醸地区の畑のぶどうを選び抜いて使用し、長期樽熟成。その味わいは、完熟ベリーの凝縮感にあふれて濃厚・・・力強いタンニン(渋み)に樽の香りもしっかりと感じます。

そして、オーナーのブレントさんによると、実は「同じ畑のぶどうを使ったワインは、一本300~500ドル(3~5万円)で販売されている」というので、驚きです・・・!

このワインを召し上がったお客様からは、
「あまりの美味しさに衝撃」
「熟成させておくのに、追加で欲しくなってしまいました」

という嬉しい声も!

通常12,800円(税別)のところ6,800円(税別)の特別価格は、10月30日(金)までとあと一週間のご案内となっております。

ただし、あまりの人気に、店頭在庫が残りわずかとなっております・・・
ぜひお早めにご利用ください!

※完売の場合は、10月30日(金)まで特別価格でのご予約を承ります。店頭在庫につきましては、各店舗までお問い合わせください。(12月末再入荷予定。入荷次第のお届けとなります。)


1週間で1000本売れたワイン!?1000円とは思えない濃厚さ!
第二位 ウエストエンド・ブラック・シラーズ


毎日飲みたいデイリーワインといえば、これに敵うものはないかもしれません・・・!?
圧倒的にケースでのご購入が多いのが、こちらのワインです。

オーストラリアの家族経営蔵元、カラブリア家が造るこの赤ワインは、「ブラック・シラーズ」の名前の通り、グラスの底が見えないくらい色も濃く、味わいも濃厚・・・

お客様からは、
「ハマってしまってリピート中」
「ちょっとベリー系の甘みもあって、濃いのに飲みやすい」
「この濃さで1000円(税別)はありえない」

と、多くの声をいただいております!


シャンパーニュに負けない!?味わいで・・・今だけ1980円!
第三位 モンマルサル・エクストレマリウム・ブリュット


涼しい季節になっても、こちらのワインは年間を通して根強い人気です。

シャンパーニュ製法で造られるスペイン産のスパークリングワイン、カバ。その中でも、自社ぶどうからこだわりのワインを造るモンマルサルのフラッグシップが、この「エクストレマリウム」です。

スペインの地場ぶどうのみで造られることが多いカバですが、この「エクストレマリウム」は樽熟成したシャルドネ種をブレンドした厚みのある味わいで、ワンランク上のこだわりの一本。

お客様からは、
「クリームシチューに合わせます」
「お鍋にも合いました」

と、どんなお料理にも合わせられる万能選手だからこそ、季節を問わずお楽しみいただいています。

ヴィノスやまざき各店、お電話(TEL:0120-740-790)、WEBSHOPで皆さまのご利用をお待ちしております!

ソムリエ 本島

白ワインとスパークリングも!もっともお得に楽しむには・・・

30年以上、多くのお客様にご利用いただいてきた「蔵直ワイン定期便」

今では全13コースをご用意していますが、最初から全てのコースがあった訳ではなく、 お客様の「あんなコースがあったらいいな」という声からオーダーメイドのコースが誕生してきました。

その一つが、秘蔵スパークリング&白ワインコースです。

お客様からの
スパークリングワインのコースはないの?
とびきり美味しい白ワインが飲みたい
という声から誕生した、この「秘蔵スパークリング&白ワインコース」。

月々4,750円(税別)ながら10,000円はするのでは!?というクオリティの高い白ワインやスパークリングワインをお届けするコースです!

たとえば11月に登場するのが・・・「レイニャック・ブラン2019」。

通常6,000円以上の価格でもすごいコスパ!でも品切れのことが多くてなかなか手に入らない・・・と人気のワイン。

フランスのボルドー1級格付シャトー・オーブリオンが造る、 ボルドーの白ワインの筆頭「オーブリオン・ブラン(約10~15万円)」にも肩を並べるワインとして、 世界的評論家からボルドーで6本の指に入ると高い評価を獲得したこともあるほどです。

15年以上のロングセラー白ワインですが、濃厚で美味しくて、もう何年も飲んでいますというお客様もいらっしゃるほど。

このワインを生み出した「シャトー・ド・レイニャック」のオーナーは、実業家でもあるイブ・ヴァテロ氏。 「ボルドーに面白い生産者がいる」と聞きつけて、現地に向かったことがきっかけで出会いました。

これまで何度も現地へ足を運び、そこで目にしてきたのは、グランヴァンに負けないボルドーワインを造るというヴァテロ氏の情熱と、徹底した質へのこだわり。

彼らの畑には、広大な自然が広がっています。 「HVE」という自然なワイン造りの認証をフランス政府から受け、自然な造りを大切にしています。 豊かな森林に囲まれた畑には、マスタードなど害虫を寄せ付けない香草が植えられ、農薬や除草剤は使用せずにぶどう栽培を行っています。

さらにヴァテロ氏は「マイクロクライメイト(※)が良いと聞いたから、敷地に湖を掘った」というほど。
※川、谷、森林などの自然の影響で、狭い範囲でも局所的に気候や土壌といった環境が変わることを言う

ぶどうの生育環境にそこまで気を配っているのか・・・と驚かされます。

そのこだわりは、畑だけでなく、もちろん醸造も。
数々の格付シャトーを手がけてきた世界的ワイン醸造家のミシェル・ローラン氏をコンサルタントとして招き、 最新鋭の醸造タンクをいち早く取り入れるなど、常に進化を続けています。

この徹底したこだわりが、世界的ソムリエが審査するワイン&スピリッツのブラインドテイスティングで、 5大シャトーや他有名シャトーに圧勝したことにも繋がったのです。

そんなレイニャックが、ごく少量のみ仕込む白ワインが、「レイニャック・ブラン」。

ぶどうの収穫量は25hl/haと、格付シャトー並みの低収量でぶどうの凝縮感を生み出し、平均樹齢40年の古木のぶどうを、手摘みで収穫しています。

醸造面でもさらに進化し、オーク樽と卵型のセメントタンク、そして一部をアンフォラ(伝統的な陶器の壺)で発酵・熟成。 アプリコットや梨など熟した果実の芳醇な香りに、ローストした樽の香り、心地よい酸・・・どれをとっても完成度が高い味わいになっています。

「レイニャック・ブラン」はこれまで通常6280円でご紹介してきましたが、 「秀逸な年」とされる最新の2019年ヴィンテージを、会員様だけのお得な価格(税別4750円/月)でいち早くお届けします。

皆さまのお申込みをお待ちしております!
お申込みはこちらから>>

ソムリエ 本島

今年の注目度No.1は、「白」のヌーヴォー!?

ヌーヴォー(新酒)といえば、ボジョレー・ヌーヴォーのように、赤ワインのイメージがある方が多いと思います。
でも実は「白」のヌーヴォーもあることを、ご存知でしょうか?

それが・・・
「ラ・グラーヴ・ヌーヴォー白」

ちょうど先日、TVショッピングチャンネルQVCでも、当店の2020年のヌーヴォー(新酒)が紹介されました。

何種類かご紹介した中でも、番組ナビゲーターが今年はじめて試飲して、
「こんなに美味しいの!?」
「香りがすごい」
「果実の甘みまで感じる」

とその味わいにもっとも驚いた様子だったのが、この「ラ・グラーヴ・ヌーヴォー白」

白のヌーヴォーと聞くと「薄くて酸っぱそう・・・」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、南フランスの匠の醸造家オロスケットさんが造るヌーヴォーは、辛口でありながら果実の甘さを感じるほど、ぶどうの旨みにあふれているのです。

その味わいの秘密は、徹底したぶどう栽培へのこだわり。
ぶどうの完熟をぎりぎりまで待って、収穫時にはぶどうのフレッシュさを保つため、真夜中にヘッドライトを付けて収穫するなど、徹底的にぶどうの質にこだわっています。

そんなオロスケットさんの白ヌーヴォーは、香りが華やかで、しっかりとぶどうの味わいを感じるのに、とにかく雑味がないのです。

しかし実は、最初からこの味わいを造ることができた訳ではありません。

ヴィノスやまざきでは、「ふだんワインを飲まない方でも飲む機会が多いヌーヴォーだからこそ、絶対に美味しいものをお届けしたい。」と、これまで20年以上に渡って何度も現地に足を運び、「ぶどうの旨みをしっかり感じる、美味しいヌーヴォーを造ってほしい」とリクエストを続けてきました。
(詳しいストーリーはこちらから>>

それを実現するために、オロスケットさんが長年試行錯誤を重ねてきたまさにその集大成が、今年のヌーヴォーなのだと思います。

そんなオロスケットさんが造るヌーヴォーは、もちろん赤もご用意しています。

「ラ・グラーヴ・ヌーヴォー赤」も、ベリーの香りにあふれ、ヌーヴォーらしいフレッシュ感がありながら、まろやかで完熟ぶどうの旨みたっぷり。ワインが苦手な方でもスルスルと飲めてしまう味わいです。

しかも今年は、「本気で安くて本当に美味しいヌーヴォーをお届けしたい」と、オロスケットさんと交渉を重ね、一本1,380円+税(ご予約で1,280円+税)という過去最安値まで実現しました。

デイリーワインとしてクリスマスからお正月までも楽しめるので、赤3本+白3本の6本セット(6,800円+税)ストックしておこう・・・と、実はスタッフからの予約も多いのです。

「ヌーヴォーは飲まない」という方にこそ、ぜひ手に取っていただきたいヌーヴォーです。
皆さまのご予約を、ぜひお待ちしております!

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ソムリエ 本島