【速報】5大シャトーにも肩を並べる人気ボルドーワインが、明日から先行特別価格!

当店でもトップクラスの人気を誇る「あのワイン」を、明日から特別価格で先行リリースすることが決まりました。

レイニャック・キュヴェ・スペシャル2014

昨年末に2016年産のものを販売したところ、「待っていました!」と人気が殺到した「レイニャック・キュヴェ・スペシャル」。

今回到着したのは、それよりもさらに2年熟成期間の長い、2014年ヴィンテージ。
圧倒的にパワフルで凝縮感にあふれ、渋みは熟成を経てよりなめらかに、そして風格を感じさせます。

蔵直ボルドーワインを代表する蔵元が、この「レイニャック」。

ボルドー地方の中では無名の地区ながら「格付けシャトーにも負けない、これまでの常識を打ち破るワインを造る」と、徹底したこだわりのもとにレベルの高いワインを生み出してきた「ボルドーの革命児」ともいえる蔵元です。

過去には、ブラインドテイスティングのコンクールで、5大シャトーなどボルドー格付の頂点に君臨する数万円級のワインにも勝利を収めたこともあり、世界の注目を集めてきました。

私も現地での買付にこれまで何度も同行してきましたが、そのたびにヴィノスのオーナーとレイニャックのオーナーのヴァテロ氏とは激論を交わしてきました。

レイニャックは5大シャトーより高い評価を得るまでとなった。アメリカでは安くても$70(実際にそれ以上の価格を私たちもこの目でアメリカのワインショップで見てきました。)なのに、ヴィノスは安く売りすぎる!レイニャックはブランドにしたい。もっと高く売ってくれ。」と、ヴァテロさん。

「ワインをブランド品として販売したくない!お客様が毎日飲んでくださってこそのワイン。ヴィノスは5000円位で売りたい!」

相当激論になったこともありましたが、お互いに長年の信頼があるから出来る激論なのだと思います。 仕事を離れれば、お互いの子供たちまで親戚のように仲良くする間柄。

今回も、大変な時だからこそより多くのお楽しみいただきたいと、昨年の夏頃から協議を重ね、通常5,800円のところを3,980円(税別)という特別価格を実現しました。

さらに実は、今回入荷した2014年ヴィンテージは、このたび日本のお客様に初めてお披露目します。

数年前に現地を訪問した際に、複数年のレイニャックを試飲し、「2015年と2016年は果実味があって若いうちからでも楽しめる。2014年はコクがあって美味しいけれど、まだ硬いね。」と、2015年と2016年を先に輸入して、2014年は飲み頃を迎えるまで現地のセラーに置いておいてもらうことにしたのです。

ワインの熟成には、場所も時間もコストもかかるため、通常であれば長く熟成させた分、当然価格も高くなります。それにも関わらず、こうして寝かせておいたワインを、変わらない価格どころでなく、さらに特別な価格で提供してもらうことができたのは、ヴィノスやまざきとお客様、そして生産者の関係があってこそ

こうして7年の熟成を経て、飲み頃に差しかかったレイニャックのワインを、お届けすることができることになりました。いち早くお楽しみいただきたいと、先行でご案内させていただきます。

ご自宅での時間に、ぜひじっくりとお楽しみくださいませ。

鶴見

【プロフィール紹介】
フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。 片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。 2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、現在に至る。

ノンアル人気が止まりません!

ヴィノスやまざきのノンアルコールが、日本テレビのnews every.で紹介されました。

本日のブログでは、取材の舞台裏と、放送ではお伝えしきれなかったヴィノスのノンアルへの取り組みをご紹介いたします。

先日のブログでも『日経MJ』にノンアルコール・シードルBIOが掲載されたことをお伝えしたところ(詳しくはこちら、全国のお客様からお問い合わせをいただきました。

そんな中いただいた、今回の取材のお話。
長年ノンアルコールの取り扱いをしてきましたが、最近になって一気に注目が高まっていて、私たちも少し驚いているほどです。

始まりは、一本のお電話から。
「最近ノンアルコールが伸びていると聞いたのですが、実際どうでしょうか?」

実は、以前から店頭でお問い合わせをいただくことが多かったノンアルコール。
年々お問い合わせも販売数も増えていて、そんなお客様の声にお応えしたいと、ヴィノスやまざきでは数年かけて少しずつ商品数も増やしてきました。

そうお伝えしたところ、詳しくお話を・・・と取材をお受けすることになったのです。

ヴィノスのノンアルへの取り組みをしっかりお伝えしないと!
と意気込んだものの、カメラを前にお話しすることなんて、一生のうちでもそうそうありません・・・

・・・という訳で、緊張しすぎてその場でお伝えできなかった内容を、改めてお話させていただきます。

「ワイン屋さんのノンアルなんて、品揃えのために置いているだけ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ヴィノスはノンアルも本気です。

実は、ノンアルコールは、ワインと同じくらい本当に美味しいものを見つけるのが難しく、輸入の手続きはワイン以上に煩雑。(過去に輸入を担当していましたが、本当に大変で、輸入を断念した苦い経験も・・・)

それでも、10年以上にわたって試行錯誤を重ねて直輸入し、ご案内を続けてきたのは、お客様の声に応えたい、アルコールが苦手な方にも楽しんでいただきたいという思いがあったからです。

そんな思いで、ワインと同じように、買付隊が現地を訪問して、畑から造り方までしっかりとチェックをしたものを輸入しています。そして、昨年のように現地を訪問できない場合でも、店長たちが試飲を行って、本当に納得した味わいのものを取り扱っています。

こうして今、皆様のお手元にお届けしているのが、シードル農家がシードル用の有機りんごから造ったノンアルコール・シードルBIO」「シードル農家のりんごジュースや、

ワイン用のぶどう品種から造る、甘さ控え目の本格派ノンアルコールプティ・エトワレなのです。

それでもノンアルコールは、まだまだ未開の地。
「あまり美味しくないイメージ・・・」「美味しいノンアルコールがどこで買えるのか分からない」「どんなお料理と合わせたらいいのか、楽しみ方が分からない」という方もまだ多くいらっしゃいます。

これからも、少しでも多くの方に知っていただけるよう、発信を続けていきたいと思います。

ノンアルコール・シードルBIO」「シードル農家のりんごジュースは、直輸入チーズとセット(詳しくはこちら)でもお楽しみいただけますので、この機会にぜひお試しください!

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。最近は自宅でノンアルコールのアレンジとペアリングも研究中。

日々の暮らしに寄り添う、みりんと日本酒

今月発売となったdancyu3月号の日本酒特集で、ヴィノスやまざき静岡本店が掲載されました。

当店で取り扱いをしている日本酒の他、地元静岡の酒蔵が造る「飛鳥山 純米本みりん」の取扱店としても紹介されています。

「えっ、ワイン専門店なのに、みりんも取り扱っているの?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

静岡の小さな酒屋としてスタートしたヴィノスやまざきは、創業当初、地元のお酒だけでなく、味噌や醤油なども大八車で行商して販売していました。

お客様の生活に寄り添って、お客様が必要としている商品をお届けする
その精神は今もしっかりと受け継がれていて、そんな商品の一つが「飛鳥山 純米本みりん」なのです。

この「飛鳥山 純米本みりん」は、静岡県藤枝市にある蔵元・杉井酒造が、餅米・米麹・本格焼酎だけを原料に、伝統的な製法で造る本みりんです。

その美味しさは、都内の有名レストランのシェフも愛用するほど。「このみりんを使うと、料理がとても美味しく出来るのよね」と指名買いされるお客様も多い、隠れた人気商品なのです。

通常のみりんより色も濃く、味もコクがあり、自然な甘さが素材の旨味を引き立てます。お料理に使うと、ご自宅で簡単に本格的な味わいが楽しめます。

静岡の本みりんを使った和食には、やはり静岡地酒を合わせてお楽しみいただきたい・・・!
そこで、ぜひ全国の皆様にご紹介したいのが、こちらの一本です。

巽酒 山田錦吟醸

蔵元と二人三脚で数々の静岡地酒を世に送り出し、日本酒の名伯楽と呼ばれたヴィノスやまざきの先代・山崎巽に敬意を表し、その名を冠した特別な酒を造りたい・・・
そんな想いから、この「巽酒」は誕生しました。

酒米の王様「山田錦」を使い、「吟醸王国」と呼ばれる静岡で静岡型吟醸を極めた松尾杜氏が、その技術を駆使して造り上げた一本。

静岡地酒らしい華やかさを持ちながら、キレのある力強い味わいで、全国のお客様から「どんなお食事にも合う」とご好評をいただいてきました。

このお酒を造る「國香酒造」は、静岡県袋井市にある小さな蔵元。

蔵の7代目にあたる松尾晃一氏が、自ら杜氏(とうじ=日本酒の醸造において、酒蔵の最高責任者)を務めています。

そんな松尾氏が醸すお酒といえば、忘れてはならないのが、國香の看板商品のこちらの一本です。

國香 純米吟醸 傳一郎
(※現在静岡本店のみでの取扱い)

実は松尾氏は、静岡地酒の発展に大きく貢献した「静岡酵母」の生みの親、河村傳兵衛氏の一番弟子
松尾氏は、香り高く雑味の無いきれいな日本酒を生む「静岡酵母」で醸す静岡型吟醸の伝統を、大切に守り続けてきました。

「傳一郎」の名は、師匠である河村傳兵衛氏が直々に名付け、「河村流酒造りの後継者であり一番弟子」という意味が込められています。

この「傳一郎」は、例年であれば「生酒」として火入れをせずに造られるのですが、生酒はその名の通りフレッシュなお酒。火入れしたお酒に比べると、どうしても時間の経過によって味わいに変化が出やすくなります。

地元の飲食店を中心に販売してきた國香酒造では、このコロナ禍で先の見通せない厳しい状況に直面し、今年初めてこの「傳一郎」を生酒としてではなく、火入れして造る決断をしました。

大変な状況の中でも、酒づくりを続け、お客様に少しでも楽しんでいただきたい。
静岡の酒づくりの伝統や、お米農家たちを守りたい。

今年の「傳一郎」には、そんな松尾杜氏の思いが込められています。

そんな今年ならではの、落ち着きと深みのある味わいを、ぜひ全国の皆様にお楽しみいただければ嬉しいです。

静岡本店 店長 戸塚

【プロフィール紹介】
イタリアワインが好きでワインに興味を持ち、通った「ヴィノスやまざき」。 ワインが好きで入社しましたが、ここ静岡本店では数多くの日本酒があり、日本酒に触れ蔵元に触れる毎に日本酒にもはまり、いつしか14年経ちました。これからも皆様に美味しいお酒をご提案できればと思います。

春を先取り!?仙台店から人気の甘口ワインで元気をお届けします

こんにちは。
Got Wine? Vinos Yamazaki仙台パルコ店、店長の手代木です。

先日の地震の際は、皆様ご無事でしたでしょうか?
地震の片付け・安全確認などのため、翌日の開店時間を遅らせての営業となりましたが、無事に再開することができました。店舗にお立ち寄りいただいたお客様からは、ご自身の無事や励ましのお言葉なども頂戴し、非常に心温まる思いでした。 本当にありがとうございました。

もしお困りのことがあれば、お電話やLINEでのご相談も承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。「GOYOKIKI(御用聞き)」サービス(詳しくはこちらも、3月末まで延長しておりますので、どうぞご利用ください。

LINE登録はこちら

 

仙台店のコンセプトは、「ワインをよりカジュアルに、身近なものに」。

特別な日に飲むワインも良いですが、毎日の食卓を彩るワインで、日々の暮らしに寄り添いたい。
そして、ワインは決して難しいものではなく、もっと気軽に楽しめるようになってほしい。
その想いで、専門用語などをなるべく使わず、誰もが楽しめるお店づくり目指しております。

そんな仙台店では、辛口の本格赤ワインもさることながら、フルーティで飲みやすい甘口ワインが人気です。

常時約20種類の甘口ワインをご用意していますが、その中でも「これはワインが苦手な私でも飲みやすい」「すぐに一本飲み切ってしまいました」と仙台店で大人気のワインがありますので、ご紹介させていただきます。

それが、「リッチランド・モスカート」と「リッチランド・ピンク・モスカート」。

どちらも、搾りたてのマスカットのようなジューシーな果実の甘さに、シュワシュワとした微発泡が心地よいワイン。

アルコール度数も8%と通常の辛口ワインより少し低めで非常に飲みやすいので、疲れてほっと一息つきたい時にもおすすめです。

こちらのワインを造るのは、当店で人気のオーストラリアの蔵元カラブリア・ファミリー

ワイナリーがあるリヴァリーナ地区は大規模な生産者が多いのですが、彼らは3世代に渡ってワイン造りを行う家族経営の蔵元で、ぶどう栽培も自然な造りにこだわっています。

本日ご紹介した「モスカート」「ピンク・モスカート」のような甘口ワインも得意ですが、本格派のコクあり赤ワインも造っていて、国内外で高い評価を獲得している実力派。

当店でオーストラリアワインの直輸入を開始した当初から、もう10年以上のお付き合いがあり、オリジナルワインの開発も共に行うほどのパートナー的存在です。

リッチランド・モスカート」と「リッチランド・ピンク・モスカート」は、飲みやすさだけでなく、華やかなボトルデザインも人気の秘密。ちょっとしたプレゼントに買われる方も多いです。来月のホワイトデーのお返しにもおすすめですよ!

仙台ではまだ肌寒い日も続いていますが、陽ざしには暖かさを感じられる日も増えてきました。
気分を盛り上げてくれるこのワインで、春の気分を先取りするのはいかがでしょうか。

Got Wine? Vinos Yamazaki仙台パルコ店 店長 手代木

【プロフィール紹介】
福島県出身。JSAソムリエ、利き酒師。
以前は地元の百貨店で日本酒の売り場を担当。 勉強を重ねるうちにワインの魅力にとりつかれ、ワインをもっと多くの人に楽しんでいただきたい、もっと深く学びたいという思いから、ヴィノスやまざき仙台店オープンをきっかけに入社を決意。有楽町店、上野店で経験を積み、入社のきっかけとなった仙台店で店長に。

 

赤ワインで健康も忘れず「家飲み達人」に。

最近、赤ワインに含まれるタンニンやアミノ酸などの成分が、新型コロナウイルスの増殖を抑える効果があることがいくつかの研究で発表され、話題になりました。





どれくらいの量で効果が出るかなどはまだ明らかになっていないようですが、今、赤ワインの健康効果に改めて注目が集まっています。

これまでも、ポリフェノールが豊富に含まれ、体に良いといわれてきた赤ワイン。
美味しく飲んで、体にも良い効果があれば、うれしいですよね。
(私のようについしょっちゅう飲んでしまう呑んべえなら、なおさらです・・・!)

赤ワインの中でも、特にポリフェノールを豊富に含み、抗酸化力が高いことで知られるぶどう品種といえば、赤ワイン用ぶどう品種の王様カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてイタリアでもっとも高貴なぶどう品種ともいわれる「ネッビオーロ」です。(参考:日本ソムリエ協会教本2020、The Oxford Companion to Wine)

ネッビオーロは、「イタリアワインの王」と讃えられる偉大なワイン「バローロ」にも使われるぶどう品種。王に例えられるだけあって、バローロは通常5000円を超えることがほとんど、有名生産者のものになると数万円するものも珍しくありません。

そんなぶどう品種ネッビオーロをより気軽に美味しく楽しめるのが、人気上昇中の家飲み達人の赤ワインセットにも入っている、こちらの一本です。

マンフレディ・スアーニャ・ブリッコ・ロッソ

力強さだけでなく、ジューシーでまろやかな果実味もあって、渋みはなめらか。
トマトソースのパスタや、ローストポーク、ペコリーノのような旨みの強いチーズにもよく合います。

このワインを造るマンフレディ家は、イタリアの家族経営の蔵元。今から20年ほど前、イタリア人の友人から「手頃で美味しいワインを造る蔵元がピエモンテにある」と紹介してもらいました。

イタリア北部のピエモンテ州といえば、あの「バローロ」などの高級ワインが産出されるイタリア屈指の銘醸地。

「ピエモンテで安価なワインを造れるのは、大量生産のメーカーくらいだろう・・・」
そう思いながら、マンフレディを訪ねたところ、そんなイメージを覆す出会いがありました。

彼らのワイナリーがあるのは、ピエモンテの中でも、当時日本ではあまり知られていなかった「ランゲ」という地域。畑に案内してもらうと、かなりの急勾配ですり鉢状の畑に、ぶどうが植えられていました。

この急斜面によって日照量に恵まれた彼らの畑は、「ブリッコ・ロッソ(=一番先にぶどうが色づく丘の頂上)」と名付けられており、質の高いぶどうが育つ隠れた銘醸畑だったのです。

醸造所の中を見せてもらうと、飾ってあったのは「大八車」。

マンフレディは、1918年に創業した現当主のお爺さんが、造ったワインを大八車に乗せて丘をいくつも超えて行商し、お客様の声に耳を傾けていたそうで、「創業の精神を忘れないように」と大八車を飾っているのだそうです。

実は当店も、買付隊長・種本の祖父が1913年に創業当時、地元のお酒だけでなく、味噌や醤油を大八車で行商して販売していました。

創業の歴史が似ているマンフレディと意気投合し、ワインの直輸入を開始。それから約20年の間、変わらず多くのお客様に愛されてきたロングセラー蔵元です。

そんな彼らが造る「マンフレディ・スアーニャ・ブリッコ・ロッソ」は、ネッビオーロに、ピエモンテの土着品種ドルチェットをブレンドして造られます。

ネッビオーロ種は、赤ワインの渋み成分であるタンニンを多く含むため、がっしりとした渋みがあって、長年熟成してからでないと楽しめないことも・・・

それを、豊かな果実味があって、よりタンニンの穏やかなドルチェット種とブレンドすることで、バランスが取れた、若いうちからでも美味しく楽しめる味わいになっています。

実は、当主のマンフレディさんはバローロが大好きで、ご自身でもバローロを手がけているだけでなく、様々な生産者の各ヴィンテージのバローロをコレクションしているほど。

そんなバローロを知り尽くしたマンフレディさんが、「バローロにも負けない赤ワインを」という思いを込めて、「スアーニャ(=この地方の方言でVIPの意味)」と名付けたのだそうです。

「家飲み達人」への道は、健康にも気を付けて飲み過ぎず、食事や会話と一緒に美味しく楽しむこと。
私も家飲み達人の赤ワインセットで、達人を目指したいと思います!

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

感謝の気持ちを込めた、究極の「恩返しワイン」セット!?

2月のワインフェアのスタートから、約3週間。
店頭でもWEBSHOPでも、このワインの人気が止まりません・・・!

ウォーターストーン スタジオ・レッド ナパ・ヴァレー2015

お客様の支えで大変な年を乗り越えることができた、ナパ・ヴァレーの人気蔵元ウォーターストーンから、とっておきのワインを「日本のお客様への恩返しに」と特別価格でお譲りいただきました。詳しくはこちら

その芳醇で力強い味わいから、すでにリピートでご利用いただくお客様もいらっしゃるほどです。

お召し上がりいただいたお客様からは、
果実感もありながら、24カ月樽熟成で飲み応え抜群。でもまろやかさもあって飲みやすい。」
とご感想も頂戴しております。誠にありがとうございます!

まだお召し上がりになっていないお客様は、ぜひこの機会にお試しくださいませ。
そして、このワインとぜひ一緒に味わっていただきたい、ワンランク上のワインがあるのです。

それが・・・

ウォーターストーン スタディ・イン・ブルー ナパ・ヴァレー2017

もともとは、ナパ・ヴァレーのトップワイナリーが出品し、世界中からバイヤーやセレブたちが参加するオークションのために特別に造られたワイン。実際にそのオークションでは、1本あたり約2万円で落札されたこともあります。

そのワインを「日本のお客様にとっておいたんだ」と特別に譲っていただき、輸入したワインは即完売。

その後も「あの青いラベルのワインは、もう入らないんですか?」というお客様の声を受けて、何度か特別に造っていただきましたが、入荷のたびにすぐ完売してしまうほどのヒットワインになったのです。

ナパ・ヴァレーは、世界でもトップクラスのワインを造る産地。カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワールといった、ぶどう品種名を名乗ったワインが一般的です。

しかし近年、ナパ・ヴァレーのワイナリーでは、一つのぶどう品種にこだわらないスーパーワインを造っており、そんなワインがオークションなどでマニアの間で人気を集めています。

実は、本日ご紹介した2本のワインはどちらも、まさにこうしたタイプのワイン。ぶどう品種や法的表示にこだわらず、ナパ・ヴァレー全域の銘醸畑の中でも、さらにその年に出来が特に良かったぶどうを選び抜いてブレンドし、造り上げたワインなのです。

ぶどう栽培農家たちと長年のネットワークをもつウォーターストーンだからこそ、造ることができるワインでもあります。

そんな2本のワインを、特別なワインセットでご用意いたしました。

ウォーターストーン 夢のナパワイン飲み比べセット

ナパ・ヴァレーのワインは年々価格が高騰していて、こうしたプレミアムワインについては、数万円になることもめずらしくはありません。

それを、今回「恩返し」の特別価格で譲っていただいたことで、通常2本で15,800円のところ10,000円(税別)という特別なご案内が実現しました。

家飲みにも特別なワインを楽しんでいただきたい・・・そんな想いでご用意させていただきました。
ぜひお楽しみいただければ幸いです。

保坂

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。大学卒業後新卒採用で入社。大手ワイン企業を蹴って入社したことから、最初は図に乗っていたかも・・・と反省。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。 座右の銘は「謙虚 感謝」。 東北出身者として今なお、地元の復興支援を応援。復興支援ワイナリーのサポートにも取り組む。

家飲み達人に聞きました!エスプリの詰まった濃厚赤ワインの美味しさの秘密

先週からご案内させていただいている「家飲み達人の赤ワインセット(税別10,000円)」。

お客様から「あのワインも入っていて1万円で本当にいいんですか!?」とお声をいただいているワインがあります。それが・・・

南仏ラングドック地方のワイン、「エスプリ・ド・ペノティエ2015」です。

お客様から多くの驚きの声をいただくほどのワインとは、一体どんなワインなのか?
ヴィノス1の「南仏ワインの達人」であり「家飲みの達人」でもある鶴見に語ってもらいました。

【プロフィール】鶴見 明
フランスワインが好きすぎて、某地方銀行を退職。ヴィノスやまざきの存在に触発され、その数年後の1999年の夏に単身語学留学。場所は当店フランスワイン直輸入発祥の地、スペインとの国境沿いのワイン産地「ラングドック・ルーション地方」。 片道30㎞以内は自転車で蔵元を巡り、すっかり南フランスのワインの虜に。 2001年9月末に帰国後、早速ヴィノスやまざきに履歴書と入社への熱いメッセージを送り、同年12月25日からアルバイトとして渋谷店にて勤務を開始し、現在に至る。


このワインは、とにかく濃厚
初めて飲んだ時のインパクトは、今でも忘れられません。言われなければ「高級ボルドーワインでは?」と一瞬思ってしまったほどです。

 

ワインは「おしゃれ」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、現地の生産者たちを訪問するとつくづく感じるのが、ワインは「農産物」ということ。

観光客向けの豪華で洗練されたテイスティングルームをもつワイナリーもありますが、ヴィノスのパートナーたちは、ぶどう栽培から自分たちの手で畑仕事を行っている、いわば「農家」の蔵元たちがほとんどです。

そして、農作物であるぶどうはその年の天候によって出来が異なるため、本当にぶどうの出来が良い年にしか造られない、特別なワインも存在しています。

そんなワインの一つが「エスプリ・ド・ペノティエ2015」です。

このワインを造るのは、当店でもロングセラーの蔵元「シャトー・ド・ペノティエ」。
1600年代から続く、元貴族の歴史あるシャトーです。

当店は今から25年以上前に、南仏ラングドック地方のワインの直輸入を始め、現地の生産者とのネットワークの中で、シャトー・ド・ペノティエに出会いました。そして、その力強い味わいに「日本のお客様にお届けしたい」と輸入を決めたのです。

その後、シャトー・ド・ペノティエとは密度の高い交流が続き、日本のお客様のためのオリジナルワインを共同で開発したりと、私たちのお客様への熱い思いも理解してくれる良きパートナーとなったのです。

ペノティエの畑があるのは、南仏の中でも「カバルデス」という特別な土地。
南仏のぶどう品種とボルドーのぶどう品種のブレンドが許されているめずらしい産地で、二つの気候が交じり合う、ここでしか生まれないワインが楽しめます。

彼らの定番ワイン「ペノティエ赤樽熟成」もまた、南仏とボルドーの3~4種類のぶどう品種をブレンドして造られ、その飲み応えのある味わいとコスパの高さから、当店でも大ヒットとなりました。

そして「エスプリ・ド・ペノティエ」はさらにワンランク上の一本で、まさにこの蔵のエスプリを表現したワイン。

その年の一番良いぶどうをブレンドする」という造りは、味はもちろんトップクラスなのですが、毎回異なるブレンドで、異なる味わいのワインが出来上がることを意味します。それがまた楽しみでもあって、様々な年のものをコレクションしているお客様もいらっしゃるほど・・・

その年のもっとも出来が良いぶどうだけあって、その味わいはとにかくパワフル。しかし、上品でもあり、余韻も長く、この蔵元の旗艦ワインであるのも納得です。それにもかかわらず、このコストパフォーマンスなのは、本当に驚きです。

現地では、ジビエ料理などと一緒に楽しまれています。ご自宅で料理に合わせるなら、ラムチョップのグリルや、カレーのようなスパイシーな料理にも結構合いますよ!


まだ寒さが残るこの季節には、濃厚でどっしりとした赤ワインが恋しくなります。私も今週末は、この「エスプリ・ド・ペノティエ2015」を、改めてじっくり飲もうかなと思います。

皆様も、ぜひ「家飲み達人の赤ワインセット」で、ご自宅での時間にお楽しみください。

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

呑み助も休みたくなる・・・そんな時にはノンアルドリンク。

赤ワインにはポリフェノールが多く含まれることが知られていますが、実はりんごのお酒シードルにも、赤ワインに負けない豊富なポリフェノールが含まれていることをご存知でしょうか。

近年の研究で、りんごポリフェノールは、赤ワインのポリフェノール以上に、高い抗酸化力があることが分かってきました。▼
参考ページ

そんな中、2月10日(水)に発行された『日経MJ』のノンアルドリンク「ゲコノミクス」特集にて、当社の「ノンアルコール シードル BIO」が掲載されました。

近年は、若い世代の方から中高年の方まで、ノンアル文化が広がっています。

「お酒にあまり強くないんですけど、飲めそうなやつありますか?」
「年を取ってからお酒が飲めなくなって・・・」
そういった声を、店舗でもしばしば耳にします。

私はワインをほぼ毎日飲んでいる「呑み助」ではありますが、仕事で疲れた時は、やはり優しい味わいの物が飲みたい・・・そう思う時があります。

そんな時に飲むのは、「ノンアルコールドリンク」。もちろん、当店取り扱いの物を選びます。

えっ、ヴィノスってワイン専門店なのに「ノンアルコールドリンク」もやっていたの?と、驚かれるかもしれませんが(実際、私は驚きました)、当店は早くから「ノンアルコールドリンク」に取り組んできた、いわばパイオニア的存在。
しかも、当店のソムリエ達が、現地で味わいから造りまでしっかり確認しています。

りんごの発泡酒「シードル」は、フランス北部のノルマンディー地方の名産品。こちらの「ノンアルコール シードル BIO」は、フルニエ家というノルマンディーのりんご農家さんが造っています。

有機認証を取得したりんごを手で丁寧に収穫し、りんご園の中にある醸造所ですぐに破砕して造るので、フレッシュな味わいに仕上がります。
さらに、フランスのシードル用のりんごは小振りで皮が厚いのが特徴です。
ポリフェノール成分は皮から来ていて、口に含むと、酸と甘さと、ぎゅっとした渋みが感じられます。 (詳しくはこちら

通常シードルにはアルコールが含まれますが、フルニエさんはご自身のお子様のために特別に「ノンアルコールのシードル」も造っており、当店ではその一部を輸入しています。

今回、新聞に掲載された「ノンアルコール シードル BIO」は、お客様からも特に好評の一本です。

とにかくりんごの旨味が濃厚!泡立ちは優しいので、心地いいシュワシュワ感が感じられます。
そのまま飲んでももちろん楽しめますが、果皮にしっかりとした渋みがあり、甘ったるくないので、是非食中酒としてもお試しいただきたい味わいです。

そこで、この「ノンアルコール シードル BIO」に合わせて、たまにはちゃんと料理をしようと思い、出不精な私でも簡単に作れるレシピを考えてみました。フランスのレストランで出てきたお料理の記憶を頼りに作りました。

まずは、アントレ(前菜)のサラダ盛り合わせ。

シードルは、鶏肉、りんごやブルーチーズ、オリーブの酸味にも良く合います。
また、オリーブオイルがレストランに置かれていたのを思い出し、今回当店でも大人気のオリーブオイル「ペトラリア」をかけてみました。
チーズのトロトロ感とシードルの旨味がマッチし、最後に泡が鶏肉の脂っこさを感じさせなくするので、ばっちりの相性です。

次に、メインの豚肉のりんご煮。

最初にオリーブオイル「ペトラリア」とバターをしき、ニンニク、セロリ、りんごを炒めます。それから豚肉を入れてシードル、塩、バジルを混ぜてひたすら煮るのみ。

りんごの旨味と肉のジューシーな味わいが口いっぱいに広がります。シードルは豚肉料理全般ともよく合うので、まさに万能ドリンクです。

今回、もっとたくさんの方に飲んでいただきたいと思い、特別セットをご用意しました!

【有機りんごの旨味を堪能するノンアルコールセット】
まずは試してみたいという方向けに、3種のノンアルコールをハーフサイズでご用意しました。
アルコールが苦手な方はもちろん、小さなお子様がいるご友人などへのギフトにもぴったりです。

【熟成チーズと有機りんごの魅惑のセット】
こちらは、先ほどのノンアルコールセットに、健康にも良いテラ・マターのオリーブオイル「ペトラリア」と、フランス1の人気を誇る王道チーズ「コンテ24カ月熟成」を入れました。
コンテはお料理にも使えますし、そのままノンアルコールと一緒に召し上がっても◎

今回ご紹介した「ノンアルコール シードル BIO」を友人に勧めた際、
「ノンアルがどこに売っているか分からないから、今回教えてもらって助かった」
「お酒を飲む場で一人だけ飲まないと悪い気がしていたから、ノンアルコールドリンクがあると嬉しい」
という言葉に衝撃を受けました。

食卓を囲む全ての人が笑顔になれるよう、ワイン、日本酒、チーズやおつまみのみならず、ノンアルコールドリンクにも引き続き取り組んでまいります。是非、お楽しみください!

通販部 内藤

【プロフィール紹介】 大学卒業後にフランスに留学。語学勉強をすると同時に興味のあったワインにも触れる。 帰国後、別のワイン企業に就職。ホテルやレストラン、ワインショップといった対企業販売をする中、「得意先の先にいるお客様が、どうワインを楽しんでいるのか知りたい」と思い、ヴィノスやまざきに2019年に入社。現在マーケティング部でWEBSHOPとSNSを担当。 推しワインは「プティ・プロ・シャルドネ樽熟成」と「ボーモン・ホープ・マルゲリート」。しょっちゅう飲むのは「ウエストエンド・ブラック・シラーズ」。

あの芸人さんもイチオシ!?濃厚ナパワインとチョコで大人のバレンタイン

今週末はバレンタイン。
4日前に入荷したばかりの「ワイン屋さんのチョコブラウニー」は、残りわずかとなってまいりました。

甘いチョコにはついコーヒーを合わせがちですが、実はワインもとても相性がいいんです。

先日「ワイン屋さんのチョコブラウニー」を、チリのプレミアムワイン「アンユージュアル」とセットでお楽しみいただいたお客様からも、こんなうれしい声をいただきました。

アンユージュアル=普通じゃない、という名前に惹かれて買ったワイン。カカオの香りとスパイシーさ、果実味が複雑に絡み合って、濃厚で美味しい・・・ブラウニーも本当に美味!

スイーツとワイン、これまであまり合わせてこなかったけれど、とてもマッチして、新たな楽しみが増えました!


ワイン屋さんのチョコブラウニー」は、当店の蔵直ワインを練り込んだほんのりビターな味わいで、ワインに合うように特注で作ってもらった限定品。

もちろん一番のおすすめなのですが、コンビニやスーパーで手軽に買えるいつものチョコレートも、ワインと一緒に合わせると、いつも以上に美味しいチョコレートに大変身させることができるんです。

今回、そんなヴィノスワインとチョコレートのペアリングを試してくれたのが・・・



最近テレビや舞台にひっぱりだこのイケメンお笑い芸人さんで、昨年日本ソムリエ協会のワインエキスパートの資格も取得した、トットの桑原さん。3種類の蔵直ワインに、チョコをあわせてテイスティングした様子を、Webコラムでご紹介いただきました。

【1】人気No.1スパークリング「エクストレマリウム」 × フルーツチョコ

【2】濃厚ナパ産赤ワイン「ストーンヘッジ・メリタージュ」 × ビターチョコ

【3】凝縮感あふれるポートタイプ「ダーク・エンジェル」  × トリュフチョコ


詳しくはこちらから▼
トット桑原のくわごころ~ワイン講座バレンタイン篇~


トット桑原さんですが、実はふだんからよくヴィノスやまざきの店舗に来てくださっていて、テイスティング用のワインを選びに来た日も、ご自宅用のワインをお買い物してくださったとのこと。

そんなトット桑原さんも特におすすめの一本が、こちらのワインです。

ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー2017

「うん、ジューシーです。甘みがある。それこそチョコみたいな匂いがします。(・・・)味もいわゆるリッチ系というか、果実味が豊かでタンニンも酸味も抑えめで、わかりやすくおいしい。 グイッとこちらに来てくれる陽気な感じで、僕も大好きです。コスパもいいし、みんなで楽しくゴクゴク飲もうよ!って雰囲気があるんですよね。 あんまりワインを飲み慣れてない方こそぜひ1回飲んでみてほしいです。僕もこれ買って帰ろうかな……」

そして、ビターチョコを合わせると・・・

「これはきてる、いけますね!ビターチョコの苦味が残りつつ、ワインの持つチョコっぽい香りとマッチして大人っぽい味です。(・・・)ビターチョコと赤ワイン、大人のバレンタインだ」

トット桑原さんも触れていた「コスパ」の高さですが、実は、簡単に実現できたものではありません。

このワインが造られるカリフォルニアのナパ・ヴァレーは、数万円~数十万円するような高級ワインも数多く生み出す、世界トップクラスの高級ワイン産地。

本気で美味しいナパワインを、毎日楽しめるような手頃な価格でご提供したい
その思いで、買付隊は3,000円以下の手頃で美味しいナパワインを探し回りましたが、そんなワインを造っているワイナリーは、そう簡単には見つからず・・・

ナパ・ヴァレーの買付に何度も足を運び、畑からぶどうを買い付けるところから蔵元とともに行って造り上げたのが、 この「ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパ・ヴァレー」なのです。

皆様も今週末は、濃厚な「メリタージュ」とチョコとのペアリングを、ぜひ体験してみてくださいね!

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

お肉の旨み倍増!?お肉料理と楽しむ「肉ワイン」

2月9日は「肉の日」!

体づくりの基本といえば、やっぱりお肉料理ですよね。お肉の良質なたんぱく質と適度な脂肪は、健康と若さを保つのに欠かせません。

そして、お肉料理を食べるのに欠かせないのが、ワインです。

ワインとお肉料理は、黄金の組み合わせ。
美味しさだけでなく、肉料理をよく食べるフランス人が心臓病での死亡率が低いという、いわゆる「フレンチ・パラドックス」の理由は、ポリフェノールを多く含む赤ワインをよく飲むから、とも言われてきました。

そこで本日のブログでは、お肉料理をより一層楽しむための「肉ワイン」をご紹介いたします!


がっつり、牛ステーキ×ウルグアイワイン

まず王道のお肉料理、牛ステーキに合わせるなら、南米ウルグアイの濃厚赤ワインガルソン・タナ・レセルバ

ウルグアイは、人口約345万人の小国ながら、実は世界一の牛肉消費国。
スモーキーな香りとジューシーさがたまらない薪火焼ステーキ「アサード」が名物料理で、現地でも牛肉に合わせてワインが楽しまれています。

そんなウルグアイから届いた「ガルソン・タナ・レセルバ」は、まさに牛ステーキに合わせるために生まれたような一本。
 

グラスに注ぐと、とにかく濃い・・・!グラスの底がほぼ見えません。
パワフルな果実味にあふれ、しっかりとした骨格の濃厚赤ワインです。

ウルグアイワインを代表するぶどう品種「タナ」の持つタンニン(渋味)が、牛肉の脂っこさを洗い流してくれます。そして、ワインの果実味やスパイスのニュアンスと肉の旨みが絶妙にマッチします。

このワインを造るのは、ウルグアイの「ボデガ・ガルソン」。

ヴィノスやまざきでは、世界中どこであっても足を運び、ワイン造りを確かめていますが、地球の裏側ウルグアイまでも、飛行機で20時間以上かけて飛び、買付隊がその目で確かめてきました。

ガルソンは、過去にも『ワイン・スペクテイター』誌の世界TOP100ワインや、『ワイン・エンスージアスト』誌のニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるなど、世界的な著名ワイン誌で軒並み高い評価を獲得し、世界から注目を集めてきました。

さらに2020年にも、世界的なワイン専門誌『ワイン&スピリッツ』にて、世界TOP100ワイナリーに選出されるなど、快進撃が止まりません。

その美味しさを支えているのは、無名な産地ながら「ここならきっといいワインが生まれる」と信じて開拓してきた、ワイン造りへの情熱。

そして、徹底的なぶどう栽培へのこだわりです。広大な畑は、なんと1000以上の区画に細かく分けられ、それぞれの区画の土壌や日当たりにあったぶどうが栽培されていて、区画毎に完熟のタイミングを見極めて収穫しているのです。

そんなぶどうから生まれる果実の凝縮感が詰まったワインと、お肉料理のペアリングは、「ウルグアイワインをまだ飲んだことがない」という方にも、ぜひ体験していただきたい組み合わせです。


トロトロ、豚の角煮×南フランスのまろやか赤ワイン

次にご紹介したいのが、南仏の果実味たっぷりのプティ・プロ・カベルネ・ソーヴィニヨンと、豚の角煮の組み合わせ。

しっかり飲み応えがあるのに、どこか優しさも感じさせる、まろやかな果実の旨みがたっぷりのプティ・プロ・カベルネ・ソーヴィニヨン

豚の角煮と合わせると、ぶどうの甘みが、タレの甘さと脂の旨みと絶妙にマッチ。そして、柔らかいけれどもしっかりと感じるタンニン(渋み)が、豚肉の脂っこさを洗い流してくれます。

このワインの造り手「ドメーヌ・グールガゾー」と当店は、もう27年ものお付き合いがあります。

彼らの看板ワイン「シャルドネ樽熟成」は、手頃なのに濃厚で「まるで(高級白ワインの)ブルゴーニュワインみたい」と多くのお客様からも言われるほどです。

このため、「白ワインの名手」というイメージが強く、チラシやワインフェアでもあまり登場しないので、「カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインもあったかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、実はこの「カベルネ・ソーヴィニヨン」も入荷のたびにケースでご購入される方が多く、特に大きく宣伝しなくてもリピーターのお客様だけですぐに売れてしまう、隠れた人気ワインなのです。

近年ではますます品質が向上して、新しいヴィンテージ(年号)の到着のたびに、驚かされます。
目立たなくても、しっかりと良い仕事をしてくれる、そんな信頼のおける蔵元なのです。


【番外編】鶏の旨みたっぷり、海南チキンライス×リッチな白ワイン

最後にご紹介したいのが、しっとり柔らかな鶏肉が美味しい海南チキンライスと、アロマティックな香りがたまらないジボー・エヴァシオンのペアリング。

お肉には赤ワイン!と思いがちですが、白ワインだってお肉に合わせられるんです。特に鶏肉のような白身のお肉には、リッチな味わいでボリュームのある白ワインがぴったり。

そこで、鶏だしの旨みたっぷりのチキンライスには、濃厚な果実の旨みがたまらない「ジボー・エヴァシオン」を合わせました。

このワインを造るのは、買付隊がフランス中を探しに探して、ようやく巡り合ったロワール地方の蔵元、ドメーヌ・ジボー。

フランス屈指の銘醸地ロワールといえば、ソーヴィニヨン・ブラン種から造る白ワインが有名です。

買付隊は手頃で美味しいソーヴィニヨン・ブランを求めて、現地であらゆる生産者を巡りましたが、美味しいものは高い。そして手頃なものは、どれも酸っぱい・・・

苦痛に思えるほど、朝から晩までソーヴィニヨン・ブランの試飲を続け、ようやく出会った小さな生産者が、小さな家族経営の蔵元ドメーヌ・ジボーでした。

ワインを試飲すると、トロピカルフルーツのような溢れる果実味、柔らかい酸味、そして旨味のある味わいで、美味しい・・・!

どうやってこの味わいが生まれるのか?

詳しく話を聞くと、しっかりと完熟させて収穫量を落としたぶどうを使って、ワインを造っているのだそう。夫婦二人三脚でぶどう栽培から手掛ける小さな農家の蔵元だからこそ、造り出せる一本なのです。

そんな話をしていたら、すっかりお腹がすいてきました・・・!
皆様も、お好きなお肉料理にワインを合わせて、美味しく健康にお過ごしいただければ幸いです。

武蔵小杉店 店長 吉岡

【プロフィール紹介】
学生時代はラグビーに打ち込む体育会系で、卒業後はアパレル業界に入社。ヴィノスやまざきの蔵直第一号ワイン「レゾリュー赤ラベル」を飲んでコスパに驚き、長年培ってきたきめ細かな接客力を活かして、好きなワインを仕事にしたいとヴィノスやまざきに入社。推しワインはボルドーの「レイニャック赤」。趣味はサーフィンとトレーニング。

ワインもノンアルも!簡単アレンジで2倍楽しむ方法

こんにちは!
本日は、たまプラーザ店の女子チームからお届けいたします。



食いしん坊でワインやお酒が大好きな私達は、仕事終わりに「このワインに合わせて、今晩こんな料理作ろうかな」とか、「大人気のトリュフサラミ、そのままでも美味しいけど、この前卵かけご飯に入れてみたら、香り豊かな高級TMG(卵かけご飯)になった!」などなど・・・お酒と食に特化した女子トークが毎日繰り広げられています。

さて本日は、そんな私達が今はまっている「ワインの簡単アレンジレシピ」をご紹介いたします。
ご自宅での時間をいつも以上に、美味しく、楽しく、健康に過ごすヒントになれば嬉しいです。

ご紹介するアレンジ
☆「ソレイユ」のフルーツたっぷりサングリア
☆「ソレイユ」の温めるだけ!簡単ホットワイン
☆「ソレイユ」で作るドライいちじくの赤ワイン煮、チーズのお供にも
☆「プティ・エトワレ」のノンアル・レモンジンジャー・ホットワイン
☆「プティ・エトワレ」のノンアル・オペレーター・カクテル



健康が気になる方に・・・「ソレイユ・キュヴェ・ユーコ」を何倍も楽しむアレンジ

ヴィノスの定番ワインとして、全国のお客様からご好評いただくソレイユ・キュヴェ・ユーコ

先日のブログこちらから)で、CIAL横浜店の阿左美店長からもご紹介させていただき、さっそく反響をいただきました、当店オリジナルの低アルコール(6%)甘口赤ワインです。

「健康のためにポリフェノールを」とお医者さんから言われて、飲みやすくて美味しい赤ワインを探していた買付隊長の母がきっかけで生まれた一本なので、もちろんポリフェノールもとることができて、健康に気づかう方にもおすすめです。

ケースでおまとめ買いされる方も多い定番ワインだからこそ、色々な飲み方でお楽しみいただきたい一本です!

まず、お客様から「お気に入りの飲み方」として一番多くのお声をいただくのが、サングリア

ソレイユ」そのものに優しい甘みがあるため、旬のイチゴやリンゴ、またオレンジやパイナップル、冷凍ミックスベリーなど、お好みのフルーツを入れるだけで、簡単に作ることができます。

食前や、食後デザート代わりに、休日の昼下がりに、色々なシチュエーションで是非お楽しみください。

そして、日中は日差しが暖かく感じられる日も増えてきて、春の兆しが垣間見えてきましたが、まだ朝晩はぐっと冷え込むことがあるこの季節。

体を芯から温めて、体を整え、免疫力を上げる「ホットワイン」アレンジもおすすめです。

ホットワインは通常、温めてハチミツや砂糖、リキュールで甘みを出して、シナモンやクローブなどのスパイスで味を調えます。でも「ソレイユ」のホットワインなら、何も入れなくても大丈夫!

えっ、レシピ紹介するんじゃないの!?と思われたかもしれませんが、実は「ソレイユ」のホットワインは、耐熱性のマグカップに入れてレンジで約1分温めるだけで、簡単に美味しく出来るのです。

温めてもワイン本来の香りが楽しめて、ぶどうの果実味も存分に楽しめます。砂糖は添加せず、ぶどうだけの甘味で作られているので、気になるカロリーも抑えられます。

お好みでシナモンを加えてもよいですが、まずは何も加えないのがおすすめです!是非、ストレートで飲むホットワインをお楽しみくだいませ。

そして、ワインに合わせるちょっとしたおつまみ作りも。ワインがついつい進んでしまう、ドライいちじくの赤ワイン煮も、ソレイユなら、砂糖やはちみつを加えなくても簡単ヘルシーに出来てしまいます。

一年中手に入るドライいちじくは、生のいちじくとはまた違った濃厚な味わいで、手軽に美味しいワインのおつまみに。

そのままでももちろん、塩気のあるブルーチーズを添えたり、クリームチーズと一緒にサンドイッチにアレンジしても美味しいですよ!

☆レシピ
【材料】
・ドライいちじく 6個
・ソレイユ・キュヴェ・ユーコ 200ml

【作り方】
①鍋にドライいちじくとソレイユを入れ、約半日ふやかしておく
②落しぶたをして中火で約20分、とろみが付いてきたら火を止める
③冷蔵庫で冷やして1日なじませると、より美味しく!


ノンアル派には・・・ご家族みんなで楽しめる「プティ・エトワレ」を簡単アレンジ

次に是非ご紹介させていただきたいのが、「ノンアルコール」。

ご家族連れのお客様が多いたまプラーザ店でも、最近「ノンアルも、そのまま飲むだけじゃなくて、ワインみたいにアレンジして楽しむ方法はないの?」とお問い合わせをいただきます。

たとえば、朝晩冷え込む日にぜひお試しいただきたいのが、ノンアルコールのレモンジンジャー・ホットワインです。

アルコールが0%なので、朝食の時や、お子様と一緒にも楽しめますし、アルコールが飲めないけどホットワインで温まりたい!という方にもおすすめです。

ベースには、昨年待望の入荷となりました、納得のノンアルコールワインプティ・エトワレ ノンアルコール シャルドネを使用します。

有機農法で造られたワイン用のぶどう品種シャルドネを使って、すっきり辛口に仕上げたノンアルコールワイン。店長会議で試飲して全店長が納得して仕入れた、大変おすすめのノンアルコールワインです。

この「プティ・エトワレ ノンアルコール シャルドネ」に、ビタミンCが豊富で疲労回復効果があると言われる「レモン」と、体を芯から温めてくれる「生姜」を加えた、心も体も温まりヘルシーなノンアルコール・ホットワインのレシピをご紹介いたします。

☆レシピ
【材料】3~4人分
・プティ・エトワレ ノンアルコール シャルドネ 500ml
・レモン 1個
・生姜 1片
・はちみつ お好みで

【作り方】
①レモン、生姜はスライスします。
②耐熱容器にワイン、レモン、生姜を入れ500Wのレンジで4分加熱する。
③お好みではちみつをプラスしても◎
※生姜がお好きな方は、スライスではなくすりおろして加えると、さらに風味がアップします!

気分を変えてオシャレに楽しみたい!そんな時には、ノンアルコール・カクテルにアレンジするのもいいですね。

お食事に合わせて楽しむなら、さっぱりした味わいのカクテル「オペレーター」がおすすめです。

☆レシピ
【材料】
・プティ・エトワレ ノンアルコール シャルドネ 90ml
・ジンジャーエール 適量
・レモン果汁 小さじ1
・レモン(飾り用)

【作り方】
①氷を入れたグラスにプティ・エトワレを注ぎ、レモン果汁を加える
②ジンジャーエールでグラスを満たす
③グラスの縁にレモンを飾って完成

お子様と一緒に楽しむなら甘口のジンジャーエールを、ドライなジンジャーエールなら辛口の大人な味わいに仕上がります。

ワインもノンアルコールも、さまざまな簡単なアレンジで、見た目も華やかに、さらに美味しくお楽しみいただけます。ご自宅での時間に、是非色々とお試しいただき、いつもよりちょっと華やかに大人っぽく、テーブルを演出してみてください!

そして皆様も、おすすめのアレンジがあれば是非教えてくださいね。
(@vytamaplaza #ヴィノスやまざき でお願いいたします!)

たまプラーザ店女子チームより


たまプラーザテラス店

アクセス:東急田園都市線「たまプラーザ」駅
住  所:〒225-0002
     神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-1-2
     たまプラーザテラスゲートプラザ1階
電  話:045-905-0805
営業時間:10:00~20:00
    (※短縮営業中、テイスティングバーは休業中)
店舗での安全対策はこちら

情熱はお値段以上!?ロングセラーボルドーを生む秘密

「あの女性の絵が描かれたワインはありませんか?」
「いつ入荷しますか?」


多くのお客様からお問い合わせをいただいていたこのワインが、まもなく店頭に再入荷いたします。

ユニメドック2016

当店でもファンの多いこちらのワインは、フランス・ボルドー地方の中でも、有名シャトーが軒を連ね、数多くの高級ワインを生み出す「メドック」地区のコクあり赤ワイン。

メドックと言えば、フランスでブルゴーニュと並ぶ2大産地ボルドーの中でも、トップクラスの銘醸産地として知られていますが、お値段もそれになりにしてしまうことも・・・

しかし、この「ユニメドック」は2,000円台とお手頃な価格ながらも、そんな銘醸ワイン達に負けないコクのある味わいが大人気で、当店でも20年以上愛されるロングセラーです。

今から20年以上前、メドックの5大シャトーなどの有名ワイナリーを訪れていた買付隊が「格付シャトーのワインは美味しいけれど、高くて毎日は飲めないな・・・」と、現地で働いていたスタッフに「毎日どんなワインを飲んでいるの?」と聞いたところ、このユニメドックを教えてくれたことがきっかけで出会い、直輸入が実現しました。

5大シャトーのスタッフがオススメするだけあって、当店のお客様からも、

「お手頃なのにしっかりとした果実感があって、家飲みに重宝しています」
「メドックのワインは敷居が高いと思っていたけれど、ユニメドックは本格的な味わいを気軽に楽しめるのが気に入っています」


と、男女問わず厚い支持を得ています。

ユニメドックとは、「メドック農協」のこと。約160軒の契約している栽培農家からぶどうを購入してワイン造りを行っています。

一般的に農協のワインは、手頃だけれども品質はあまり高くないと思われがち・・・ですが、実は、彼らは単にぶどうを購入してワインを造るだけに留まりません。

醸造責任者のローラン・バッシェさんが、自ら1軒1軒農家を訪問し、どうすればより上質なぶどうを育てることができるのかを直接指導しています。

こうして、格付シャトーの10分の1の価格で、質の高いメドックワインをお届けできるのです。

私も実際に現地を訪れた際には、畑の栽培区画ごとに細かくぶどうの完熟度合いを見極めながら収穫するなど、徹底したこだわりを見ることができました。

ぶどうの品質向上のために、足しげく農家さんのもとを巡るバッシェさんの姿を目の当たりにし、「良いぶどうから、良いワインを造りたい」という熱い想いをひしひしと感じたのを、強く覚えています。

今回再入荷した2016年は、ボルドーで特に素晴らしいビッグヴィンテージとして絶賛されており、バッシェさんも「24年間このワインを造り続けているが、2016年はその中でもパーフェクトな年だった」と太鼓判の一本。是非お試しくださいませ。

長年多くのお客様からご支持いただいてきたこの一本を、私も改めてじっくりと楽しみたいと思います。

有楽町店 店長 芳賀

【プロフィール紹介】
静岡市出身。JSAソムリエ。バーテンダーとして数多くのお酒に触れる中で、ワインの美味しさと奥深さに魅了され、自分たちの足でワインを買い付けてきたヴィノスやまざきに入社。2019年より有楽町店店長を務める。豊富なワインの知識に加え、静岡県人らしい持ち前の人当たりの柔らかさで、有楽町から静岡の魅力を全国に発信中。

ほろ苦い大人のバレンタインの楽しみ方

もうすぐバレンタインですが、この時期になるとちょっとウキウキしてしまいます。(特にチョコをたくさんもらえる訳ではないのですが・・・)

ふだんは甘いものをあまり食べない私が、その相性の良さに驚いたペアリングをご紹介させていただきます。

今年で発売7年目、当店の蔵直ワインを練り込み、パリ発のブランジェリー「メゾン・カイザー」に特注で造ってもらっているワイン屋さんのチョコレート・ブラウニー

×

ポルトガルワインの新星アルカス・アレンテージョ・レセルヴァ2014

ちょうど昨日、店頭に入荷したばかりのワイン屋さんのチョコレート・ブラウニー

しっとりした食感とチョコの濃厚な甘みに加え、ナッツの香ばしい風味を感じます。 それだけでも美味しいのですが、そこに練り込んだワインのほんのりビターなテイストが加わって、「引き締まった上品な甘さ」と好評です。

実は毎年味わいのテイストを少しずつ変えていて、今年はワインの風味をさらに感じられる「大人のブラウニー」として、贅沢にお楽しみいただけると思います。

私も、食後にこのチョコレート・ブラウニーとアルカスのワインをペアリングするのが本当に至福のひとときで、このワインを買い付けた時を思い出しながら楽しんでおります。

思い返せば、2019年10月。
ヴィノスやまざきの買付隊は、初めてポルトガルへ買付に訪れました。

ポルトガルと言えば「ポート」や「マデイラ」などの酒精強化ワインのイメージが強いですが、実は隠れたコスパワインの産地として今、世界のバイヤーたちが注目しています。

期待を胸に現地を視察し、コスパワインを買付けるぞ!と意気込んでいましたが、現実はそんなに甘くなく・・・本当に納得できるワインには、なかなか出会えませんでした。

しかも、途中ドウロ河流域で造られるポートワインの産地を訪問して、アルコール度数が高く濃厚な甘さにノックアウトされてしまい、諦めかけていました。

それでも山奥を何時間も車を走らせ、やっとたどり着いて最後に訪問したのが、「キンタ・ダス・アルカス」でした。

早速ワインをテイスティングすると・・・

「これだ!美味しい!」

長旅の中でやっと出会えた本命のワインに、思わず声を出して喜びを表現してしまいました。

キンタ・ダス・アルカスは、ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ地区とアレンテージョ地区に自分達の畑を所有している、家族経営の蔵元です。

1980年代にぶどう栽培を始め、自分たちで畑の管理からワイン造り、瓶詰めまでを一貫して取り組んでいます。

自社畑では、化学農薬に頼らず環境に配慮した自然な農法でぶどうが栽培されていて、土地や品種の特徴を活かして造るワインは、果実味がしっかりとした味わい。

2012年には、ヴィーニョ・ヴェルデ地区で初めてビオ認定のワインを生産。一部商品はヴィーガン認証も取得するほど、自然にこだわったワイン造りをしています。

また「インターナショナル・ワイン・アワード」という有名な国際大会で金賞を受賞し、数々のワイン試飲会でも高い評価を獲得しています。

地元でもトップクラスの品質の高さを誇る生産者として知られており、海外の有名レストランのソムリエがワイナリーを訪問し視察しているなど、世界からも注目されている生産者なのです。

一緒に同行した、ヴィノスやまざきのパートナー的な酒屋のソムリエ店主さんからも、

「これは、ヴィノスの蔵直第一号のシャトー・レゾリューを初めて飲んだ時の衝撃に似ているね。果実味がしっかりして奥行きもあり、完成度が高い・・・ヴィノスのお客様が好きな味わいだね。」

とお墨付きをいただきました。

チョコブラウニーの上品で濃厚な甘さを、アルカスのギュッと凝縮した果実味が優しく包み込んで、見事なハーモニーを奏でるペアリングだと感じました・・・

ステイホームが続き、息苦しさを感じることもあると思います。
ちょっとした息抜きに、このペアリングをお楽しみいただければ幸いです。

福井

【プロフィール紹介】
静岡県出身。JSAソムリエ。きき酒師。
ヴィノスやまざきの新卒第1期生として入社。先代・山崎巽の最後の教え子として、商人魂と日本酒の知識を学ぶ。 有楽町店店長、店舗スーパーバイザーを歴任した後、上海店の立ち上げにも携わる。情熱は人一倍で、美味しいワインがあると聞けば、欧州やアメリカの山奥だけでなく、 南米や南アフリカなど地球の裏側まで足を運ぶ、その情熱とフットワークの軽さはヴィノスでNo.1。

2021年のぶどうの収穫がはじまりました!

「えっ、もう!?」と思われるかもしれませんが、そうなんです。
今が夏真っ盛りの南半球では、2021年のぶどうの収穫が始まりました。

当店でオーストラリアの人気No.1を誇る蔵元、カラブリア家でも収穫がスタート!
今年のぶどうの出来が気になる中、生産者から最新情報が届きました。

2021 vintage is looking very promising.
The spring months through to summer have provided us with moderate temperatures and average rainfall. The growing season has been slightly cooler than previous years, ensuring favourable ripening conditions and adequate yield in the vineyards.
White varieties are showing to be full of flavour and freshness, while the reds are promising good colour and concentration. Fingers crossed the next few months continue with favourable weather conditions and a successful harvest.


(2021年のヴィンテージは非常に期待が持てます!春から夏にかけては適度な気温と降雨量で、生育期は前年よりやや涼しく、ぶどうは素晴らしく成熟しました。今まさに収穫を開始したところで、白ぶどうは芳醇な香りとフレッシュさがあって、黒ぶどうはしっかりとした色合いと濃縮感を持っています。 収穫が続くこれから先の数週間も、天候に恵まれ、素晴らしい収穫の年となることを願っています!)

カラブリア・ファミリーは、当店でオーストラリアワインの直輸入開始当初から15年以上の人気蔵元。

オーストラリアの中でも、彼らのワイナリーがある内陸部のリヴァリーナ地区では、大量生産の大手ワイナリーも多いのですが、カラブリア家では3世代に渡って家族経営でワイン造りを続けています。

現地のワイン業界の発展に貢献したとして、過去には女王叙勲賞を受賞したこともある実力派です。

そんな彼らが造る濃厚赤ワインブラック・シラーズは、家飲みでも大活躍。

オーストラリアを代表するぶどう品種シラーズを使用した、濃厚な果実味の飲み応えある味わいなのに、1,000円(税別)というコスパの高さが人気の秘密です。ラムチョップやローストポーク、BBQソースにもよく合い、お肉との相性がとにかく抜群です。

そんな彼らから、あまりの人気にしばらくの間品切れしていたあのワインが、再入荷いたしました。
お待たせしてしまい、申し訳ございません・・・

過去に二度、ワインコンクール「Japan Wine Challenge(ジャパン・ワイン・チャレンジ)」において甘口ワインの頂点に立ったデザートワイン3ブリッジズ貴腐ワインです。

糖度を極限まで高めたぶどうから造られ、熟したアプリコットやドライフルーツ、ハチミツのような、とろける甘さがたまりません。甘さだけでなく、フレッシュなぶどうの風味と程よい酸味も残しています。

当店のデザートワインの中でも、常に第1位を誇る大人気商品。
その人気の秘密は、味わいはもちろん、コストパフォーマンスの高さにもあります。

甘口ワインの最高峰とも言われる「貴腐ワイン」は、非常に生産量が少なく、世界三大貴腐ワインをはじめとして5,000円~数万円クラスの高級なものも数多くある中で、カラブリア家では変わらず2,000円台で届け続けてくれています。

しっかりと冷やして食前や食後にそのまま、または塩気のあるブルーチーズや、デザートと合わせて楽しむと、一日の疲れもそっと癒してくれるようなワインです。

彼らのワインを飲んで、世界的に大変な状況の中でも、美味しいワインを届けようと頑張る生産者たちを、一緒に応援していただければ幸いです。

保坂

【プロフィール紹介】
JSAソムリエ。ドイツワイン上級ケナー。 大学卒業後新卒採用で入社。スーパーの売場作り、海外買付のかばん持ち、武蔵小杉店・仙台店の立ち上げ店長を経て、挫折の中から「川上から仕入れたワインを売るのではなく、お客様に喜んで頂く商品を開発することがミッション」と開眼、現職に。2017年にはオーストラリアのカラブリア家を訪問し「夏ヌーヴォー」開発プロジェクトにも参加。座右の銘は「謙虚 感謝」。

おうち時間にじっくり楽しむ、特別なバレンタイン

まもなくバレンタイン。
ヴィノスやまざきの店頭には、毎年一番人気のこちらのワインが、今年も入荷いたしました!

ハッピー・バレンタイン・ジンファンデル

ジャムやドライフルーツのような凝縮感あふれる果実味が「濃厚なチョコレートにあう」とご好評いただいています。(甘いものが苦手・・・という方へのプレゼントにも人気です。)

数量限定ですので、ぜひお早めにお手にとっていただけたらと思います。



そして、最近お出かけや外食の機会が少ない分、ご自宅でゆっくり過ごす時間がある今だからこそ、じっくりと時間を気にせずお楽しみいただきたい、特別なワインがあります。

それが、今年のバレンタインにご紹介させていただいている、カリフォルニア、ナパ・ヴァレーのプレミアムワインウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2015

このワインを造るウォーターストーンは、オーナーのブレントさんと醸造家のローリーさんの二人だけでワイン造りを行っている、まさにガレージワイン。

ぶどう栽培農家と長年のネットワークを持ち、銘醸畑のぶどうから造るワインをリーズナブルな価格で販売していて、カルトワインと呼ばれる超高級ワインも数多く存在するナパ・ヴァレーで「もっともコスパのあるワイン」とも言われてきました。

彼らが造るトップワインウォーターストーン・カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ2015は、1本約一万円のプレミアムワインですが、有名ワイナリーもこぞって買い付けるような銘醸畑のぶどうを使い、新樽で24カ月という長期間熟成して造られます。

そして、ナパ・ヴァレーの数万~数十万円クラスのワインをお召し上がりになっているお客様からも、「コスパが高い」と言われてきました。



ところが先日、ワインをわりと最近飲み始めたというお客様からも、嬉しい声をいただいたのです。

ワインは好きだけど、そこまで詳しくなくて、でもたまには良いワインを飲みたい!とこのワインをお手に取ってくださったお客様。

開けてすぐ飲んでみたところ、うん確かに濃くて美味しい、でも安いワインと高いワインの味の違いが正直そこまで分からないなあ・・・次からはやっぱり安いワインでいいかも、と最初は思っていたそうです。

その日は飲み切らずに、数日後、残っていたワインを「あ、忘れてた、もう飲んでしまわないと」と飲んだところ・・・

え?なにこれ!?ものすごく美味しい!!どういうこと!?

と、かなりの衝撃を受けられたそうです。

「ワインが開く」という表現があるのですが、ワインは不思議なお酒で、こうして時間が経ってから飲むと、味わいが変化することがあります。

特に、パワフルなフルボディのワインほど、最初は香りも閉じていて「渋くて飲みにくいな・・・」と感じることがあっても、時間が経って空気に触れることで、芳醇な香りがグラスいっぱいに広がって、味わいも驚く程まろやかになって、旨みが増して感じることがあるのです。

そんなに長い時間待てないよ!という方も、ぜひ大ぶりのグラスで空気に触れさせながら、お楽しみください。

赤ワイン好きの方へのギフトにも、またちょっと贅沢にご自身用にも、ぜひご自宅での時間を楽しむ一本に選んでいただければ嬉しいです。

ワイン屋さんのチョコレートブラウニーとも相性抜群ですので、セットで素敵なバレンタインをお楽しみくださいませ。

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

家飲みを特別な日に変えるワイン

立春を迎え、暦の上では今日から春。
緊急事態宣言の延長が決まり、気を抜けない日々はもう少し続きそうですが、美味しいワインを飲みながら自宅でゆっくり時間を過ごして、春本番の訪れを待ちたいですね。

ヴィノスやまざきでも「皆様がご自宅で過ごされる時間を、蔵直ワインで少しでも明るく、楽しくしたい!」という思いで、毎日取り組んでおります。

全国の店舗では、安全対策を万全に、お客様をお迎えしています。
(店舗での感染防止策はこちら

ワインを切らしちゃったけど、なかなかお店に行けない・・・
そんな時は、お電話やLINEで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

通販部:0120-740-790(9:00~20:00)
各店舗へのお問い合わせ先はこちら
LINE登録はこちら


毎日飲むなら、手頃なのに濃厚で飲み応え抜群のブラック・シラーズみたいな1,000円前後のワインももちろんいいけど、外で飲む機会も減ったから、家ではいつもよりちょっと良いワインが飲みたい!という声も多くいただきます。

ヴィノスの蔵直ワインで、家飲みの日も「特別な日」にできたら。でも、できるだけお得にお届けしたい・・・そこで悩みに悩んで、家飲みを応援するワインセットを、WEBSHOP限定でご用意いたしました!

当店赤ワイン部門No.1、世界トップクラスの産地ナパ・ヴァレーで生まれる濃厚な赤ワインや、年末に新入荷して大好評いただいたシャンパーニュも入った家飲み人気ワインアソートセット

そして、果実の凝縮感あふれる樽熟赤ワインや、自然派の赤ワインなど、ぶどう栽培からこだわる造り手の赤ワインだけを選んだ家飲み達人の赤ワインセット

どちらのセットも「お料理にかけるだけで、風味と旨みが増す」「色々試したけど、やっぱりこれ!」とワインに負けず人気のオリーブオイル「ペトラリア」を一緒にお届けいたします。

中でも、ワイン好きの方はもちろん、ワイン初心者の方からも「まろやかで、とても飲みやすかった!」とご好評いただく赤ワインが、こちらの一本です。

ネルソン・メルロ2018

ワインを口に含んだ瞬間に、ぶどうのナチュラルな旨みがたっぷりと感じられて、ジューシーな果実味とまろやかな口当たりで、するすると飲めてしまいます。

ヴィノスやまざきの買付隊は「品質のいいぶどうを使った、だけど手頃で美味しいワインを見つけたい!」という思いから、ぶどう栽培農家も訪問しています。

こうして出会ったのが、全米でも有機の畑が最も多い、カリフォルニア・メンドシーノ地区のヴィンヤード、ネルソン家。

彼らはぶどう農家として、ナパ・ヴァレーなどの有名ワイナリーにぶどうを供給して生計を立てています。そして、自分たちのぶどうから自分たちのワインも造っています。

そしてこのワインは、ネルソン家のぶどう畑を守ってきたお父さんのグレッグさん、そして次世代を担う息子のクリスさんと交渉し、原料であるぶどうから予約して仕込んでもらった、日本のお客様のための特別な1本。

果実味たっぷりで柔らかな味わいは、ワインだけで飲んでも美味しいですが、お肉のグリルやトマトソースのパスタの他、豚しゃぶや肉じゃがなどふだんの和食にも寄り添ってくれます。

ご自宅での時間に、ぜひお楽しみくださいませ。

通販部 WEBSHOP店長 井山

【プロフィール紹介】
2010年入社。大学時代からワインが好きで、入社前から大学近くの「ヴィノスやまざき池袋店」に通っていたワイン通。その当時からのお気に入りワインは「レイニャック赤」「プティプロ・シャルドネ樽熟成」。

恵方巻にも!お寿司屋さんが選ぶ、お寿司と楽しむワイン

今年の節分は、本日2月2日。
厄払いに食べる「恵方巻」は、節分の縁起物としてすっかり定着してきましたね。

恵方巻などお寿司といえば、日本酒を合わせがち。
ですが最近は、お寿司とワインを合わせて楽しむ方も増えてきました。

ヴィノスやまざきでは、店舗だけでなく、レストランへの販売も行っていて、実は多くのお寿司屋さんにもワインを提供しています。 そこで本日は、お付き合いのあるお寿司屋さんで実際にお楽しみいただいている、お寿司屋さんのお墨付きワインをご紹介いたします。

まず白ワインなら、長年ご支持をいただいている一本がこちら。

シャトー・レ・グラーヴ白2019

グレープフルーツのような柑橘系の爽やかな果実味と、心地よい酸味、すっきりとしたキレのある味わいは、お寿司や魚介とよく合います。

このワインを造る「シャトー・レ・グラーヴ」は、フランスのボルドー地方で、家族経営でワイン造りを行う蔵元。

ヴィノスやまざきとも20年以上のお付き合いがあり、そのワインの品質と、1,480円(税別)というコスパの高さに、長年お客様よりご支持をいただいてきました。

過去には、現地フランスの有名グルメ雑誌「ゴ・エ・ミヨ」のワイン特集で、450本中2位に輝くなど、プロからの評判もお墨付きです。

その味わいを生む秘訣は、ぶどう栽培に全力を注ぎ、徹底的に選果作業を行って、完熟したぶどうだけでワインを造ること。

このため、天候に恵まれなかった年には、収穫量が例年の1/3程度になってしまうこともあるそうです。
それでも「ワインは農産物、そんな時もあるさ」と、手頃で美味しいワインを届け続けてくれます。

▼このワインが楽しめるお店
鮓 村瀬(お電話:03-3479-5240、https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13174475/



そして、お寿司に絶対合わない!と思われがちの赤ワインも、実はネタによっては合うんです。
たとえば穴子のような、甘辛いタレで味付けしたネタのお寿司には、こちらの赤ワインがご好評いただいています。

レイニャック赤2016

蔵直ボルドーワインを代表する蔵元が、この「レイニャック」。

ボルドー地方の中では無名の地区ながらも、「格付けシャトーにも負けない、これまでの常識を打ち破るワインを造る」と、徹底したこだわりのもとにレベルの高いワインを生み出してきた「ボルドーの革命児」ともいえる蔵元。

過去には、ブラインドテイスティングのコンクールで、5大シャトーなどボルドー格付の頂点に君臨する数万円級のワインにも勝利を収めたこともあり、世界の注目を集めています。

凝縮感のあるぶどうから生まれる、熟したダークチェリーやラズベリーのような果実味に、樽熟成によるスモーキーな香りやスパイスの風味が広がる、力強い味わいとなっています。

ご自宅で楽しむなら、変わりネタの焼き肉の恵方巻などにもぴったり。ぜひ合わせてお楽しみいただけたらと思います。

▼このワインが楽しめるお店
大森海岸 松乃鮨(お電話:03-3761-5622、HP:https://matsunozushi.com/



ご自宅で過ごされる時間が増える今、毎日健やかに、少しでも楽しくお過ごしいただけるよう、これからもご自宅でのワインライフの楽しみ方をご紹介できればと思います。

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

【Vinosお店だより~CIAL横浜店~】ワインが苦手、そんな方に飲んでほしい一本

こんにちは。
CIAL横浜店、店長の阿左美です。



JR横浜駅西口直結のCIAL横浜店は、昨年6月にオープンしてから約7カ月が経ちました。

コロナ禍でのオープンで、決して順風満帆のスタートではありませんでした。
でも、まだまだヴィノスやまざきのことを知らないお客様がほとんどの中で、「もっと多くの方に、ワインの楽しさを知ってもらえたら」という想いで、日々取り組んでいます。

そんなCIAL横浜店では、ワイン好きの方だけでなく、「ワインをあまり飲んだことがないけど、興味があって飲んでみたい」というお客様が多くいらっしゃいます。

そして、そんなお客様から「ワインって、こんなに美味しかったんですね」とうれしい声をたくさんいただいている人気ワインがございます。

それが、当店オリジナルの低アルコール(6%)&甘口赤ワインソレイユ・キュヴェ・ユーコ

つい先日も「ワインはほとんど飲まなかったのに、これは気に入ってしまって、もう3本目です!」という若いお客様もいらっしゃって、うれしく思います。本当にありがとうございます!

この「ソレイユ」が誕生したきっかけは、買付隊長・種本の母の一言でした。

「通に好まれるワインだけではなく、私達のようにアルコールに弱い中高年の女性でも飲める、低アルコールで甘口の赤で、ポリフェノールたっぷりの美味しいワインを探しておいで。」

当時、病院の先生から「健康のためにポリフェノールを摂りなさい」と言われていた母のリクエストとあってフランス中で探し求めたそうです。しかし、そんなワインがあるはずもなく・・・

「甘口で低アルコールの赤ワインなんて・・・」となかなか取り合ってもらえない中で、やっとの思いでそのワインを実現してくれる蔵元に出会い、オリジナルで造ることができるようになったのです。

この季節は、ホットワインにするのもおすすめ。

「ワインは渋みが苦手」
「ワインって難しそう」
そう思ったことがある方にこそ、ぜひお召し上がりいただきたい一本です。

そしてもう一本、CIAL横浜店で最近人気を集めているのが、ノンアルコール・シードル
先日、飲み切りサイズの330mlが新たに入荷しました。

「色々なノンアルを試したけれど、これが一番美味しかった!」と声をいただく一本です。

このノンアルコール・シードルを造るのは、フランス北部の「りんごの聖地」ノルマンディー地方で、代々シードル(りんごの発泡酒)を造ってきたりんご農家のフルニエ家。

彼らのシードルは、過去何度もコンクールで金賞を受賞するほどの実力派。

そんな彼らが、シードル用のりんごから造るのが、このノンアルコール・シードルです。
食用のりんごよりも、小ぶりで果皮が厚いシードル用のりんごは、甘さだけでなく渋みもあるので、甘ったるくなりすぎません。

フルニエさんがお子様のために造ったので、「体に良いものを」と有機栽培のりんごを使っています。

このノンアルコール・シードルは、同じCIAL横浜内にある人気のフレンチレストラン「AUX BACCHANALES(オーバカナル)」でも提供されていて、大好評いただいています。

ぜひご自宅での時間に、お楽しみいただければ幸いです。

少しでも早く日常が戻って、多くの方が、横浜の街とCIAL横浜店に遊びに来られる日が来ることを願っています。そして、ワイン選びのご相談やご感想はお電話(TEL:045-595-9181)やLINE、SNS(@vycialyokohama)でも承っていますので、ぜひお気軽にご連絡ください!

LINE登録はこちらから



CIAL横浜店 店長 阿左美

【プロフィール紹介】
2012年入社。ドイツ留学中に現地のワインフェストでワインの美味しさを知って、ヴィノスやまざきがテイスティングイベント「ワインフェスタ(現在は休止中)」でワインの楽しさを発信していることを知り、入社を決意。甘口ワインが好きでお気に入りは「フォルスター・リースリング・ファインハルプ」と「ソレイユ」。

寒い冬を乗り切る!お鍋にあうワイン!?

寒い季節に食べたくなる、鍋料理。
店頭や通販でも「今晩はお鍋」というお客様の声を耳にします。

豊富なポリフェノールや抗酸化作用、抗菌力もあって体に良いといわれるワイン(※)と、お野菜がたっぷりとれる鍋料理の組み合わせは、健康が気になる方にもおすすめの組み合わせ。
(※参照『日本ソムリエ協会 教本2020』)

そこで本日は、ヴィノススタッフが選ぶ、お鍋におすすめワインをご紹介いたします!
ふだんお鍋にはビール派という方も、「お鍋とワインって本当に合うの?」という方も、ぜひお試しいただけたらと思います。


水炊き × ドイツの白ワイン

ドイツワイン上級ケナー・保坂のおすすめは、鶏だしの旨みたっぷりの水炊きと、ほんのり甘いドイツワインのペアリング。果実味たっぷりながら、上品な酸味もあるドイツワインは、野菜の甘さと鶏の旨み、そして塩気との相性が絶妙です。

合わせたワインは、ドイツの名門ハッグ家が造るウィリ・ハッグ・リースリングQBA

彼らの畑は、川に面した南向きの急斜面に位置しており、すぐ横には名だたる名蔵元の畑が立ち並びます。機械が入れないほどの急斜面のため、収穫はもちろん全て手作業です。

実は、ヴィノスやまざきのワインの取り組みで一番古いのは、ドイツワイン。ハッグ家とも、実は35年以上お付き合いがあります。

1970年代、先代の山崎巽が「ワインってこんなに美味しいんだ」と取り組み始めたのが、甘口のドイツワインでした。当初は国内のインポーターから仕入れていましたが、次第に価格も上がってしまい、味わいもドライなものが中心となっていきました。

そんな中、出会ったのが「ウィリ・ハッグ」のワイン。甘いだけでなく、しっかりと酸味もあってバランスの良い味わいに「これだ・・・!」と直感し、ドイツワインの直輸入を決意するきっかけとなりました。

それ以来長年にわたって、初心者からワイン好きまで、多くのお客様にお楽しみいただいています。


もつ鍋 × カリフォルニアのまろやか赤ワイン

博多っ子・寺田ソムリエのおすすめは、博多名物もつ鍋と、まろやかなカリフォルニアの赤ワインとの組み合わせ。完熟果実の旨みたっぷりの赤ワインが、にんにくが効いたこってり味のお鍋によく合います。

合わせたワインは、カリフォルニアの人気蔵元ウォーターストーンが造る、先月入荷したばかりの新作エストラーダ・クリーク・シラー

オーナーのブレントさんはぶどう農家と強い繋がりを持ち、世界トップクラスの産地ナパ・ヴァレーの中でも、有名ワイナリーも買い付けるような銘醸畑のぶどうから、手頃で美味しいワインを造ります。

そんな彼らのワインは、「ナパでもっともコスパが高い」とも言われるほど。今ご案内しているスタジオ・レッド・ナパ・ヴァレーもその一本で、今ケースでのご購入が殺到しています。

スタジオ・レッド」について詳しくはこちら

ブレントさんが強いパイプをもっているのは、ナパ・ヴァレーのぶどう農家だけではありません。カリフォルニアの他の地域からも、質の高いぶどうを見つけて、日本のお客様に手頃で美味しいワインを造り続けてきました。その中で、新たに造ってくれた赤ワインがエストラーダ・クリーク・シラーです。

今ご案内中のワインバスケット プレミアム赤ワイン 6本セットでもお楽しみいただけますので、家飲みにぜひご利用いただけたらと思います。


おでん × 辛口スパークリングワイン

WEB・SNS担当・主婦歴2年本島のおすすめは、作り置きもできて楽ちんな冬の定番おでんと、辛口スパークリングワインの組み合わせ。熱々のおでんにキリっと冷えたスパークリングが、仕事終わりにたまりません・・・

かつお節や昆布など魚介の出汁が効いた、優しい味わいのおでんに寄り添ってくれるような、ドライでクセのない味わいのワインがおすすめです。そこで合わせたワインは、パラウ・カバ・ブリュット

「カバ」は、シャンパーニュと同じ、ボトルの中で泡を発生させて熟成させる方法「瓶内二次発酵」で造られる、スペイン産のスパークリングワイン。

中でも、当店のスパークリングワイン部門で人気No.1の造り手モンマルサルが造るパラウ・カバ・ブリュットは、手に取りやすい価格で「いつ飲んでも飽きなくて、毎日飲みたい」と、定期的におまとめ買いされる方も多い人気ワインです。

大量生産ではなく、本当に美味しいカバを日本のお客様にお届けしたい。でも、手造りで造っている小さな蔵元もあるが、どうしても価格が高い・・・そう悩んでいた時に出会ったのが、自社ぶどうを中心に使用してこだわりのカバを造る「モンマルサル」でした。

どんなお食事にも合う万能な一本なので、家飲み用にストックしておいて損はないワインです。

先週のブログでご紹介した、すき焼きに合うワインはこちらから

明日から2月。寒い冬を乗り切る温かいお鍋と、美味しいワインで、ご自宅で楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。

通販部 本島

【プロフィール紹介】
2010年ヴィノスやまざき入社。学生時代はほとんどワインを飲まず、ヴィノスやまざきの開発した甘口&低アルコール赤ワイン「ソレイユ」に衝撃を受けて入社。広尾店店長、商品部にて輸入業務を担当した後、現在はWEB・マーケティングを担当。JSAソムリエ、SAKE Diploma、WSET Level3。WSET Diploma受験中。

本当に美味しい自然派ワインを生む秘訣

自然派と書かないでください。」

こんな要望を、卸先の方や店長から言われることがあります。
自然という言葉が先に立ち、品質や味が後回しになっているものが一時出回り、自然派という言葉にネガティブなイメージを持たれている方も多いのかもしれません。
Vinicuest『ナチュラル・ワインの定義』

そんな中、お客様から嬉しい声を頂戴しました。

「自然派ワインに興味があるけど、当たり外れがあるって聞いたことがあって・・・おすすめはありますか?」とご来店されたお客様。

おすすめした2本のワインをご自宅で召し上がったところ、「赤ワインは濃厚なのに飲みやすくて、白ワインも柑橘系の爽やかな香りでスッキリ美味しくて、大当たりでした!」と後日さっそく教えてくださいました。「自然派なのに、美味しいんですね。」と。

それが、こちらのワインです。

トゥルーヴァイン バイオダイナミック・レッド & オーガニック・ソーヴィニヨン・ブラン

「カリフォルニアで、美味しくて自然なワインはないの?」というお客様の声を受け、現地を訪問して畑から探し、蔵元と一緒に造り上げたのが、この「トゥルーヴァイン」です。

カリフォルニアのメンドシーノは、全米でも有機の畑が最も多い農業地帯。
ぶどうをナパの有名ワイナリーに卸している畑も多いのですが、地元で有名なヴィンヤード(畑)は、自分たちでワインを造り販売しています。

そんなヴィンヤードからぶどうを買い取り、現地でも凄腕と言われるワインメーカー、デニスさんに醸造をお願いして(勿論、味はヴィノスが最終確認)造って頂いているのが「トゥルーヴァイン」です。

バイオダイナミック・レッド」は、有機栽培の中でもさらに厳格な「バイオダイナミック(ビオディナミ)」農法のぶどうから造る一本。

そして「ソーヴィニヨン・ブラン」は、昨年度に現地を訪れた際に、新たに開発したワインです。

自然派ワイン人気が高まっていますが、実は、ヴィノスやまざきでは「有機栽培だから」仕入れているワインはありません。

パートナーの蔵元たちに話を聞くと、美味しいワインを造るために、良いぶどうを造ろうとしたら「結果として自然な造りにたどり着いた」という生産者がほとんどです。

たとえば、この「トゥルーヴァイン ソーヴィニヨン・ブラン」も、「素晴らしいソーヴィニヨン・ブランの畑を見つけたよ!」という連絡を受け、現地を訪ねて味わいを確認し、美味しさの秘密をさらに詳しく聞いてみると、実は・・・オーガニック農法で栽培されたぶどうなのだと教えてくれました。

山あいの豊かな自然に囲まれた標高の高い畑では、豊富な日照量に恵まれながらも、夜間には気温がぐっと下がり、ぶどうはゆっくりと熟していきます。

こうして生まれる「ソーヴィニヨン・ブラン」は、たっぷりの果実味だけでなく酸味もバランス良く、とてもアロマティックで、柑橘類や白桃など熟したフルーツの香りが溢れるワインに、

そして、「バイオダイナミック・レッド」は、本当に自然派ワイン!?と思うほど力強く濃厚ながらも、まろやかな口当たりで、するっと飲めてしまう味わいに仕上がっています。

どちらも、体にすっと染み込むような優しい味わいで、お食事とも相性抜群です。

こちらの赤ワイン「バイオダイナミック・レッド」も、白ワイン「ソーヴィニヨン・ブラン」も、ヴィンヤードの商標名で販売されているものは、1万円近い価格なのですが、畑のぶどうを買い取り独自に醸造することで、赤は3,500円(税別)、白は2,680円(税別)という価格を実現することが出来ました。

このワインは、ヴィノスやまざきが現地の凄腕ワイン醸造家と造ったもの・・・ワインの名前を決める時には「『TRUE VINE』にしたい」と言ったところ、即決で決まりました。

これは聖書の「私は真の葡萄の樹(THY ART TRUE VINE TREE)」という有名な言葉から名付けたもの。

長くワインを見てきて、結局美味しいワインは良い畑、良いぶどうの樹からしか出来ないということが分かった」という思いから名付けました。

そして、さらに多くの方にお楽しみいただけたらと、只今特別価格でご紹介させていただいております。
恩返しワインフェアはこちら

バイオダイナミック・レッド」の最新ヴィンテージ2015年産と、「オーガニック・ソーヴィニヨン・ブラン」、さらに人気のナパワインも楽しめる「2021年初荷ワイン6本セット」は只今ご予約を承っていて、もう間もなく2月上旬に到着予定です。

ぜひこの機会に、お楽しみいただければ幸いです。

買付隊長
種本祐子
1993年カリフォルニアワインマスターコンテスト優勝
2015年アメリカ大使館にてホールオブフェイム受賞
カリフォルニアの生産者と30年近くの親交を持つシニアソムリエ