美味しいノンアルコールには、訳がある。

クリスマスのワインをご用意していらっしゃる皆様。
お子様やアルコールを飲めない方への、ノンアルコールのご準備はされていますか?

ヴィノスやまざきでは、たくさんの美味しいノンアルコールワインをご用意しています。

ヴィノスやまざきのノンアルコールがなぜ、美味しいと自信をもって言えるのか?
このノンアルコールシードルを、ぜひご紹介させてください。

フルニエ ノンアルコール・シードルBIO

先日、自宅に家族が来た時に、このノンアルコールシードルを出したら、びっくりして、

「えっ!?美味しい!実は似たようなノンアルコールシードルを某グロッサリーで安かったから500円くらいで買って飲んだのだけど、味が違う!なぜ!?何が違うの??」

との質問が・・・

えっ家族なのに、ヴィノスじゃなくあのお店で買うの??と、ちょっとムっとしたけれど、こんな説明をしました。

「シードルはりんごで造られるお酒(これはノンアルコールですが)。ワインはぶどうで造られるお酒。つまり、もともとのりんごやぶどうが美味しいものでなければ、美味しいワインはできないのね。

このシードルは、フランスでりんごの聖地とも言われるノルマンディ地方で、フルニエ家というりんご農家が造っているシードル。りんご栽培に何百年も取り組んでいて、まず訪問すると、自慢のりんご畑を見せてくれるの。

収穫量を減らして密度をぐっと上げたりんご、しかもシードルのためのりんごは小さくて、果皮にしっかりとした渋みがあるので、甘ったるくならないの。

自分たちの手で収穫したりんごを、りんご園の中にある醸造所でその場でクラッシュ(破砕)して造るから、フレッシュさもあるというわけ。

さらに、このノンアルコールは、フルニエさんのお子さんに飲ませるために造ったので、安心安全なものをと、有機栽培の認証まで取っているの。

もし、りんごを食べるとき『農家の方が無農薬で完熟させた、味の詰まった美味しいりんご』と、『どこのりんご園でもいいから、あまり完熟せず味の薄いりんご』と、どちらを選ぶ?ノンアルコールシードルもワインも、そこが大事なのね。」

そんな説明をしたら、
「知らなかった!そういう違いを、もっと説明してくれればよいのに・・・」
と、言われました。

ヴィノスやまざきのワインの選び方をご存知の方なら、誰もが知っていることですが、たしかに普段ワインを飲まれない方は、そもそもヴィノスやまざきのコンセプトをご存知ないのかもしれません。

ワインの味はぶどう(シードルの味はりんご)で決まるから、しっかりと造りを確かめて、味わいには妥協しない。他にもそんな風に選んでいるノンアルコールワインが、こんなにもあるのです。

こだわりのノンアルコールはこちらから>>

約束通り、違いを説明しました。
分かってくれたかな?ゆみちゃん。(あ、家族の名前です。)

クリスマスや年末年始に、ぜひヴィノスやまざきの「こだわりの」ノンアルコールワインをご利用ください。

買付隊長 種本

今年の福袋は何かが違う!?

年の瀬も近づき、気になってくることといえば、そう・・・やっぱり福袋ですね!

つい先日も、お客様より「今年の福袋のご案内はまだですか?毎年楽しみにしているのに。」とお問い合わせをいただきました。

お待たせしてしまい、大変申し訳ございません・・・
本日より、2021年の福袋のご予約を開始いたします!

※写真は昨年の様子

2021年、ヴィノスの福袋が変わります!

ここが変わる!その1

例年は年明けから販売している福袋ですが、今年はお客様の安全を第一に考え、店内の混雑を避けるため、期間を延長して販売することになりました。

今年はじめて年内から販売・お届けいたしますので、大晦日でもご自宅でゆっくりお楽しみいただけます!離れて過ごすご家族にも送って、年越しに同じワインで一緒に乾杯するのもいいですね。

【ヴィノスのワイン福袋2021】
予約期間:12月19日(土)~12月28日(月)
販売期間:12月29日(火)~2021年1月11日(月祝)
※一部店舗で商業施設の関係上、営業日や表記が異なる場合がございます。詳しくは各店舗にお問い合わせくださいませ。

詳しくはこちらから>>

ここが変わる!その2

さらに今年は、新しい福袋も登場します。

それが・・・ お客様と生産者を「つなぐ」福袋

2020年は世界的な困難の中、生産者たちも地元レストランからの注文がキャンセルされてしまったり、ワインの販売を一時期禁止されてしまったりと、厳しい状況に直面してきました。
そんな中でも、何とか頑張ってこられたのは、お客様が彼らのワインを楽しんでくださったおかげです。

そこで、感謝の気持ちを込めた蔵元からのメッセージカードを、それぞれの蔵元自慢のワインと一緒に詰め込んだワイン福袋としてご用意させていただきました。

例えば・・・ フランスのボルドー地方で、親子2代で実直なワイン造りをするシャトー・ムーラン・オー・ラロックや、(蔵元ストーリーはこちら>>

カリフォルニアの有名ワイナリーもそのぶどうを買い求めるぶどう農家マホニー・ヴィンヤーズ、(蔵元ストーリーはこちら>>

濃厚なワインで世界から注目されるウルグアイのガルソンと、その兄弟蔵元であるアルゼンチンのビスタルバなど、

当店の中でも、お客様からの人気が高い蔵元たちのワインを選びました。
今年の年末は、蔵元からのメッセージ福袋をお楽しみいただければ幸いです。

そして、例年ご好評いただいております「ワイン4本入り福袋」や、1/10の確率で有名ワインが当たる「当たり付き福袋」(もちろん有名ワインが入っていなくても、かなりお得です!)もご用意いたします。

人気の福袋はご予約期間内に完売してしまうかも!?
ぜひお早めにご検討いただければ幸いです。

福袋の詳細はこちらから>>

店舗でも、感染対策を万全にしてご来店をお待ちしております。
どうぞ安心してお買い物をお楽しみいただければと思います。

通販部 井山

【プロフィール紹介】
2010年入社。ヴィノスやまざきWEBSHOP店長。
大学時代からワインが好きで、入社前から大学近くの「ヴィノスやまざき池袋店」に通っていたワイン通。その当時からのお気に入りワインは「レイニャック赤」「プティプロ・シャルドネ樽熟成」。日本酒にも詳しく、最近のマイブームは日本酒とチーズのペアリング。

クリスマスに楽しみたい、今話題の、あのホテルのワインとは・・・

横浜の山下公園の前に、海の見える素敵なホテルがオープンしました。

ハイアット リージェンシー 横浜は、それはもう素敵なホテル。

ホテル内のレストランの料理も、すべて食材を生産者から調達し、それを職人ともいえるシェフが調理。ラウンジでは生のジャズバンド・・・

そんな人気のホテルで使っていただいているのが、ヴィノスやまざきのワインです。

まず、ラウンジでも大人気のシャンパンが、ミラン・トラディション

一時ヴィノスやまざきの店頭から在庫が消えてしまったくらいの人気ワインで、ハイアット リージェンシー 横浜でもご好評いただいておりました。

あの高級シャンパーニュ「クリュッグ(3万円~)」にもかつてぶどうを卸していた蔵元ミランの実力を認めていただけて幸いです。

そして赤ワインで人気なのが、ガルソン・タナ・レセルバ

実は、このワイン・・・南米ウルグアイのワインです。

ヴィノスやまざきは、美味しいワインのためなら、地球の裏側にも買い付けに行きます。
そんな苦労を重ねて仕入れたウルグアイのワインを展示会でご紹介していたところ、偶然出会ったのが、ハイアット リージェンシー 横浜などの、ホテルの食材調達を統括されているバイヤーの方でした。

「国や地域にこだわらず、最高の食材を調達する」というバイヤーに認めていただき、なんと姉妹ホテルのハイアット リージェンシー 沖縄では、ウルグアイの生産者と駐日ウルグアイ大使夫妻まで招待し、イベントを行ってくださいました。

そのパワフルなボディに、口の中で滑らかに溶けるタンニンは、それはそれは贅沢な味・・・

ムック本「世界の一流ワインブランド」でも、フランスの名だたる高級ワインと一緒に掲載された、人気の赤ワインです。

そして、レストランのカーヴには、ヴィノスやまざきの秘蔵中の秘蔵ワイン・・・アレハンドロ・ブルケローニが。

そう・・・このワインは、ウルグアイの「ガルソン」のオーナーでもあるアレハンドロ・ブルゲローニ氏が、ナパ・ヴァレー最高峰の畑とも言われる「ベクストファー・ト・カロン」をはじめとする銘醸畑から、少量のみ造っていて、過去にはオークションで30万ドルという高値で落札されたという超高級ワイン。

現地でも購入できず、顧客リストに名前を登録して、何年も待ってやっと譲っていただける、幻のカルトワイン・・・おそらくナパ・ヴァレーの何十万円クラスのワインにも匹敵する、隠れた銘ワインなのです。

そのワインを、ハイアット リージェンシー 横浜で海を見ながら楽しむクリスマスは素敵だけれど、同じワインがご自宅でも楽しめれば、そんな贅沢な気分を味わうことができるかもしれません。

ハイアット リージェンシー 横浜でも大人気で、店頭からしばらく姿を消していたこの3本のワイン。
やっと、入荷いたしました。

このワインで皆さまのクリスマスを飾ることができたら、こんなに幸せなことはありません。

福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。JSAソムリエ。きき酒師。
ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。先代・山崎巽の最後の教え子として、商人魂と日本酒の知識を学ぶ。 有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。情熱は人一倍で、美味しいワインがあると聞けば、欧州やアメリカだけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

やっぱりNo.1はこの赤ワイン!?10年連続売上No.1の底力

今月ご案内中の希跡のワインフェアでは、ナパ・ヴァレーのリザーヴワインや、過去には5大シャトーにも勝利したボルドーワイン、星付きレストランにもオンリストする蔵元の新着シャンパーニュなどを、特別価格でご案内しております。

そんな中でも、チラシなどにも一切掲載しておらず、特別価格も出していないのに、なぜか今月もTOP10に入り続けている赤ワインがあります。それが・・・

ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017

このワインをご購入されるのは、多くがリピーターのお客様。
つい先日も、お電話でご注文のお客様から、

「濃厚で美味しくて、この価格は本当にありがたい。新商品もたしかに魅力的だけど、赤ワインはこれと決めているんです。」

と嬉しい声をいただきました。

これが、赤ワイン部門10年連続売上No.1の底力か・・・と、改めて驚かされます。

世界トップクラスの産地ナパ・ヴァレーの赤ワインは、濃厚でコクがあって美味しいけれども、高価なものばかり。3,000円でとびきり美味しいナパワインをお届けしたい・・・と、蔵元と共に造り上げた当店のオリジナルワインが、このストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017です。(誕生秘話はこちらから>>

ナパ・ヴァレーの中でも、有名ワイナリーもこぞって買い付けるような「オークヴィル」「ラザフォード」など銘醸地区のぶどうにこだわり、醸造はナパ・ヴァレーで長年ワイン造りを行ってきた匠の醸造家にお願いしました。

ところで、ここだけの話・・・

こちらのストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017は、他のワインのように、フェアで特別価格が出ることがほとんどありません。実は社内では、値上げをしないと厳しいという意見も出ているとかいないとか・・・

それでも「3,000円でとびきり美味しいナパワインを届ける」という変わらない思いで、変わらない価格でお届けし続けてきました。

特別価格は出ていなくても、実はこのワインが、ヴィノスでもっともコストパフォーマンスが高いワインなのではないかと思います。

今月、最初にご紹介した5大シャトーにも勝利したボルドーワインやシャンパーニュなど、とびきりのワインを希跡のワインセットとしてご用意しておりましたが・・・

ストーンヘッジ・リザーヴ・カベルネ、そしてその完売のお詫びにご用意したウォーターストーン・メルロまでもが完売してしまった今、お客様に喜んでいただけるにはどうしたらいいか・・・と、悩みに悩み、メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017が入ったセットを急きょご用意させていただくことにしました。

クリスマスや年末年始の特別な時に、ぜひお楽しみいただけたらと思います。

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSA認定ソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

「クリスマス」の名が付いた、年に一度の限定入荷シャンパーニュが到着!

昨日のブログでは、手頃で美味しいシャンパーニュをご紹介させていただきましたが、本日は毎年この季節にだけ到着する、本当に特別なシャンパーニュをご紹介させていただきます。

それが・・・

年に一度の入荷の限定シャンパーニュ・・・「テール・ド・ノエル」。

「ノエル」とは、フランス語でクリスマスのこと。
まさに、この季節にふさわしい一本です。

しかも、それだけでなく・・・
実は過去には、シャンパーニュの王とも呼ばれる造り手「クリュッグ」のトップキュヴェ「クロ・デュ・メニル(10万円~)と同等の評価も獲得したことも。

ぜひお召し上がりいただきたいシャンパーニュなのですが、毎年クリスマス近くになると、「クリスマスに飲もうと思ったけど、売り切れで買えなかった・・・」というお声を頂戴することもよくあります。

もちろん私たちスタッフも、お客様が優先ですので、実際に購入できた年がほとんどありません・・・

それくらい生産量が本当に少ない、希少なシャンパーニュなのです。

このシャンパーニュを造る蔵元ミランとの出会いは、今から15年以上前。
「手頃で美味しいシャンパーニュが欲しい・・・」というお客様の声に応えるべく、現地を訪問し、シャンパーニュ地方のあらゆる村を歩き回りました。

そしてたどり着いたのが、良質なシャルドネが栽培されるコート・デ・ブラン地区の「オジェ」という村。

オジェ村の畑は、グランクリュ(特級)に指定されており、シャンパーニュ地方でとれるシャルドネの中でも、最上級の評価を得ています。オジェ村の有名メゾンの中には、一本10万円を超えるものも存在しているほどです・・・

そこで地元の人に「あそこなら間違いない」と紹介してもらったのが、ミランでした。

話を聞くと、もともとは150年以上続くぶどう農家で、ぶどうは全て卸売りしていました。そして、その顧客の中には、あの「クリュッグ」などの有名メゾンも名を連ねていたのだそうです。

テール・ド・ノエルは、彼らが所有している自社畑の中でも、蔵のすぐ裏にある小さな区画の名前で、特に良いぶどうが収穫できる畑。もちろん、グランクリュ(特級)に指定されています。

私も、昨年現地を実際に訪問した際に、この「テール・ド・ノエル」の畑を見せていただきました。

手入れの行き届いた畑には、背丈の低いぶどうの樹が青々と茂っていました。ぶどうは樹齢75年を超える古木のため、数多くは実らないのですが、その分凝縮した味わいになるのだそうです。

テール・ド・ノエル」は、この特別な畑のシャルドネ100%で造られています。

熟成期間も4年の長期熟成をしており、鋭い酸味も柔らかくなり、スパークリングワインの特徴でもある泡はクリーミーでまろやかに・・・

そして、ぶどうの旨味もたっぷり感じられますので、ワインだけでお召し上がりいただいても、お食事と合わせていただいても楽しめる一本となっています。

毎年クリスマス前には完売してしまう希少なシャンパーニュ。
ぜひ、お早めにお手に取っていただくことをおすすめします。

西武池袋店 店長 小林

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。学生時代に留学していたフランスのワインショップで偶然購入した「レイニャック赤」をきっかけにワインを好きになり、ワイン業界を志す。ヴィノスやまざきがレイニャックの輸入元であることを知り、入社。
有楽町店を経て、神戸阪急店店長の後、西武池袋店店長。昨年フランスでの買付では、過去最多の試飲を行うも、結局はレイニャックや蔵直(R)ワインの実力を実感。

ありえない!?シャンパーニュが希跡の価格で入荷します!

大変お待たせいたしました。
ついにシャンパーニュが、希跡の価格で入荷いたしました・・・!

ヴーヴ・ジャックマール ブリュット

入荷前にも関わらず、
「シャンパーニュがこの価格なんですか!?」
「どんな味わいなの?」

と、WEBショップやチラシをご覧いただいたお客様から、多くのお問い合わせを頂戴いたしました。

それもそのはず・・・

「シャンパーニュ」は、スパークリングワインの中でも、フランス北部のシャンパーニュ地方で、「瓶内二次発酵製法(=シャンパーニュ製法)」で造られるもののこと。(詳しくはこちら>>

ぶどうにこだわった質の高いシャンパーニュは通常5,000円を超えることがほとんどで、高級シャンパーニュでは数万円~十数万円するものも珍しくはありません。

しかしこのたび、納得できる味わいのシャンパーニュを、お試し価格の2,980円(税別)でお届けできることになったのです・・・!

実は、このシャンパーニュの入荷までには、長い道のりがありました。

買付隊はこれまで、美味しくて手頃なシャンパーニュを探して、日本国内だけでなく、現地フランス・シャンパーニュ地方にも何度も足を運び、数多くの試飲を行ってきました。

店長たちから「3,000円以下の安くて美味しいシャンパーニュがあったら、絶対喜んでいただけるのに・・・」と何度もリクエストがあったのです。

しかし、なかなか味わいと価格のバランスに納得のいくものには出会えません。味わいが良いものはどれも値段が高く、手頃なものは味わいに妥協をしなくてはいけませんでした。


そんな時に、良いシャンパーニュの造り手がいると紹介されたのが、このワインを造る蔵元「プロワイエ・ジャックマール」でした。

早速飲んでみると、口の中で柔らかな泡が広がり、なんともふくよかな果実の味わい・・・
店長たちも「これならきっとヴィノスのお客様も気に入っていただける!」と、納得の味わいでした。

「手頃だから、味わいはあまり期待できないのかな・・・?」というお問い合わせもありましたが、どうかご安心ください・・・!店長たちと試飲を行い、徹底的に味わいで選んだ一本です。

蔵元があるのは、黒ぶどうを得意とするリュード村。

一級や特級の畑を所有し、ピノ・ノワールやピノ・ムニエなど黒ぶどう品種を得意としています。

詳しく話を聞くと・・・なんと驚くべきことに、このシャンパーニュにも特級畑のピノ・ノワール一級畑のピノ・ムニエを使用しているとのこと!

手頃なワインでもぶどうには一切妥協せず、完熟した黒ぶどうを使っているので、こんなにふくよかな味わいが表現できるのです・・・

そして、手作業でこだわりのシャンパーニュを造り続ける彼らのワインは、世界の多くのレストランで愛されているのだそうです。実は、ニューヨークの3つ星レストラン「ジャン・ジョルジュ(Jean Georges)」をはじめとするミシュラン星付きレストランからもオーダーが入るとか・・・

直前で船便の遅れがあり、ご迷惑をおかけしましたが、ようやくお届けできます!
12月31日(木)までの特別価格となっておりますので、ぜひこの機会にお召し上がりいただければ幸いです。

商品部 保坂
 
【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。
大学卒業後新卒採用で入社。大手ワイン企業を蹴って入社したことから、最初は図に乗っていたかも・・・と反省。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。座右の銘は「謙虚 感謝」。東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。 

実はあのペトリュスと同等評価!?実力派蔵直ボルドーといえばこれだ

クリスマスや年末が近づき、「プレゼントにワインを贈りたくて探している」というお客様も増えてきました。最近、通販部で多くお問い合わせをいただくのが、

「しっかりと飲み応えがあって、ワイン好きの方にも絶対喜んでいただける赤ワインはどれですか?」

そんな時、ヴィノススタッフが必ず思い浮かべるワインがあります。それが・・・

シャトー・ムーラン・オーラロック2016

「以前飲んでとても美味しかったので、ギフトにもよく選びます」と多くのお客様から絶大なご支持をいただいているワインで、それくらい味わいも間違いないのです。

しかし、それだけではありません。
過去には評価誌で「シャトー・ペトリュス(30万円~)」「シャトー・オーゾンヌ(15万円~)」など、名だたる超高級ボルドーワインと同じ点数を獲得。

蔵元自身が「評論家よりもお客様に飲んでほしい」と、こうした評価を大きく打ち出したりしないため、あまり知られていないのですが、実はものすごい実力の持ち主なのです。

私もつい先日、このワインを遠くに住む親戚に贈ったのですが、「しっかりした味わいで、とても美味しかったよ~。ゆっくり飲もうと思っていたのに、あっという間に飲んでしまった・・・」と早速連絡をもらいました。

安心しておすすめできるのは、
■味がとにかく美味しく、多くのお客様からも長年ご支持いただいている
■専門誌でも有名高級ボルドーワインに並ぶ評価を獲得している
ことに加えて、生産者の顔が見えて、その味わいがどうやって生まれるのか、しっかりと分かっているからでもあると思います。

そんなヴィノスで信頼度No.1ワインシャトー・ムーラン・オーラロックがどうやって生まれるのか?改めてご紹介させていただきます。

このワインが造られるフランスのボルドー地方は、数多くの格付シャトーが軒を連ねるフランス屈指の銘醸地。いくつかの地区に分かれていて、「メドック地区」や「ポムロール地区」などの有名産地では、数万円~数十万円もするような高級ワインも存在します。

しかしシャトー・ムーラン・オーラロックがあるのは、フロンサックというあまり知られていない産地。この土地で、有名産地の高級ワインにも匹敵するワインが生み出されているのです。

そして当店では、産地ブランドではなく、自分たちでぶどう栽培から行い、手作業で本当に美味しいワインを造る、こうした小さな農家のボルドーワインをご紹介し続けてきました。

今から20年以上前に出会って以来、ヴィノスとエルヴェさん一家とは、家族のような関係。現地にも毎年のように足を運び、エルヴェさんも何度も日本を訪れて、日本のお客様の声に耳を傾けてきました。

そして、高級ワイン並みの高い評価を得ても、決して価格を上げたり生産量を増やしたりせず、ワイン造りへのまっすぐな姿勢は変わりませんでした。

完熟したぶどうだけを収穫し、複数回にわたって厳しく選別を行い、傷などがないきれいなぶどうの粒しか使いません。常にぶどうの状態に気を配り、畑仕事をしているため、エルヴェさん親子の手はすっかりぶどう色に・・・

家族のような関係なのは、ヴィノスとだけでなく、お客様ともです。
長年お楽しみいただいているお客様からは、先日「今年は来日イベントもなくて会えなくて残念だけど、ワインは変わらず美味しく飲んでいますよ!エルヴェさんにもそう伝えてください。」と温かい声をいただきました。

それを伝えたところ、トーマさんは「ありがとう。今フランスは正直大変な状況だけど、日本のお客様がこうして楽しんでくれるのが、何よりも心の支えだよ。」と話していました。

絶対に失敗したくないギフトに、間違いないシャトー・ムーラン・オーラロック2016
ギフトだけでなく、もちろんご自宅でゆっくり召し上がるにもおすすめの一本です。

ぜひ店頭やお電話(TEL:0120-740-790)、LINEにて、ワインのご感想もお聞かせくださいね!

通販部 本島

エキュート品川、涙の8周年



ヴィノスやまざきエキュート品川店は、JR品川駅改札内の商業施設「エキュート品川」にあります。

駅の周辺にはオフィス街があり、在来線だけでなく新幹線の乗降駅でもある品川駅。
通勤の通り道として日常的に利用されるお客様から、ご旅行や出張で遠くからいらっしゃるお客様まで、さまざまなお客様との出会いがあります。

ヴィノスやまざきの中でも最高の立地と言われ、試飲販売で順調に売り上げをあげていました。

しかし今年は、駅の利用客も減り、試飲販売も自粛し、どうやってこの先やっていこうか・・・と、悩んだ毎日でした。

そんな時、支えてくれたのが、お得意様のお客様達。
お店にいらっしゃれなくても、お電話やWEBショップでご注文をいただき、時には「しばらく行けてないけど元気?」と、お電話やラインをいただいたり・・・感謝の気持ちで一杯です。

そんな中で、品川店は本日、無事8周年を迎えることが出来ました

試飲販売から、お電話やメール、LINEを通じて、お客様にワインの物語をお伝えし、一時は閉店かも?と頭をよぎりましたが、無事に8周年を迎えることが出来て、今年のアニバーサリーは感慨もひとしおです。
本当にありがとうございます。


そんな品川店が、8周年におすすめしたい泡はこの3本。

1. シャンパーニュに負けないコスパNo.1で、雑誌にも紹介されたスペインのカバ(スパークリング)
エクストレマリウム・カバ・レセルバ

2. そんなカバを造る蔵元の、超限定品・・・この季節限定の特別な高級スパークリング
アウレウム カバ グラン・レセルバ

3. ワインが全く苦手という方にもお子様にも楽しんでいただける、ノンアルコールのシードル
ノンアルコール・シードルBIO

エキュート品川の中では、和食、洋食、お魚、お肉など・・・お洒落なお惣菜がなんでも揃うため、お食事を全て買い揃えて、「さぁ、最後にワインを!」と当店に立ち寄られる方が多くいらっしゃいます。

そんな品川店で「このワインは、本当にお食事に合わせやすくて。迷ったら、いつもこれにしてしまいます!」と、売上No.1のスパークリングがこちら。

エクストレマリウム・カバ・レセルバ」!

当店で8年間ずっと一番人気のスパークリングワインで、私自身も、生産者が来日した際に何度もイベントの通訳を経験し、お客様にそのこだわりをお伝えしてきました。私にとって、大変思い入れの強い一本でもあります。

シャンパーニュ製法で造られる、スペイン産のスパークリングワインが「カバ」。

その生産量の大部分を大手生産者が占める中で、「手頃で本当に美味しいカバを届けたい・・・でも小さな生産者のカバはどうしても価格が高くなってしまう・・・」と頭を悩ませていた時に出会ったのが、自社ぶどうを中心に使用し、こだわりのカバを造る蔵元「モンマルサル」でした。

そんな彼らが、ぶどうの出来が本当に良い年に、ごく少量のみ仕込む最高峰のカバが、限定入荷しました。

現地に訪問した時に、お客様だけに出してくれる希少なスパークリングワイン・・・

それが・・・アウレウム カバ グラン・レセルバ」!

買付隊が現地でこのカバを初めて口にした際に、「高級シャンパーニュを飲んだ時のような感動だった・・・」と、モンマルサルのカバを買い付けるきっかけとなった一本です。

スペインの地ぶどうだけでなく、樽熟成したシャルドネとピノ・ノワールもブレンドし、さらにシャンパーニュに匹敵するほどの長期熟成を行っています。たっぷりの果実味に、キレのある酸、ブリオッシュやバニラのような香りも広がり、長い余韻が続きます。

「ドンペリやクリュッグのような数万円クラスのシャンパンにも負けないね。」と、昨年うれしいお言葉をいただきながら、すぐに売り切れてしまい・・・今年の入荷が本当にうれしく思います。

そして今年は、アルコール抜きでも楽しめるように、オーガニックのシードルもご用意いたしました。

先日、友人に家で出したところ、「え、近くのデリショップの安いノンアルコール・シードルとは、少し飲んだだけでも味が違う・・・なぜ?」と、聞かれました。

そうです。リンゴやミカンも造り手によって味が違うように、フルニエ家ではリンゴを丁寧に栽培。完熟して、しかもきちんと酸も残るように丁寧に収穫して、そのまま畑の中の小さな醸造所で、手造りで造るのです。

もともとは、お子様のために造ったというノンアルコール・シードルを、分けていただいているのです。

ヴィノスやまざきは、このように、すべてのワインを現地に訪問して畑まで確認し、家族付き合いをして分けていただくのです。

田舎のおじいちゃんからのお裾分けのようなワインだから、美味しくて安心しておすすめできる・・・
だから、この厳しい時代でも無事に8周年を迎えることが出来たんだ・・・

私も、時が来たら、ぜひ得意のスペイン語を活かし、スペイン買付に同行できるよう、頑張っていきたいと思います。

今は、店頭での試飲は出来ませんが、とびきりの笑顔で皆様をお迎えいたします。
今後もエキュート品川店をよろしくお願いいたします。

エキュート品川店 店長 設樂 真以

【プロフィール紹介】
ワインインストラクター。得意のスペイン語を活かし、スペインの生産者や南米の生産者の通訳として活躍。2019年よりエキュート品川店店長を務める。店舗での笑顔とホスピタリティは社内でも5指に入ると人気の店長。

小田原店からのうれしいニュース

昨日、全国の店舗の店長たちとリモートで繋ぎ、ミーティングを行いました。
普段はなかなか直接顔を合わせることができない全国の店長たちと、情報共有を行いました。

全国で不安な日々が続く中でも、明るいニュースがたくさん飛び出しました。
その一つが、小田原店です。

ヴィノスやまざき小田原店は、小田原駅から車で約20分の商業施設「ダイナシティ」の中にあるのですが、このコロナ禍の中でも業績を伸ばしたとして、今年初めてダイナシティから表彰されたのです。


実は今年、ヴィノスやまざき小田原店のすぐ近くに、新しく競合のお店が出来ました。
これまで来てくださっていたお客様が、もしかして新しいお店に行ってしまうのでは・・・?という心配もあった中で、山地店長はこのように話してくれました。

「オープン前は競合だと思っていたのですが、実は違いました。新しいお店のおかげで、新しいお客様が来てくださるようになったのです。

小田原では、静岡や東京に比べて、まだヴィノスやまざきの認知度がそこまで高くありません。どんなお店なのか、どんな思いでそれぞれの商品をお届けしているのかを、丁寧にお伝えすることで、お客様をつくってきました。

そうしたら、たくさんのお客様がリピーターになってくださったのです。」

今年は、お客様との繋がりの大切さを、これまで以上に感じた一年でした。

ヴィノスのワインは「マーケットイン」
つまり、蔵元が造ったワインをただ輸入して売るだけではなく、お客様が求めるワインを足で探して輸入し、無ければ蔵元と協力して自ら商品開発まで行ってきました。

ですので、私たちにとって一番大切なのは、お客様の声です。

「健康のために赤ワインを飲みたいけど、アルコールの高さや、渋みが苦手」という声から生まれた、低アルコール(6%)の甘口赤ワインソレイユ・キュヴェ・ユーコ

「ナパ・ヴァレーのワインは、美味しいけど高級なものばかり。毎日楽しめる本当に美味しいナパワインが飲みたい。」という声から生まれた、ぶどうから選び抜いて蔵元と共に造るストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー

他にも、多くのワインがお客様の声から生まれてきましたが、どれもお客様からご支持をいただき、大ヒットワインとなりました。こうしたワインを造ることができたのも、お客様からの時に厳しく、温かい声があってのことです。

クリスマスや年末にワインや日本酒を飲みたいけど、なかなかお店に買いに行く時間がない・・・外出を控えたい・・・そんなお客様も多くいらっしゃると思います。
店舗だけでなく、お電話(TEL:0120-740-790)、WEBショップ、LINEなどSNSでも、ワイン選びのご相談からワインのご感想まで、ぜひいつでもお気軽にご連絡ください!

通販マーケティンググループ 本島

ついにお披露目!新作「匿名ワイン」誕生の舞台裏・・・

「今年はあのイニシャルのワインはないのですか?」
「匿名ワインの新作楽しみにしているよ」

と、発売前にも関わらず、お客様から多くのお問い合わせを頂戴しているワインがあります。

そのワインが・・・
口コミで話題となり、毎年入荷のたびに完売してしまう匿名ワイン

その新作を、今年もクリスマス前のお届けに、何とか間に合わせることができました。

世界のトップに君臨していたボルドー格付ワインにブラインド・テイスティングで圧勝したという1976年のいわゆる「パリテイスティング事件」以来、世界トップクラスのワイン産地の一つとして知られるようになった、カリフォルニアのナパ・ヴァレー。

濃厚な果実味と深いコクのあるナパ・ヴァレー産の赤ワインは、世界的にも高い人気を誇ります。

そのワインの価格は年々高騰を続け、中には「カルトワイン」と呼ばれる一本数十万円の値がするワインも存在します。

そんな「カルトワイン」クラスのワインを、手頃な価格でご提供したい・・・その想いから、この「匿名ワイン」プロジェクトはスタートしました。

毎年リリースするたびに完売してしまう「匿名ワイン」には、一体どんな秘密があるのか?

たとえば、
■超高級ワイナリーが買い付ける銘醸畑のぶどうで造ったワイン・・・?
■守秘義務契約を結ぶことで、超高級ワイナリーから「名前を出さない」約束で、樽のワインを譲っていただいたり・・・?
■超高級ワイナリーのワインメーカーが個人で造ったワインだったり・・・?

実は、私たち社員も、その秘密は知らされていないのです。

全てが謎に包まれたこのワイン・・・

お客様の中にはご試飲されて、「これは、○○の畑で、○○のワイナリーが造ったものでは?」と、かなり具体的に味わいから正解を引き出そうとしている方もいらっしゃいます。

「生産者の顔の見えるワイン」を日本で広め、ワインの世界、いえ食の世界を変えてきたヴィノスやまざきが、「生産者の顔の見えないワイン」をご紹介しているのです・・・

そんなマル秘ワインにちなんだイニシャルをデザインしたワイン。
ラベルのデザイナーには、その畑やワインの特徴を伝えてデザインしてもらっているので、よく見ると、匿名のヒントになるかもしれません。

現地で瓶詰めしてもらうワイナリーと試飲を重ね、徹底的に味で選びました。

その結果、特に素晴らしかったワインだけを数種類選びましたが、中でも
「圧倒的なパワーと凝縮感・・・」
「濃いだけではない、複雑味とコクがあって、まるで良質なボルドーワインのよう。」

と、店長たちから多くの支持を集めたのが・・・

匿名ワイン J レッドワイン ナパ・ヴァレー2017
実はこのワイン、これまでの「匿名ワイン」とは少し違うのです。

これまでお届けしてきた「匿名ワイン」の赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨン種のものが中心でした。
しかし匿名ワイン J レッドワインは、品種名を冠していない、複数の品種をブレンドした「メリタージュ」と呼ばれるスタイルです。

ナパ・ヴァレーは単一のぶどう品種名を冠したワインが多く、特にカベルネ・ソーヴィニヨンは人気品種。
しかし、当店の赤ワイン部門で人気No.1の当店オリジナルの赤ワインストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレーもまた、銘醸畑のぶどうを選び抜き、複数種類ブレンドして造られるワインで、10年以上本当に多くのお客様にご支持いただいてきました。
ストーンヘッジ・メリタージュの誕生秘話はこちらから>>

「これならお客様にきっとお楽しみいただける!」と店長たちが納得して選んだ一本です。



この匿名ワイン J レッドワインには、ナパ・ヴァレーの銘醸地区の畑であるのはもちろんのこと、日照量に恵まれた良区画のぶどうを使用しています。そのため、完熟ぶどうの旨みがたっぷり感じられ、圧倒的な凝縮感のあるワインが生まれるのです。

そして、その年に特に出来が良かったカベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、メルロなどボルドー系品種をブレンドし、18カ月の樽熟成を施しました。果実味満点の「これぞナパの王道」と思わせる、濃厚な味わいです。

今年も満を持して登場した匿名ワイン
ぜひこの機会にお試しいただければ幸いです!

有楽町店 店長 芳賀

【プロフィール紹介】
静岡市出身。JSAソムリエ。
バーテンダーとして数多くのお酒に触れる中で、ワインの美味しさと奥深さに魅了され、自分たちの足でワインを買い付けてきたヴィノスやまざきに入社。2019年より有楽町店店長を務める。豊富なワインの知識に加え、静岡県人らしい持ち前の人当たりの柔らかさで、有楽町から静岡の魅力を全国に発信中。

想いを繋ぎ・・・「ワイン派も楽しめる静岡地酒」への新たな挑戦

「ワインのヴィノスさんが、日本酒の取り扱い始めたんだ!」
こう聞かれることがあるのですが、実は違います。

ヴィノスやまざきの原点は、日本酒。
静岡地酒を自らの足で探して、お客様へお届けしていました。
そして、同じ思いで始めたのが「蔵直(R)ワイン」です。

1913年に静岡市で創業し、先代の山崎巽が「静岡のうまい酒を、全国の人に飲んでもらいたい」という想いから、県内の蔵元をその足で訪れました。

日本酒の銘醸地と呼ばれていた他県と比べ、当時の静岡はまだ無名の産地でしたが、その質や味わいは日本が誇る逸品ばかりでした。先代は、蔵元と二人三脚でその味を全国へ広めていき、無名だった静岡の酒を世に出したことで、「酒の名伯楽」と呼ばれるまでになりました。

今でもその思いは引き継がれ、蔵元と共に銘酒を造り上げています。

当店の代表銘柄の一つが、洞爺湖サミットの乾杯酒にも選ばれた磯自慢酒造が特別に仕込む駿光の雫

そして、今でこそ1万円を越えるプレミアム地酒は珍しくありませんが、全国の蔵元に先駆けてチャレンジした初亀醸造と仕込んだ粋囲。粋な気持ちで飲んでいただきたい・・・と想いを込めました。

この他にも、蔵を訪問して味わいを確かめながら、蔵元と共に共同開発して取り組んでいる「蔵直(R)日本酒」が増えてきました。

そして今月、新たに特別な「蔵直(R)日本酒」を、初お披露目いたします。

初めて試飲した際には、「これは日本酒?白ワインに近いフルーティさで、柔らかい酸味と、ほのかに柑橘系の余韻を感じる」と、今まで味わったことのない新感覚のテイストで驚きました・・・

話を聞くと、なんと・・・ワイン酵母を使用した日本酒だったのです。

早速、蔵元を訪問し、仕込みについて伺いました。すると酵母は、フランスのブルゴーニュ地方の中でも、辛口白ワインの銘醸地「シャブリ」の白ワイン酵母を使用しているとのこと。

これなら、ワイン好きのお客様にも楽しんでいただける日本酒ができるのでは?と、原料米も静岡県産山田錦に変更し、試行錯誤を重ねること1年以上・・・

遂に、お披露目いたします。

その名は・・・Apero S(アペロ エス)純米吟醸

「Apero(アペロ)」とはフランス語で「食前酒」の意味で、近年フランスでは夕食前におつまみと一緒に軽くお酒を飲むスタイルが流行しています。このような楽しみ方を日本酒にも取り入れ、「もっと気軽に、様々なシーンでお酒を楽しんでもらいたい」という想いが込められています。

そして、原料米も水も静岡のものにこだわった「静岡("S"hizuoka)の酒("S"ake)」から、「アペロ"S"」と名付けました。

果たして、ワイン好きにも受け入れられるのか・・・?
早速、ブルゴーニュでワイン造りにも携わっていた寺田ソムリエと、フランスのワイン学校を卒業した女性ソムリエ・内藤に試飲してもらいました。

寺田「まるでブルゴーニュの白ワインのような、香りの華やかさと、上品な酸、みずみずしさを感じます。透き通るようなキレのある味わいながら、お米の甘みも感じられて、まろやかで美味しいですね。」

内藤「アルコール度数が12%で通常の日本酒よりやや低めなので、日本酒の高いアルコール度数が少し苦手な私でも、飲みやすく感じます!」

私が新入社員で本店勤務していた時の、
「常にお客様の方を向き、生産者とお客様をつなぐのが小売業の使命。お客様に満足していただくには、お客様の声にもっと耳を傾けていきなさい。それをしなければ、良い商品を提案できないよ。」
という先代の教えを、今でも大切にしています。

だからこそ、このアペロSも味わっていただき、ぜひ全国の皆さまからの率直なご意見をお待ちしております。

アペロSが入った特別なセット、家飲み時代を制す3本セットもご用意しております。
日本酒の新たな魅力を感じていただければ嬉しいです。

そして、実は今、静岡本店で取り扱いしている日本酒のほとんどを、通販とWEBショップでもご購入いただけます。
日本酒「山崎商店」はこちらから>>

年末年始に日本酒を飲もうかな、というお客様。
日本酒のご相談はお電話(TEL:0120-740-790)でも承ります。
ぜひ私までお問い合わせください!

福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。JSAソムリエ。きき酒師。
ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。先代・山崎巽の最後の教え子として、商人魂と日本酒の知識を学ぶ。 有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。情熱は人一倍で、美味しいワインがあると聞けば、欧州やアメリカだけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

大変な時だからこそ、改めてお伝えしたい感謝の気持ち

先日、とても嬉しい出来事がありましたので、ご紹介させていただきます。

たまプラーザテラス店をご利用いただいたお客様から、お店宛に一通のお手紙をいただきました。
「ヴィノスやまざきの皆様」と書かれたそのお手紙には、こう綴られていたのです。

「主人にサプライズプレゼントでワインをあげたいと思ったものの、私はワインに詳しくないので、店員さんに主人の好きな品種と味の好みを伝えたところ、ぴったりのワインを選んでくださいました。

私も飲みましたが、とても美味しくて、奥深い味わいでした。その時、対応してくださった店員さんが、とても親切で、私の話をよく聞いてくれて、うれしかったです。

私の好きな言葉に、『人からしてほしいと思うことは全て、人にもしなければなりません』というものがあります。相手の身になって考え行動するという意味ですが、ヴィノスやまざきの皆さんは、まさにこの言葉を当てはめて接客されていると思います。」
(※一部抜粋させていただきました。)

実は、ヴィノスやまざきが、創業時から100年守ってきた企業理念は『Work for Others=利他の精神』
それはまさに、お客様のことを考え、行動することです。

このお手紙を読んだ瞬間、本当に嬉しくて、「これからも、何があっても頑張ろう」という気持ちになりました。

今年は多くの方にとって大変な年になり、また休業する店舗があるかもしれない・・・この先どうなるのか・・・と、不安に思う日々が続きました。

その中でも、多くのお客様がお店に足を運んでくださいました。
また、なかなかお店に行けないけど、WEBショップでヴィノスさんのワインを楽しんでいるよ、と言ってくださる方もいらっしゃいました。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、先にご紹介したお客様が買われたワインは、アルタム・カベルネ・ソーヴィニヨンという、チリの赤ワインです。

チリワイン=カジュアルなデイリーワインというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、このワインはワンランク上の一本です。長年多くのお客様にご支持いただいたことで、15年以上のロングセラーとなりました。

この「アルタム」は、蔵元が所有する畑の中でも、特に優れた「単一畑」のぶどうにこだわった、特別なワイン。

まるでフランス・ブルゴーニュ地方のグラン・クリュ(特級畑)のように、チリで単一畑までこだわって造っているワイナリーがあったなんて・・・と、現地を訪れた買付隊が、改めてその味わいが生み出される理由を知り、驚いた一本です。

同じ「アルタム」シリーズのメルロ種の赤ワインは、過去には某テレビ番組のブラインド・テイスティングで、ボルドーの超有名ワイン(数十万円)と間違えられたほど・・・

メルロ同様、カベルネ・ソーヴィニヨンも力強く複雑な味わいで、「濃厚で樽の香りが効いた赤ワインが好き」というお客様に、ぴったりの一本です。

これからもお客様に寄り添い、お一人お一人にぴったり合ったワインをご紹介できるよう、精一杯努めてまいります。ヴィノスやまざきを、そして蔵元たちを、どうぞよろしくお願い致します。

たまプラーザテラス店 店長 神宮司(澤田)&スタッフ一同

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。渋谷店、有楽町店、京都店店長、神戸店店長を経て、2016年よりたまプラーザ店店長を務める。 豊富な商品知識と親しみやすさで、先輩・後輩、そしてお客様からの信頼も厚い信頼度No.1店長。推しワインはナパ産の濃厚赤ワイン「ウォーターストーン・カベルネ・リザーヴ」。

この一本でワインをはじめてみませんか?CIAL横浜店で人気のデザートワイン

こんにちは。
CIAL横浜店、店長の阿左美です。



この季節、「ワインを飲んだことがないけど、飲んでみたい。飲みやすいワインでおすすめはありますか?」という声を特に多くいただきます。そんな方に、ぜひお伝えしたい一本があります。

全店で毎年必ずTOP10に入る人気ワインなのですが、今年6月にオープンしたばかりで、新しいお客様が多いCIAL横浜店では、「このワインを飲んで、初めてワインってこんなに美味しんだ!と知りました」という声をいただいたことも。

それが、甘口のデザートワイン3ブリッジス貴腐ワインです。

ふだん私も、甘口から濃厚な辛口赤ワインまで色々なワインを飲むのですが、疲れた時には、やっぱりこのデザートワインを飲みたくなってしまいます・・・

味わいは、ピーチやアプリコット、パイナップルのような完熟した南国果実の風味がたっぷり。
後味には、ハチミツのような、とろりと濃厚な甘さが続きます。
でも甘さだけではなく、程よい酸味と、マーマレードのようなほのかな苦みもあり、甘さがしつこくなくバランスの良い味わいです。

甘くて飲みやすいので、プレゼントによく買わせてもらっています!
色がきれいで、ラベルもかわいい。
独特の香りやクセもなく、スルスル飲めてしまうので、友達にもすすめやすい。
と、ご自宅用だけでなく、ギフトにもよくご利用いただいています。

デザートワインと呼ばれる極甘口ワインの中でも、「貴腐ワイン」は別格の存在。
(貴腐ワインとは?詳しくはこちらから>>

様々な産地で造られていますが、特にフランスのボルドー地方では、格付もされている「ソーテルヌ」と呼ばれる、数万円クラスの高級貴腐ワインも存在しています。

実は3ブリッジス貴腐ワインは、そんな名だたる高級ワインも抑え、アジア最大級のワインコンクール『ジャパン・ワイン・チャレンジ』にて、デザートワイン部門で最高賞のトロフィーを過去二回も受賞

しかも、その味わいを2,000円台で楽しめる・・・とあって、コストパフォーマンスの高さで多くのお客様からご支持いただいてきました。

このワインを造るのは、オーストラリアで3世代に渡ってワイン造りを行うカラブリア家

ワイナリーがあるリヴァリーナ地区は大規模な生産者が多いのですが、彼らは、オーナーのビル・カラブリア氏を筆頭に、息子のアンドリューとマイケル兄弟が中心となってワイン造りを支える、家族経営の蔵元です。

そんなカラブリア家とは、当店でオーストラリアワインの直輸入を開始した当初から、もう10年以上のお付き合いがあります。

日本にも何度も来日したことがあり、そのたびにお客様の声に耳を傾け、ワイン造りに活かしてきました。夏の時期に異例の大ヒットとなった「夏ヌーヴォー」など、オリジナルワインの開発も共に行うほどのパートナー的存在です。

貴腐ワインや、アイスワインなどのデザートワインは、もともと生産量が少ない上に年々希少性が高まり、価格が上がってしまったものも多くあります。
その中でも3ブリッジス貴腐ワインは、変わらない価格と美味しさで届け続けてくれています。

この季節に、より多くの方に手に取っていただけたら・・・と、12月末まで特別価格の1,980円(税別)でご案内中です。

ワイン好きの方ももちろん、ワインをこれから始めるという方に、ぜひ一度お試しいただければと思います!

CIAL横浜店 店長 阿左美

これで本当に最後!?幻のオークションワイン

こんにちは。通販部の菊地です。

品川店で経験を積んだ後、2回の産休を経て、今は通販部で、お電話やWEBショップ、LINEなどSNSを通じて、全国のお客様に蔵直ワインをご紹介しています。

店頭で直接お会いする機会は少ないのですが、本日は私から全国の皆さまにお伝えしたい、ぜひお早めに手に取っていただきたいワインがありますので、ご紹介させていただきます。

リピート購入される方が本当に多いワインで、これまでも入荷のたびにすぐ完売してしまったために、店頭にはごく限られた期間しか並ばず、WEBショップでも早期完売してしまうことが多いのです・・・

そんな入荷のたびに完売を繰り返す「幻」のようなワイン
それがウォーターストーン・スタディ・イン・ブルーです。

もともと12月12日(土)に入荷予定でしたが、本日ひと足早く到着いたしました。

店頭には本日入荷したばかりなのですが、実は・・・
通販部では、先週末にチラシがお手元に届いたお客様から、たくさんのお問い合わせをいただき、すでにお電話とWEBショップだけで120本以上の事前ご予約をいただいております。

私も正直とても驚いているのですが、ご注文をいただいたお客様からは、
「濃厚な味わいで大好きなワイン。また入荷するのを待っていたよ。」
「毎回置いておこうと思って何本か買うんだけど、美味しくてつい全部飲んでしまうんだよね・・・」

という声をたくさんいただき、本当に嬉しく思います。

まだ飲んだことが無い・・・という方にも、ぜひ一度お召し上がりいただければと思います。

一体どんなワインなのか?というと、もともとは、あるオークションがきっかけで誕生しました。

世界トップクラスの高級ワイン産地ナパ・ヴァレー。
その中でもトップワイナリーが、秘蔵ワインを持ち寄って行われるのが「プレミア・ナパ・ヴァレー・オークション」です。

当店とは20年来のパートナーの「ウォーターストーン」が、このオークション用に造ったのが、スタディ・イン・ブルーでした。(ウォーターストーンとは?詳しくはこちらから>>

オークションではなんと、一本約2万円で落札
そのワインを、「ヴィノスのお客様のために、少しだけ取っておいたんだ」と特別に譲っていただいたのです。

入荷後すぐに完売になってしまったため、
「あの青いラベルのワインはもう入らないの?」
「あの濃厚な味わいを、また飲みたい。」

と、お客様からのお問い合わせを多くいただきました。

何とかお応えしたい・・・と交渉して造ってもらうことが出来たものの、もともと現地で在庫を持っているワインではなく、ぶどうの予約から行う必要があるため、定期的に入荷する訳ではない上に、生産量も多くはありません。

そのため、新しいヴィンテージが入荷しても、そのたびにすぐに完売してしまうのです。

世界的な困難の中で、ワイン造りをやめるかもしれない、と話していたブレントさん。

このスタディ・イン・ブルーは、また造ってもらうことが出来るのか、出来たとしても一体何年後になるのか・・・今はまだ分かりません。ぜひこの機会に、お楽しみいただけたらと思います。

通販部 菊地

【食いしん坊Cookブログ】12月を華やかに彩る、修道士のワインと修道院のチーズレシピ

もう間もなく、当店でもこの時期にしかご案内できない、本当に特別なワインが到着します。
限られた方しか口に出来ない修道士のワインです。(詳しくはこちらから>>

カンヌ沖の小さな修道院の島で、自給自足の生活を送る修道士たちは、睡眠・食事・お祈りの時間以外は「神に労働を捧げる」ために、ぶどう栽培とワイン造りを行っています。

巡礼者と自分たちのお祈りのために造るこの特別なワインは、商業用ではなく、もともとはこのワインを飲むためには、修道院に巡礼に行くしか方法がありませんでした。

25年前に初めて現地を訪れ、特別に輸入できることになって以来、長年の信頼関係を築いてきた当店だからこそ「ヴィノスのお客様は特別」と、現地でも一般には流通していない彼らのワインを、年に一度だけ、ほんのわずかのみ譲ってくださっているのです。

お客様に本当に良いワインをお届けしたい。
その思いで、この修道士のワインのように、最初はとても輸入できないだろう・・・と思っていたワインも、日本のお客様にご案内してきました。

そして、本当に良い商品をお届けしたいという思いは、ワインだけにとどまりません。

当店はワインの専門店ですが、ただワインをご紹介するだけでなく、ワインのある生活の楽しさをお伝えしたいという思いで、ワインだけでなくチーズやおつまみなども、自分たちで味わいや造りを確かめ、こだわったものをご紹介してきました。

その直輸入チーズの中でも、特別な修道士のワインとぜひ合わせてお召し上がりいただきたいのが、当店で10年以上直輸入してきた、修道士のチーズアベイ・ド・タミエ

ヨーロッパなどの一部の国・地域では、今もなお修道士たちが昔ながらの造り方で、ワインだけでなく、チーズなどの農作物も造っていますが、アベイ・ド・タミエも、その一つです。

かつては多くの修道院でワインやチーズが造られていましたが、今なお伝統的な製法を守り、受け継いできたところは、そう多くはありません。

このチーズが生まれるフランス南東部、スイスと国境を接するサヴォワ地方は、古くからチーズの名産地として知られています。その山奥にひっそりと佇む歴史あるタミエ修道院で、静寂の中、祈りを込めて17世紀から造り続けられてきたチーズが、このアベイ・ド・タミエなのです。

その味わいは、モチモチとした食感に、ミルクの旨みがたっぷり。
クセや塩気は強すぎず、食べやすいチーズです。

もちろんそのまま食べても美味しいのですが、本日は12月の食卓を華やかに彩る簡単なアレンジレシピをご紹介いたします。

参考にしたのは、その昔、修道士が考案したといわれる素朴な郷土料理「マウルタッシェ(Maultasche)」。
ほうれん草や香料と一緒に挽肉を混ぜ、パスタ生地で包んだ一品で、例えるならイタリア料理ラビオリの特大サイズ。

一から造ると時間も手間もかかってしまうため、今回はスーパーで手に入る食材で代用しました。
お好きな食材を、このタミエ修道院のチーズアベイ・ド・タミエと一緒に包み込むことで、ご自宅でも簡単に美味しく造ることができます。



【材料】
アベイ・ド・タミエ 1パック
餃子の皮 1パック
ペトラリアEXバージン・オリーブオイル
お好みの具材(野菜、オリーブ、サラミ、缶つまなどでもOK)

【作り方】
1.アベイ・ド・タミエ、中に入れる具材を、一口大にカットする
2.アベイ・ド・タミエとお好みの具材を、餃子の皮で包む
3.オリーブオイルを熱したフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼き、お好みでコショウをかけて完成!

本日ご紹介したチーズアベイ・ド・タミエをはじめ、ワインの生産者に紹介してもらった村一番の職人が造るパルミジャーノ・レッジャーノ36ヶ月熟成など、ワインにぴったりのおつまみが詰まったセットもご用意しております。

お電話(TEL:0120-740-790)やWEBショップでクール便・代引手数料が無料になるGOYOKIKI(御用聞き)」サービスで、ワインと一緒におつまみもお届けもできますので、なるべく外出を控えたい・・・という時も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

修道士のワイン修道士のチーズの特別な組み合わせを、ぜひ12月のクリスマスシーズンに、ご自宅でお楽しみください!

食いしん坊Cookソムリエ 岩谷

【プロフィール紹介】
有楽町店エリアマネージャー。JSAソムリエ。
有名イタリアンのシェフからヴィノスやまざきに転職し、本店のチーズショップからスタートした、食とワインの組合せのプロ。カリフォルニアの北から南まで、フランス、イタリアは勿論、2019年はスペインのサンセバスチャンで食を学んだ他、ポルトガルワインの買付にも参加。経験を活かしてヴィノスの食の選定にも携わり、ワインに合うレシピ開発も行う。ヴィノスの実践度No.1ソムリエ。

味わいもこだわりもシャンパーニュ以上!?小さな農家のスパークリング

こんにちは。西武池袋店の四家です。

色々なことがあった2020年ですが、池袋駅周辺もイルミネーションが灯り、今年もいよいよクリスマスが近づいてきました。

毎年クリスマスはレストランで食事をしていたけど、今年は自宅で美味しい料理を造ってゆっくり過ごす予定、という方も多いようで、「家でゆっくり飲むのに、おすすめのシャンパーニュありますか?」という声が増えてきました。

「シャンパーニュ」は、スパークリング(発泡性)ワインの中でも、フランス北部のシャンパーニュ地方で、「瓶内二次発酵製法(=シャンパーニュ製法)」で造られるもののこと。
(詳しくはこちらから>>

クリスマスといえばやっぱり「シャンパーニュ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、シャンパーニュ地方以外の国や地域でも、小さな農家たちがこだわりのスパークリングを造っています。

シャンパーニュ製法で造られるのはもちろんのこと、実はシャンパーニュと同等、いやそれ以上のこだわりを持って造られていて、味わいも素晴らしい。でも、お客様にはまだあまり知られていない・・・

そんなスパークリングワインが、南アフリカのノーブルヒル・ブラン・ド・ブランです。

今年一番大変だった国の一つが、南アフリカの生産者たち。
一時期は国内でのワインの販売が一切禁じられるなど、苦しい中でも頑張ってきました。

近年では、手頃で美味しいワインの産地として知られるようになった南アフリカですが、当店ではまだ日本ではほとんど知られていなかった約15年前に現地まで訪れ、それ以来長年にわたって取り組んできました。

このワインを造るノーブルヒルも、その頃から10年以上の長いお付き合いがあります。
オーナーのクリスさんが、ぶどう栽培からワイン造りまで、全て自分の目の行き届く範囲だけで行っていて、自社ぶどうから手造りのワインを造る小さなクラフト・ワイナリーです。

ノーブルヒル・ブラン・ド・ブランは、シャンパーニュ製法で少量のみ仕込むスパークリングワイン。

泡はきめ細かくクリーミーで、リンゴや柑橘のようなピュアで雑味のない果実味に、きれいな酸。
繊細なのに、余韻は長く続きます。

私もこれまで多くのシャンパーニュを飲んできましたが、言われなければシャンパーニュだと思ってしまうほど・・・

実は、単一年号単一畑(それも、わずか1haという極小の畑)のシャルドネ種を使用しているというこだわりの一本で、全ての畑の中で一番初めに収穫を行い、シャンパーニュのようなフレッシュな酸を生かしたワイン造りを行っているのだそうです。

そして、24カ月間じっくりと瓶内で熟成。
補糖は一切せずに造るので、極辛口ですが、ぶどう本来の旨みをたっぷりと感じられます。

瓶詰めもクリスさんが一本一本手作業で行っていて、生産本数も本当に少ないクラフトワインです。



国内最大級のワインコンクール「サクラアワード」では、4,000本以上のワインの中からわずか1%のみが選ばれる最高賞ダイヤモンド・トロフィーを獲得。

現地のスパークリングワインのコンクールでゴールドメダル、著名評価誌『プラッターズガイド』でも5点満点中4.5点の高得点を獲得するなど、その味わいは世界のプロからもお墨付きです。

スパークリングワインの頂点といえば「シャンパーニュ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、世界中でシャンパーニュに負けない質の高いスパークリングが造られています。

他にも、シャンパーニュを抑えて当店のスパークリングワイン部門人気No.1であり続けるエクストレマリウム・カバ・レセルバや、

アルザスで150年以上続く小さな農家が、古木の有機ぶどうから造るボエケル・クレマン・エクストラ・ブリュットなど、

どれも、味わいもコストパフォーマンスも、シャンパーニュに負けていないと思います。 そんな農家のスパークリングワインをお楽しみいただけたらと、農家のクラフトスパークリングセットもご用意いたしました。

今年のクリスマスは、小さな農家が造るこだわりのスパークリングワインを、ぜひお試しください!

西武池袋店 ソムリエ 四家

【プロフィール紹介】
2012年ヴィノスやまざき入社。営業部でレストランへのワイン提案を担当した後、武蔵小杉店、広尾店、西武池袋店の店長を歴任。ワインへの情熱は人一倍で365日テイスティングを重ねる勉強家。現在ソムリエ・エクセレンス、WSET Diploma合格を目指して勉強中!英語・アラビア語も対応可能なトリリンガル。コーギー(犬)が好き。 2015年 ソムリエ取得
2018年 シニア・ワインエキスパート取得
2018年 ASI International Sommelier Diploma取得
2020年 第9回全日本最優秀ソムリエコンクール本戦出場

ワインのプロたちも愛飲するデイリーボルドーワイン。その味わいの秘密とは?

こんにちは。
ヴィノスやまざき広尾店 店長の小泉です。



広尾店は、広尾駅改札を出てすぐの交差点にあり、今年で15年目を迎えたお店。
近隣にお住まいの方やお勤めの方を中心に、多くのお客様に支えられてきました。

海外の方も多く、全国のヴィノスやまざきの中でも、ワインに詳しくて普段からよく召し上がるお客様が特に多くいらっしゃいます。 そのため、広尾店の歴代店長も、ワインのプロフェッショナルがつとめてきました。
私も様々なワインの知識や楽しみ方をお客様にお届けできるよう、日々勉強の毎日を送っています!

そんな広尾店で、ワイン好きの多くのお客様を唸らせてきた、ロングセラーワインがあります。
それが・・・

ユニメドック2016
数多くの高級ワインを飲んでいるお客様からも「え!?これで2,000円台なの?」と驚きのお声をいただいていて、リピーターの方が非常に多いワインです。

実はこのワイン、現地では、ボルドーの高級シャトーの従業員も買いに来るとか・・・
まさに、プロフェッショナルがデイリーワインとして愛飲するワインなのです。

私も昨年夏に現地を訪れた「ユニメドック」は、フランス・ボルドー地方の中でも、数々の高級ワインを生み出すメドック地区にある協同組合、つまり「メドック農協」のこと。

顔の見えない契約農家からぶどうを買い取ってワインを醸造する農協も多い中で、ユニメドックの醸造長であるバッシェ氏は、徹底的にぶどうの質にこだわり、契約している約180軒のぶどう栽培農家たちに、自ら献身的に栽培指導も行っています。

そして、180軒の契約農家が造るぶどうの中でも、特に出来の良いぶどうを選び抜いて造るので、毎年安定した品質で造り続けることができるのです。

ここまでぶどうの質にこだわる農協は、そう多くはありません。
実はバッシェ氏は、名門ボルドー大学の出身で、大学の友人には有名シャトーの息子たちも多くいます。
有名シャトーに負けない質のワインを、農協で造って手頃な価格でお届けする」という思いが、多くのお客様に長年愛されるワインを生み出してきました。

昨年現地を訪れた際には、バッシェ氏から「2016年は私の醸造人生の中でも、パーフェクトな年だった」とお墨付きも頂きました!

その「ユニメドック2016」を、12月末まで特別価格1,980円(税別)でご用意しております。
是非、お楽しみくださいませ。

そして・・・
ユニメドックが日本のお客様のために、特別に仕込んだ白ワイン「グランダール・ブラン」が、初お披露目となりました!

なかなか納得のいく白ワインが出来ず、バッシェ氏と試飲と話し合いを重ねてようやく出来上がった「グランダール・ブラン」は、ボルドーの中でも質の高い白ワインを生み出す「グラーヴ地区」のセミヨン種を100%使用し、フレンチオーク樽でじっくりと熟成。

しっかり冷やすと、白いお花、レモン、グレープフルーツの繊細な香りに、キュっと引き締まった酸が心地よく感じられます。樽熟成によるほのかなバニラの香りも感じられて、温度が上がってくると、蜂蜜のようなアロマがグラスからあふれ出てきます・・・!

ふくよかな口当たりながら、酸味とミネラル感のバランスが抜群で、エレガントな味わい・・・

温度によって、香りや味わいの変化も楽しめるので、ご自宅でお食事と一緒に、ゆっくりと召し上がっていただきたいワインです。白身魚や貝類のグリルにアスパラガスとレモンを添えて、またクリームソースのグリルチキンやパスタもぴったりですので、ぜひ一緒にお召し上がり下さいませ。

広尾店 店長 小泉

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。某大手スーパーに就職するも、ワインが好きで「どうしてもワインの仕事がしたい」とヴィノスやまざきに入社。たまプラーザ店、有楽町店で経験を積み、広尾店店長に。ワインへの情熱は人一倍で、日々勉強&テイスティングを欠かさない。国際資格WSETにも挑戦中。

【緊急企画】お詫びと感謝の気持ちを込めて・・・「お詫びワイン」ご用意します

先週土曜日からスタートした「希跡」のワインフェア

その目玉ワインの一つ「ストーンヘッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2016」は、本当に美味しいナパワインを3,000円以下でお届けしたいと、夏から交渉を重ねて、満を持してご用意したはずだったのですが・・・

予想以上にご好評いただき、なんと本発売開始初日に、ご用意していた在庫がほぼ完売となりました。
ご注文が間に合わなかったというお客様・・・本当に、申し訳ございません。

完売となった後も、「このワインは、もうないのでしょうか?」というお電話を多くのお客様からいただき、「楽しみにしてくださっていたお客様を、がっかりさせる訳にはいかない・・・何かこれに負けないワインをご用意できないか?」と、緊急会議が開かれました。

そして、話し合いを重ねること丸2日・・・

最初は「さすがに難しいだろう・・・」と思っていたこちらのワインを、明日12月4日(金)から特別に、ストーンヘッジのカベルネと同じ価格の2,980円(税別)でご用意することになりました・・・!

ウォーターストーン・メルロ・ナパ・ヴァレー」です。
ナパ・ヴァレーの人気蔵元ウォーターストーンが造る、凝縮した果実味にあふれたメルロの赤ワイン。

ぶどうはなんと、ナパ・ヴァレー屈指のぶどう園「トゥルシャード・ヴィンヤード」の中でも、ナパでもっとも有名なあのメルロの生産者が使用していたぶどうと、同一区画のものを使用しています。

通常5,000円でも「コスパ抜群」と高評価を獲得してきたこのワインを、今年10月から特別価格の3,580円でご案内してきました。そのワインを、お詫びと感謝の気持ちを込めて・・・12月末まで、2,980円(税別)でお届けいたします。

以前こちらのブログでご紹介させていただいた通り、世界的な困難の中でワイン造りをやめるかもしれない・・・と話していたオーナーのブレントさんのために、何かできないかと、彼らが持っていた全在庫を買い付けることで、特別価格でお届けしてきました。(買付ストーリーはこちらから>>)その上での、さらに特別な価格です。

とはいえ2,980円(税別)という価格は、正直なところ・・・利益はほとんどありません。
最初は社内の反対もあり、悩みに悩みましたが「それでも、どうしてもやらせてください・・・!」と社長に直談判し、許可をもらうことができました。

また「希跡のワイン6本セット」は、完売してしまった2016ヴィンテージに代わり、ストーンヘッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2017を入れたセットをご用意させていただきます。

入社10年、私のヴィノス人生で一世一代のお詫びワインです・・・
少しでも多くの方に、お手に取っていただけることを祈っております!

商品部 保坂

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。
大学卒業後新卒採用で入社。大手ワイン企業を蹴って入社したことから、最初は図に乗っていたかも・・・と反省。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。座右の銘は「謙虚 感謝」。東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。  

ますます入手困難になってしまうかもしれません・・・

当店を代表するプレミアムワインの一つジオリス

ボルドーの有名シャトーやブルゴーニュの特級クラスのぶどうの苗木を、カリフォルニアに植樹して造られる彼らのワインは、ハリウッドスターなどのセレブも愛飲するといわれ、現地でも手に入りにくい希少なワインです。

ところが、つい先日、オーナーのウォルター氏から「2020年産のワインは一本も造らない。だから、来年君たちに案内できるワインは、ほとんどないんだ。」という、ショッキングな知らせが入ってきたのです・・・
理由は、山火事でした。



今年の秋、大規模な山火事に見舞われたカリフォルニア州。ナパ・ヴァレーの有名ワイナリーが消失したというニュースは、記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。

ジオリスがあるのは、ナパ・ヴァレーから800km以上南下したところにあるモントレー郡のワイン産地、カーメル・ヴァレーの中でも、さらに山奥の秘境。日本ではあまり報道されていませんでしたが、実はモントレーでも今年、山火事がありました。

ウォルター氏によると、畑のすぐ300m裏手のところまで炎が迫ったそうで、ぶどうは煙を浴びてしまい、ワインにすることは一切出来ないのだそうです。それでも「ワイナリーが燃えてしまわなくて、ラッキーだった」と話してくれました。

出会いから振り返ってみても、ジオリスのワインは、そう簡単には飲めないワインでした。
だからこそ、飲みたくなってしまうのです・・・

現地のレストランで初めて飲んで、その味わいに驚き、険しい山道をひたすら何時間も車を走らせて蔵元を訪れるも、「日本に輸出するほどの量は無い」と何度も断られ続け・・・それでも諦め切れずに何年も足を運び続け、ようやく輸入できるようになったワインは、多くの日本のお客様を魅了してきました。

しかしその後、現地価格が高騰してしまい、一時期は輸入がストップ。その際には「ジオリスはもう入荷しないのですか?」とお問い合わせをいただいたほどでした。

2019年夏に、再度交渉をするため、現地を訪問。
オーナーのウォルター氏が家族と楽しむためのプライベートワインを、新しくジオリス・ファミリー・ワインとして特別価格で造ってもらえることにもなりました。

そのジオリスが、極わずかのみ仕込む「ジオリス・ピノ・ノワール」が、只今店頭に入荷しています。
この季節に特別なワインを楽しんで欲しい・・・と、240本のみ譲っていただきました。

通常ピノ・ノワールは、淡い色合いと、エレガントな味わいが特徴。ですが、このジオリスのワインは、ピノ・ノワールとは思えない凝縮感にあふれていて、完熟ベリーのような濃厚な果実味に、滑らかな渋みと樽の香りもしっかりと感じます・・・

そして、この「ピノ・ノワール」と「ファミリー・ワイン」を味わえるジオリス応援セットもご用意いたしました。ジオリスが好きという方も、まだ飲んだことがないという方も、この機会に彼らのワインをお召し上がりいただけたら幸いです。

また、ジオリスの限定ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン」、そして彼らがもっとも得意とするメルロ種から造るフラッグシップワイン「ラ・シャペル」が入った「ジオリス応援セット プレミアム」は、ジオリスの本当に特別なワインが詰まっています。

もともと希少性の高い「ジオリス」のワインですが、今後ますます手に入りにくくなってしまうかもしれません。お手に取っていただくことができる今のうちに、ぜひ・・・お楽しみくださいませ!

ソムリエ 保坂

日本とフランスをつなぐ「希跡」のワインが、まもなく到着します

今日から12月。
もう少しでクリスマスだと思うと、いくつになってもワクワクした気持ちになります。

私たちワイン業界で働くスタッフにとっても、クリスマスは特別な季節。
お客様との会話も弾み、新しいお客様との出会いもたくさんあり、そして一年でこの季節にしか入荷しない本当に特別なワインも、数多く到着するからです。

そんなワインの一つが、修道士のワインです。

カンヌ沖の離島にあるレランス修道院で、修道士たちが自らぶどう栽培からワイン造りまでを手がける、希少なワイン・・・



もともとお祈りのために造られ、修道院を訪れた特別なゲストなどに振る舞われてきたのですが、これまでにカンヌ映画祭の晩餐会でも出されたことがあり、ローマ法王も口にしたことがあるという、特別なワイン。

現地フランスでも、一般的にはほとんど流通していません。

生産量が少なく本当に希少なので、毎年予約をして特別に譲っていただき、年に一度、12月のこの時期にだけ入荷する、当店にとってはまさに冬の訪れを告げる風物詩的なワインでもあります。

ヴィノスやまざきの本店がある静岡市とカンヌ市が姉妹都市である縁で、1995年に現地を訪れました。
その味わいと彼らの丁寧なワイン造りに感動し、ぜひ日本のお客様にご紹介したい・・・と交渉して、彼らのワインは初めて島を出て、日本に輸入できることになったのです。

地元カンヌの人々にとって、これはとても衝撃的な出来事で、地元誌の一面でも紹介されたほど。

それ以来、彼らとの絆は、25年に渡って続いています。

私がヴィノスやまざきに入社して、初めて彼らのワインを口にした時の衝撃は、今でも忘れられません。

修道士の赤サントノラ」は、驚くほど凝縮した果実味に柔らかなスパイスの風味・・・
そして「修道士の白サンピエール」は、白桃のような透明感のある果実味を、木樽の香りが優しく包み込んでいます。

濃いのに、こんなに雑味のないピュアなワインが造れるなんて・・・一体どうやって?
しかしこの驚きは、現地を訪れて、一気に納得に変わりました。

カンヌの港から、フェリーで約20分。

地中海に囲まれ、年間約300日が晴天に恵まれるという彼らの島は、豊かな日照量がありながらも、涼しい海風が吹き付けます。

そのため、昼夜の寒暖差が大きく、完熟しながらも十分な酸をもったぶどうが育まれる、ぶどう栽培に最適な土地。世界中でも、同じ土壌や気候をもった土地は、他にありません。

しかも、歩いて数十分で一周できてしまうくらい小さな島なので、ぶどう畑を増やそうにもその土地がなく、ワインの生産量は本当に極わずか・・・

そして畑仕事も、こんなに丁寧に行う蔵元は見たことがない・・・と思ったほどです。

2018年の夏、私たちは修道士に良いぶどうの選び方のレクチャーを受けながら、実際にぶどうの収穫に参加させていただきました。収穫は、まだ朝日が昇る前から始まり、途中で15分程度のお祈りの時間があっただけで、昼まで黙々と続きました。

畑では、有機栽培で育てたぶどうを一房一房手摘みで収穫。さらに、傷んだものや未熟なぶどうの粒はその場で全て取り除き、完熟した健康なぶどうの粒だけが醸造施設に運ばれます。

こうして、あのピュアな味わいのワインが生まれるのです。

「今日収穫したぶどうで造ったワインが日本にやってくるのは、今から2年後・・・」
そんなことを思いながら、私たちが収穫に参加してから、早いもので2年。

修道士のワインは、間もなく10日後に入荷予定です。
今年のクリスマスは、ぜひこの特別なワインとともに、素敵な時間をお過ごしください。

南仏ワインの伝道師こと 鶴見

【プロフィール紹介】
フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。 場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。 片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。 2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、現在に至る。