ワイン党への挑戦!ワイン屋が手掛ける日本酒とは?

弊社ヴィノスやまざきは、蔵直®ワインのお店として世界12か国より様々なワインをご紹介させていただいております。

しかし実は、ヴィノスやまざきの前身が「山崎酒店」という小さな地酒専門店だったのはご存知でしょうか?
日本酒の「名伯楽」と言われた、先代の山崎巽はまだ「地酒」という言葉が生まれる前から、全国を歩き回り数々の銘酒をご紹介してきました。


静岡市内にある「本店」では今だに日本酒を求めて、数多くのお客様にはるばるご来店いただいております。

ある時、お客様からこんな言葉をいただきました。
「最近家ではすっかりワインを飲むようになったけれども、もともとは日本酒が好きなんだ。ワインのような感じで飲める日本酒は無いかな?」


私どもは、お客様からの声をもとに様々な国や地域に出向き、時には蔵元に存在しないワインを、日本のお客様のために造っていただくなど、ワインのすそ野を広げる活動を行っており、おかげさまで数々のオリジナルワインがお客様の支持をいただいております。

ワインでやってきたこのプロジェクトを、日本酒でも挑戦できないか?
先代が人生を捧げて広めてきた日本酒を、改めて全国の皆様に知っていただきたい・・・。
更には、日頃ワインしか飲まないワイン党の方々にも楽しんでいただけるような日本酒を造りたい!
そんな思いで、1本の日本酒ができ上がりました。

味わいは勿論のこと、ボトルのデザインやネーミングから、ラベル作成まで。
全てにおいて徹底的にこだわり、当店のお客様だけの特別な1本が完成しました。

「Ensamble145(アンサンブル) 純米大吟醸 720ml300ml


香りが華やかな、まるでワインのような味わいを目指して、味わいの異なる9つの原酒候補の中から3種類を選び、更に試飲を重ねて一番香味バランスの良い比率でブレンドしました。
 
商品名の「145」は、採用した3品種の精米歩合(山田錦:50%、滋賀渡船:50%、山田穂:45%、合計145)を基にしています。3品種が奏でるハーモニーをお楽しみいただきたいという想いで「アンサンブル145」と名付けました。
 
華やかな吟醸香とまろやかでフルーティな味わいを引き立たせるためにも、是非ワイン用のグラスでお楽しみください。


そして、このプロジェクトのパートナーである三和酒造(株)は、静岡県旧清水市にて江戸時代から続く創業330年以上の歴史ある蔵元です。
同蔵が手掛ける銘柄「臥龍梅(がりゅうばい)」は、近年数々の賞を受賞しており、2019年にはフランスで開催される唯一の日本酒コンクール「Kura Master」にて、出品した720銘柄の中から純米酒部門で第一位に選ばれるなど、国内のみならず海外からも高い評価を受けています。


こちらの「Ensemble145(アンサンブル)純米大吟醸」は6月20日(土)※からヴィノスやまざき日本酒取扱い店舗にて、販売を開始しております。

「山崎酒店」のエスプリと銘酒蔵の技術が詰まった特別な1本を、是非ご賞味ください。
室町店店長 矢尾
 

1本2万円のオークションワインが、今なら6800円・・・!?これもお客様のおかげです!

本日、うれしい訪問がありました。

女性審査員によるワインコンクール「サクラアワード」の主宰・田辺由美さんが、トロフィーを届けにきてくださったのです。

当初3月に予定していた「サクラアワード2020」の授賞式は、残念ながらコロナの影響で中止。
外出自粛中には、トロフィーを受賞した弊社のワインをFacebookでもご紹介いただいたのですが、本日晴れて直接トロフィーを受け取ることができました。(→田辺由美さんのテイスティングコメントはこちらから

じつは、今回受賞したワインは、第二回「サクラアワード2015」でも最高賞のダイヤモンドトロフィーを獲得。
今回、異例の二度目のトロフィーを獲得したワインを、本日はご紹介したいと思います。

ウォーターストーン・スタディ・イン・ブルー 2016

カベルネ・ソーヴィニヨン種の骨太で濃厚な味わいと、シラー種由来の熟したブルーベリーのような香りやスパイシーな風味が調和した一本。

このワインの誕生は、カリフォルニアの最高峰ワインが出品される「プレミア・ナパ・ヴァレー・オークション」がきっかけでした。

「プレミア・ナパ・ヴァレー・オークション」は、世界トップクラスの高級ワイン産地カリフォルアのナパ・ヴァレーで毎年開催され、トップクラスのワイナリーが秘蔵ワインを持ち寄ります。
数多くの富豪が訪れる当オークションは、彼らにとって実力試しの場とも言えます。

当店とは20年来のパートナーであるウォーターストーン・ワイナリーが、もともとこのオークションに出品するために造ったのが、「スタディ・イン・ブルー」でした。

オークションで出品したウォーターストーンのワインは、なんと一本2万円で落札・・・!

その特別なワインを、なんとオーナーであるブレントさんが、
「ヴィノスのお客様のために、少しだけ残しておいたんだ。」
と譲っていただき、輸入できることになったのです。

こうして誕生した「スタディ・イン・ブルー」は、輸入後人気が集中し、瞬く間に完売。

その後も、
「あの青いラベルのワインは、もう入荷しないの?」
「あの濃厚な味わいを、もう一度飲みたい・・・」
と、お客様からたくさんのご要望をいただきました。

もともとオークションのために造られたワインで、現地にも在庫がなかったのですが、
「どうしても、お客様からのご要望にお応えしたい!」
とブレントさんにお願いをして、ヴィノスやまざきのお客様のために造っていただくことに・・・!

こうして再入荷した「スタディ・イン・ブルー」は、なんと第二回「サクラアワード2015」で最高賞のダイヤモンドトロフィーを獲得したのです。

リピート購入される方が多く、特別に造っていただいたワインのため生産量も少ないこのワインは、入荷のたびにすぐに完売し、長らく店頭から姿を消していました・・・。

そして、再び「スタディ・イン・ブルー」を造ってもらうために、2018年秋、ヴィノスやまざきの買付隊は現地に飛びました。

オーナーのブレントさんが用意してくれたサンプルをテイスティングした際に、
「美味しいけど、ちょっと物足りないような・・・」
と感じた買付隊。

「お客様の期待に応えるには、これまで以上にインパクトのある味わいのワインにしないと!
もっと濃厚で、ダークチョコのようなニュアンスを強くしてほしい・・・」と直談判。

「分かった・・・そこまで言うなら、ぶどうのブレンドを少し変えて、樽熟成の期間も長くしてみよう。」
と応えてくれたブレントさん。

納得のいく味わいができるまで、テイスティングとディスカッションを重ねたため、予約してから入荷までに1年以上の時間がかかってしまいましたが・・・最新2016年ヴィンテージが完成しました。

こうして出来上がったスタディ・イン・ブルー2016は、「サクラアワード2020」で最高賞のダイヤモンドトロフィーを獲得。
同じワインで、二度目の獲得という快挙を成し遂げました。

これもひとえに、日本のお客様のおかげです。
お客様からいただいた声を生産者に届け、ワイン造りに活かすことができたからこそ、今回のうれしい受賞に繋がりました。

ところで、ウォーターストーンの顧客の半分以上は、地元のレストランだそうです。
カリフォルニア州では、外出規制がいったん緩和されたものの、感染者数の増加によって再び外出制限が強化される可能性もあり、「心配が尽きないよ。でも日本でスタディ・イン・ブルーが人気と聞いて、うれしいよ!」と話すブレントさん。

応援の気持ちも込めて、この機会にぜひスタディ・イン・ブルーをお楽しみいただけたらと思います。

本島

小さな農家の、大いなる情熱が詰まったスパークリングワイン

店頭やお電話で、「最近少しずつ、しばらく会っていなかった家族や友人と会う機会が増えたので、乾杯はやっぱりスパークリングワインが飲みたい!」という声を耳にするようになりました。

店頭で人気の、でも通年は店頭に並ばない希少なスパークリングワインが、ひさびさに入荷いたしました。
現地の生産者から、メッセージが届きましたので、ご紹介いたします。

ご紹介したのは、こちらのスパークリングワインです。

シャトー・レ・グラーヴ・クレマン・ド・ボルドー

蔵直(R)ワインの蔵元を訪ねると、
「あの人気ワインは、こんなに小さな蔵元が造っているの!?」
と驚くことがあります。

シャトー・レ・グラーヴ」は、まさにお付き合いしている中でも、最も…と言えるほど小さな蔵元。

フランス・ボルドー地区は、荘厳な「シャトー(フランス語でお城の意味)」が街道の両脇に立ち並ぶ、世界的に有名なワイン産地。その中で、ひっそりと構えるこの蔵元の看板は、「本当にここでワインを造っているの…?」と思ってしまうほどです。

しかしながら、造っているワインは、現地の有名雑誌でも高評価を獲得するほど質の高さに定評があり、ヴィノスやまざきでも20年以上愛され続けるロングセラーです。

家族で営む「シャトー・レ・グラーヴ」は、当代のジュリアン・ポヴィフさんで3代目。
代々受け継いできた18haの畑で、地道に真摯に、ぶどう栽培とワイン造りに向き合っています。

実際に彼らのぶどう畑に足を運ぶと、その小規模さに驚いてしまいます。

ぶどう畑は緩やかな斜面に広がっているため、非常に風通しがよく、ぶどうを病気や害虫から守ってくれます。そのため、農薬の使用を最小限に抑え、自然に配慮したサステイナブル農法でぶどうを栽培しています。

昨年には、フランスの農林水産省が定めた保全農法の認証「HVE(Haute Valeur Environnementale=環境価値重視農業)」の最高ランクを取得。
2019年産のワインから、認証のマークも記載できるようになりました。

3代目のジュリアンさんにこだわりを伺ったところ、
「醸造技術もさることながら、一番大切なことは、ぶどうに愛情を注いであげることなんだ。」
と、畑仕事に対する情熱が伝わってきました。

収穫もすべて手摘みで行い、厳しくぶどうを選別する姿勢は、職人さながら。
彼らのワインは、まさに「ぶどう農家の、手造りのワイン」なのです。

そんなジュリアンさんが造るスパークリングワインが「シャトー・レ・グラーヴ・クレマン・ド・ボルドー」。

柔らかい泡立ちに、柑橘類やフローラルな香り、心地よい酸が感じられるふくよかな味わいが、この時期たまらなく美味しい一本です。

いつもご利用いただいているお客様の中には、シャトー・レ・グラーヴといえば赤ワインと白ワインのイメージが強く、「え!?レ・グラーヴのスパークリングワイン?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

このスパークリングワインは生産量がとても少なく、一年を通して店頭には並ばないのです…。

3年前に現地で試飲した際、「ぜひ分けていただきたい!」と交渉しましたが、「地元の顧客から注文をもらっている分しか造ってないので、すぐには難しい」と、一度は断られてしまいました。
そこで「日本のお客様のために造ってほしい」とお願いし、1年かけようやく入荷を果たした商品です。

昨年から少しずつ輸入できるようになりましたが、それでも年間で分けていただける量は2000本前後のみ…。
これが、店頭に並んでもすぐ売り切れてしまう理由です。

そんな希少なスパークリングワインが入ったセットを、ご用意しております。

プレステージ・スパークリングワイン6本セット

これからの季節に飲む機会が増えるスパークリングワインを、ストックしておくのにぴったりのセットです。

20年以上愛され続ける蔵元の、想いと情熱が詰まったスパークリングワイン。
ぜひ一度、お試しください。

鶴見

食いしん坊Cookブログ【体がよろこぶ!ブルーチーズの万能ソースレシピ】

毎週日曜日に、簡単レシピを動画でご紹介しております【食いしん坊Cookブログ】。
今週は、やみつきになること間違いなし!サラダと相性抜群のブルーチーズソースをご紹介いたします。
 
先日某テレビ番組にて、「食べてやせるウラ技」に、チーズを効果的に摂取することがダイエットに繋がると紹介されました。
 
チーズはそのまま食べても美味しいですが、ひと手間を加えると、万能な調味料にも変化します!
ぜひ色々なレシピでご堪能ください。

 クルミやオリーブオイルは、チーズ同様、良質な脂質がたくさん入っており、ダイエットにおすすめの食材です。
 
そして、チーズに含まれていない食物繊維やビタミンCは、野菜を一緒にとることでカバーできます。
ぜひ一緒にお召し上がりください♪



先日より、都道府県をまたぐ移動自粛が解除され、ご家族やご友人と一緒に外食や外出を楽しまれている方も多いのではないでしょうか。
 
もちろん、外に出かける時は“マスクを付けながら”“三密を避ける”などの注意は必要ですが、それでも久しぶりの外出は本当に嬉しいですよね!
 
また、最近ではこれまで以上に家の中で、ご家族やご友人との楽しい時間を大切にする方も増えているそうです。


実はワインや日本酒の専門店である当店が、お子様やアルコールが苦手な方でも楽しめるようにと、買い付けたシードルがございます。



『1日1個食べれば医者いらず』と言われるりんごですが、フランス最大のりんご産地ノルマンディは、シードルの銘醸地でもあります。
 
シードルは、りんごを丸かじりしているようなジューシーな味わいで飲みやすさ抜群!
(低アルコール・甘口タイプ2.5%)


「アルコールが苦手、でも友人や家族と一緒にお酒を楽しみたい…」
こうしたお客様の声に応えるべく、美味しい低アルコールのお酒を求めて現地フランスを訪れ、ノルマンディ地方で出会ったのが、シードルを造るりんご農家のフルニエ家でした。
 
当店のロングセラー商品の一つであるフルニエ家のシードルは、過去にはパリの農業コンクールにおいて金賞を受賞し、りんごの栽培に農薬を使用せず、果実の味わいを活かして造られています。
 
 
日本の食用りんごより二回り小ぶりなフランス産のシードル用りんごは、果肉に対して皮の表面積が大きいため、皮の成分が抽出され、より濃厚な味わいを楽しめます。


 
じつはりんごの皮にも、赤ワイン同様ポリフェノールが多く含まれており、特にこのフルニエ家が造るシードルは、高いりんごポリフェノール含有量を誇ります。
 
体に良い健康成分として話題のポリフェノールで、錆びない体づくりを始めましょう!
 
 
現地のテイスティングルームを訪れた際、本当はファミリーや来訪者へだけ案内しているオーガニック・りんごジュースも、日本のお客様にお届けするため、交渉を重ね、ついに譲っていただくことに成功しました。
日本へは、もうまもなくで到着となります!


 
ドレッシングの中に少しだけりんごを入れることで、よりシードルとの相性が抜群になるこちらのチーズレシピ。
ぜひ、美味しく健康で中からキレイになりましょう!
 
岩谷

全国屈指のワイン売場「そごう横浜」で人気の有機ワインとは?

こんにちは、そごう横浜店店長の田積です。

先日、ヴィノスやまざきの新店舗「CIAL横浜店」がオープンいたしました。
(6/18ブログ記事)
初日からたくさんのお客様から応援メッセージなどを頂戴し、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます。

実は、ヴィノスやまざきは横浜東口のそごう横浜店内にもお店がございます。
こちらはヴィノスやまざきだけでなく、エノテカさん始めワインショップが集結した、全国でも屈指のデパートです。

そごう横浜店も最近売場をリニューアルし、西口東口2店舗、力を合わせて頑張っていきます!


今日は、私が昨年フランスに買付に行ったときに、ワイン造りやその味わいに感動し、長い間愛され続けている理由を再確認した、思い出のワインをご紹介したいと思います。

蔵直®ワイン開始当時、お客様から「毎日飲める1000円台で、美味しい赤ワインを探してきて!」という声でフランスに渡り、ヴィノスやまざき原点の地、南フランスで出会った「シャトー・レゾリュー」。


家族経営でぶどう栽培からワイン造りまで行なっているこだわりの生産者で、その丁寧な仕事ぶりと、ワインのコストパフォーマンスの高さに驚き、初の輸入をしてから25年以上になります。

かつて有名評論家の方から「1本1万円の味わい!」との高評価を頂いたこともある「シャトー・レゾリュー・赤ラベル」は、今もなおヴィノスやまざきの蔵直®ワイン第一号としてお客様より愛されています。


でも実は、そのさらに上の、「シャトー・レゾリュー・青ラベル」というワインがあることをご存知ですか?


何がそんなにすごいのか…?
このブログをご覧の方に、お伝えしたいと思います!


①生産量の少ない「青ラベル
「青ラベル」は生産量が限られるので、1年を通じてヴィノスやまざきの店頭でご案内することができません。ゆえにもし見かけたら、お手に取っていただくことをおすすめします!

②樽熟成の違い
熟成期間と使用する木樽の種類が違っています。一部新樽により長い期間熟成される「青ラベル」と、数年間使用した樽にて熟成を行う「赤ラベル」。新樽を使用すると樽由来の香りやパワフルな味わいが一層引き立ち、コクのあるワインへと変化します。


③ぶどうの樹の違い
ぶどうの樹の樹齢が古いものを「青ラベル」に使用しています。たくさんの栄養を地中から取り込み、凝縮したぶどうが育ちます。
しかし「赤ラベル」に使用しているぶどうの樹齢も25年~50年と、いわゆる“古木”に近い樹齢です。
一般的に樹齢が上がると生産量が落ち、樹勢が弱くなるため栽培も難しくなりますが、質の良いぶどうにこだわる蔵元は妥協しません。


さらに、畑では自然農法でのぶどう造りを行うこだわりよう。
当時から変わらず自然農法を行っていましたが、近年有機栽培の認証申請を行い、一層の品質向上を目指しています。


しかしながら、蔵元曰く「有機栽培の認証を申請したからといって、飛躍的に味が変わるわけではない。昔からこの畑では自然堆肥でぶどうを育て、テロワール(畑の気候や土壌などの環境)を感じるワインを造っているんだ。」とのこと。

実際に飲んでみると、しっかりとした果実のボリューム感と、樽熟成によるカカオのようなニュアンスと共に、少しハーブの香りも感じられます。
「畑に自生しているハーブの香りがぶどうに移っているからだろうね。」と仰っていました。


あまり店頭に並ぶ機会の少ない「シャトー・レゾリュー・青ラベル」ですが、見かけた際にはぜひ一度お試しいただきたいワインです!

25年間のロングセラーは、伊達じゃありません!
 
そごう横浜店 田積
 

【ソムリエおすすめレストラン】あの名店の味をご自宅で! ~レストラン・ラッセのパスタと楽しむワイン~

「最近、あまり外食してないな」という方も多いのではないでしょうか。

ここ2~3カ月、色々なレストランで、テイクアウトなど今ならではのサービスを始めています。
今こそ、ぜひ行っていただけたら・・・ということで、ヴィノスやまざきとお付き合いのあるとっておきのレストランをご紹介いたします。

今回伺ったのは、東京・目黒にある隠れ家イタリアン「レストラン・ラッセ」。

村山太一シェフは、イタリアの二つ星レストラン2店で経験を積んだ後、三つ星レストランで副料理長として腕を振るい、帰国後の2011年に「レストラン・ラッセ」をオープンしました。
素材の魅力を最大限に引き出した本場のイタリア料理が楽しめると、多くのファンを持つ名店です。

席の間隔も広くあけていて、ゆったりと安心してお食事をお楽しみいただけます。
目黒でお散歩される際は、ぜひ予約をして行ってみてくださいね。

現在、ヴィノスやまざきで人気の甘口白ワイン「3ブリッジズ貴腐ワイン」を、食後のデザートワインとしてサービスしていただいております。
はちみつのような、とろっとした甘さがたまらないこちらのワインは、デザートとの相性も抜群。
無くなり次第終了となりますので、ぜひお早目にどうぞ!

そして現在、パスタのテイクアウトも行っています。
ミシュラン星付きイタリアンの味わいが、ご自宅でもお楽しみいただけます。
※予告なく変更・終了となる場合もございますため、詳しくはレストラン・ラッセまでお問い合わせください。

さっそく出来立てのパスタをテイクアウト!
こちらのワインを合わせました。

フィオリータ・フランチャコルタ・ブリュット

フランチャコルタは、イタリア北部のロンバルディア州で、シャンパーニュ製法で造られるスパークリングワイン。
(→スパークリングワインの種類について、詳しくはこちらから

「週末は美味しいお食事に合わせて、ちょっといいスパークリングワインを飲みたい」
そんなとき、フランス産のシャンパーニュを選ばれる方も多いかと思いますが、イタリアンに合わせるなら、やっぱりイタリア産のスパークリングワイン!
きめ細かな泡と華やかな香り、コクのある味わいは、パスタとも相性抜群です。

イタリアの小さな家族経営の蔵元が造る、こちらのスパークリングワイン。
手頃で美味しいフランチャコルタを求めて、現地を訪問し、出会いました。
生産量のほとんどが、国内の顧客に販売されている、小規模な生産者です。

じつはこちらの一本は、ヴィノスやまざきの「蔵直ワイン定期便」だけで手に入る、限定商品です。

蔵直ワイン定期便」では、直接蔵元に足を運ぶからこそ見つけることができる、ぶどう農家が自家消費用に造るワインなど、ここでしか手に入らないワインをお楽しみいただけます。

今年春のご予約分は、お申込み期間が過ぎてしまいましたが、ここだけの話…じつは少しだけ、予備の分がございます。
ぜひお近くの店舗または、お電話(0120-740-790)、LINEにてお気軽にお問い合わせください。

おうちイタリアン、おうちフレンチ、そしてもちろん手作りのお料理にも、蔵直ワイン定期便をご利用ください!

本島

▼本日ご紹介したお店
レストラン・ラッセ
TEL:03-6417-9250
HP:http://lasse.jp/
目黒駅より徒歩4分



 

父の日に「特別」を贈りませんか?~思い出と共に限定古酒で乾杯を~


今週末の日曜日は父の日ですね。お渡しになるプレゼントはもう決まりましたか?

私の場合、「こだわりが強い父には、少し特別なものを贈りたい!」と思っているのですが、何にしようか悩んでいる間に時間だけが過ぎて行き、いつも直前になって焦ってしまいます。
同じお悩みをお持ちの方も、多いのではないでしょうか…?

なかなか手に入らない特別なワインをお探しの方には、“古酒”がおすすめです。


ほとんどのワインにはぶどうの収穫年を表す“年号”が記載してあります。明確な定義はありませんが、一般的に10年以上前のものを“古酒”(ヴィンテージワイン)と言うことが多いようです。

「ワインは全て熟成させた方が良いのか?」というと決してそうではなく、1~2年で飲んだ方が美味しいフレッシュな味わいのものや、5年程度で味のピークを迎えるワインもあります。

しかしながら一部の赤ワインなどは熟成が進むことで、渋みがまろやかになり、複雑な香りと余韻の長さが増していきます。長期熟成を経ることで他に代えがたい味わいが生まれます。


ただし”熟成”には、ただ置いておけばいいというわけではなく、温度・湿度、光などの保存環境が非常に大切で、適切に保存をしないと劣化してしまい、お酢に近い味わいになってしまいます。

正しい環境で長期熟成を施したワインは本数が少なく、熟成のための手間とコストによってどうしても値段が高くなり、私たちワインに携わる人間ですら入手するのが困難なことが多いのです。



・・・今、そんな希少なヴィンテージワインが限定数入荷をしております。
すぐに売れてしまうのであまり大きな宣伝をしませんでしたが、今回父の日も近いので、少しだけご紹介させていただきます!

ボデガス・フランコ・リオハ・グラン・レセルバ 1999

スペインの銘醸地、「リオハ」で1890年から続く老舗蔵元。良質なワイン造りで定評があり、地域のリーダー的存在でもあります。その長い歴史の中では、ヘミングウェイやスペイン国王アルフォンソ13世などの偉人もこの蔵を訪問しています。

昨年「蔵直ワイン定期便」という、月に1回、特別なワインをご紹介する頒布会にて、この蔵元のワインをご紹介したところ、大反響をいただきました。(蔵直ワイン定期便についての詳細はこちらをご覧下さい
そこで今回は蔵元に無理なお願いをして、特別にセラーの奥から21年熟成のワインを譲っていただくことに成功しました!


■エスプリ・ド・ペノティエ1998

当店と20年以上のお付き合いがある南フランスの蔵元「シャトー・ド・ペノティエ」。輸入当初から味わいについて私たちと徹底的に話し合い、「日本のお客様が満足する」ワインを造るために有名醸造家を招き入れ、飛躍的に品質が向上しました。
現オーナーの“マダム・ミラン”と弊社買付隊長の種本とは、パートナーであり戦友のような関係。このワインはそんな長い付き合いだからこそ、分けていただけた特別な1本です。

ワインの名前である「エスプリ・ド・ペノティエ」とは直訳すると「ペノティエの魂」。
まさに南フランスワインを極めたペノティエが、魂を込めて造る力強くてコク深い、本格的な赤ワインです。22年の熟成を経ることで更に複雑味や上品さが加わり、まさに“マダムが手掛けるワイン”として女性らしさ、華やかさが表現されています。


■ウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2007

ナパ・ヴァレー産のワインは世界でもトップクラスの銘醸地として知られ、高級なものだと数万円~数十万円するものも存在します。そんな中で「ウォーターストーン・ワイナリー」は「美味しいナパヴァレーワインを手頃な価格でお届けしたい」という想いのもと、ナパ・ヴァレーの中でも銘醸地区のぶどうを使用し、お客様が求める味わいのワインを造り続けています。

ナパ・ヴァレーのワインは比較的早い内から楽しめるものが多いため、こんなにも長い熟成を施したものは大変希少です。
しかしながらオーナーであるブレントさんは、「このワインは時間をかけてゆっくり楽しんで欲しい」と語ってくれました。特にこだわっているのは食事との相性を考え、フランスボルドーを彷彿とさせるクラシックスタイルで仕上げるということ。そのため長期熟成を経てこそ、上品で繊細な味わいが生まれるそうです。

今回譲ってもらえた本数は非常に少なく、週末までご案内できるかわかりませんが、是非お早めにお求めいただければと思います。



これらの熟成ワインを楽しむ際には、その年の写真や思い出を語らいながらお召し上がりください。
今年の父の日は、直接お渡しになれない方も多くいらっしゃるかと思いますが、プレゼントにプラスして、電話やメールなどで一言思い出を添えて贈られてはいかがでしょうか。

ご家族の素敵な1日に華を添えるワインとして、お楽しみくださいませ。

駒木根

特別なお客様へ ~弊社社長 種本よりメッセージ~

関東では、まるで真夏のような毎日ですが、皆様お元気でお過ごしですか?
5月は緊急事態宣言により休業していたヴィノスやまざきの店舗も、やっと再始動いたしました。
不安だったこの期間、私たちを支えて下さった皆様に心より感謝申し上げます。
 
さて、本日はご報告があります。
6月18日(木)、横浜駅西口に開業するCIAL(シャル)横浜に、ヴィノスやまざきの新しいお店がオープンいたします。


 
蔵直ワインだけでなく、先代の頃から愛されてきた地酒等も豊富に揃えた、まるで静岡本店のようなお店です。



今回新しい取り組みとして、ワインサーバーを使った、小瓶で提供できるワインの量り売りコーナーを設けました。




実は、このお店を出店することはとても悩みました。
このような時期に新しい店舗をオープンしていいものか、社内でも賛否両論ありましたが、最後まで反対していたのが他でもない、この私です。
 
しかし、「どうしてもやらせてほしい」という社員達の想いを尊重し、数々の反対意見を解決して、ついにオープンを迎える事ができました。




ふと考えると、これは運命だったような気がします。
ご縁というのは不思議なもので、いくら反発してもなぜか引き寄せられます。
 
それが、まさにこの横浜での新店オープンだったと感じます。
 
私は縁あって横浜の大学で4年間を過ごしました。
山手のキャンパスに通い、元町商店街でアルバイトをしたこの地は、まさに第二の故郷ともいえる街なのです。
 
当時、進路に迷った時に、父からこう言われました。
「横浜は港町。新しい文化を取り入れる街だ。そこで勉強してこい」
この一言がきっかけで、横浜の地で学ぶ決心をしました。
 
専攻は英米文学。大好きなシェイクスピアのゼミを選びました。
ゼミの合宿で教授のお宅で初めてアイスワインを飲み、ワインの美味しさに感動したのを覚えています。
 
そして、卒論のためにどうしてもロンドンのシェイクスピア劇場に行きたくて、父が積み立てして行く予定だった、酒屋さんの欧州ワイン視察ツアーに代わりに行かせてもらったのが、ワイナリーへの初めての訪問でした。
 
私はプライベートを人に話すことはあまりないのですが、この時の体験がきっかけでワインの世界に入ることになったような気がします・・・。
 
その後引き継いだ、静岡の小さな酒屋の継続は大変でしたが、私たちを支えてくれたのが、素晴らしいワインを造る蔵元さんたちとの出会いでした。



偶然にも、今、そんなワインたちは横浜港で荷揚げされています。
 
毎日、大学通学の時に通った西口の改札…その改札口のすぐ前に、まるで私が生まれ育ったヴィノスやまざき本店のようなお店がオープンします。
 
しかも、こんな時に!
まるで夢を見ているような気持ちでした。
 
横浜での大学生活がなかったら、ワインの仕事をしていなかったかもしれない。ワインの勲章を頂いたり、フランスのシャトーでワインを造らせてもらうこともなかったかも・・・
私の人生の分岐点は、横浜だったような気がします。


経営者として出店を反対したものの、この思い出の場にお店を出したかったのは、私自身かもしれません。
そして大好きな横浜に出せて喜んでいるのは、もしかしたら先代の父かもしれません。


この時期のオープンということで、残念ながら特別なことは何もできませんが、私の人生を変えたワインたちをセレクトさせていただきました。
 
どうぞ、私の人生を変えたワイン一本一本を楽しみながら、ヴィノスやまざきの新しいお店を応援していただければ幸いです。


横浜の大学で学んだシェイクスピアが、こんなことを言っていました。
「人生は舞台である」と。
現在、皆様もとても厳しい環境下にいると思います。
でも、そんな一幕の後には素晴らしいハッピーエンドが待っている・・・。
どうか、それを信じて、みんなで頑張っていければと思います。
 
そごう横浜店やたまプラーザ店など、ヴィノスやまざきや自分自身を育ててくれた横浜に。そして何より、今まで支えて下さったお客様や生産者の皆様に感謝をこめて「ありがとう横浜セット」と、名付けました。

≪ありがとう横浜セット≫
https://www.v-yamazaki.co.jp/shop/g/gX-CIAL100A/


また、私の人生の岐路にもなった、「アイスワイン」もとても思い出深く、今回特別に入れたセットもご用意しました。

≪社長のワイン人生セット≫
https://www.v-yamazaki.co.jp/shop/g/gX-CIAL100B/

感謝と祈りを込めて

ヴィノスやまざき 取締役社長 種本祐子


▼店舗の詳細▼
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30)
※当面の間:10:00 ~20:00
電話番号:045-595-9181
アクセス:JR東日本 横浜駅 / 東急東横線 横浜駅 / 相鉄線 横浜駅
住所:〒 220-0005
神奈川県横浜市西区南幸1-1-1
JR横浜タワー B1F
https://www.v-yamazaki.co.jp/blog/store/scialyokohama/

【家のみのすゝめ】暑い季節も健やかに!冷やして美味しい赤ワイン

「赤ワインで免疫力アップしたいのですが・・・冷やして美味しい赤ワインはありますか?」

そんなご質問を、お客様からいただきました。

抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富で、身体に良いとされる赤ワインですが、暑くて赤ワインを飲むのがちょっと・・・という方は、他にもいらっしゃると思います。

そんな時には、フルーティな赤ワインを軽く冷やして、すっきりと召し上がっていただくのがおすすめです。
→「冷やして美味しい赤ワイン選び」のポイントはこちらから

ヴィノスやまざきのスタッフで、「冷やして美味しい赤ワインNo.1は何か?」を話し合ったところ、圧倒的人気だったのが、こちらのワインでした。

ハート・オブ・クラウディア シラー

カリフォルニアの有名なワイン産地ナパ・ヴァレーにもぶどうを卸している産地、モントレー地区の完熟したシラー種を使用。

ベリーのような果実の旨みがギュッと濃縮していて、ほのかに感じるスパイシーな風味が、本当に美味しい!

しっかりとした骨格があるのに、フルーティで柔らかく、過去には雑誌『男子食堂』の「家呑みワイングランプリ」で、プロのソムリエの方々に選ばれたこともある実力派です。

もちろんそのまま召し上がっていただいても美味しいですし、軽く冷やしても、とても美味しいのです。


じつはこのワイン、カリフォルニアの有名ワイン産地ナパ・ヴァレーの実力派ワイナリー「ウォーターストーン・ワイナリー」に、特注で造っていただいているもの。

もともと、ヴィノスやまざきがカリフォルニアワインを始めるきっかけになったのは、モントレーのパライソぶどう園でした。
彼らが造るシラー種の赤ワインが大人気となるも、パライソぶどう園はワイン醸造ではなく、ワイナリーにぶどうを卸す農業に力を入れ、シラーの生産を中止したのです。

がっかりする私たちを励ましてくれたのが、パライソぶどう園のオーナーの奥様、クラウディアでした。

「だったら、このぶどう園の元醸造家が勤務するウォーターストーン・ワイナリーに、醸造をお願いしてあげる」という経緯で、このワインが誕生しました。

名前は Heart of Claudia クラウディアの真心・・・

ぶどう選びもこだわり、ウォーターストーン・ワイナリーの凄腕醸造家が造るわけですから、素晴らしいワインとなりました。

さらに、本当に、お値段が安いのです。
パライソのシラーの半額近く・・・

これも、ぶどうから買付け、特注でワインを造っていただいているからこそ、実現できた価格。
人気のコスパワインで、お待ちいただいている方も多いと思います。

毎日飲める本格ワイン・・・
どうぞ冷やして、カマンベールなどクリーミーな白カビチーズや、コンテなどの旨みの強いチーズとあわせてお召し上がりください。

「赤ワイン」+「チーズ」で、今年の夏を元気に乗り切りましょう!

本島

P.S. 毎日飲みたい!という方には、ケースでのご購入で【10%OFF】とさらにお得です。

また、「ハート・オブ・クラウディア・シラー」が入った、家飲みにぴったりのワインセット第二弾をご用意いたしました!
ぜひ、家飲みをお楽しみくださいませ!



 

【家のみのすゝめ】1本で2回楽しめる白ワイン!

家飲みで、お料理に白ワインを合わせる時、

オードブルなどさっぱりとしたお料理には、キンキンに冷やした白ワインを。
そして、メインのグリルした魚やお肉には、コクのある白ワインを合わせたい。

でも、一度に2本もワインをあけるのはちょっと…

そんな時に助かるのが、フルーティでふくよかさがありながら、しっかりと樽で熟成した白ワインです。

冷やすとすっきりして、サラダや前菜にぴったり。
でも、樽熟成による旨みもあって、何とも言えず美味しい!

そして、このような樽熟成した白ワインは、温度が上がると、本領を発揮するのです。
酸味が和らいで、樽の豊かな香りを前面に感じるボリューム感ある味わいは、メイン料理にもばっちり合わせられます。



しかしながら、このような樽熟成した良質な白ワインは、フランス・ブルゴーニュ地方のような有名産地で探すと、どうしても高額なものになってしまいます。

ヴィノスやまざきが、世界中の小さな蔵元からワインを直輸入するのは、こういった白ワインも、手頃な価格でご紹介したいから。

たとえば、26年前に初めて輸入した「プティプロ・シャルドネ樽熟成」は、手頃な価格ながら、「しっかりと樽熟成した、本格的な味わいが楽しめる!」と、25年以上人気のロングセラー白ワインです。

そして、ヴィノスやまざきの「樽熟成白ワイン」の中でも、根強い人気を誇るのが、こちらのワインです。

アルタム・シャルドネ

グラスに注ぐと輝く黄金色で、豊かなぶどうの香りが広がります。
口に含むと、果実味だけでなく、しっかりとした酸味も感じられます。
また、10カ月の樽熟成によるハチミツやバニラのような香りがあふれ、余韻も長く、骨格のしっかりとした味わいです。


じつは、キンキンに冷えていると美味しく感じる白ワインでも、温度が上がると甘ったるく感じてしまうことがあります。
良質な白ワインでないと、本当に「1本で2回」は楽しめないのです。

温度が上がっても美味しい白ワインは、収穫量を抑えてぶどうの旨みがしっかりと感じられる、樽熟成しているけれども樽の香りが強すぎないなど、簡単そうで結構難しいのです。

そんなワインを、手頃な価格で楽しめるのは、蔵直便ならでは。
蔵元まで訪問し、畑や樽熟成の仕方を確かめて、味わいもチェックしているからこそお届けできるのです。

このワインを造る蔵元「テラマター」との出会いは、今から15年以上前。

今でこそ、日本に輸入されるワインの国別輸入量でNo.1のチリワインは、「安旨ワイン」として高い人気を誇りますが、当時の日本は「ワインといえばフランス」という時代。

まだまだチリワインの知名度は低く、手に取る人も少なかった中で、本当にコストパフォーマンスが高いワインを見つけるべく、片道30時間以上かけてチリに渡り、出会ったのが「テラマター」でした。

チリでは大量生産のワイナリーも多い中で、テラマターは「全てのワインを、自社畑のぶどうから造る」というこだわりを貫いています。

中でも、この「アルタム」シリーズは、蔵元のこだわりが詰まったワイン。
チリの有名なワイン産地の中でも、さらに単一畑のぶどうのみを使用し、その土地ならでは味わいを表現しています。

本日ご紹介した「アルタム・シャルドネ」の他にも、品種や産地の違いを楽しめる「コクあり白ワイン6本セット」が、これからの季節、家飲み用のおまとめ買いにおすすめです!

お得さだけでなく、

・職人の技が詰まったブルゴーニュの白ワイン
パスカル・ボンノム・ヴィレクレッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ2018
・ヴィノスやまざきの超ロングセラー人気ワイン
マルキ・ド・ペノティエ・シャルドネ・樽熟成

など、一度は召し上がっていただきたいワインが入っていますので、ぜひお試しください!

本島

食いしん坊Cookブログ【日本酒にも合う レンコン生地ピザ 編】

毎週日曜日に、簡単レシピを動画でご紹介しております食いしん坊Cookブログ。
今週はワインだけでなく、日本酒にも相性のいい和風ピザをご紹介させていただきます。

ピザ生地の代わりにレンコンを使用しているため、ヘルシーで低カロリー!
いつまでも元気でいて欲しい大切なご家族へ、料理で日頃の感謝をお伝えしてみてはいかがでしょうか。
 

こちらの和風ピザにぜひ合わせていただきたい日本酒が、「初亀 純米吟醸 粋囲」です。
今回のピザの味付けはサラミとチーズだけ!同じ発酵食品として日本酒とチーズは大変相性がいいので、ぜひたくさん乗せてくださいね。


ヴィノスやまざきの本店がある静岡県。
その中でも県で一番古い歴史があり、寛永12年(1636年)から蔵を構える「初亀酒造」は、“元祖プレミアム地酒の蔵元”とも呼ばれています。
 

 
彼らの名前が全国に知れるようになったのは、約40年前。
日本で初めて“一升瓶(1800ml)で1万円”という大台を超えた価格の日本酒をリリースしたことがきっかけでした。

当時の日本酒は高くても一升瓶で3000円程…
そんな時代に高精米、熟成など当時の最先端技術で造った、初亀酒造の「」は非常に話題になりました。そして“プレミアム地酒”として有名になり、今でも当店ロングセラー日本酒のひとつです。
 
そんな革新的な日本酒を造り出す初亀酒造が、ヴィノスやまざきのお客様の為だけに造り上げたのがこの「初亀 純米吟醸 粋囲」です。
 



使用するお米は”酒米の王様”「山田錦」をルーツに持ち、より静岡の気候風土にあった酒米である、静岡発祥の「誉富士」です。
 


初亀酒造の酒造場からすぐ近くの田園で、地元農家の方たちと一緒に、蔵人が田植えを行い育てた酒米を中心に使用しています。
この地域は、山あいにあるため寒暖の差が大きく、また水捌けが良い土壌で、高品質な酒米が造られます。
 


意外かもしれませんが、日本酒ではこのように“蔵人が酒米から育てること”はとても珍しく、ワインで言えば、「ドメーヌ」や「エステート」などと呼ばれる自社栽培に近いかたちで、自分たちにとって理想の酒米を自らの手で造り上げています。


吟醸酒特有の完熟フルーツのような香りをほのかに感じ、口の中いっぱいに芳醇な旨味を感じながらも、端麗でキリッとした味に仕上がっており、食中酒として飽きのこないお酒です。


商品名の「粋囲」とは、【粋なお酒を粋な人たちと囲って飲んでほしい】という意味が込められています。
「どんな時でも楽しめるように」と、ラベルは初亀酒造の社長自ら手掛け、「粋」を感じていただけるデザインに仕上げました。
 



細部に至るまで、初亀酒造とヴィノスやまざきの情熱が込められたこだわりの日本酒を、父の日のプレゼントに贈られてみてはいかがでしょうか。


岩谷


 

 

【お店だより】沼津店より、今話題の濃厚赤ワインをご紹介します!

 

沼津店 店長の荻田です。
 
先日、沼津店で毎月「蔵直ワイン定期便」をご利用いただいているお客様との会話で、とある蔵元のワインについて、とても盛り上がったのでご紹介いたします。
 

「蔵直ワイン定期便」は、毎月一回、通常は店頭に並ばない限定ワインやおつまみなどを中心に、会員のお客様だけにお届けする定期コースです。
 
「去年の定期便のあの赤ワイン、果実の凝縮感があって、とても美味しかったよ。
もう二度と飲めないと思っていたけど、同じ蔵元の別のワインなら、今手に入るんだね!」
 

ドメーヌ・クードゥリ・エヴィダンス 2017
 
昨年夏のフランス買付で見つけたばかりの、こちらの蔵元。
私もそのワインを初めて口にしたとき、濃厚な味わいに驚きました。
 
 
■ドメーヌ・クードゥリとの出会い
 
ヴィノスやまざきの買付隊は、これまで25年以上にわたって、世界中のさまざまな国や地域を訪問し、
お客様に満足していただける、手頃で美味しいワイン」を探してきました。
しかしながら、納得できる味わいのワインになかなか出会えないことも多くあります。
 
じつは、南フランスの有名産地「ローヌ地方」のワインも、その一つです。
 
お客様から「美味しいローヌのワインはないの?」という声はいただいていたものの、買付隊が自信を持っておすすめできるワインが少なく、ローヌワインが店頭に並ばない時も多くありました。
 
 
しかし昨年夏、「ローヌ地方に、小さいながらもこだわりのワインを造る蔵元がある」という情報が!
 
「今度こそ、お客様に満足していただけるローヌワインを探そう!」と意気込みの中、買付隊は「ドメーヌ・クードゥリ」という蔵元を訪ねたのです。
 


ドメーヌ・クードゥリ」は、ローヌ地方で有機農法のぶどう栽培と、ワインを造る新進気鋭の蔵元。
ぶどう栽培からワイン造りまでをすべて自分たちで行う、小規模な若手の生産者です。
 
ワイナリーに着き、さっそく数種類のワインをテイスティングさせてもらった買付隊。
 
「ナチュラルなぶどうの味わいがしっかりと感じられて、美味しい!」
と興奮さえ覚える、大満足の味わいでした。
 

 
中でも、買付隊メンバー全員が口を揃えて「自信を持って、日本のお客様にお届けしたい!」と言ったワインが、「ドメーヌ・クードゥリ・エヴィダンス」です。
 


ぶどうの果実味をしっかりと感じられるだけではなく、上品で落ち着いた酸味と、なめらかな渋みが溶け合って、バランスの取れた素晴らしい味わいです。

フランス・ローヌ地方の銘醸地と言えば、“法王のワイン”と呼ばれる「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」地区のワインが有名ですが、高級産地のため、通常5000円以下で探すのは難しい産地です。

このワインはそんな「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」に近いニュアンスを感じられつつ、親しみやすい果実感とタンニンの柔らかさ。そして価格が2,580円でご案内できるとあって、買付隊も大興奮!


なぜ、そのような味わいを感じられたのか?
彼らは、「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」地区から10km程度しか離れていない、「リラック」と呼ばれる地区に小さな畑を所有しています。
 
畑の特徴のひとつは、丸い小石で覆われた土壌。
これは「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」の畑でもよく見かけます。
丸い小石によって、水はけと通気性が良くなり、ぶどうの成長を手助けしてくれるのです。
 


さらに詳しく話を聞くと、こう教えてくれました。
 
「この畑は、寒暖差が大きく、冬は4~5度の厳しい寒さになる一方、夏は45度まで気温が上がることもあるんだ。でも乾燥した強風が吹き抜けることで、湿気を抑え、カビや害虫も吹き飛ばしてくれる。
 
この過酷な自然環境のおかげで、農薬を使用しなくても、健康なぶどうを育てることができるんだよ。」
 


 
そして、自分たちの畑で丁寧に育てたぶどうを、全て手作業で収穫し、醸造しています。
土壌、環境、そして手作業へのこだわりが、ピュアなぶどうの味わいを生んでいる理由です。



■世界各国の濃厚コクあり赤ワインを、飲み尽くす!
 
本日ご紹介した「ドメーヌ・クードゥリ・エヴィダンス」をはじめ、世界各国の濃厚で飲み応えのある赤ワインを詰め合わせた「濃厚コクありパワフル赤ワイン6本セット」が、沼津店のお客様に人気です!
 


コクあり赤ワイン好きの方に、一度は召し上がっていただきたいワインばかりです。
ぜひ、お楽しみください!
 
沼津店 荻田

ジオリスワインが大ピンチ・・・!?

ピンチです・・・!
このたび再入荷いたします「ジオリス・ファミリーワイン赤」が、前回入荷時とは違うボトル形状で、入荷することになってしまったのです。

▼以前の販売時

▼今回販売するボトル

前回はいわゆる“ボルドー・ボトル”と呼ばれるいかり肩のボトル、
今回はなで肩タイプの“ブルゴーニュ・ボトル”で届いたのです。

「困ります!」と、ジオリス・ワイナリーのウォルター氏に問い合わせたところ、

「このワインは自家用で、一般販売用に造っているものではないからね。それをどうしても譲ってほしいと言ったのは、君たちだよね。自家用なので、その時ワイナリーにあるボトルに瓶詰しているので、今回は異なるボトル形状になるよ。」
とのこと・・・。


こちらのワインを造る「ジオリス・ワイナリー」は、カリフォルニアのカーメル・ヴァレーという産地の山奥で、こだわりのワインを手掛ける小さな蔵元です。
オーナーのウォルター・ジオリス氏が、この土地の高い可能性を感じ、自ら切り開きました。

ジオリス」のワインは、現地でもほとんど出回っておらず、顧客リストに載っている一部の人しか手に入らないような、希少なプレミアムワインも存在します。
そのため人気が高まり、年々価格が高騰してしまいました。

「彼らのワインを、もっと気軽に、日本のお客様にお楽しみいただきたい!」と、現地で交渉の末、ジオリス家が自家消費用に造ろうとしていたワインを、特別に分けていただくことに成功しました。

ジオリス・ファミリーワイン」という商品名も、これに由来しています。
⇒詳しい開発ストーリーはこちらから

この「ジオリス・ファミリーワイン赤」は、今回使用したぶどう品種はなんと、ジオリスが得意とするメルロ種が主体!
看板ワインの「ジオリス・メルロ」は7800円(税別)で、大人気のワインですから、これは非常にお買い得です。

飲んだ瞬間、口いっぱいに広がる果実の風味とほどよい渋味が、絶妙なバランスを奏でます!
木樽で19カ月熟成するのですが、樽の香りが強すぎず、柔らかい果実感と合わさってバランスの良い味わいに仕上がっています。

お肉料理だけでなく、和食や中華など、幅広いお食事と合わせてお楽しみいただける1本です。


入荷を楽しみにしていただいていたお客様には、ボトルのタイプが変わってしまい「あれ・・・?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください!
変わらない美味しさを、何卒お楽しみいただければ幸いです。

店頭にもう間もなく到着します、第二便をお待ちください!

商品部 保坂

P.S. ジオリス・ファミリーワイン白も、新年号が入荷いたしました!木樽熟成を一部施した、香り高い味わいを、ぜひお楽しみくださいませ。


 

【ソムリエおすすめ】あの名店の味をご自宅で! ~松乃鮨とワインのコラボレーション編~

まだあまり知られていないのですが、ヴィノスやまざきでは飲食店様へのワインの提供も行っており、意外なところで私たちの蔵直®ワインに出会うことがあります。

東京都、品川区にある明治43年創業の老舗鮨店「大森海岸 松乃鮨」さんも、お付き合いをさせていただいているお店の一つです。
 



4代目の手塚良則氏は、ヨーロッパ・北米に4年間駐在された経験もあり、堪能な語学力を活かして、世界へ鮨文化の発信をすることに力を入れています。
 
2019年6月には英国ロイヤルファミリーのゲストとして鮨を握った他、日本で開催されたG20大阪サミットの際には、各国首脳のファーストレディの鮨昼食会をプロデュースするなど、国内外で大変厚い信頼を寄せられています。




鮨にもワインにも精通している「松乃鮨」さんが、4月よりテイクアウトを開始し、こだわりのお寿司が自宅でも楽しめる!とのことで、早速お願いをしてみました。




豊富な種類のお魚をふんだんに使った素晴らしいお鮨には、相性のよいこちらのワインを合わせました。
 



ドメーヌ・ラミィ・ピヨ・シャサーニュ・モンラッシェ白 2018
 
「ドメーヌ・ラミィ・ピヨ」はフランス東部、ブルゴーニュ地方にある「シャサーニュ・モンラッシェ」村でワイン造りを行う家族経営の小規模な蔵元。
 



「シャサーニュ・モンラッシェ」村は、ブルゴーニュ産の銘醸白ワインとして名高い地区の一つです。
彼らは、創業した1600年頃からの長い歴史の中で、いい条件の畑だけを残しています。この土地を知り尽くしており、気候や土壌の特徴、年号の特性を生かしたワインを生み出します。
 



ブルゴーニュ地方の銘醸地「ムルソー」や「ピュリニー・モンラッシェ」の白ワインと比較されることが多い「シャサーニュ・モンラッシェ白」ですが、比べるとより柔らかい口当たりでコクが強く、豊潤な味わいのものが多く、長い熟成を経なくても楽しめます。

こちらの「ドメーヌ・ラミィ・ピヨ」のワインも、グラスに注ぐと黄金のトロっとした色と、ぶどうの豊かな香りが口いっぱいに広がります。味わいは、果実感と共に酸味も非常にバランスが良く、上品な印象すら与えてくれます。

このワインの程よい酸味が、魚介や酢飯との相性を良くしてくれるため、今回のお鮨とのマリアージュは最高のものになりました。


ご自宅で過ごされる時間が増えた今、飲食店のテイクアウトやデリバリーで、おうち時間を新しい方法で有意義に過ごされている方も多いのではないでしょうか。
今後も、皆様の毎日が健やかに、少しでも明るくお過ごしいただけるよう、ご自宅でのワインライフの楽しみ方をご紹介してまいります。

営業部 吉田


▼本日ご紹介したお店
大森海岸 松乃鮨
お電話:03-3761-5622
HP:https://matsunozushi.com/

父の日に特別な1本を贈りませんか?

もうすぐ父の日ですね。
プレゼントは決まりましたか?

母の日は贈り物をするけれども、父の日はどうしても気恥ずかしく、毎年ついつい過ぎていってしまう・・・
そんな話をしばしば耳にします。(私もこれまで何度父の日をスルーしてしまったことか・・・)
 
直接言葉で伝えるのは少し恥ずかしい、そのような方はぜひ、感謝の気持ちをラベルに込めたとっておきのお酒を送られてはいかがでしょうか。

ヴィノスやまざきはワインショップとしてのイメージが強い方も多いかと思いますが、実は創業107年になる酒屋です。先代である2代目は静岡の日本酒の名を全国区に広める活動を続け、今でも静岡市にある本店では日本酒の珍しい銘柄を求めにお客様が絶えません。
 

ヴィノスやまざき静岡本店 日本酒コーナー


そんな酒屋の私たちが、地元静岡のこだわりの日本酒を造る酒蔵「國香酒造」と共に、日本酒好きのお父さんに喜んでもらえるよう造り上げたヴィノスやまざきのオリジナル酒があります。

静岡県、袋井市にある國香酒造という蔵元は、創業200年になる歴史ある蔵元。
蔵の7代目になる松尾晃一氏は、かつて静岡県を“吟醸王国”と呼ばれるまでにした「静岡酵母」の生みの親である河村傳兵衛氏の一番弟子として活躍し、松尾氏本人が杜氏を行うなど、静岡酵母のみで醸す静岡型吟醸酒の伝統を守り続けています。



今回オリジナル酒を造るにあたって、ラベルや商品名をスタッフ総出で考えました。
「商品名はどうしようか・・・」「感謝の雫?」「親父のお酒・・・?」
様々な案がありましたが、シンプルでストレートな言葉が一番ということで、この名前になりました。
 
國香 山田錦吟醸 「いつもありがとう



静岡型吟醸を極めた松尾杜氏に、酒米の王様「山田錦」を使用した当店だけの吟醸酒を造ってほしい、そんな思いから誕生したお酒で、父の日限定酒となります。

 



松尾杜氏が目指す「柔らかで綺麗で軽く、口に含むと香りが広がり、爽やかな酸味のある味。飲み飽きのしない酒」。まさに静岡吟醸酒のあるべき姿・・・それを体現したこだわりの吟醸酒です。



そして更に、今回はもう1本、全国のお父様のために蔵元にお願いをして、とびっきりのお酒をご用意しました。
最高品質の「純米大吟醸」を当店のためだけに特別に瓶詰めしていただいた、プレミアム酒です。
 
國香 中取り 純米大吟醸



この純米大吟醸は、醪を酒袋に入れて圧力をかけずに自然に垂れ出たお酒を使用しており、更に、一番高品質とされる「中取り」の部分のみを特別に瓶詰してもらいました。
※中取りは香味バランスに長けており、主に品評会で各蔵の出品酒として使われることが多いです。



開封後1週間は、時間の経過と共に刻々と変化する味わいが楽しめます。
静岡型吟醸酒のあるべき姿を徹底的に極めた松尾杜氏が醸す、正に芸術作品ともいえる1本です。
 
ただ、この中取り部分はとても稀少で、ご案内できる本数も極僅かになってしまいます。
無くなり次第終了となりますので、プレゼント用にも、ご自宅用にも、是非お早めにお買い求めください。



私も今年は、この中取り純米大吟醸を父の日のプレゼントにします。(すみません、数少ない1本を買わせていただきます・・・)父の笑顔を楽しみに、感謝の気持ちを伝えたいと思います。

みなさまも、今年はお酒好きなお父さんに、特別な1本を贈ってみませんか?



本日ご紹介した2本は、明後日・金曜日から全国各店とオンラインショップにて販売開始いたします!(池袋西武店を除く)
ご利用お待ちしております。
 
コレド室町店 店長 矢尾


PS. 今週末6/14(日)に掲載予定の“日曜恒例クックブログ”では、日本酒に合うレシピをご紹介しますので、是非ご覧ください!
 

健康が気になる今こそ。本当に美味しいオーガニックワインを求めて…

「オーガニックワインありますか?」
というお問い合わせを、数年前からよくいただくようになりました。
 
地球環境や人、社会に配慮した「エシカル消費」や、「健康」への関心が高まる中、ヴィノスやまざきの店頭でも「オーガニックワイン」がじわじわ人気を集めています。
 
しかしながら、
「オーガニックワインは酸味が強く感じる…」
「独特の香りが苦手…」
こう感じた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
 
じつはオーガニックワインは、化学肥料や保存料の使用を抑える反面、健康なぶどうを育て、ワインを劣化から守ることがとても難しいワインなのです。
 


本日は、「オーガニックワイン」をテーマに、
そもそも、オーガニックワインとは?
おすすめの1本:本当に美味しいオーガニックワインを求めて…
いろいろな種類のオーガニックワインを飲み比べたい!そんなときは
をご紹介いたします。


■そもそも、オーガニックワインとは?
 
オーガニックワイン、ビオワイン、ビオディナミ…
似たような言葉がたくさんあり「結局、違いがよく分からない」という声をよく耳にします。
 
日本では、フランス語のビオロジック(有機)を略した「ビオ」に、「ワイン」をつけて「ビオワイン」と呼ぶことが多いですが、実は「オーガニック(有機)ワイン」のような明確な定義はありません。

「オーガニックワイン」は、化学肥料を使わず、有機栽培のぶどうによって造られたワイン。
日本で販売する際に「オーガニック(有機)ワイン」と名乗るためには、政府や認証団体から、「オーガニック(有機)」の認証を受けている必要があります。
 


ただし、認証を受けていないワインでも、農薬や化学肥料を極力使わず、自然なぶどう栽培を行っている農家や蔵元もたくさんあるため、「認証を受けていない=体に良くない」という訳ではありません。
 
また、認証を受けるためには、膨大な時間と労力、コストがかかります。
このため、ヴィノスやまざきで取り扱う蔵元の中には、基準は満たしていても、あえて認証を申請しない蔵元もあるほどです。
 
そして、その「オーガニックワイン」を造るための有機栽培の方法として
・ビオロジック(有機)農法
・バイオダイナミック農法(フランス語でビオディナミ)
など、さまざまなぶどうの栽培方法があります。
 
通常のビオロジック農法から、さらに一歩進んだ厳格な栽培方法が、「バイオダイナミック農法」。
化学肥料や農薬を避けるだけでなく、月の満ち欠けなど天体のリズムに合わせて畑仕事を行い、自然の物質を使った堆肥を用いて、畑やぶどうの潜在能力を引き出します。
 

■おすすめの1本:本当に美味しいオーガニックワインを求めて…
 
美味しいオーガニックワインを求めて、ヴィノスやまざきの買付隊が訪れたのは、カリフォルニア北部のワイン産地「メンドシーノ」。
全米の中でも、ぶどうの有機栽培が盛んな産地として知られています。
 
この地で、40年以上ワイン造りを行ってきたDNAヴィンヤーズの醸造家、デニス・パットンさんと共に造り上げたオリジナルワインが、「トゥルーヴァイン」シリーズです。
(→「トゥルーヴァイン」の誕生秘話はこちらから)
 



「トゥルーヴァイン」を造る際、買付隊はデニスさんに、このように伝えました。
 
「日本では、オーガニックワインは苦手、美味しさ重視ならオーガニックワインを買わない、という声さえある。オーガニックなら何でもいい訳ではなく、美味しさは絶対に譲れない。」
 
そこで、もっともこだわったのが、ぶどう選びです。
No.1~No.4まで4種類ある「トゥルーヴァイン」は、それぞれ、デニスさんが長い醸造経験の中でパイプを築いてきた、信頼のおける栽培農家のぶどうを使用しています。
 
中でも、ぶどう選びがもっとも難航したのが、No.4の「バイオダイナミック・レッド」でした。
 



デニスさんが紹介してくれたのは、メンドシーノの中でも、ぶどうの質に定評がある「ゴールデン・ヴィンヤード」という、バイオダイナミック農法を行うぶどう農園。
 



デニスさんに話を聞くと、

「有機農法では、基準を満たしたものであれば、農薬や肥料を買ってきて使用することができる。
でもバイオダイナミック農法では、自分の農園の外から持ち込んだものは、一切使用できないんだ。
だから、自分たちで育てた家畜や果物から造った堆肥を使って、ぶどう畑の土を健康に保つ。
すべてが自分の農園の中で完結していて、循環しているんだよ。」
 
と教えてくれました。


実際にゴールデン・ヴィンヤードのぶどうを使ったワインを試飲させてもらい、
「これがオーガニックワイン!?果実味があって、濃厚…!」と驚いた買付隊。

しかし、バイオダイナミック農法は、他の有機農法と比べても手間とコストがかかるため、ゴールデン・ヴィンヤードのぶどうを使ったワインは、5000円をゆうに超えてしまうものもあります。
 
買付隊は、
「日本のお客様にどうしてもお届けしたい。オーガニックワインのイメージを変えたいんです!」
と交渉を重ね、3500円(税別)という価格での輸入が実現しました。
 



■いろいろな種類のオーガニックワインを飲み比べたい!そんなときは
 
トゥルーヴァイン・バイオダイナミッック・レッド」の他にも、ヴィノスやまざきが選んだ“美味しいオーガニックワイン”を「優しい味わいのオーガニック赤ワイン5本セット」としてご用意いたしました。
 


自然なぶどうの旨みをたっぷり感じるオーガニックワインを、ぜひお楽しみください。
 
ソムリエ 本島

どうしてもお伝えしたい…!「蔵直」便が生んだ「2人のマダム」のワイン

ヴィノスやまざき1の南フランスワイン好き、鶴見です。
先日のブログでは、ヴィノスやまざきのこだわりである「蔵直®」便について、少しお話させていただきました。(→詳しくはこちらから

「蔵直®」便という名前は、「蔵元から直送」することが由来です。
この「蔵直®」という名前のために、ヴィノスやまざきは、

「生産者が造るこだわりのワインを見つけ出して、輸入し、お客様にお届けするワイン専門店」

というイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。

これは、もちろん大切な仕事の一つです。
しかしながら、これと同じくらい、いえ、それ以上に大切だと考えている仕事があります。
それは…

「お客様の声を、生産者に届ける」

ことです。

店舗やお電話などで伺ったお客様の声を、生産者に伝え、求める味わいのワインを造っていただく。
納得できるワインが無ければ、新しいワインを造ってしまう。
これこそが、ヴィノスやまざきの「蔵直®」便の真のミッションだと考えています。

本日はこの「蔵直®」便によって誕生した、南フランスのオリジナルワインをご紹介いたします。

■「ダーム・ド・ペノティエ」誕生秘話

「蔵直®」便を始めた頃から20年以上お付き合いのある、フランス南部ラングドック地方の蔵元「シャトー・ド・ペノティエ」。

南フランスがまだ「大量生産のテーブルワインの地域」といわれていた頃から、長年に渡って品質の向上に努めてきました。
当店の来日イベントをきっかけに出会ったボルドーの有名ワイナリーの元醸造長を招き入れ、フランス農水省が認める認証「HVE(環境価値重視農業)」の最高ランクを取得し、その土地の味わいを大切にしたワインを生み出しています。

地域全体の活性化のための努力と情熱が評価され、現当主のマダム・ミランは、現在ラングドックワイン委員会の会長として活躍しています。

ヴィノスやまざきの買付隊長・種本は、マダム・ミランと20年来のパートナーとして共にワインビジネスに取り組んできました。
時には意見の食い違いでぶつかり合いながらも、「いつか一緒に、日本のお客様に喜んでいただけるコストパフォーマンスの高いオリジナルワインを造りたいね」と語り合ってきました。

こうした思いで誕生したのが、「ダーム・ド・ペノティエ(=2人のマダム)」です。

2人が一緒に手がけたこのワインは、ぶどうの選定からブレンド、熟成期間、味わい、ラベルデザインに至るまで、一切の妥協無しに生まれたオリジナルワインです。

■新ヴィンテージ入荷!

2015年に初めて発売された「ダーム・ド・ペノティエ」ですが、今年ついに最新ヴィンテージ(年号)が入荷いたしました。

前回発売時にお客様からいただいた「もっと飲み応えのある味わいのワインが飲みたい!」という声をマダム・ミランに伝え、以前はワンランク上の5000円台のワインに使用していた畑のぶどうも一部使用していただいたことで、赤ワインはより果実味が増し、白ワインはより濃厚に…。

これもすべて、オリジナルワインだからこそできたことです。

赤ワインは、熟したベリーのような芳醇な果実の香りと、スパイスのニュアンスが絶妙に絡み合い、より複雑な味わいに。

白ワインは、白桃やパイナップルのような溢れんばかりの果実味に、樽熟成によるバニラを思わせる風味がたまりません。
また、最後にきれいな酸味が口の中を駆け抜けます。

ダーム・ド・ペノティエ」が初めて発売されてから、今年で5年目。
より風格を増したワインの味わいを、ぜひお楽しみいただけたらと思います。


■「ダーム・ド・ペノティエ」だけじゃない!こだわりのワインを詰めました

そんな「ダーム・ド・ペノティエ」と一緒に味わっていただきたいのは、ヴィノスやまざきの看板ワインたち。

以前のブログでもご紹介いたしました、

・カリフォルニア、ナパ・ヴァレーの人気ワイン「ストーンヘッジ・メリタージュ2017」(5/6ブログ
・カリフォルニアの秘境で見つけた「ジオリス ファミリーワイン白」(5/18ブログ
・ファーマー(農家)のこだわり赤ワイン「ネルソン メルロ」(5/26ブログ
・“職人技!”が詰まった白ワイン「パスカル・ボンノム ヴィレクレッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ」(6/3ブログ

などの定番ワインに加え、新星ワイン2本も入った「新入荷・再入荷ワイン10本セット」は、ヴィノスやまざきのこだわりが詰まったセットになっております。

300セット限定ですので、ぜひお早目にチェックしてくださいね!

鶴見




 

食いしん坊Cookブログ【大人のスイーツレシピ編】

毎週日曜日は、おうち時間を充実してお過ごしいただけるよう、“ワインに合う”簡単レシピを動画でご紹介しております。

目次:
1.伝統のブルーチーズから造る、大人のジェラート
2.デザートワインと楽しむ、大人のマリアージュ
3.様々なシーンで楽しみたい、リラックス・スウィートワインセット


■伝統のブルーチーズから造る、大人のジェラート

本日ご紹介するのは、ブルーチーズ好きにはたまらない独特のピリッとした刺激と、クリーミーな味わいがクセになる「ロックフォール」チーズを使用した大人のジェラートです。

世界三大ブルーチーズの一つに数えられ、”ブルーチーズの王様”とたたえられているのが、「ロックフォール」です。

“羊飼いが恋する女性を追いかけ、洞窟に置き忘れた羊乳チーズに、自然と青カビが生えたのが始まり”と伝えられている、フランスで最も歴史あるチーズでもあります。

現在でも、その洞窟で熟成されたものしか「ロックフォール」を名乗ることはできず、変わらぬ伝統の製法で世界中のチーズ好きを虜にしております。

本日はそんな「ロックフォール」を使用し、ご家庭にある調理器具で出来る簡単レシピですので、ぜひお試しください。
 


■デザートワインと楽しむ、大人のマリアージュ

「マリアージュ」は、フランス語で「結婚」のこと。
ワインの場合、「マリアージュ」は料理との相性の良さを指します。

「ロックフォール」のような風味豊かなブルーチーズは、コクのある赤ワインとの相性もいいのですが、極甘口のデザートワインと一緒に楽しむと、チーズの塩気とワインの甘さがお互いを引き立て合って、「マリアージュ」をより実感していただけます。

そこで本日は、ニュージーランド産のトロっとした甘味を感じる「テ・マニア・リースリング・アイス」をご紹介いたします。

テ・マニアは、南北2つの島に分かれるニュージーランドの中でも、南島のネルソン地区にて1990年にスタートした家族経営の農家です。

南島には、ニュージーランドで一番有名な銘醸産地のマールボロ地区があり、ネルソン地区はここに隣接しています。
気候や土壌が似ている一方で、ニュージーランド最大のワイン産地でもあるマールボロ地区と比べると、ネルソン地区は蔵元の数も1/5程度。家族経営の小規模な生産者が中心で、こだわりのワイン造りを行っています。

テ・マニアのこだわりは、徹底した有機栽培。
除草剤の代わりに羊に余分な雑草を食べてもらうなど、自然に配慮したぶどう栽培を行っています。

そんな中、ぶどうの出来が良かった年にしか生産されないのが、この「テ・マニア・リースリング・アイスです。氷結した「リースリング」種を使用し、まるでハチミツを溶かし込んだようなトロっとした甘味と、上品な酸味により長い余韻をお楽しみいただけます。


■様々なシーンで楽しみたい、リラックス・スウィートワインセット

そして、この「テ・マニア・リースリング・アイス」を含む、甘口ワインだけのお得なワインセットがスタートいたしました。


トロリとした甘さが極上のデザートワイン「貴腐ワイン」や、低アルコールワインなどの甘口ワイン6本のセットに、有機りんご農家が造るシードルもプレゼント。
甘口ワインで、ほっと癒されるひとときをお過ごしください。

岩谷

ワイン初心者も、ワイン好きも。目指せ!家飲みの達人~家飲みワインの美味しさを支える「蔵直」便とは?~

以前こちらのブログで、ヴィノスやまざきが1000円台のワインにも力を入れていることをご紹介させていただき、非常に多くの反響をいただきました。【→5/23のブログを見る
 
中には、「この味わいのワインが1000円前半で飲めるなんて!」「何年も前からリピートしています。」
といった嬉しい声もたくさんいただきました。本当にありがとうございます。
 
 
「手頃なのに美味しい」と言っていただけるワインをお届けするのは、簡単なことではありません。
 
そんな中でも、これまで数多くの人気ワインが誕生した理由は、生産者の元に自分たちの足で訪問し、交渉し、海上輸送まで手がけ、直接販売する「蔵直®」便でお届けしているからです。産地・銘柄などのブランドにこだわらず、自分たちで確かめて、本当に納得できるものだけを仕入れています。
 


 
本日は、この美味しさを届ける秘密である「蔵直®便」を、改めてご紹介いたします。

【その1】蔵直®便の誕生
今から25年以上前に、ワインの直輸入を開始した当初。
フランスのボルドー地方など有名産地のワインの多くは、「ネゴシアン」というワイン商を通して、大手商社によって輸入されていました。
しかしながら「本当に美味しいワイン」を探し求めて、当時は無名だった南フランスのワインを仕入れることを決意し、生産者から直接仕入れて自分の店で販売するシステムを確立。
そして、より分かりやすく親しみやすい言葉で伝えたいという思いから「蔵元からの直送=蔵直®」便が誕生しました。
 
【その2】蔵元を直接訪問
ヴィノスやまざきでは、本当に納得したワインだけをお届けするため、直接現地をスタッフが訪問し、畑やぶどう、醸造施設やワインの造りまでを確認しています。
こうして見つけたワインを、納得できる価格でお届けするため、蔵元との度重なる価格交渉や、コンテナ単位の発注による輸送の効率化など、全てヴィノスやまざきのスタッフが行っています。
 
【その3】お客様の声をもとに、商品開発も
お客様の「こんなワインが飲みたい」という声から始まった蔵直®便は、もともとあるワインを直輸入するだけではありません。納得するワインが見つからない時には、蔵元と一緒になって新しいワインを造り出しています。
畑やぶどうの選定から、醸造、熟成まで、時には蔵元と意見が衝突することもありますが、お客様の代弁者として真剣に。何度も試行錯誤を重ねて、オリジナルワインの開発も行っています。
 


 
そんな「蔵直®」ワインの中で、入荷してもすぐに完売してしまう、人気の家飲みワインがあります。
 
お客様からも「次の入荷はいつ?」「入荷したらまとめ買いします!」など、多くのお問い合わせをいただいており、長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした…
 
先日、ようやく再入荷いたしました!
 
 


リッチランド・ブラック・シラーズ
 
オーストラリアの蔵元「カラブリア・ファミリー」が造るリッチランド・ブラック・シラーズは、ヴィノスやまざきの1000円台の赤ワインで、最も売れているワインの一つです。

手頃な価格で、高品質なワインを造る生産者を探し求めて…
オーストラリアのシドニーからプロペラ機に乗り約2時間。内陸の「リヴァリーナ」という地区で出会ったのが、カラブリア・ファミリーです。


 
彼らは、大規模な生産者が多いこの地区で、家族経営を貫き、質にこだわったワイン造りを行っています。
環境に配慮したぶどう栽培を実践し、徹底して質を重視する造りは、世界中のコンクールで高い評価を獲得しています。

そんな彼らが手掛ける「リッチランド」シリーズは、全て1000円台のお手頃価格ワインとして、常にTOP10に入る人気ワイン。
中でもこの「ブラック・シラーズ」は、醸造時に樽熟成を行うなど、「リッチランド」シリーズの中でもワンランク上の1本で、その名の通り、グラスの向こう側が見えないほど色も濃く、凝縮感にあふれています。
 


 
当初は、レストランなどのお得意先様専用ワインとして販売しておりました。しかし、ある時店頭にて限定数のみご紹介したところ、あっという間に口コミで広まり、即完売するまでに…!
「もっと多くのお客様にお届けしたい」と交渉を重ね、年間予約によって数量を確保することで、1580円(税別)という価格も実現し、定番商品としてお届けできるようになったのです。
 
オーストラリアを代表するぶどう品種「シラーズ」の特徴である、パワフルな果実味が感じられ、樽熟成からくるコクとボリューム感もあり、力強い味わいの赤ワインがお好きな方から絶大な人気です。

まだお試しいただいたことがない方は、ぜひ一度。
いつもお召し上がりいただいている方は、完売してしまう前にもう1本。
お早目にお求めいただくことをおすすめいたします!

本島
 

ワイン初心者も、ワイン好きも。目指せ!家飲みの達人【上級編】きっと赤ワインが好きになる!本格派コクあり赤ワインはこれだ!

家飲みがすっかり定着してきた今日この頃。
店頭では、「外食を控えている分、家ではいつもより“ちょっといいワイン”を楽しみたい」というお客様からの声が増えてきました。

そんな方に、今、断トツで人気のワインがあります。

ストーンヘッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2017
ふだんはあまり赤ワインを飲まない、という皆さま。
「コクのあるフルボディの赤ワインは、渋くて飲みにくい」と思っていませんか?
 
ご紹介したワインは、いわゆる“本格派赤ワイン”なのですが、日頃から赤ワインを召し上がる“ワイン上級者”だけでなく、渋い赤ワインが苦手…という方からも
「果実味がしっかりしていて濃厚。でもまろやかで、これは美味しい!」というお声をいただいております。

実はこちらのワイン、現地での製造が終了してしまい、もう手に入れることが出来なくなっていた商品でした…。
そのため昨年の完売時には、多くのお客様よりお問い合わせをいただきました。申し訳ございません。

・・・しかしながら「飲みたい!」と待っていてくれているお客様のためにも、簡単にあきらめるわけにはいかない!お客様に届けるために交渉しよう!と、買付隊は昨年、蔵元のストーンヘッジへ直談判に向かいました。

現地で既に製品化されているワインを輸入して、販売することはもちろん出来るのですが、 “同じような味”のワインを探すのではなく、あのワインで感動して下さったお客様の為にも、
本当に満足できるものを造ってもらうことはできないだろうか…。

価格は?数量は?ぶどうはどういったものを使用するのか?熟成にはどうやって…?
何度も試飲を行いながら、お互いの意見をぶつけ合い、交渉は困難を極めました。

もちろん味わいだけでなく、ぶどうの品質にもこだわらなければ!という思いで、
ぶどう畑を訪問し、日当たりや水はけ等、チェックを行います。

そして様々な問題点を一つずつクリアすることでついに、日本のお客様のためだけに再びワインを造っていただけることとなったのです!

そんな「ストーンヘッジ・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2017」が今回ようやく再入荷いたしました。

飲んでみると、人気の理由に改めて納得。
口の中で濃厚な熟したぶどうの果実味が広がり、さらになめらかな渋みが舌の上で主張します。
ナパ・ヴァレーらしい、コクと旨味、果実の凝縮感、渋みのバランスが良い一本です。

ステーキや焼き肉、BBQなど、お肉料理と合わせていただくと、より美味しさが引き立ちます。

そして、こちらのワインが入った「家飲みの達人セット」をご用意しております!
今週末、ぜひご自宅でのおうちワインとして、お楽しみください!

商品部 ソムリエ 保坂