品切れ続きで申し訳ありません・・・いま手に取るべき、小さな農家のシャンパーニュ!

10月23日は「ワールド・シャンパーニュ・デー」。
この日、世界中でシャンパーニュが楽しまれています。

皆さまは、シャンパーニュを「飲みたい」「贈りたい」と思った時、どのように選んでいますか?

憧れの有名銘柄が多いだけに、ついブランド名で選びがちなシャンパーニュ
ですが、小さな農家が造るこだわりのシャンパーニュの中には、驚くほどのコストパフォーマンスがあるシャンパーニュが存在しているのです。

■そもそもシャンパーニュとは?

シャンパーニュ」は、フランス北部のシャンパーニュ地方で造られるスパークリング(発泡性)ワインのこと。

・シャンパーニュ地方で栽培された特定のぶどう品種を使用する
・瓶の中で泡を発生させる「瓶内二次発酵製法(シャンパーニュ製法)」で造られる
・決められた年数熟成させなければならない
など、フランスの法律で定められた基準を満たしたワインだけが「シャンパーニュ」を名乗ることができます。

当店では、有名ブランドのシャンパーニュも取り扱っているのですが、大手メーカーとは異なり、無名でも美味しいワインをぶどう栽培から行う、 小さな農家たちのシャンパーニュを直輸入してきました。

シャンパーニュはブランドではない!と教えてくれた、そんな農家たちをご紹介いたします。

■ジャン・ミラン

美味しいシャンパーニュは、高いものばかり・・・本当に美味しくてコストパフォーマンス抜群のシャンパーニュを探してきてほしい。というお客様からのリクエストを受け、シャンパーニュ地方のあらゆる村を訪ね歩き、特級の格付けを持つ「オジェ村」で出会ったのが、「ジャン・ミラン」でした。

オジェ村は、シャンパーニュ地方の中でも、白ぶどうのシャルドネ種で有名な産地。特に白ぶどう100%で造られる「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれるタイプのシャンパーニュを得意としています。

早速蔵元を訪ねて話を聞くと、もともとはぶどう栽培農家で、なんと150年以上の歴史があるとのこと。
創業当時は、栽培したぶどうは全て卸売していて、自分たちでシャンパーニュの生産は行っていませんでした。

ご主人のアンリ=ポールさんいわく、当時卸売していたお得意様の中には、「クリュッグ」など有名ブランドの生産者が名を連ねていたそうです。

そんな質の高いぶどうから造る「ジャン・ミラン・レゼルヴ・ブリュット」は、シャルドネを100%使用し樽熟成した、繊細さの中にも、深いコクと樽の香りを楽しめるシャンパーニュ。

実は・・・著名なワイン専門誌で、あのドンペリニヨンよりも高い評価を獲得したことがある一本です。

■モンマルト

多くのシャンパーニュの生産者は、ぶどうを栽培農家から購入してワインを造っています。
しかし「モンマルト」は、自社ぶどうのみを使用し、自分たちでぶどう栽培から、醸造、瓶詰め、出荷までを一貫して手掛けるレコルタン・マニュピュランRM)」と呼ばれる生産者。 生産量は極めて少ないのですが、質の高いシャンパーニュが生まれるとして、注目を浴びています。

代々続く家族経営の蔵元で、現当主のジャン=ギイ・モンマルト氏で6代目。
直輸入開始から15年以上経った今でもなお変わらない品質で届け続けてくれる、当店のロングセラーです。

ジャン=ギイ氏いわく、その美味しさの秘訣は、

上質なぶどうはもちろんだけど、代々家族経営を貫き、先代から受け継いだ栽培から醸造の様々なノウハウを、6世代に渡って守り続けた情熱。 そして何よりも、1737年の設立から何百年も支えてくれたお客様のおかげだよ。

そんな彼らが、得意の黒ぶどう品種から造る、ぶどうの旨みにあふれたシャンパーニュが「モンマルト・ブリュット」。 ラベルに刻まれた「Secret de Famille(家族の秘密)」には、モンマルト家の想いと情熱が込められています。

■ドゥルドン・ヴィエイヤール

「小規模ながらこだわりのシャンパーニュを造る生産者がいる」と紹介され、昨年出会ったのが、「ドゥルドン・ヴィエイヤール」。

早速現地を訪問すると、所有する畑はわずか10haと、これまで訪問した蔵元の中でも非常に小規模。
ご家族だけでワイン造りを行っていて、ぶどう栽培から瓶詰めまで、きめ細かな仕事が印象的でした。

そんな彼らのシャンパーニュは、小規模ながら、国内外で高い評価を獲得。
2019年に日本国内で行われたコンクール「シャンパーニュ・オブ・ザ・イヤー」では、大手メゾンを抑えて金賞を受賞した実力派です。

彼らが造る「ドゥルドン・ヴィエイヤール・ブラン・ド・ブラン・ブリュット 2015」は、2015年に収穫したシャルドネを100%使用し、なんと5年以上の長期熟成を行ったプレステージ・シャンパーニュ。
柑橘系の果実味に、きめ細かな泡、熟成感もあり芳醇な一本です。

まだ直輸入を始めて一年少しですが、質の高い味わいにファンの方も増え始めました。
もっと多くの方に知っていただければと、只今特別価格でお楽しみいただけます。

ただし、こうした小さな農家たちのシャンパーニュの生産量は、ほんのわずか。
いつも欠品していることが多く、本当に申し訳ありません。
在庫がある時が買い時なので、見かけた時はぜひ手に取っていただけたらと思います。

今週はちょっと贅沢にシャンパーニュで乾杯して、彼らを応援しましょう!


ソムリエ 本島

倍以上!?の価格のワインが登場する定期便

いよいよ2020年後期のワイン定期便がスタート!

最近、ワインの「頒布会」とか「定期便」という言葉をよく目にすることもありますが、ヴィノスやまざきでは30年以上前から、定期便に取り組んでいます。

現地の蔵元に買い付けに行くと、セラーの片隅にある非売品のワインや、珍しい品種のワインなどを、定期便のために仕入れてきました。

さらに、今年コロナ禍で店舗が休業になった時にも、定期便のお客様から温かい励ましの言葉をいただき応援してくださったことに、心から感謝の気持ちを実感し、

プロモーションの特別価格や、数量限定のワインも、会員様にはさらにお得にご提供しよう。 定期便に入っている方が、最もお得に楽しんでいただけるようにしよう。

と、これまで以上に定期便のワインをお買い得にする決断をいたしました。

今回の蔵直(R)ワイン定期便の全コースの中でも、特に交渉に時間をかけたのが、「銘醸赤ワインコース」。
約1万円と高額なコースにもかかわらず、その希少さと品質の高さで「コストパフォーマンスが高い」と、多くのお客様からご愛顧いただいているコースです。

その中でもこのワインがこの価格のコースに!?と、店長たちからも驚きの声が上がったのが・・・

ジオリス クロ・デ・ムートン

ヴィノスやまざきのプレミアムカリフォルニアワインとして、多くのファンを持つ「ジオリス」。
オーナーのウォルターさんが、メルロ種に本当に向いた土地を探し、今では隠れた銘醸地とも言われるようになった山奥の「カーメル・ヴァレー」という 土地にぶどうを植えたことが始まりです。

ワイナリーにたどり着くには、ガードレールもない山道を延々と上り下り、ようやくたどり着くことが出来ます。 「輸出する量はない」と何度も断られては、再び足を運び・・・何年もかけ交渉し、ようやく輸入することができるようになりました。

そんな秘境の産地で有名ワイナリーのクローンのぶどうをはじめとする素晴らしいぶどうをつくり、ワイン造りを行う彼らのワイン。 現地ではハリウッドスターをはじめとするVIPがそのワインを楽しんでいるとのこと。

そんな中でも彼らのトップワインがこの「クロ・デ・ムートン」です。

ジオリスが持つ区画の中でも、特に良いぶどうが育つ単一区画「クロ・デ・ムートン」のぶどうを使用しています。

そして、なんとこの畑では、フランス、ボルドー地方ポムロール地区(※)の、世界的な有名シャトーと同じメルロ種の苗木を育てているそうなのです。 (※秀逸なメルロ種のワインを産出するボルドー地方屈指の銘醸地)

その味わいは、完熟した果実の濃縮感を感じる香りを中心に、様々な風味が調和する複雑な香り・・・
口の中では、そのしっかりとした印象とは裏腹に渋みはなめらかで、最後には心地よい余韻が長く続きます。

私も昨年現地でこのワインをテイスティングする機会を得ましたが、グラスに注いだ瞬間にテーブル一杯にメルロの芳醇な香りが広がり、口の中でのなめらかな印象が忘れられません・・・
おそらく15年程は熟成させることが出来るほどの、高いポテンシャルを持っているワインです。

そのこだわりからか生産本数も極少量・・・
当店でも、実は過去には1本約2万円で販売をしていたプレミアムワインです。

このワインが1万円で手に入ったら、どんなにうれしいだろう・・・
そう考え、オーナーのウォルターさんと交渉に交渉を重ね・・・
なんとこの秋、当コースでご紹介することが叶いました!

本当に、今回限りの奇跡の価格と言っても過言ではありません。

残り口数も少なくなってきました、「銘醸赤ワインコース」。
この「クロ・デ・ムートン」の他にも、新作の匿名ナパワインや、ボルドーの12年熟成ワインなど・・・世界中からもう二度とこの価格では出会えないかもしれない赤ワインが勢ぞろいしています。

ぜひこの機会にご入会をお待ちしております!

ソムリエ 保坂

【プロフィール紹介】
学生時代にドイツに留学。そこでワインの美味しさに感動したことでワイン業界を志し、ヴィノスやまざきに入社。 営業部で百貨店やスーパーへの販売を担当した後、武蔵小杉店、仙台店の立ち上げを担当。 特に好きなワインはカリフォルニアワインとドイツワインで、ドイツワインケナー・上級ケナーも取得。

酸化防止剤無添加のヌーヴォーって、本当に美味しいの?

毎年あまり大きく取り上げていないのに、ほぼ全て予約で完売してしまう人気のボジョレー・ヌーヴォーがあります。

それが・・・
「ドメーヌ・ディディエ」が造る、自然派マダムのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー

「ドメーヌ・ディディエ」は、フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区の中でも、力強いワインを生み出す「モルゴン村」にある小さなドメーヌ(蔵元)。

骨格のしっかりとしたボジョレー・ワインを造っていて、フランスの名だたる星付きレストランに卸しているという実力派の蔵元です。

そんな彼らは、顧客である三ツ星レストランからの依頼で、極わずかだけボジョレー・ヌーヴォーを造りはじめました。
そして「ボジョレー・ヌーヴォーを造ったので、ぜひヴィノスで取り扱ってもらえないか?」と、買付隊長の種本に直接届いた1通のメールをきっかけに、出会ったのです。

彼らのボジョレー・ヌーヴォー「酸化防止剤無添加」

この「酸化防止剤無添加」のワインというのは、賛否両論あり・・・
酸化防止剤はワインを劣化から守ってくれるものであり、質を大切にする生産者たちは最低限の量しか使用しないため、添加していることには問題ありません。
過去には、酸化防止剤無添加のワインを買ったら、酸化していて飲めるような味わいではなかった・・・なんて経験も。

それでも、まずは味を確かめてみようと、ドメーヌ・ディディエを訪問することにしました。

早速現地を訪問して目にしたのは、丁寧なぶどう栽培と、こだわりのワイン造り。
そして、試飲させていただくと、力強い味わいで、濃くて美味しい!
「自然派」や「酸化防止剤無添加」は関係なく、輸入を決意しました。

マダムに、なぜ酸化防止剤を使わないのか?尋ねると、

「レストランから頼まれて、ボジョレー・ヌーヴォーを造っているだけだからね。ほとんど11月中にはレストランで全て飲まれてしまうので、入れないだけ。」

と話してくれました。

「自然派ワインを造ろう」とか「それを売りにしたい」とは全く考えず、とにかく自然体でワインを造っているマダム。

そんな自然派(というより天然!)マダムが造るボジョレー・ヌーヴォーは、輸入量も少ないので、いつも店頭に並ぶことなく、売り切れてしまいます。

航空便で持ってきますので、途中で酸化することもなく、現地と変わらない味わいでお届けいたします。

▲2020年の収穫の様子

ヴィノスのワインは、ラベルには表記していないけれど、自然派の造りをしているワインがたくさんあります。

でも、それを売りにするのではなく、本当に美味しいワインだから仕入れる・・・その姿勢を貫きたいと思います。

もちろん、他のヌーヴォーも、農薬などは使用せず、自然な造りで、手作業で造っています。
ぜひヴィノスやまざきのボジョレー・ヌーヴォーをお楽しみください!
ご予約はこちらから>>

内藤

【プロフィール紹介】
大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。
帰国後、別のワイン企業に就職。ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。 推しワインはプティ・プロ シャルドネ樽熟成とボーモンのホープ・マルゲリート。 しょっちゅう飲むのはリッチランド ブラック・シラーズ。

【食いしん坊Cookブログ】ヌーヴォーのお供に!チーズ香る郷土料理編

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁まで、あと約1ヶ月!

当店では毎年この時期、ボジョレー・ヌーヴォーの味わいの最終チェックのため現地を訪問していますが、今年は訪問できません。そこで、瓶詰前のタンクサンプルを現地から取り寄せて試飲を行い、今年の味わいをしっかりと確かめました。

当店のボジョレー・ヌーヴォーを造ってくれる匠たちは、今年も納得のヌーヴォーを造ってくれました。
まだこれからもう少し熟成してから、瓶詰めを行いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います!
ご予約はこちらから>>

そこで本日の『食いしん坊Cookブログ』では、ボジョレー・ヌーヴォーをよりいっそう楽しむための郷土料理「グジェール」をご紹介いたします!

■グジェールとは?
フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理で、チーズを生地に混ぜて焼き上げたシュー生地のこと。
ブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区でも、家庭でよく楽しまれています。

熟成した旨みたっぷりのハードチーズ「コンテ」や「グリュイエール」などを使用することが多く、サクっとした生地の食感と、香ばしいチーズの風味がたまりません・・・!

現地でのボジョレー・ヌーヴォー解禁時は、各家庭やビストロで、ヌーヴォー片手にグジェールを頬張るのが定番!軽めの赤ワインだけでなく、樽熟成したコクのある白ワインともよく合います。

シュー生地はきれいに膨らませるのがけっこう難しいのですが・・・本日はご自宅で簡単に出来る、ちょっとした裏技を使った失敗知らずのレシピをご紹介いたします。ぜひお試しください!

当店のボジョレー・ヌーヴォーを造ってくれる匠の一人が、ドメーヌ・シャテルスの醸造家でありオーナーのパスカルさん。

当店では「頑固おやじ」の愛称で呼ばれていて、良いぶどうが収穫できて美味しいワインができるまでは、一切の笑顔も見せない・・・という、職人気質な方です。

しかし、その腕前は折り紙つき!
現地の醸造家や専門家が選ぶヌーヴォー・コンクールにおいても、過去何度も最高賞を獲得しています。

自分たちで栽培した自家ぶどうだけでワインを造る彼は、ぶどうの生育期間は毎日畑に出て、ぶどうの状態を毎日自分の目でしっかりと確認し、完熟したタイミングで収穫します。

これが、当たり前のように思えて実は非常に難しく、自分たちの畑をしっかりと理解しているからこそ、フルーティな果実味あふれる味わいのヌーヴォーを造ることができるのです。

さらに2019年からは、環境に配慮したぶどう栽培を行う農家だけが認められる、フランス政府公認のサステイナブル(保全農法)認証「HVE」の最高ランクも取得しています。

そんなぶどう農家でヌーヴォー職人のパスカルさんですが、実はヌーヴォー(新酒)だけではなく、熟成させた本格ワインも、当店でファンの方が多いのです。
それが、こちらの樽熟白ワイン「シャテルス・ブルゴーニュ・ブラン」。

買付隊が初めて彼の白ワインを飲んだ時の第一印象は、ピュアでミネラル豊富、繊細な味わい。
同じブルゴーニュ産の「モンラッシェ」や「ムルソー」といった銘醸村の有名白ワインと比べると、どこか線の細さが目立ち、物足りない味わいでした。

「日本のお客様に、2000円前後の手頃なブルゴーニュ産のシャルドネ、しかも樽熟成したコクのある白ワインは造れないか?」

こう何度もお願いし、当店のお客様用に造っていただいたのが、こちらの一本なのです。
ラベルには「Pour Vinos Yamazaki(ヴィノスやまざきのための)」の文字が刻まれています。

当店のリクエストに応えるうちに年々品質が向上し、香りはよりアロマティックに。
そして樽での熟成により、バターのようなリッチや香ばしさ、コクを感じます。
今ではワイン通の方をはじめ、多くの方からご支持をいただく1本となりました。

本日ご紹介した「グジェール」のチーズの風味は、このコクのある白ワインともよく合います!

そして、そんな「頑固おやじ」と共に造り上げた今年のボジョレー・ヌーヴォーは、絶対の自信アリ!
私自身も他の店長と一緒に試飲をして、その味わいを確かめました。

実は、過去にパスカルさんのもとを訪問した際に、彼のお料理上手な奥さんが、おもてなしで「グジェール」を用意してくれたことがありました。ぜひボジョレー・ヌーヴォー解禁時には「グジェール」をご自宅で作って、解禁の瞬間を一緒に楽しみましょう!

ソムリエ 岩谷

オンラインでナパワイン会を行いました!

本日、ナパ・ヴァレーの「ウォーターストーン・ワイナリー」のオーナー、ブレントさんをゲストに招いて、オンラインワイン会を開催しました!

ウォーターストーン」は、カリフォルニアのナパ・ヴァレーでワイン造りを行う蔵元。
ナパ・ヴァレーといえば、数万~数十万円の高級ワインも生み出す、世界的な人気産地です。

ウォーターストーンは、こうしたワインにも使われるような銘醸地区のぶどうから、手頃なワインを造り続けてきました。

本日のオンラインワイン会では、そんなウォーターストーンのコスパの秘密に、改めて迫りました!

まずは、白ワイン「ウォーターストーン・シャルドネ」で乾杯!

参加されたお客様からは、
「たっぷりの果実味だけじゃなく、シャープさもあって、ブルゴーニュ産のシャルドネみたい!」
「心地の良い香りにうっとりです。必ずリピートします!」

という声が!

続いて、赤ワイン「ウォーターストーン・メルロ」を試飲。

「香りが本当に華やか!」
「濃くて美味しい!コクがあって、ボルドーワインみたいな雰囲気もある!」

という声が上がりました。

そして、お客様から今日一番の驚きの声が上がったのが・・・
ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」!

「色、香り、味わい・・・全てにおいて濃さがすごい!」
「グラスを近づける前から、香りがあがってくる!」
「お話を聞いてついつい応援したくなってしまったし、実際とても気に入ったワインなので、まとめて買いたくなってしまった。」


ブレントさんに、この圧倒的な凝縮感が生まれる秘密を聞きました。

「ナパ・ヴァレーはさらに16の小地区に分かれていて、このカベルネ・リザーヴには、あの『オーパスワン』で有名なオークヴィルと、ラザフォード、そしてオークノールという3つの地区のぶどうを使用している。

山の斜面に広がる日照量に恵まれた畑だけど、朝晩は涼しい海風が冷やしてくれる。たとえばフランスでは9月くらいに収穫するところが多いけど、ここでは10月くらいまで完熟するのをじっくり待つから、凝縮感あふれるぶどうに育つんだよ。」

▲カベルネ・ソーヴィニヨンの斜面の畑での収穫の様子

「ブレントさんがこのカベルネ・リザーヴに使っている畑のぶどうは、他の有名ワイナリーでも使われているんですか?」と聞いてみたところ・・・

「そうだね・・・実はぶどう農家とは秘密保持契約を結んでいるので、ワイナリー名を言うことはできないんだけど・・・同じ畑のぶどうを使ったワインは、アメリカ国内で1本300~500ドル(3~5万円)で販売されているよ。」と、こっそり教えてくれました。

そんなぶどうを使ったブレントさんの「ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」は、通常12,800円(税別)のところ、今回さらに特別オファーをもらい6,800円(税別)でご紹介しています。

なぜ、良いぶどうを使いながらも、ここまでのコスパを実現できるのか?
ブレントさん曰く、

「来たことがあるスタッフは知っていると思うけど・・・僕のオフィスは本当に小さくて、テイスティングルームには費用をかけていないからね。

僕のワインは、大量生産したい訳ではなくて、たとえばスタディ・イン・ブルー
詳しくはこちらから>>のように、お客様のリクエストに応えて造るオーダーメイドのワインも多い。そのお客様と試飲してディスカッションをするスペースがあれば、十分だよ。」

そして、お客様からブレントさんへの質問タイム!
多くのお客様が気にされていたのが、ナパ・ヴァレーの山火事のニュースでした。

「ナパ・ヴァレーで大規模な山火事があって、ワイナリーや畑も燃えてしまったところがあると聞いたのですが、ブレントさんは大丈夫でしたか・・・?」

「幸運なことに、私も家族も、そしてウォーターストーンのパートナーのぶどう農家たちも、火災には巻き込まれませんでした。

でも、ナパ・ヴァレー全体では煙を浴びてしまったぶどうが多くて、今年収穫したぶどうのうち約80%はワイン造りに使用できなかったといわれています。このため、2020年産のワインは生産量がとても少なく、価格が上がってしまうでしょう・・・」


そう話してくれたブレントさんですが、「少しでも多くのお客様にナパワインを楽しんでほしい」と、今回特別価格でワインを届けてくれました。
もともと「ナパで最もコストパフォーマンスが高い」と言われていたブレントさんのワインは、10月中の今だけ、さらに信じられない価格で手に入ります。

この機会にぜひ、ブレントさんのワインを手に取っていただければ幸いです!

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

ワインを飲んで生産者を応援しよう~南アフリカ編~

今年は新型コロナの影響により、世界中の生産者も様々な困難に直面しています。

南アフリカも例外ではなく、ロックダウン時にワインを含むアルコール飲料の販売が禁止され、一時期は国内で販売だけでなく国外への輸出も禁止になるという事態にまで発展。

ワインの売上も大幅に減少し、先日ニュースで「およそ530あるワイナリーのうち、今後80ほどが廃業に追い込まれる可能性がある」と報道されていました。
(出典:NHK NEWS WEB 2020年10月1日付 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201001/k10012642991000.html)

そんな中でも、南アフリカのパートナーたちは「自分たちに今できることを・・・」と、畑仕事やワイン造りに向き合ってきました。

ヴィノスやまざき買付隊が、初めて南アフリカワインの買付に現地を訪問したのは、2006年。

当時の日本では、南アフリカワインは、まだ今ほど知られていませんでした。
現地で数百種類ものワインをテイスティングして「これだ・・・!」と思う品質のワインと出会い、その蔵元たちのもとを、自分達の足で訪問したのです。

 

この時出会った蔵元たちとは、それ以来10年を超えるお付き合いが続いています。
互いに「日本のお客様に素晴らしいワインを届けたい」という想いを共有し、時には日本にも足を運んでくれ、ワインを通してパートナーシップを築いてきました。

彼らのワインを少しでも多くの方に手に取っていただくことで、困っている彼らの支えになれれば・・・
その想いで、只今ヴィノスやまざきでは、生産者を応援するWe are the World ワインフェアを開催中です。

そして生産者たちからも「日本のお客様に楽しんでいただきたい」と、いちおしのワインを特別価格でご用意していただきました!
その一つが、南アフリカワインの直輸入を始めた当初からお付き合いのあるロングセラー蔵元「ノーブルヒル」です。

濃厚&スパイシーで飲みごたえ抜群の樽熟赤ワイン「ノーブルヒル・シラー」。
そして、熟したピーチのような華やかな香りがたまらない白ワイン「ノーブルヒル・ヴィオニエ」。

どちらも少し涼しくなってきたこの季節に、旬の食材と合わせてお召し上がりいただくのにぴったりの、コクのあるワインです。

ともに、過去に「蔵直(R)ワイン定期便」に登場したことがあり、また是非飲みたい!と多くのお客様にご支持いただいたワイン。
物流の遅れが出ていましたが、今月ようやくお届けできることになりました。

そして「ノーブルヒル」のオーナーであり、醸造家でもあるクリスさんからは、「ぜひこのワインの魅力をお伝えしたい!」と動画も届きました。

実は南アフリカでは、購入したぶどうでワインを造るワイナリーが多く、ぶどう栽培からワイン造りまでを一貫して手がける蔵元はごくわずか。

そんな中、ノーブルヒルは南アフリカでは珍しい、自社ぶどうからワイン造りを手がける小さな家族経営の蔵元。 クリスさんが畑の管理から醸造まで、全て自らの手で行っています。

自身で丁寧に畑の手入れを行い、その年その年のぶどうの状態を確認しながら、ベストな収穫のタイミングを見極めています。
そして、ぶどうの収穫は全て手摘みで行い、つぶれないよう小さなカゴに入れ、すぐにワイナリーまで運ばれます。

こうしたきめ細かな管理ができるのも、自分たちでぶどう栽培から行っている農家ならではです。

以前から環境にやさしいワイン造りを行っていましたが、実は、間もなく彼らの畑はオーガニックの認証も取得する予定とのこと!さらなる品質向上のために、努力を続けています。

そしてノーブルヒルだけではなく、他の生産者たちも、自分たちのワインを飲んだお客様の笑顔を想像して、日々ワイン造りに取り組んでいます。

そんな彼らのワインは、「南アフリカワイナリー応援5本セット」でもお楽しみいただけます。
この機会に彼らのワインをお楽しみいただき、笑顔で彼らを応援しましょう!

ソムリエ 高澤

【プロフィール紹介】
2014年 9月ヴィノスやまざき入社。
2016年 JSA認定ソムリエ取得
ブライダル業界から、自分の好きなワインを仕事にしたい!と転職を決意。 「利他の精神」という企業理念に共感しヴィノスやまざきにアルバイト入社。 西武渋谷店で勤務の後、持ち前の明るさと大きな声、ブライダル業で培ったホスピタリティを活かし、品川店、室町店、有楽町の店長を歴任。 現在は店舗スーパーバイザーとして各店の運営サポートを実施。

これまでにないボジョレー・ヌーヴォーが誕生しました・・・!

いつもとは違う年になった2020年。
本当に美味しいボジョレー・ヌーヴォーが届けられるのか・・・?という不安も、一気に吹き飛ばす出来事がありました!

ヴィノスやまざきでは、毎年この時期にフランス、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区を訪問し、ボジョレー・ヌーヴォーの味わいの最終チェックを行います。

それと同時に、「頑固おやじ」ことドメーヌ・シャテルスのパスカルさんとは、当店オリジナルヌのヌーヴォーの「アッサンブラージュ」を行っています。

▲昨年の現地でのアッサンブラージュの様子

「アッサンブラージュ」とは、畑の区画ごとに別々のタンクで発酵させたワインを、適切なバランスでブレンドすることで、最終的な味わいを決める「調合」のこと。

ボジョレー・ヌーヴォーは「ガメイ」というぶどう品種だけで造られますが、実は畑の区画によって少しずつ味わいが異なるため、ブレンドすることによって理想の味わいを造り上げます。

実は今から15年以上前、パスカルさんのボジョレー・ヌーヴォーを初めて口にした時は、ボジョレーらしいフレッシュな味わいで、美味しいのですが少し物足りない・・・と感じていました。
そこで、「日本のお客様のために、濃くて美味しいヌーヴォーをお届けしたいんです」と、パスカルさんに何度も直談判し、一緒にブレンドさせていただけるようになったのです。

しかし、今年は新型コロナの影響で、現地を訪問する訳にはいかず・・・
夏のミーティングでは、「今年はいっそヌーヴォーをやめようか?」という意見まで飛び出しました。

それでも「大変な時だからこそ、本当に美味しいボジョレー・ヌーヴォーをお届けしたい・・・」と、今年は現地からタンクサンプルを取り寄せて、パスカルさんとオンラインで繋ぎ、日本国内でアッサンブラージュを行うことにしたのです。

今年のアッサンブラージュには、全店の店長の中から、トップテイスター5名が名乗りを上げて挑戦しました。

ソムリエ資格はもちろんのこと、実際に昨年現地を訪れて収穫の様子をその目で確かめてきた店長や、おそらく社内でもっとも多くのお客様を接客してきた店長など、社歴も長いベテラン店長ばかりです。

まずは、それぞれのワインの味わいを確かめます。
そして、それぞれ異なる比率でブレンドした5種類のワインを造りました。

今年は日本で行うことにしたからこそ、この5種類を店長全員で試飲し、もっとも美味しいと思ったワインを選ぶことに!すると・・・

「全部美味しい・・・この中から1つに絞らないといけないのか・・・」
と思ってしまうほど、それぞれ特徴は異なるのですが、どれも遜色ない美味しさだったのです。

迷いに迷った結果、店長全員が納得して選んだのは・・・
ヌーヴォーらしいフレッシュさもありつつ、果実の甘さも感じるほどの、凝縮感たっぷりのワイン!

毎年現地でアッサンブラージュを経験してきた買付隊長も、もし納得がいかなければブレンドをやり直そうと思っていたところ、「全くやり直す必要がない」という納得の味わいでした・・・!

店長たちが選んだブレンドを、パスカルさんにも同時に現地でブレンドして試飲してもらったところ、
「力強くて濃いけど、心地良い口あたりで、複雑味もある・・・今まで造ってきたボジョレー・ヌーヴォーの中でも、一番いい出来の一つだね!」
とパスカルさんも太鼓判。

現地にも行くことが出来なかった今年、一度は輸入をやめようかと迷ったけれども、今までで一番美味しいボジョレー・ヌーヴォーが出来ました。
やめなくて本当によかった・・・心からそう思えるボジョレー・ヌーヴォーになりました。

店長全員が試飲して選んだボジョレー・ヌーヴォーですので、安心してご予約いただけたらと思います。
ご予約はこちらから>>

そしてパスカルさんは、長年一緒に取り組み、当店からの厳しいリクエストに応え続けるうちに、ぶどうの収穫を遅らせ濃いワインを造るようになり、どんどん腕をあげていきました。
今年のヌーヴォーは、まさに、この長年の取り組みの結晶でもあります。

ワインは、これからパスカルさんのもとでブレンドした後、さらに熟成して、11月上旬に日本に向けて出発する予定です。
店長たちが選んだ渾身のボジョレー・ヌーヴォーを、ぜひお楽しみください!

ソムリエ 寺田

【プロフィール紹介】
フランスの国立醸造学校を卒業後、ブルゴーニュ地方の超有名ドメーヌでワインの醸造経験を積む。帰国後は、生産者の想いをお客様に届け、日本でもワインをもっと気軽に楽しんで欲しいと、ヴィノスやまざきに入社。豊富な知識を活かし、買付から社員教育まで、幅広い業務を担当中。ピノ・ノワールの試飲力は、ブルゴーニュのプロからも高い評価をされている。

今年はヌーヴォーの解禁日を守りません!?

朝出勤すると、こんなワインを見つけました。

南フランスから届いた、瓶詰めされたばかりのヌーヴォー(新酒)のサンプルボトル・・・!

えっもう!?ヌーヴォー解禁は11月中旬では?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ボジョレー地方よりも温暖な南フランスでは、ぶどうが早く熟すので、実はヌーヴォーも早く出来て、解禁日も早いのです。 そして、完成した南フランスヌーヴォーはまさに今、日本に向かって出発するところです。 (南フランスヌーヴォーとは?詳しくはこちら>>

ヴィノスやまざきの買付隊は、ヌーヴォーの味わいチェックのために、毎年この10月中旬の時期に必ず、フランスを訪問しています。 出来立ての南フランスヌーヴォー、そしてまだ発酵途中のボジョレー・ヌーヴォーの味わいを確認し、生産者と共に「アッサンブラージュ(味わいを決めるための調合)」を行っているのです。

しかしながら今年は、例年のように現地を訪問することはできません。
そこで、蔵元にお願いして、出来上がったヌーヴォーをいち早く送っていただいたのです。

早速、届いたばかりのヌーヴォーを試飲することに!
「美味しくなければキャンセルもありえる」ほど、味わいには妥協しないのがヴィノスやまざき。
このヌーヴォーを造ってくれた蔵元ラ・グラーヴのオーナー、オロスケットさんともオンラインで繋いで、一緒にヌーヴォーを試飲しました。

緊張の一瞬。試飲した全員の第一声は・・・
これって本当にヌーヴォー(新酒)なの・・・!?

もちろんヌーヴォーなのですが、白も赤も、とてもヌーヴォーとは思えないくらい、果実の凝縮感がある本格的な味わいだったのです・・・

この味わいを、店長たちにも飲んで欲しい・・・!と、早速本日、店長たちとも試飲することにしました。

白は・・・
香りが本当にすごい!グラスに鼻を近づけなくても、香りがあふれ出てくる!
完熟ぶどうの旨みがたっぷりで、いつもより厚みがあって美味しい!

そして、赤は・・・
飲みやすくて、本当にスルスル飲めてしまう!美味しくてすぐ飲み切ってしまいました(笑)
フレッシュ感がすごい!まるでもぎたてチェリーみたい!

 

オロスケットさんとの出会いから約15年。
その間ほぼ毎年、現地を訪問してきました。

その中で一番感じてきたことは・・・
必ず期待以上の感動するヌーヴォーを造り上げるプロ魂を持っていること。

ワインは農産物なので、年によってぶどうの出来不出来があるのは当たり前なのですが、それでもオロスケットさんは、毎年私たちが本気で納得できるヌーヴォーに仕上げてくれるのです。
冬の寒い時期の剪定からはじまり、収穫から醸造までの間までも、私たちには計り知れないほどの苦労と努力の積み重ねによって、この味わいは生まれるのです。

去年よりももっと良いものを造りたい。日本のお客様に、私たちのヌーヴォーを飲んで笑顔になってもらいたいからだよ。」
そんな言葉を、オロスケットさんから何度も聞いたことがあります。

当店は「こんなワインを飲みたい」というワインをお客様に代わって探すお手伝いをしたいと、長年蔵直ワイン取り組んできました。
その集大成とも呼べるワインの一つが、この「ラ・グラーヴ・ヌーヴォー」です。

今年は収穫量も例年より少なく、ぶどうの価格が高騰する中で、
こんな時だからこそ、本気で手頃で美味しいヌーヴォーをお届けしたい
という想いで、オロスケットさんと交渉し、物流コストを減らし、過去最安値の1380円(ご予約で1280円)を実現しました。

今年はさらに「赤白両方飲みたい」というお客様のお声から、赤白各3本入りの6本専用BOXもご用意いたしました。

本当に今年のラ・グラーヴのヌーヴォーから目が離せません!

ソムリエ 鶴見

【プロフィール紹介】
フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。 ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。 場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。 片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。 2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、現在に至る。

本当は秘密にしておきたい・・・あの2万円のオークションワインが4750円で!?

今、ヴィノスやまざきの店頭で圧倒的な人気を集めている、高級産地ナパ・ヴァレーの「ウォーターストーン」のワイン。

彼らのワインの中でも、過去にオークションでは約2万円で落札されたこともあり、彼らの存在が知られるきっかけにもなった、あの「伝説的ワイン」が、 信じられない価格で手に入る方法がある・・・と、お客様の間で、今密かに話題になっています。

その方法というのが・・・

「蔵直ワイン定期便」の「こだわり赤ワインコース(4750円税別/月)」です。
(「蔵直ワイン定期便」とは?詳しくはこちらから>>

当店のスタッフが、世界中の蔵元が造るプレミアム赤ワインの中から「これは!」と思うものを選び抜いた、赤ワイン好きのためのコースです。

今季その11月に、ウォーターストーンが造る赤ワイン「スタディ・イン・ブルー」がオンリストすることになりました。

過去に召し上がったことがあり、このワインが登場するという案内をご覧になったお客様からは、
「このワインが、まさかこのコースに入っているなんて・・・!本当にびっくりして、すぐに入らないと!と思って、急いで電話しました。」
という驚きの声をいただいたほどです。

スタディ・イン・ブルー」は、カリフォルニアの中でも最高峰ワインが出品される「プレミア・ナパ・ヴァレー・オークション」がきっかけで誕生したワイン。
トップクラスのワイナリーが秘蔵ワインを持ち寄り、世界中からバイヤーや富豪たちが訪れて競り落とすこのオークションは、ワイナリーにとっては腕試しの場ともいえます。

当店とは20年来のパートナーである「ウォーターストーン」が、もともとこのオークションに出品するために造ったのが、この「スタディ・イン・ブルー」でした。

そして、オークションで出品された彼らのワインはなんと、一本約2万円で落札・・・!
その特別なワインを、オーナーのブレントさんから、
「ヴィノスのお客様のために、少しだけ残しておいたんだ。」
と譲っていただき、輸入できることになったのです。

その味わいは、骨太で濃厚な味わいと、熟したブルーベリーのような香りやスパイシーな風味が調和。
この「ブルーベリーのような香り」から、「スタディ・イン・ブルー」と名付けられました。

もともとオークション用で、在庫がほとんどないために、入荷するたびに完売を繰り返してきました。
「あの青いラベルのワインは、もう飲めないの?」
というお客様の声に応えたいと、現地を訪れるたびに交渉し、少量のみ特別に造っていただいていたのです。

そしてさらに・・・
今回「こだわり赤ワインコース」のためにご用意した「スタディ・イン・ブルー」は、実はこれまでの「スタディ・イン・ブルー」とは一味違います。

・・・というのも、例年この「スタディ・イン・ブルー」は、「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「シラー」というぶどうのブレンドで造られてきました。 しかし、2017年にナパ・ヴァレーを襲った大規模な山火事の影響で、シラーの畑からぶどうを収穫できないというトラブルに見舞われたのです。 そこで、ブレントさんと醸造家のローリーさんは、カベルネ・フランというぶどうを使用する決断をしました。

ぶどうの収穫からワインの醸造まで全てを手がけるローリーさんは、実はナパ・ヴァレーを代表する名門ワイナリーで醸造長も務めていた実力派ワインメーカーです。

詳しく話を聞かせてもらうと、

今回使ったカベルネ・フランのぶどうは、ぶどうの旨みが凝縮していて、ブルーベリーのような味わいがあったのです。 さらに新樽で熟成することで、深いコクのある味わいになり、これまで以上に長期熟成のポテンシャルも持った、パワフルなワインが出来上がりました。」

と教えてくれました。

この秋の「こだわり赤ワインコース」は、本日ご紹介した「スタディ・イン・ブルー」以外にも、イタリアのトップ産地ボルゲリ村から届いた「スーパートスカーナ」や、

フランス・ボルドー地方屈指の銘醸地区「ポムロール」の当たり年2015年産赤ワイン、そして南極に近い世界最南端の秘境の産地、アルゼンチンのパタゴニア地方で生まれる日本初入荷の赤ワインなど・・・

ここでしか手に入らない、見逃せないワインを選びました。
ただし、本当に希少なワインばかりで、数に限りがございます・・・
お申込みは、ぜひお早めに!

ソムリエ 本島

これ以上のコスパは無いかもしれない・・・!?リピーター続出のデイリー赤ワイン

今年は「レストランよりも、自宅でワインを飲む機会が増えた」という方も多いのではないでしょうか。

美味しいワインをご自宅で、もっと気軽にお楽しみいただけたら。
その想いで、10月1日には酒税増税がありましたが値上げはせず、逆に蔵元との交渉を重ねて、今月はこれまでにない手頃な価格でご案内することを決意しました!

そんなワインの一つが、オーストラリアの濃厚赤ワイン「ウエストエンド・ブラック・シラーズ」です。

1000円台とは思えない濃厚さで、リピーターの方も多いこちらのワイン。もともと1580円(税別)でご案内しており、「コスパが高い」という声をすでに多くいただいていたのですが・・・

この10月からは1000円(税別)でご案内できるようになり、WEBショップでは早くもケースでのご購入が集中しています!あまりの人気に、もしかして他の1000円台ワインが売れなくなってしまうのでは・・・!?と少し心配になるくらいです。

こちらのワインを造るのは、オーストラリアで、家族でワイン造りを行っているカラブリア家。

南東部のニューサウスウェールズ州の中でも、内陸のリヴァリーナという産地でワイン造りを行っていて、大規模なメーカーが多いこちらの産地では珍しく、オーナーのビルさんを筆頭に、家族のメンバーがワイン造りから販売までを手がけています。

そんなカラブリア家は、「ブラック・シラーズ」のようなデイリーワインだけでなく、

国際コンクール『ジャパン・ワイン・チャレンジ』で過去2回、世界の名だたるワインを抑えてトロフィーを獲得した、ハチミツのような濃厚な甘さがたまらないデザートワイン「3ブリッジス貴腐ワイン」や、

オーストラリアのトップ産地「バロッサ・ヴァレー」の古木のぶどうも一部使ったパワフルな赤ワイン「カラブリア・ブロス・シラーズ」など、多彩なワインを届けてくれています。

オーストラリアワインの直輸入開始当初から、長年多くのお客様に支持されてきた理由は、なんといってもそのコスパの高さ。
そして今では、夏に楽しむヌーヴォー(新酒)など、オリジナルワインを一緒に開発するまでになりました。

実は彼らも、今年は新型コロナに加え、昨年末から今年にかけて史上最悪の被害をもたらした大規模な森林火災によって苦しめられてきました。
この火災では約97000平方キロメートルが消失し、コアラやカンガルーなど多くの動物が命を落としたり棲み処を失ったというニュースに、心を痛めた方も多いかもしれません。

彼らのワイナリーや畑に直接の被害はありませんでしたが、ワイン産業へのダメージは大きく、心配は絶えません。

そんな大変な状況の中でも、「日本のお客様に楽しんで欲しい」と変わらず手頃なワインを届け続けてくれたカラブリア家。彼らのワインを、少しでも多くの方に手に取っていただきたい・・・と、今だけ特別価格でご案内しております。

バロッサ・ヴァレーの自社ぶどうを中心に使用し長期樽熟成した、家族の情熱が詰まった濃厚赤ワイン「カラブリア・ブロス・シラーズ」は、3780円(税別)を2980円(税別)で。

山岳地帯の完熟ぶどうを樽熟成した、トロピカルな果実味あふれるカラブリア家のトップ白ワイン「3ブリッジス・シャルドネ」は、2980円(税別)を2680円(税別)で。

そして、これらのワインが入った「オーストラリア&ニュージーランド ワイナリー応援セット」では、さらにお得な価格で彼らのワインをお楽しみいただけます。

美味しいワインを飲んで、ワイナリーの応援にもなれば!
そんな想いで、お届けいたします。
ぜひお楽しみください!

ソムリエ 保坂

【食いしん坊Cookブログ】あの話題のドラマで出てくる「ブイヤベース」と「ソーヴィニヨン・ブラン」

NETFLIXで配信している世界的大ヒット韓国ドラマ『愛の不時着』。もうご覧になりましたか?

ハマってしまい、やめられず見ていたら気付けば明け方・・・そんな方も続出しているほど。
ステイホーム中にご自宅で見ていた!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな私は「見た?え、まだなの!?絶対見た方がいいよ!」とすすめられて最近見始めて、絶賛ハマり中です。
まだ見ていない方は、ぜひ!

韓国の財閥令嬢セリが、パラグライダーで嵐に巻き込まれて北朝鮮に不時着してしまい、そこで出会った軍人ジョンヒョクと恋に落ちる・・・というこのドラマ。 詳しいストーリーはさておき、ドラマの中で、主人公セリが「私、ソーヴィニヨン・ブランしか飲まないの」と言うシーンがありました。(ソーヴィニヨン・ブランとは?こちらから>>
私も「ソーヴィニヨン・ブラン」の白ワインをよく飲むので、ワイン好きならば見逃せないのがこのセリフ。

そこで本日は「ソーヴィニヨン・ブラン」の白ワインと、それにぴったり合うセリの好物「ブイヤベース」のレシピをご紹介いたします。

今回の動画でご紹介したのは、私が通っていた料理教室コルドンブルーの本格レシピ。
お魚をさばくのが面倒・・・という方は、切り身を使ってくださいね!

■そもそも「ソーヴィニヨン・ブラン」って?

ソーヴィニヨン・ブランは、白ワイン用のぶどう品種。
主な産地は、フランスのロワール地方や、ニュージーランドが有名です。

産地によって味わいは変わりますが、グレープフルーツ、レモンのような柑橘類や、ハーブを思わせる爽やかな香りが特徴。まさに颯爽とした女性にぴったり似合う・・・そんなワインです。

涼しい産地ではキリッとした酸味のあるフレッシュなワインが多く、温暖な産地ではパッションフルーツのような華やかな香りを持ったワインになります。

いずれにしても、基本的にさっぱりしているので、じめじめと湿度の高い日が多い日本で、キリッと冷やして飲むのに最適です。シーフードをはじめ、これからの季節は鍋料理や天ぷらなど、和食と合わせても楽しめます。

■おすすめのソーヴィニヨン・ブラン

ヴィノスやまざきでも「ソーヴィニヨン・ブラン」のワインを数多く取り扱っていますが、本日はその中でも、特に店頭で人気の3本をご紹介いたします。

第一位 ジボー・ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィノスのソーヴィニヨン・ブランといえば、この一本は外せません!
美味しいソーヴィニヨン・ブランを求めてフランス中を探してまわり、ようやくたどり着いたのが、このワインでした。

ソーヴィニヨン・ブランで有名なフランスのロワール地方ですが、試飲しても酸っぱいワインが多く、とびきり美味しいものは高い・・・となかなか求めるワインを見つけられずにいました。

諦めかけたときに見つけたのが、夫婦でぶどう栽培からワイン造りを行う「ドメーヌ・ジボー」。
収穫をギリギリまで遅らせ、完熟したぶどうから造る彼らのワインは、甘みすら感じるほどの、まるでピーチのようなたっぷりの果実味にあふれていたのです。


第二位 レ・グラーヴ白樽熟成

お客様の声から生まれたのが、贅沢に樽熟成した、このリッチで厚みのあるソーヴィニヨン・ブラン。
フランスのボルドー地方で、小さな農家「シャトー・レ・グラーヴ」のポヴィフさん親子が、ぶどう栽培から全て手がけたワインです。

もともと彼らは樽熟成をしていないソーヴィニヨン・ブランを得意としていて、当店でも20年近く愛されてきたロングセラーワインでした。

ボルドーで、樽熟成したソーヴィニヨン・ブランといえば、5000円を超えるような高級なものばかり。そこで「樽熟成した手頃で美味しいボルドーの白ワインを飲みたい!」というお客様の声から特別に造ってもらったのが、この一本なのです。


第三位 トゥルーヴァイン・オーガニック・ソーヴィニヨン・ブラン

今年の夏に入荷したばかりの新商品ですが、早くもリピーターの方がいらっしゃるほど人気のワインが、こちらの一本。

カリフォルニアの中でも有機栽培の最先端を行くメンドシーノ地区で、匠の醸造家にお願いし、オーガニックのぶどうから日本のお客様のためだけに造ってもらった、当店のオリジナルワインです。

凝縮した果実の旨みに、キリッとした酸もしっかり感じます。ピュアで雑味のないクリーンな味わいが、シーフードに合わせるにはもってこいです。

いかがでしたか?
『愛の不時着』ロスの方も、そうじゃない方も、美味しいソーヴィニヨン・ブランの白ワインとブイヤベースで、セリ気分を楽しんでくださいね!

商品部 ソムリエ 梁

今注目度No.1は・・・あの高級産地ナパ・ヴァレーのワイン!

現在開催中のワインフェア「秋の大収穫祭」がスタートして、一週間。
ナパ・ヴァレーの「あのワイン」に今、異変が起きています・・・

そのワインとは・・・「ナパで最もコストパフォーマンスのあるワイン」とも言われ、数々のワイン評価誌で高得点を獲得してきた「ウォーターストーン」のワイン。
店頭にて、スタッフも驚くほど、彼らのワインに人気が集中しています。

只今テイスティングバーでご試飲でき、「ウォーターストーン」のワインを召し上がったお客様からは、続々とうれしい声をいただいております!


 

ナパのワインは好きでよく飲むけど、「ウォーターストーン・メルロ」はすごいコスパ!バーで飲んで、どうしても自宅でも飲みたくなってしまい、すぐに一本購入を決めました。(有楽町店をご利用のお客様)

ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」は、実は以前飲んだことがあり、あまりの美味しさに衝撃を受けたことをよく覚えています。あの味がこの価格(12800円→6800円で買えるなんて!今日は「ウォーターストーン・メルロ」を試飲して、濃厚で美味しかったので購入しました。(有楽町店をご利用のお客様)

ウォーターストーン・メルロ」は、カリフォルニアのワインだけど、いい意味でカリフォルニアっぽくなくて、上品なボルドーワインのような雰囲気を持っている。(新静岡セノバ店をご利用のお客様)

ナパのワインは、とにかく濃いものが多いイメージ。でも「ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」は、濃いだけでなくバランスが良くて、飲み疲れない(通販をご利用のお客様)

味わいはもちろんなのですが、一番多く声をいただいているのがコストパフォーマンスの高さ

もともと「ナパで最もコスパのあるワイン」の一つと言われてきたウォーターストーン
ですが今回、「もうワイン造りを続けられないかもしれない」というほど難しい状況の中にいる彼らを、何とか応援したい・・・その思いで、社運をかけて、彼らの在庫1万本をヴィノスやまざきで引き受ける決断をし、この価格を実現することができたのです。
(詳しいエピソードはこちらから>>

長年「ウォーターストーン」の大ファンだというお客様からは、こんなご意見もいただきました。

「毎年ウォーターストーンが来日するたびに、必ずイベントにも参加して、オーナーのブレントさんと直接お話しするのを楽しみにしていました。今年は、来日イベントは難しそうだね。残念だけど・・・」

一方のブレントさんからも、こんなメッセージが届いています。

While the world is small, it seems large when we cannot embrace. My greatest wish is to be with you in Japan. Until my wish is granted, I hope to reach you through my hand-crafted wines at Vinos Yamazaki's “We are the World Wine Fair”. I send you my heart from California's Napa Valley! Brent Shortridge
(世界は狭いけど、直接会えないと広く感じますね。私の一番の願いは、日本の皆さまのそばに寄り添うことです。ヴィノスやまざきのワインフェアで今ご案内している私たちの手づくりのワインを通して、私の気持ちが届いたらうれしいです。カリフォルニアのナパ・ヴァレーから、皆さまのことを思っています。ブレント・ショートリッジ)

これまでヴィノスやまざきでは、お客様と生産者をつなぐ架け橋になろうと、数多くのイベントを開催してきました。今年はWEBでビデオレターなどもたくさんご紹介してきましたが、やっぱりリアルタイムで直接声をお届けできたら・・・

そこで、来週10月17日(土)、ウォーターストーンのブレントさんを招いて、オンラインでのワイン試飲会を開催いたします!

■ウォーターストーン オンラインワイン会
日時:2020年10月17日(土)13:00~14:00

会場①:オンライン
カリフォルニアワイナリー応援5本セット」をご購入いただいたお客様は、どなたでも参加費無料でご参加いただけます!
参加お申込みは、お申込みフォームまたはお電話(TEL:0120-740-790)にて承ります。(オンライン会場へのアクセス方法を、後日メールにてご案内いたします。)

会場②:ヴィノスやまざきバーカウンター
参加費:1500円(税込)
テイスティングセットをご用意いたします。
参加お申込みは各店舗のお申込みフォーム(店舗名をクリックしてください)またはお電話にて承ります。
有楽町店(TEL:03-5224-6391)
西武渋谷店(TEL:03-5728-1169)
新静岡セノバ店(TEL:054-266-7186)
京都店(TEL:075-253-0808)
神戸阪急店(TEL:078-265-6765)

皆様のご参加をお待ちしております!

通販マーケティンググループ ソムリエ 本島

【有楽町店】お客様の支えで13周年!

こんにちは。
有楽町店、初代店長の福井です。

2020年10月12日に、有楽町店はオープン13周年を迎えます。
これもひとえに、長年支えてくださったお客様のおかげです。
心より御礼申し上げます。

有楽町店はヴィノスやまざきの旗艦店であり、2007年に都内でも最大規模の売場面積を誇るワインショップとしてオープンしました。

当時の私はまだ20代半ばで、勢いだけで「是非、私に店長やらせてください!」と社長に直談判したのを覚えています・・・

オープン当日は当時の全店長も応援に駆け付け、レジ待ちの「最後尾」のプレートが店外にまで並ぶほど話題となり、多くのメディアで紹介されました。

東京の中でも、長い歴史がありながら最新トレンドの発信地でもある「銀座」から歩いてすぐの有楽町店は、ワインや日本酒、食に興味のあるお客様が多くご来店されます。

たとえば、私が現地まで30時間近くかけて足を運び、買い付けてきた南米ウルグアイのワインも、輸入当初は日本でまったく無名だったにも関わらず、「君がそんなにおすすめするなら飲んでみるよ!」と手に取ってくれて、口コミでのブームの火付け役となったのも、有楽町店のお客様でした。 (ウルグアイワインについて詳しくはこちらから>>

そんな有楽町店のお客様に、オープン当時から今まで変わらず圧倒的な人気を誇ってきたワイン・・・

それが、ナパ・ヴァレーのワインです。

日本では、1990年代頃から「オーパス・ワン」の知名度が一気に高まり、高級ワインの産地として一気に知られるようになったナパ・ヴァレー。
それでも、有楽町店オープン当時の2007年はまだ、ワインショップの店頭に並ぶナパワインといえば数万円~数十万円クラスのワインばかりで、日常的に飲める時代ではありませんでした。

「有名ワインに匹敵するような味わいのナパワインを飲みたい!それも手頃な価格で!」

そんな声が、有楽町店のお客様から上がったのです。
その声に応えたいと、何度も現地に足を運んでディスカッションを重ね、コスパの高いナパワインを届け続けてくれた蔵元の一つが「ウォーターストーン」。

ナパ・ヴァレーで毎年開催される「プレミア・ナパ・オークション」で、約2万円で落札されたワインを、特別価格で譲ってくれたり・・・ナパでトップクラスのワインに比べても遜色ないウォーターストーンのワインは、有楽町店のお客様に長年愛されてきました。

それも全て、有名ブランドとは異なり、テイスティングルームや醸造設備への投資を抑える代わりに、農家との強い繋がりから銘醸畑のぶどうを入手できるからこそ。
そしてさらに、ここ有楽町店にも何度も足を運び、直接お客様の声に耳を傾けて、ワイン造りに活かしてきたのです。

そんな彼らのナパワインを、この機会に、もっと多くのお客様に飲んでほしい・・・!
そこで、13周年の感謝の気持ちを込めまして、明日有楽町店にて「オーパス・ワン」と「ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」をはじめとする蔵直ナパワインの飲み比べ企画を開催します!

ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」の魅力は、ここでは語り尽くせないので・・・
明日10月10日(土)、私が有楽町店バーカウンターで熱く語ります!

■ナパワイン5種飲み比べセット(参加費:5種セット1500円)
ウォーターストーン・シャルドネ・カーネロス
ウォーターストーン・メルロ・ナパ・ヴァレー
ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ2015
メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017
メリタージュ・ナパ・ヴァレー・ホワイト2018
VS
■オーパス・ワン2016(上記5種飲み比べセットに+1000円)

※各30cc
※オーパス・ワン2016のみをご注文の場合は別料金となります。(10cc 1200円、30cc 3600円、60cc 7200円)
※福井初代店長のプレゼン開催時間は17時~19時(事前予約制)となります。
※詳しくは有楽町店(TEL:03-5224-6391)までお問い合わせください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

突撃買付隊 福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。 有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。 ワインへの情熱は人一倍で、「美味しいワインがある」と聞けば、欧州やアメリカだけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

テイスティングのコツをプロに聞きました!

日本ソムリエ協会が毎年行っている、ワイン資格の登竜門「ソムリエ」と「ワインエキスパート」。
まもなく10月12日(月)には二次試験が控えていて、試験を受けるヴィノススタッフも、今まさに勉強中です!

この二次試験では、銘柄を隠して試飲し、ぶどう品種や産地を推測する「ブラインド・テイスティング」形式で行われます。

「テイスティングの練習といっても、どうやったらいいか分からない・・・」
という悩みは、ワインの勉強をはじめた誰もがぶつかる壁。

試験を受ける方に限らず、テイスティングの簡単なコツを覚えて、自分にぴったりのワインが見つけられるようになったら、レストランやワインショップでのワイン選びがぐっと楽しくなるはず。

そこで本日は、「インターナショナル・ソムリエ・ディプロマ」の資格も持つワインのプロ・四家ソムリエに、テイスティングのコツを聞いてきました。

Q.ワインを飲み始めたけどもっと知りたい!という方に。テイスティングのコツは?

ワインは楽しむもの。
それでも、ちょっとしたワインの知識を身につけておくことは、テイスティング上達の近道です。

たとえば、まず覚えておくと便利な、気温と味わいの関係をざっくりと言うと、
「温かい産地=濃いワイン」
「涼しい産地=すっきりしたワイン」

ワインは、その土地の個性を色濃く反映する飲み物。
温かい地域では、ぶどうがよく熟して、色も濃く、濃厚な味わいに。
逆に涼しい地域では、色も淡く、酸味がキリっとした上品な味わいになります。

たとえば、フランス国内でも温暖な南フランスのワインは、濃くて果実味たっぷり。
当店の直輸入第一号ワイン「レゾリュー赤ラベル」は、その典型です。

一方、同じフランス国内でも、北部でより涼しいブルゴーニュ地方のワインは、色も淡くてエレガント。
当店でロングセラーの「ブッフェ・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」がまさしく当てはまります。

私はよく、地図を広げて、その国や産地の気候や、自然環境(日照量、降雨量、標高、海風の影響など)を思い浮かべていました。そして、その地域ではどんなぶどう品種が植えられているのかといった情報を整理します。

そうすることで「どうしてこのような味わいになるのか?」というワインの本質により一歩近づくことができ、テイスティングもより有意義なものにできると思います。

Q.試験を受ける方へ。試験まで時間がない!そんな時、とにかく抑えておきたいポイントは?

まずは、主要なぶどう品種の特徴をしっかりと抑えることが大切です。
やみくもにテイスティングするのではなく、ぶどう品種の特徴をまず把握し、国や産地の違いでどのように違ってくるのかを知ることが、一番の近道です。

たとえば「メルロ種」なら、原産地でもあるフランス・ボルドー地方は外せません。
豊かな果実味、程よい渋みをもったバランスよい王道のボルドー産メルロならば「シャトー・ド・レイニャック」。

一方、ボルドー地方よりも温暖で、雨が少なくぶどうの熟成期間が長いカリフォルニアのメルロは、タンニン(渋み)を感じさせないほど、より熟した果実味を前面に感じる味わいになります。
そのお手本ともいえるのが、「ウォーターストーン・メルロ・ナパ・ヴァレー」。

ぜひ飲み比べてみてくださいね。

▼主要なぶどう品種のワインはこちらから
カベルネ・ソーヴィニヨン>>
ピノ・ノワール>>
シャルドネ>>


ワインテイスティング用の本も書店で売られているので、今年は受けていないけど試験に興味があるという方は、是非、手に取って読んでみてくださいね。テイスティングは、下準備が大切です。

Q.どこでテイスティングするのがおすすめ?

プロを目指す場合は、ワインスクールやワインセミナーなどで、プロのソムリエの方たちにテイスティングの表現方法を教わることで、正しいテイスティングの知識が身に付いていきます。

でも、ワインスクールやセミナーはちょっと・・・という方は、ソムリエがいるレストランやワインバーで、実際にお話を聞きながらテイスティングするのが良いと思います。
ヴィノスやまざきのバーカウンター(※)もおすすめですよ!
(※現在バーカウンターは有楽町店西武渋谷店新静岡セノバ店京都店の4店舗で営業しております。要予約。)

自宅で、1人で練習するのもいいですが、1人ではどうしても自己流になりがち。
そんなときは、ご家族やご夫婦で話しながら、またはワイン仲間を集めて楽しく議論しながら行うと、色々な人の感想が聞けて、よりテイスティング力が身につくはずです。

Q.テイスティングにまつわる失敗談はありますか?

ワインのテイスティングの際は、飲みすぎには注意しましょう・・・!
私も、つい美味しくて飲み過ぎてしまって、せっかくテイスティングしたワインの味を全て忘れてしまった・・・なんてことも!

たとえば私の場合、「最初の30分間だけは集中して、ワインのテイスティングコメントをしっかりと残し、残りはワインをゆっくり楽しむ」と決めています。
このようにMyルールを決めて、有意義なテイスティングにすることが大切です。

Q.最後に一言!

ワインを楽しむこと!
これがワインのテイスティングでは一番大切なことだと思います。

まずは、そのワインを自分が好きかどうか。
そして、好きであれば、どの部分が好きなのか。
「この桃みたいな香りが好き!」とか、「この樽の風味が好き!」など。
「この強い酸味は苦手だな・・・」など、その逆もしかりです。

その後に少し分析に踏み込んで、「どんな気候だと、こういう味になるのかな?」など、そのワインの特徴を探っていくという風にテイスティングを行っていくことが、上達の近道なのではないかと思います。

***

WEBショップでは、同じ品種を飲み比べるセットや、産地ごとのワインセットもご用意しております。
是非、ご自宅でじっくりテイスティングに挑戦してみてくださいね。

ソムリエ 本島

【プロフィール紹介】四家 史一
2012年ヴィノスやまざき入社。営業部でレストランへのワイン提案を担当した後、武蔵小杉店、広尾店、西武池袋店の店長を歴任。ワインへの情熱は人一倍で365日テイスティングを重ねる勉強家。現在ソムリエ・エクセレンス、WSET Diploma合格を目指して勉強中!英語・アラビア語も対応可能なトリリンガル。コーギー(犬)が好き。
2015年 ソムリエ取得
2018年 シニア・ワインエキスパート取得
2018年 ASI International Sommelier Diploma取得
2020年 第9回全日本最優秀ソムリエコンクール本戦出場

【プロフィール紹介】本島 彰子
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSA認定ソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

フランスから速報!ギヨさんのワインは間に合うの??

10月5日(月)17:00・・・
ヴィノスやまざきの事務所の一角に、本部スタッフが集結していました。
こんな遅い時間に会議?と思われるかもしれませんが、それはフランスに繋いでいたから。フランス時間では朝の10時です。

今回、大スクリーンに映っていたのは・・・
当店人気NO.1ボジョレー・ヌーヴォー職人のギヨさんです!

▼ギヨさんとの出会いはこちら

2020年のボジョレー・ヌーヴォーは、今年はコロナの影響による空輸便の減便や価格高騰などを考慮し、ボジョレーワイン委員会は例年よりも早い生産元からの出荷とフランス国外への輸出を認めています。

2020年のボジョレーは、生産者が早く収穫・出荷できる年となっていますが、ギヨさんはいつもギリギリまで熟してから出荷しています。
大手蔵元では、出荷は始まっているのでしょうか?ギヨさんはいつ頃?と聞くと、

「2020年は非常に例外的な年と言えますね。
でも、私の畑では例年通り、収穫は熟すまで待ち、凝縮したぶどうを収穫したよ。
8月15日頃に収穫を開始し、出荷開始可能日の10月5日早朝から出荷している大手蔵元もいますね。個人的には、ちょっと早すぎると思う。うちは通常通り11月1日頃から出荷予定ですよ。」
との返答が・・・。

さらに、現在のワインの状態を聞くと、
「うちは9月3日頃に収穫を始めたけど、非常に力強く、色も濃く、とにかく「アロマティック」。
非常に素晴らしい出来の年と言えるかな。
ボジョレー・ヌーヴォーは、発酵が終わったところです。
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、10月6日から2週間樽熟成をするけれど、上品でハーモニーのあるスタイルになりそう。」

11月19日(木)のボジョレー・ヌーヴォー解禁まで、早くも残すところあと1カ月ちょっと。
果たして間に合うのだろうかと思いながらも、気になる今のボジョレー・ヌーヴォー市場の動きや、ギヨさんのワインの出来は果たして・・・。
スタッフ一同、聞きたくてうずうずしていましたが、早速ギヨさんへの質問をスタートしました。


ということで、例年各店舗にて開催している「ボジョレー・ヌーヴォー カウントダウン・イベント」!
今年は初めてリモートにて開催します!

11月第3木曜日のボジョレー・ヌーヴォー解禁に合わせ、生産者と共に開催している「ボジョレー・ヌーヴォー カウントダウン・イベント」。
新型コロナウイルスの影響により、今年は生産者の来日が困難と判断しましたが、毎年カウントダウンを楽しみにしているお客様、今年初めてのお客様とも一緒に、この貴重なひと時を共有するため、リモートにて開催する運びとなりました!

▼詳細・お申し込みはこちら

※ヴィノスやまざきボジョレー・ヌーヴォーのご予約者のみとさせていただきます。

「30年来の出来」とギヨさんが太鼓判を押すボジョレー・ヌーヴォー2020。
去年の11月に入社したばかりの私もど肝を抜かれた、ギヨさんのワインの濃厚さ!果実味!渋味!
それを超える味わいとは・・・気になって仕方がありません。

是非、皆様と一緒にこのひと時を共有できれば幸いです。


内藤

~簡単な自己紹介~
大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。
帰国後、別のワイン企業に就職。ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。
推しワインはプティ・プロ シャルドネ樽熟成とボーモンのホープ・マルゲリート。 しょっちゅう飲むのはリッチランド ブラック・シラーズ。

この秋、ヴィノスでもっともお得にワインを手に入れる方法かもしれません・・・

昨日のブログでは、当店の「蔵直(R)ワイン定期便」の中でも一番人気のコース「バリューコース」をご紹介させていただきました。詳しくはこちらから>>

そして、
「週末はちょっと贅沢に、いつもより良いワインを飲みたい・・・」
そんなお客様に多くご利用いただいているコースが、ワンランク上のワイン赤白2本がセットになった「プレステージコース」です。

先日、こちらの「プレステージコース」を有楽町店でなんと7年ご利用いただいているお客様とお話ししていたところ、うれしい声をいただきました。

そんな「プレステージコース」は、もしかして、この秋の定期便の中で、もっともお得なコースかもしれません・・・

たとえば11月には、
えっ!?本当にこのコースに入れていいの!?
何かの間違いでは・・・!?

とヴィノススタッフも驚いた、こちらのワインが登場します。

それが・・・

ストーンヘッジ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー2017
ストーンヘッジ・リザーヴ・シャルドネ・ナパ・ヴァレー2018

当店の赤ワイン部門で9年連続人気No.1の「メリタージュ」を造るストーンヘッジ・ワイナリーの、ワンランク上のリザーヴワイン・・・

赤ワインは、ナパ・ヴァレーの中でも「ヨントヴィル」「ラザフォード」「スタッグスリープ」など数万円クラスの有名ワイナリーもこぞって使用している銘醸地区のぶどうから造られます。
その味わいは、14カ月の長期樽熟成を行うことで、濃厚で飲みごたえ抜群。
渋みが前面に出ることなく、熟した果実の凝縮感と、ダークチョコのような風味が感じられます。
ナパ・ヴァレーの有名ワインと飲み比べても、このワインの持つ果実と渋みのバランスの良さが感じられると思います。

そして白ワインは、ナパ・ヴァレーでもっともシャルドネ種に適した「カーネロス」地区のぶどうを6カ月樽熟成。
トロピカルフルーツやりんご、梨のような完熟フルーツの香りに、バニラやバターのようなリッチな風味をもった、こちらも飲みごたえ抜群の味わいです。

実は、この「ストーンヘッジ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー2017」は、通常一本5000円。

そして、同じクラスの「ストーンヘッジ・リザーヴ・シャルドネ・ナパ・ヴァレー2018」と2本セットになって、「プレステージコース」ですと4750円・・・

この価格を知っているので、スタッフも当然驚く訳です。

今回これを実現できたのは、当店が長年に渡ってカリフォルニアワインを取り扱ってきたからこそ。

カリフォルニアワインを始めたきっかけは、1993年に「カリフォルニア・ワイン・マスター・コンテスト」で優勝して、現地のワイナリーをまわって勉強する機会に恵まれ、その品質の素晴らしさに驚いたこと。
しかし、カリフォルニアの中でも特に、今や世界的な有名産地となったナパ・ヴァレーは、一本数万円~数十万円するワインも珍しくありません。

こうした高級ワインではなく、本気で美味しいナパのワインを、毎日楽しめるような手頃な価格でご提供したい・・・

その想いで、「そんなの無理だ」と言われながらも、あきらめきれずに何度も現地に足を運び、協議と試飲を重ね、ようやく実現できたのが当店人気No.1ワインの「メリタージュ」でした。

これが大ヒットしてからも「これを超えるもっと良いワインが造れないか?」と毎年現地を訪問し、ストーンヘッジとは常に話し合いを重ねてきました。
醸造家のドンさんも、何度も日本に足を運んでお客様の声に耳を傾け、数々のヒットワインを生み出してきたのです。

そして今回は、「このコロナ禍の中だからこそ、お客様に本気で美味しいワインをお届けしたい」と、ストーンヘッジと春から何度も交渉を繰り返し、この秋の「プレステージコース」で彼らのリザーヴワインをお届けできるようになりました。

他にも、フランス、イタリア、南アフリカ、ウルグアイなど・・・世界の生産者とディスカッションを重ね、ご用意したワインばかりです。
そんなヴィノスの「本気」が詰まった「プレステージコース」。
絶対に損はさせない・・・とお約束いたします。

ソムリエ 本島

今年の秋の「定期便」は、とにかくすごい!?

いよいよ2020年後期の「蔵直(R)ワイン定期便」の新規募集がスタートいたしました!

通常店頭でご案内しているワインももちろんですが、今回の秋の定期便も、一層の情熱をこめて選ばせていただきました。

■ヴィノスの「定期便」とは?

改めてご紹介させていただきますと、「蔵直(R)ワイン定期便」とは、ヴィノスやまざきが毎月お届けするワインの頒布会です。

当店スタッフが選ぶこだわりのワインを、お手軽価格のバリューワインから、 通常手に入らない希少品を含んだプレステージワイン、チーズやおつまみ付きのコースまで、全13コースをご用意しています。

実は当店の「定期便」は、30年以上の長きにわたってお客様に愛されてきました。

今から約30年前、あるお客様から「お任せするから、とびっきり美味しいワインを毎月選んで!」と頼まれたのが、蔵直(R)ワイン定期便のはじまりです。

お任せされた以上は、とにかく満足していただけるワインを探そうと、いつも本当に苦労の連続でした。
買い付けに行くたびに蔵元のワインセラーの奥まで見せていただいたり、時には一年以上前から予約したり、交渉して譲っていただいたりしました。

こうした取り組みの結晶が、この「蔵直(R)ワイン定期便」です。

■一番人気のコースは?

全13コースの中で、最も会員数が多い一番人気のコースは、なんといっても「バリューコース」。
10年以上の長きに渡りご利用いただいているお客様もいらっしゃるほどです。

ご利用いただいているお客様からは、
「手頃なのに、自分では買わないような珍しいワインもあって、毎回楽しみ。」
「ホームパーティーをよくするので、説明書きにあるワインと料理の組み合わせは、毎回非常に参考になっています。」

という声も!

世界中の国々からこのコースのためにお取り寄せした、バリューで美味しいワインが勢揃いしています。
本当にコスパのあるワインを毎月赤白2本で3300円(税別)と、お買い得な価格も人気の秘密です。
今回も通常日本には輸入していない、バリューコース会員様限定のワインもご用意いたしました。

■秋からのバリューコース、目玉商品は!?

一体どんなワインが届くのか?少しだけご紹介させていただきます。
目玉商品は、イタリアから到着の11月。

白ワインは、「スーパートスカーナ」と呼ばれるイタリアトップクラスの高級ワイン産地として有名な「ボルゲリ村」から、家族経営の小規模農家マルケサートが造るフレッシュな一本「エミリオ・プリモ白」。

実は、通常2980円で販売しているのですが・・・
今年の秋のフェアのために、交渉の末、特別価格でお譲りいただくことができ、「このワインを、ぜひ定期便の会員様にも召し上がっていただきたい」と、当コースにてさらなるスペシャルプライスでご用意することにいたしました。

そして赤ワインは、当店でイタリアワインの直輸入開始当初から長年愛される、北イタリアの生産者「マンフレディ」が造るまろやかな一本「ランゲ・スアーニャ・ブリッコ・ロッソ」。

同地の代表的なワイン「バローロ」等でも使用されるネッビオーロと、蔵元が得意とする黒ぶどうドルチェット種を絶妙にブレンド。
木樽で3年間熟成を施したワインは、口の中でなめらかに広がり、果実と渋み、酸味がバランスよくハーモニーを奏でます。

通常ですと2本合わせて約5000円となるこれらのワインが、「バリューコース」ですと3,300円・・・
今年の定期便の本気度がうかがえるラインナップとなっております。

実は他にも、一本で通常約3500円の商品がオンリストする月もあるほど・・・
詳しいラインナップは、こちらの特設ページよりぜひご覧ください。

今後も、その他のコースの魅力を順次お伝えさせていただきます。
皆様のご入会、心よりお待ち申し上げております。

ソムリエ 保坂

【食いしん坊Cookブログ】秋のフルーツ×チーズのグラタン編

10月に入り、秋の深まりを感じるようになりましたね。
本日の【Cookブログ】では、涼しくなってきたこの時期に恋しくなる、アツアツのグラタンのレシピをご紹介いたします。

グラタンといえば子供に人気のレシピで、あまりワインに合せるイメージが無いかもしれませんが、本日作るのは、ワインに合うよう特別にアレンジした「梨とチーズのグラタン」。

今が旬の梨は、実はチーズと相性抜群。
今回のレシピでは、チーズは、表面を塩水やお酒で洗って熟成させる「ウォッシュタイプ」の中でも、マイルドで食べやすくミルキーな修道院のチーズ「アベイ・ド・タミエ」を使いました。

チーズにこだわると、簡単にグッと本格的な味わいになりますよ!(ブルーチーズを使っても、ワインに合う大人な味わいのグラタンになります。)
そして2種のスパイス(クミン&粗挽きペッパー)が梨の甘さを引き立てて、ワインがすすむこと間違いなしです。

この季節、こちらのレシピに合わせるなら、渋すぎず、まろやかな赤ワインがおすすめです。

今回は、昨日入荷したばかりの、カリフォルニアの赤ワイン「エストラーダ・クリーク・メルロ」を合わせました。完熟ベリーのような果実味たっぷりのまろやかな味わいが、クリーミーなグラタンとぴったり合います。

このワインを造るのは、ぶどう農家と強い繋がりを持ち、銘醸畑のぶどうから手頃で美味しいワインを造る、カリフォルニア州ナパ・ヴァレーの蔵元「ウォーターストーン」。

オーナーのブレントさんは、テイスティングルームや醸造所に費用をかける代わりに、良いぶどうに全てを注ぎ込んでいます。ぶどう栽培農家と長年の関係を築いてきたことで、ナパ・ヴァレーの中でも有名ワイナリーが指名買いするような、銘醸畑のぶどうを入手できるのです。

ブレントさんが強いパイプをもっているのは、ナパ・ヴァレーのぶどう農家だけではありません。
これまで、カリフォルニアの他の地域からも、質の高いぶどうを見つけて、日本のお客様に手頃で美味しいワインを造り続けてきました。

たとえばその一つが、当店で長年愛されてきた「ハート・オブ・クラウディア・シラー」。
手頃な価格ながら、飲み応えもありつつ、柔らかくジューシーな味わいで、雑誌『男子食堂』の「家呑みワイングランプリ」でプロのソムリエの方々に選ばれたこともあります。

そんなウォーターストーンですが、今年は新型コロナだけでなく、山火事にも見舞われ、非常に厳しい状況に直面することに・・・
20年来のパートナーである彼らのために、何かできないか?
そこで私たちは、彼らの抱えていた在庫を、思い切って買い取ることにしたのです。詳しいエピソードはこちらから>>

その時に、ブレントさんが新たに紹介してくれたワインの一つのが、本日のレシピに合わせた「エストラーダ・クリーク・メルロ」でした。

現地でも主にレストランに卸している「ウォーターストーン」は、コンクール用に審査員受けするようなただ濃くてインパクトある味わいのワインを造るのではなく、食事との相性をとても大切にしています。

この「エストラーダ・クリーク」も、もともとは飲食店用に造られたワイン。
只今「メルロ」と「カベルネ・ソーヴィニヨン」の2品種が入荷しており、まろやかなメルロと、飲み応えのあるカベルネ・ソーヴィニヨン、どちらもぶどうの旨みがたっぷり詰まってするする飲めてしまう、毎日でも飲みつかれない味わいです。

こちらの「エストラーダ・クリーク」2種、そしてブレントさんのナパワイン3種が入った「カリフォルニア応援セット」で、ブレントさん渾身のワインを堪能しつつ、ぜひ応援していただけたら幸いです。

この秋、ぜひお食事と合わせてお楽しみください。

ソムリエ 岩谷

2020年収穫レポート!気になる今年のワイン造りはいかに?

いよいよ10月。
ヨーロッパなど北半球の生産者は、収穫もほぼ終わりに近づき、ワインの仕込みに大忙しの時期です。
ヴィノスやまざきのパートナーたちからも、今年のワイン造りの様子が届きましたので、ご紹介させていただきます。

当店で20年以上人気の、フランス・ボルドー地方の蔵元「シャトー・ムーラン・オーラロック」のエルヴェさん親子からは、ぶどうの選果の様子が届きました。

「選果」とは、収穫したぶどうの中から、未熟な実やつぶれた実、葉っぱなどを取り除く作業のこと。
収穫時にも、適切なぶどうを選んで手摘みを行いますが、房の全ての粒が健全とは限りません。
そのため、美味しいワイン造りには、この選果と呼ばれる作業が欠かせないのです。

こちらの動画からも分かるように、シャトー・ムーラン・オーラロックでは、ぶどう一粒一粒を人の手でチェックし、良いぶどうの粒だけを使います。長年愛され続ける味わいは、こうした地道な作業の積み重ねによって生み出されます。

一緒にワイン造りを行っている息子のトーマさんいわく、キラキラと輝くぶどうの粒は「まるでキャビアのよう・・・」。

そして、こうした作業を毎年重ねてきたエルヴェさんの手は、すっかりぶどうの色に染まっています。
一緒に写っているお孫さんの手も、将来エルヴェさんの想いを引き継いでワイン造りを行い、次第にぶどう色に染まっていくのか?これからが楽しみですね!

こうして生み出される「シャトー・ムーラン・オーラロック」は、熟したベリーのような凝縮感のある果実味に、チョコレートや樽のニュアンス、そしてボルドーワインながらも穏やかな口当たりと滑らかさが自慢の一本です。

そしてもう一蔵元、フランス最北の産地シャンパーニュ地方の家族経営農家「シャンパーニュ・モンマルト」からも、収穫の様子が届きました。

「シャンパーニュ・モンマルト」は、ヴィノスやまざきで最もロングセラーのシャンパーニュの造り手の一つ。完熟ぶどうから生まれる深いコクのあるシャンパーニュが、長年多くのお客様にご好評いただいています。

そんな彼らは、「RM=レコルタン・マニピュラン」と呼ばれる、ぶどうの栽培からワインの醸造までを、全て一貫して自分たちの手で行う生産者。
購入したぶどうからワイン造りを行うことが一般的なシャンパーニュ地方では、とても希少な存在です。

 

ピノ・ノワールなどの黒ぶどうを得意とするモンマルト家。
今年も困難に負けず、「しっかりと実った完熟ぶどうが収穫できた」とのことです。

そんな彼らが、特にぶどうの出来が良かった年にのみ仕込む限定シャンパーニュが「モンマルト・ミレジム・ブリュット2012」です。

通常シャンパーニュは、品質と味わいを安定させるため、複数年のぶどうをブレンドして造られます。
単一年のぶどうから造るシャンパーニュは、ぶどうに対する蔵元の自信の表れ。
8年もの長期熟成を経て、繊細ながら、深いコクと複雑味を兼ね備えた味わいに仕上がっています。

そんなワンランク上の限定シャンパーニュ「モンマルト・ミレジム・ブリュット2012」ですが・・・
只今ヴィノスやまざきの各店舗でご案内している「アニバーサリーセット」ですと、今だけさらにお得にお楽しみいただけます。

こちらのシャンパーニュに、フランス・アルザス地方とブルゴーニュ地方の小さな農家がそれぞれ造るシャンパーニュ製法のスパークリング、そして国内ワインコンクールで最高賞ダイヤモンド・トロフィーを獲得したこともある実力派スパークリングなど、こだわりのスパークリングが集まったセットです。
そして4本で10000円と、通常でしたら考えられない価格・・・

9月から10月にかけ、多くの店舗がアニバーサリーを迎えます。今年の難しい状況の中でも、ここまで続けてくることができたのは、全てお客様の支えがあってのこと・・・その感謝の気持ちを込めて、特別にご用意させていただきました。

アニバーサリーセットのご案内は、今週末10月4日(日)までとなっております。
ぜひお見逃しなくご利用くださいませ。

通販マーケティンググループ 本島
 

さよならウォーターストーン!?

コクがあり品格もある赤ワイン・・・
たっぷりとした果実味に贅沢に樽をかけた白ワイン・・・
そんなワインで、世界的な人気を誇る産地ナパ・ヴァレー。

1976年にフランスの名だたる高級ワインを押しのけて、トップに躍り出たワインを産んだナパ・ヴァレーは、今やお金持ちの企業がオーナーとなり、世界のトップブランドのワインも数多く存在します。
オーパス・ワン」や「ドミナス」などの有名ブランドは、聞いたこともある方も多いのではないのでしょうか。

そんなナパ・ヴァレーで「最もコストパフォーマンスのあるワイン」の一つと賞賛され、著名なワイン評価誌で高得点を獲得、数々の有名ワイナリーがこぞって出品する「プレミア・ナパ・ヴァレー・オークション」でも高値で落札されるほど人気だったのが、当店の20年来のパートナー「ウォーターストーン」です。

そんな彼らが、もしかすると・・・多分・・・ワイン造りをやめるかもしれません・・・。

多くのワインを有名レストランなどに販売していた「ウォーターストーン」のオーナー、ブレントは、この世界的困難の中で、今後の存続について今、考えています。

そんなウォーターストーンが、ナパの有名ワイナリーで醸造長も務めたワインメーカーのローリーさんと共に造った勝負のワイン・・・その全てを、ヴィノスやまざきが買い取ることを決断いたしました。

ナパ・ヴァレーの中でも特別な畑のぶどうを選び、大掛かりなテイスティングルームや醸造所に投資をせず、長年のぶどう栽培農家とのネットワークを活かし、高級ワイナリーにも負けない品質のワインを、本当に手頃な価格で提供していたウォーターストーン・・・

その勝負ワインが・・・

ウォーターストーン ナパ・ヴァレー・メルロ2016

これは、メルロで本当に有名なあの高級ワイナリーも使用していた畑のぶどうから造られます。
5000円を3580円(ケースで1本あたり3280円

そして・・・

ウォーターストーン ナパ・ヴァレー・シャルドネ2017

ワイン通なら必ず知っているであろう数々の有名ワイナリーも指名買いする名ぶどう園「トゥルシャード・ヴィンヤード」のぶどうを、贅沢に醸したシャルドネ。
5000円を3580円(ケースで1本あたり3280円

さらに、この価格でも圧倒的なコストパフォーマンスと言われるのが・・・

ウォーターストーン ナパ・ヴァレー・カベルネソーヴィニヨン・リザーヴ2015

サブアペレーションと呼ばれる特別な地域のぶどうを使用し、長期樽熟成を施し造られた、まさにトップワイン・・・
12800円を6800円

信じられない価格で、明日より販売いたします。

オーナーのブレントは、本当に聡明で尊敬できる人です。
謙虚で、人のために働き、心からワインを愛している・・・

「カリフォルニアワイン協会」や「ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ(生産者団体)」の一員として、世界にナパ・ヴァレーの素晴らしさを啓蒙してきた、ナパワインのプロ中のプロ。
彼がこのワイナリーを立ち上げた時に応援していた、今は亡き「パライソ・ヴィンヤード」のオーナー、リチャードさんの紹介で知り合いました。

たとえオークションでは高値で取引されても、「ヴィノスのお客様には手頃な価格で飲んで頂きたい」と、別の名前で、こっそり特別価格で譲ってくれたり・・・日本のお客様のために、手頃で美味しいオリジナルワインを造ってくれたりと・・・ブレントとの思い出は、語り尽くせません。

オーナー企業が付いている有名ブランドとは違い、個人で起業したブレントは「今後は、別の形での仕事を考えている・・・」と、電話で何気なく話してくれました。

でも、ブレントにワイン造りを続けてほしい・・・
何か私達にできる方法はないか・・・

それは現在彼が持つ全てのワインを買い取ることだ、と判断した訳です。

信じられない価格でのご提供です。
是非この機会に、ナパ・ヴァレーのワインをお楽しみください。

もしかすると・・・もう二度と手に入らない「幻のワイン」になってしまうかもしれません。
ケースでお買い求めいただければ幸いです。


買付隊長 種本