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センターピース・セラーズ

若手のソムリエ達が、カリフォルニアの無名産地で見つけたワイン

2019年夏に、アメリカのカリフォルニアを訪れた時のこと。
1,000円台で納得できるワインがなかなか無く、落ち込んでいた私達に、当店人気ワイン「トゥルー・ヴァイン」を造るDNAヴィンヤーズのデニスさんから「カリフォルニアの内陸でコストパフォーマンスに溢れるワインを造る蔵元がいる」と、ワイナリーを紹介していただきました。

聞いてみると、カリフォルニアのセントラル・ヴァレーでワインを造るセンターピースという蔵元とのこと。「セントラル・ヴァレー」は、カリフォルニアの中央付近に位置する広大な農業地帯。生産されるぶどうの大半は、日常消費用の安いワインにブレンドされています。

今まで色々試飲し、納得できるワインはなかったのですが、飲ませてもらうと、確かに美味しい・・・フルーティーでまろやか・・・まさに求めていた味だったのです。

片道3時間以上を車で走破したどり着いたのは、内陸部のワイン産地「セントラル・ヴァレー」の中でも南部のサン・ホワキン・ヴァレー。南北350km、東西80kmの広大な生産地で、ぶどうの生育に適した気候条件を持つことから、大手ブランドのワインが大量に造られています。

到着してみると、とにかく乾燥していて暑い…
この場所なら、糖度の高い完熟ぶどうが収穫できるに違いない!と、期待が高まります。

さっそく訪問して話を聞くと、彼らはここを拠点に、カリフォルニアの様々な地域から、信頼のできるぶどう農家のぶどうの提供を受けながらも、自社でもぶどう栽培していました。自社畑では、サステイナブル(保全農法)を採用し、自然環境に配慮したワイン造りを行っています

彼らのワイン「センターピース」は、「カリフォルニアこそがアメリカのワイン生産の最も重要な部分(=センターピース)である」という思いを表しているとのこと。
このワインを紹介してくれたDNAヴィンヤーズのデニスさんと奥様のアンドレアさん達と共に、カリフォルニア全土のぶどう農家とネットワークをもっているからこそ、このセントラル・ヴァレーでうま得ワインを造ることが出来るのです。

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