5月も半ばを過ぎ、青空もまぶしく若葉の緑が目にしみる季節となりました。ヴィノスやまざきでは、新時代のワインを担う、これからの季節におすすめのワインをご紹介させていただいております。ぜひ、各店舗、WEBショップをのぞいていただければ幸いです。
今月のうま得白白コースは、スペイン最大ワイン産地ラ・マンチャ地方で、当店人気蔵元エスタカーダが造る、ボトルの見た目もワインの味わいも爽快な白ワインと2025年春に初入荷した南フランス産のフレッシュな白ワインをご紹介します。
白:エスタカーダ シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン
白:ヴァン・プランタン 白 2024
ストーリー
【白ワイン】エスタカーダ シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン
スペインの首都マドリードの南に位置するワイン産地「ラ・マンチャ」は、スペイン最大のワイン産地であり、大手の生産者が広大な畑から比較的リーズナブルな価格帯で、大量のワインを造っています。
このワインを手掛けるフィンカ・ラ・エスタカーダは、このラ・マンチャの地で、自社畑で育てたぶどうから質の高いワインを造ろうと2001年に創業しました。
デビューから数年で、スペインでもトップを争う評価を世界各国で獲得していましたが、その蔵元を真っ先に発見し、輸入することに成功したのがヴィノスやまざき。
話を聞くと、ワイナリーまで日本からわざわざ足を運んできたのも、当店だけだったそうです。
彼らが所有している標高850メートルの高台に位置する畑は、ぶどうにとって最適の場所。 昼夜で大きな寒暖差が生じ、ぶどうの成熟がゆっくりと進むため、豊かな果実味と酸味のバランスが抜群で、華やかな香りのワインが生まれます。
彼らのワインは、そのコストパフォーマンスの高さから、ヴィノスやまざきの店舗だけでなく、レストランのソムリエといったプロフェッショナルからも評価が高く、 料理の味わいを引き立てるワインとして人気です。
商品詳細
世界各地で栽培されている2大人気品種シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを使った清涼感のある味わいなので、春先から夏にかけて、キリっと冷やして楽しみたい1本です。
味わい:外観は緑がかった淡い黄色で、フレッシュでトロピカルな果実味を感じる味わい。
蔵元:フィンカ・ラ・エスタカーダ
産地:スペイン ラ・マンチャ地方
品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン
ペアリング:白身のお刺身、タコとジャガイモのハーブオイル漬け、アサリの白ワイン煮、白カビチーズなどにはピッタリかと。
ストーリー
【白ワイン】ヴァン・プランタン 白 2024
出会いは今から約20年前。それまで輸入していた南フランス産ヌーヴォーの蔵元との取引が訳あって終了し、ちょうど新しい生産者を探している時でした。
南フランスのラングドック地方といえば、30年前に当店がフランスワインの直輸入をスタートした産地で、このシャトー・ラ・グラ―ヴはミネルヴォワ地区でワイン造りをしています。
すでに20年近いお付き合いですが、「美味しい本物のワインだけをお客様に届けたい!」とのこだわりから、毎年のように収穫の時期にはぶどうの生育状態を厳しくチェックをするために、現地を訪問しています。
この地域は、モンターニュ・ノワール(黒い山の意味)から吹き込む北風、地中海から吹き込む東風、ピレネー山脈から吹き込む南風が発生することで、乾燥していても湿った風が、雨が降っていても乾燥した風が吹き込むので、健全なぶどうが育ちやすいエリアでもあります。
その中でも、不思議なことに、ドメーヌ・ラ・グラーヴのぶどう畑からは毎年安定した品質のワインが生まれます。当主オロスケットさんに質問すると、「雨はコントロールできないけど、雨が降る前後を予想して、できる限りのことを全力で行っている。」
栽培農家として、きちんとやるできことをやっているからこそ、その安定した素晴らしいワインが誕生しているのです。
商品詳細
特に白ぶどう栽培を得意とするオロスケットさんにお願いし、2024年夏に収穫した白ぶどうを使った、フレッシュで爽やかな酸味を感じる、春先にピッタリな1本です。
味わい:フレッシュで爽やかな酸味と青りんごや洋ナシのような果実味を感じる心地よい味わいです。
蔵元:シャトー・ラ・グラーヴ
産地:ラングドック地方
品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ
ペアリング:タコや真鯛のカルパッチョ、ボンゴレ・ビアンコ、アスパラとベーコン、フレッシュなチーズに合わせてはいかがでしょうか。
最後に、次回6月のお引き渡しは、6月15日(日)の開始を予定しております。
入荷の関係で引き渡し開始日や、引き渡し商品の変更が生じる場合がございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それでは、来月の蔵直Ⓡワイン定期便でお会いしましょう!