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メゾン・トラミエ

ブルゴーニュを超えたワインを造る老舗ベンチャー

世界的に有名なワインの展示会「VINEXPO」。多くのフランスの生産者に出会えるこの展示会に、ヴィノスやまざきもほぼ毎年足を運びます。
しかし、なかなかこれといったワインに巡りあえないのも現実で、やはり大手ワイナリーの大きいブースが目立っています。
そんな時、ものすごく小さなブース・・・もはや小さな机に、ブルゴーニュのコーナーなのにも関わらず、見たこともないワインを置いて立っている青年に惹かれました。それが、ブルゴーニュの老舗メゾン・トラミエのローランでした。
普段、展示会のブルゴーニュのブースにはあまり立ち寄らないのですが、何か、本能的に惹かれてブースに近づくと、そこにあったのはブルゴーニュワインでは珍しくとても手頃な価格のワイン。ブルゴーニュなのに、ピノ・ノワールやガメイだけでなく、南フランス品種のグルナッシュやムールヴェードルもブレンドすることで、酸が和らぎ、とても飲みやすい味わい。
「若い後継者のアイデアで造ったのですか?」と聞くと、
「いや、うちはおじいちゃんやひいおじいちゃんの代からずっとワインを造っているんだけど、その昔、ブルゴーニュはピノ・ノワールの単一品種ではなく、他の品種もブレンドして造っていたんだ・・・うちのカーヴには大昔のロンシエール(かつて、地元の食卓で消費されていたテーブルワインのレシピを復刻した彼らの代表ワインの一つ)がまだ眠っているくらい。これは安いけど、長熟する素晴らしいワインなんだ。もう産地にこだわる時代は終わり、ブルゴーニュでも色々な品種で自由に競争力のあるワインを造るべき・・・と思っていた時に、家のセラーにずっと代々取ってあったロンシエールを飲んで、これだ!!と、思ったんだ。」

ローランの話を聞き、鳥肌が立ちました。凄い。「ブルゴーニュ」というコンセプトを超えるワインを、低価格で造る。しかも、それは老舗だからできたこと

それ以来、ブルゴーニュワインはメゾン・トラミエにお世話になっています。地元屈指の老舗のため、有名なブルゴーニュ地方のオークションワイン「オスピス・ド・ボーヌ」の熟成・瓶詰めを歴代担っている蔵元です。今でも一緒にオークションに同行してもらい、お互いの情報を出し合って、一番美味しいものを入札し、そのワインを熟成してもらっているパートナーでもあります。

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